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こぼれ話あれこれ/SmartGate

先日、日本からシドニーに入国する際に初めてSmartGateを利用しました!

SmartGateとは、以前JAMSでも取り挙げましたが、2006年3月20日以降に発行したパスポート保持者なら利用可能な、オーストラリア各地の空港で導入中の自動出入国管理システムのことです。

詳しい入国審査の流れはこちらから→/travel/62788

 

                  

※画像1                                         ※画像2

 

日本へ出国の際には時間に余裕がなく利用しませんでしたが、シドニーに到着して心に余裕もでき試してみることに。通常の審査官のいる入国審査窓口の横に設置されたATMより少し小さめのキオスクと呼ばれる機械(※画像1参照)にパスポートの写真ページを読み込ませると、画面に「結核にかかっていないか」「強制送還されたことはないか」「犯罪歴はないか」といった質問が表示されました。入国カードと同じ質問が続くと面倒だなと思ったのも束の間、質問はたったの3問で終了。すぐにeチケットが発行され改札が開きました。次は上部にカメラが設置された大きめのゲートに進みます(画像2参照)。eチケットを差し込み、しばし(パスポート写真と同じ状態で)カメラを見つめるとゲートがオープン。次は何かと待ち構えましたがそこで審査は完了し、初めてでもとても簡単に入国することができました。

このシステムを活用する人はまだ少なく、SmartGate側にはほとんど利用者がいませんでした。通常の入国審査側に並ぶ人がほとんどで長蛇の列が続いていました。果たして自分のパスポートで通れるのか、もし拒否されたらマニュアル側の長蛇の列の最後尾に並ばされるのではないか、と考えるとなかなかトライできないものです。しかしこのSmartGateは、ビザに関係なくICチップが内蔵されたeパスポートを保持していれば誰でも利用できるようです。パスポートの表にeパスポートのシンボルマークが描かれているのでご自分のパスポートでも確認してみてください(※画像3参照)。利用できなかった場合には、係員がマニュアルの入国審査側の最前列に案内してくれるので安心してトライすることができますよ。

 

※画像3

 

とっても簡単でスピーディに入国できる便利なシステムですので、ぜひこちらに帰ってくる際には一度試してみてください。

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