月曜日の事件で、イスラム教の方の肩身が狭くなってきています。。

一昨日、ある女性の行動から、ツイッターを通して始まった#illridewithyou運動。

電車の中で、イスラム教徒と思われる女性が、周囲の目を気にしてか、そっとヘッドスカーフを外した。

その女性は泣き崩れ、私を長いこと抱きしめ、そして最後は一人で歩いて行った。

こういった事件が起きた直後は、事件を建前に、ランダムに無関係な人たちを攻撃する人たちが出てくる。

９１１のテロ直後にも、子どもがスクールバスへの乗車を拒否されたり、イスラム教徒の女性が襲われる事件があちこちで起きた。

特に女性の服装は、見た目でそれと解りやすいから、ターゲットになりやすい。

子供や女性を襲うなんて、テロリストと同じぐらい卑劣なのに。

いつもの服装でバスや電車に乗ると、嫌がらせや暴力を受けるかもしれないと、怯えている人たちがいるかもしれない。

#illridewithyouは、「宗教を重んじた服装で、一人でバスや電車に乗るのが怖かったら、一緒に乗ってあげる。」というメッセージ。

実際過去にもオーストラリアでは、バスや電車の中での差別発言や度を越えた嫌がらせが何度も起きていることもある。

こういった活動が今、多国籍社会のオーストラリアでは、ツイッターやFacebookを通じて

広がっています。