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グルメ

オーストラリアのラーメン文化を支える裏方! WPMの工場にJamsスタッフが行って来ました♪

シドニー(オーストラリア)の日本食はここ数年で数も増え、質も大幅に向上したと言われていますが、その中でもシドニー圏内で50店舗前後はあるラーメン店はどこも人気で、文字通り激戦の様相を呈していますね。

消費者としてはうれしい限りですが、実際に商売として捉えるとなりますと…。ラーメンと言えば、日本人が一番好きで一番身近な食べ物です。新しいお店が出ると すぐに話題になる反面、誰もが一家言持っているものです。「やれあそこのラーメンは…、ほれこの新店舗は…」という具合で、話題にあがってもプラスばかりではなく、マイナスの口コミもしばしばよく耳にします。

それでも(日本以外の)世界の中でも「シドニーほどうまいラーメン屋さんが揃っている都市はない!」と、自称世界経験豊富なJamsスタッフ(以下J)は断言したい!

そして今回は、シドニー、オーストラリアのラーメン界の質の向上に貢献するWPMさんにJamsスタッフが行って来ました♪

WPMと言っても一般の方にはあまりなじみがないかもしれませんが、一日平均8000食分の麺、15000個のシュウマイ、そしてなんと 60000個!の餃子を作り、シドニーはおろかオーストラリア中のラーメン店や日本食レストラン、さらにはアジア系レストランに販売している会社なんです。

つまりオーストラリアのラーメン文化、日本食文化を黒子として裏で支えている存在なんですね~。

早速内部へ。

現場で取材させていただくため、Jも白衣とヘアネットを着用します。そしてこれは…?

そう、家で重宝する「コロコロ」。転がして小さなゴミを取るものですが、来客用の白衣でも小さな糸くずがついていることもあるということで、白衣着用後入念に糸くずをとります。そしてもちろん手もきちんと消毒します。

※通常の業務用白衣の場合もコロコロ&手洗いは毎始業前(朝、休憩後、昼食後)に使用されています。

案内役の西脇さんに先導されいよいよ工場へ潜入! 清潔さを保つため入るときも消毒した手のひらを使わずにひじ押しで入ります。WPMさんでは当たり前の光景も、一般人には珍しいので激写!

まずは餃子から!

餃子のタネ製造は朝6時半からの作業で早朝しかやっていません。Jも早起きしてぼーっとしながら来た甲斐がありました。いや、ぼーっとしてたのは起きたての時だけで、取材時はシャンとしてましたよ…。

キャベツもたまねぎも大量に、ふんだんに。

 

もちろんミンチも大量に!

同じ部屋では、冷凍餃子のパッキングも行われていました。

 

こちらは金属探知機。餃子を一袋一袋、この機械に通します。

口に入れるものですから細心の注意を払っていますね。

 

この手の食べ物を扱う工場のイメージを覆すほど、清潔感があり整理整頓されていました。

そして清潔感だけではなく、安心して口に運べる配慮も十分に行き届いています。

食べ物を扱うから当たり前といえば当たり前なんですが、近年いろいろな問題もありますからね…。

しかし、WPMでは基準が厳しいオーストラリアのFood Autholityから、毎年最上級評価の「Aランク」のお墨付きをいただいているそうです。そして社員の方も(社員価格で!)製品を購入されるほど、安心して口に運べる製品になっています。

代表の根建社長にお話を伺った際に、そのことをお話しました。

「いやいや妥協しちゃだめ。今よりもっと清潔に、昨日よりもっと良い製品を。日々成長していかないと」

おっしゃるとおりですね。

その妥協のない姿勢が、数々のクライアントから満足されている秘訣でしょう!

 

餃子や麺の工場の前に、冷凍庫に。

だいたいマイナス20度前後に設定されています。

月並みですが寒い!

出荷前のラーメン、餃子など、WPM製品が並んでいます。

  

早く外に出て、皆様のお口に入る日を夢見て…。

外気は12度ほどでしたがかなり暖かく感じるほど。

さて、餃子の製造工程へ。

一日60000個を製造、販売しているというシドニーの餃子の王将ならぬ、餃子の王様、あるいは心臓か。

先ほど作ったタネを一晩寝かせたもの、山盛りです。

 

ここが止まってしまうとシドニー中のレストランの営業に大きな影響が出てしまうということで、高価な餃子製造機を、予備も考え2台用意していま す。

餃子といえばパリッとした皮もポイントですが、極秘レシピで外はパリッと、中はジューシーな餃子をレストランに!食卓に!

これだけの餃子が並んでいると壮観ですね~♪

 

ご家庭でも、BBQにもぴったりの餃子パーティなんていかが?

今日はチャーシューも作っているということでした。ぜひ見たい!ということで撮影を許可していただきました。

 

匂いをお伝えできないのが残念。これだけだとなんのこっちゃ?ですが、紛れもなくできたてチャーシューの香ばしい香りが部屋中に充満!

早朝から勤務されている方には、この香りだけで一気におなかが減ってくるでしょうね。

ジャジャン!

できたての湯気が立ち込める、WPM特製秘伝のタレに漬け込んだチャーシューです!

 

大量の梅干を用意して、眺めていると出てくるすっぱい唾液をおかずに…なんて落語がありましたが、その状態ですわ。

眺めているだけでごはん数杯はいけそうです。もっとも、それだけじゃなくつまみたいですが…。

 

さて、ラーメンファンの皆様お待ちかね、麺の製造工程です。

 

上が製麺機、下がミキサーと圧延ローラーです。

手順としては…

麺のレシピも何種類もあるのですが、取材時の麺についてはまず50キロの小麦粉をを入れ、小麦粉だけでミキサーを回します。それからレシピにあわせ、かんすいなどを入れ、再度しっかり混ぜ合わせます。

できあがった麺の素はこちら!

早速圧延ローラーを通すと、すぐに平べったい麺の板「粗麺帯」が出てきますが、これだと粗いのです。

 

何度か延ばすことでより滑らかな麺帯になりますが、違いはわかりますか?

写真では見づらい点もあるかもしれませんが、滑らかさがまったく違います。

粗い?                                   なめらか?

 

できあがった麺帯はこちらの機械へ。いよいよ皆さんの口に運べるような麺に生まれ変わる工程です。

 

この部分で、麺の太さや縮れ具合(あるいはストレート)を調整します。

今回はちぢれ麺。当然ながら縮れてます。

お店によっても1つの麺のボリュームが異なりますから、この部分で分量を調整。一定間隔で麺が飛び出してきますよ。

 

このように5玉ずつ袋詰めし、ベルトコンベアで運んで箱詰め、もしくはケース詰めします。

 

オーストラリアのラーメン店、日本レストランを支えるWPMの舞台裏、いかがでしたか?

WPM社では、小売用の餃子、しゅうまい、そしてラーメンも販売しております。

小売ぎょうざは「パリッパリッギョーザ」12個入りは日本食料品店、アジア系食料品店にて好評発売中。

小売らーめんは冷凍生めんでスープ付、2食入りで近日発売予定。(9月中)

 
 

以下のお店でWPMの商品を取り扱っています! 

夢屋

11/103-111, Willoughby Road, Crows Nest

Tel:02 9439 3784

姉川

1 Wilkes Avenue, Artarmon

TEL 02 9904 7313

JASMIN

Shop 19, Pacific Square Shopping Centre, 737 Anzac Parade, Maroubra

コンビニ8

Ground Floor, 303 Pitt Street, Sydney

マル優

Ground Floor, 533-539 Kent Street, Sydney

Asian Savour World

Shop 16, Lemon Grove Shop Centre, 441 Victoria Avenue, Chatswood

CITI Super

Shop 8, HSBC Centre, 580 George Street, Sydney

JJW Gold

Shop 3, 303 Penshurst Street, Willoughby North

KIM's Groceries

2/34 East Row, Canberra

Miracle Supermarket City

Shop 9.22, World Square, 644 George Street, Sydney

New Yen Yen Asian Supermarket

Cnr Devlin Street & Blaxland Road, Ryde

T&E Asian Grocery

12 Dalby Street, Fyshwick, ACT

Thai Kee Foods

Level 1, Market City, Haymarket

 

会社概要

 

WPM JAPAN CO PTY.LTD.

所在地:Unit 7, 79-85 Mars Road, Lane Cove NSW 2066

電話:02 9427 3547

Email:info@ramengyoza.com.au

Web:http://www.ramengyoza.com.au/

営業時間:月~金 7:30am~2:30pm

定休日:週末及び祝日(NSW州)

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