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こぼれ話あれこれ/潜水艦に乗り込む

先日、シドニー市内ダーリングハーバーで開催された「祭り in Sydney」に、同じダーリングハーバーにある海洋博物館がブースを出展して、新しく始まるテーマイベント「Action Stations」のプロモーションをしていました。そこで、どんなイベントなのか、実際に体験してきました。

このテーマイベントは、オーストラリア海軍の歴史や艦船の紹介、艦員たちの生活、実物の艦船や潜水艦に乗船して内部を探索するなど、これまでにない体験ができるものです。

海洋博物館のあるコックルベイには、退役したオーストラリア海軍の駆逐艦バンパイア、潜水艦オンスロウ、警備艇アドバンスが係留され、船内ツアーが実施されていました。

実際に潜水艦に乗り込んでみましたが、第一印象は「とにかく狭い!」。特に大きな身体の私にとっては、とても潜水艦乗りは無理だと思いました。よくこんな艦内で長期間の勤務ができるものだと感心。ベッドは小さく窮屈で、至る所にパイプやら機器類がむき出しで、艦内の動きには細心の注意が必要。おかげで頭をあちこちにぶつけてしまいました。

海軍に入隊してもすぐに潜水艦乗務にはつけないそうです。やはり艦内で機敏に動けるようになるまで、艦船での乗務経験を積んでおかないと無理なんでしょうね。

潜水艦には緊急脱出装置があるんです。海中深くだと水圧があるため、緊急時にハッチを開けて即脱出なんてわけにもいかず、防護服に身を固め、緊急脱出口からロケットを打ち上げるように人間を発射します。

 

潜望鏡からはシドニー市内が覗けるようになっていますが、センターポイントタワーの最上階が間近に見られるほどすごい倍率でした。ぜひ、覗いてみてください。

 

海洋博物館(Australia National Maritime Museum)

2 Murray Street, Sydney (Darling Harbour)

開館:毎日9.30- 17:00(1月は18:00まで) ※クリスマス閉館

※艦内ツアー最終時間:16:10

入館料:大人$30、学生・シニア$18、子供(4歳以下)無料、家族(大人2人+子供 [4〜15歳] 3人まで)$75

www.anmm.gov.au/

 

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