BIJIN
美容/健康

本物を教えられる先生になりたい。【#2YUKA】

 来豪してまだ2か月。

札幌美人時計(*1)やローカルのラジオ局などのメディアにも出演したことがある笑顔がステキなゆかさんは、北海道出身。   

*1 「美人時計であなたは1分間の恋をする」をコンセプトにして生まれた、手書きのボードを持った360人の「美人」が時間を知らせるインターネットサービス。 

現在は、アロマセラピーの専門学校に通うための準備に余念がない。入学するにはまずは英語力を習得しなければならない。勉強をしながらお金を貯めるために少しずつ仕事もはじめている。

『留学を決意してから実現するまでに4年かかりましたが、諦めず突き進んでよかったと思っています』 6月末にワーキングホリデーでシドニーに来豪。4年前には、一般的に働くことはおろか外に出ることもむずかしいほど精神的に弱っていたころがあった。そんな時、試しに使用したアロマのおかげで体が回復し、自分が体験した素晴らしい感動を同じような境遇の人のためにも伝えたい、とアロマの道に進むことを決意。 現実に見据えて淡々と近い将来についてしっかりと語るゆかさん。地に足を付けて着実に進もうとしている彼女の熱意がひしひしと感じられる。

日本では、エステティシャン、アロマ、コスメ販売の仕事をしながら日本のアロマインストラクターの資格を取得。

『実際にお客さんの前でトリートメントをしたりオイルに混ぜて施術したりすることも好きですが、それよりも本場で学んだものを教える側に立ちたいのです。実際に海外で学んだ本物の技術を教えて広めたいんです』

日本ではいろいろなアロマ関係のお店が存在するが、世界で通用する資格を持っている施術者はなかなか少ない。

そこで最初はイギリスへの留学を目指していたが、オーストラリアにもチャンスがあることを知りやって来たそうだ。 海外という日本と異なる環境では学校の選定でさえやさしいことではない。オーストラリアのアロマ関係の学校は様々。大学はともかく、専門学校の場合は大学より情報がかなり少ないため学校選びもひと苦労。ましてや、学校に行くためにあるお金も必要。いろいろ人と付き合いながら、いわゆるコネなどもうまく利用してやっていくことも大事だ。 日本でたまたま留学の準備のために通っていたプライベートレッスンの先生が、じつはコスメ業界大手の社長と同級生。その繋がりで、近いうちに製造工場で働く予定なのだそうだ。そこでの3か月間は英語も仕事も充実できると楽しみ。これも大切な縁なのだ。

10月にIELTS(英語検定試験)を受けるので、まずは目標のポイントをクリアできるようにがんばりたい。 『1年間でこうしようではなくて、短期間の目標を少しずつでも持っていないと、結局1年があっという間に経ってしまう。結局焦って何もできなかったりすることがある。なので、半年単位で目標を持つようにしています。小さい目標をコツコツクリアしていかないと』 外見も素敵な女性になりたいが、今の目標は生き方が素敵な女性になること。彼女の本気のチャレンジは、今始まったばかりかも知れない。

☆JAMS.TVからお知らせ☆シドニービューティでは、お店や企業の宣伝や販売促進など、様々な支援サポートをさせていただいています。

例えば、繁忙期シーズンに向けての販売企画や、ワークショップ・取材レポートなど状況に合わせたご提案もさせていただきます。 お問い合わせはこちらまで。 (詳しくお伺いさせていただきます。)

 

 

この記事をシェアする

この投稿者の記事一覧

その他の記事はこちら