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医療/保険

男性の大きな悩み・・・困ったら奥谷先生へ!メトロフィジオセラピー

男性の皆さん、自分の身体のことちゃんとわかっていますか?

 

女性に比べて男性は意外と自分の体の変化に敏感ではありません。

以前からJAMSスタッフが何回かお邪魔している、メトロフィジオセラピーの奥谷先生は、

男性の悩みの相談に乗ってくれるのです。

相談したいけど、どこの病院へ行けばいいかわからないという方は、

今回のJAMSスタッフ行ってきました♪が役に立つこと間違いなし!

男性の大きな悩みとは・・・、そうです、それはズバリ“ED”です。enlightened

 

まずEDとは何か、皆さんにご説明しましょう!

EDとはErectile Dysfunctionの略で、「勃起不全」のことです。

最近ではメディアでも取り上げられるようになり、認知されるようになってきています。

日本人男性のED人口は 1,500万人にも及ぶとも言われており、かなり深刻な問題です。

男性である限り、誰でもなり得るのがEDです。

人に言いにくいということもあり、満足に解決できない人も多く、完治しないとあきらめている方も多いと聞きます。

 

しかし、あきらめるのはまだ早い!!

じつは、EDはちゃんとしたトレーニング方法を身につけることで、大幅に改善することができるのです。

 

そこで頼りになるのが、メトロフィジオセラピーの奥谷先生というわけなのです。

今回は男性のEDの問題とその治療法(トレーニング方法)ということで男性代表として

JAMSの若きイケメンスタッフAが体験してきました♪

 

早速、JAMSスタッフA(彼はEDではありません、多分・・・)が実際の診察に行ってきました。

 

まずはEDが起こる原因や仕組みについて教えてもらいました。

 

スタッフA まず男性のEDが起こりやすい原因はなんですか?

奥谷先生EDの原因は物理的なものと精神的なものの2パターンあります。

精神的なストレスが原因の場合なら、若いうちからもなる可能性が非常に高いです。

物理的な筋力が原因のケースは、例えばかルーテルや手術の影響により筋肉の機能低下などが考えられます。

 

スタッフA :実際にEDはどうやって治療できるんですか?

奥谷先生:今までは薬物治療としてバイアグラを使うことが一般的に知られている方法でした。しかし、最近はイギリスの研究発表により、長期的にみた場合、骨盤底筋群といった勃起障害に関係する筋肉をトレーニングすることで、7割の方にバイアグラと同じだけの効果が得られたということが証明されています。とりあえず薬物治療の前に自然治療という形で経過を見てみるのが根本治療につながる治療法と考えています。

 

 

スタッフA :なるほど!確かに、薬での治療だと副作用とか心配になりますよね。

奥谷先生:そうなんです!すべての薬には何かしらの副作用があるので、まずはなるべく体に負担をかけないように、自然に治療できたらベストですよね。筋肉が問題の場合、一度筋肉を改善してしまえば、また筋力が’低下した場合でも自分自身で改善することが可能です。

トレーニングをすることは、薬物治療よりも安全です。そして、何よりも大事なのは、自分の力で治すことで、自信にもつながりますからね!

 

スタッフA :実際にEDの場合、どこの筋肉を鍛えれば良いですか?

奥谷先生:トレーニングで鍛えるのは、骨盤底筋群といいます。この筋肉の感覚としては、小水をしている時に途中で流れを止めるような感じです。この時に動いている筋肉というのが、骨盤底筋群といって膀胱の下にハンモックのような形でついている筋肉のことを指します。

 

 

骨盤底筋群を動かすと、インナーマッスルも同時にスイッチONになることが分かっているので、同時に腰痛の改善にもつながります。

 

おならが出そうになった時に、肛門をきゅっとしめる感覚が骨盤底筋群をONにした状態の感覚です。この感覚をしっかりと身体に覚えさせることがEDの治療には大切です。

 

 

 

それでは実際にトレーニングを体験してみましょう!

 

トレーニングに使うのはこの超音波の機械です。

個人個人によって筋肉のつき方も異なれば、動かす感覚も違うので、超音波で見ることよって個人に合わせた診察ができます。自分では骨盤底筋群を動かしているつもりでも、初めての方は間違った筋肉を動かしていることがとても多いのです。

このトレーニングは量よりも質が重要なので、超音波(エコー)を下腹部にあてることによって、スクリーンで見ながら、

実際に正しく骨盤底筋群を動かせているか確認します。

また、どれくらいの力をいれると骨盤底筋群がスイッチONになるのか、ということも自覚することが大切です。

         

 

 

その1 持久力のチェック

奥谷先生:見てください、エコーを通すと水分が黒く映るようになっているんです。水は飲んできましたか? 

小水がたまっていないと実際超音波で検査するときに膀胱が見えない可能性もあるので、検査の前は必ず水分を補給してもらいます。

 

スタッフA :オーっ、初めて自分の体の中を見ました!なんか実際に妊婦さんの体内を見ている気分ですね!enlightened

赤ちゃんいたらどうしよう(笑)。この実際にスクリーンに映っているのが筋肉ですか?

奥谷先生:この中心の黒い部分が膀胱になります。

黒い中心の上の部分に白色がまだらになっているのは膀胱に尿が流れ込んでいる証拠です。

実際に骨盤底筋群というのは膀胱の下にハンモックのようについている筋肉なので、

骨盤底筋群をきゅっと引き締めることができればいたって健康なのですが、

この骨盤底筋群が弱っている場合、引き締める力が弱く、血液が逃げ出してしまうのでEDが起こってしまいます。

 

奥谷先生:それでは、力を抜きながら息をスッと吐いて、深呼吸します。

筋肉を動かしていく感覚として、小水をしている際に、途中で我慢して流れを止める感じで、まずは5秒から10秒くらいキュッと止めた状態を維持してください。その動作を3回から5回くらい繰り返してください。

 

スタッフA:ウワ~、10秒間キープするのは結構大変ですね。

 

                   左:リラックスした状態           右:骨盤底筋群を10秒間意識してキープした状態

 

奥谷先生:なかなかいい感じですね!!

この色の違いがわかりますか? 骨盤底筋群をしっかり動かせると膀胱(黒い部分)がはっきりして見えます。

超音波の診察で、まずは筋肉を正しく動かせているかを患者さんといっしょにスクリーンを見ながらチェックします。

ただし、100%の力で筋肉を意識した場合、他の腹部の筋肉も同時に力んでしまう可能性が高いので、実際のスクリーンで筋肉の動きを見ながら、最小限の力で最大限の筋肉の動きの効果を出せるかがポイントになります。

Aさんはしっかり骨盤底筋群は動いていますので筋肉の働きとしてはまったく問題ないですね。

 

 

その2 力加減のチェック

 

奥谷先生:今度は他の筋肉に力が入らないようにやってみましょう。ちなみに先ほどの力み具合は自分では何パーセントの力でしたか?

スタッフA : 80%くらいですかね・・・

奥谷先生:今度は50%くらいの力で骨盤底筋群を意識してみてください。その次に20%の力加減といった形で力加減を下げていきます。

 

 

 

この動作を繰り返しながら体に覚えさせていくことが大切です。

なので、メトロフィジオーで覚えたトレーニングを、自宅に持ち帰って宿題という形で徐々に体に覚えさせていくということも必要です。

 

特に男性の場合は、今までまったく下腹部の筋肉を気にしたことがないという人が多いので、初めはトレーニングの感覚にも違和感を覚えるかもしれません。

 

ここで注意したいのが、骨盤底筋群を意識した時に、腹筋にも力を入れてしまい、必要以上に力んでしまう方も多いです。

腹筋に力を入れて力んでしまうと、お腹はムキムキになりますが、実際は内臓が下に押されて下がってしまうため、体の内部にとても負担がかかってしまいます。

そうすると、余計な圧迫を受けることで、脱腸などを引き起こしてしまう恐れがあります。なので、ウエイトリフティングなど、重たいものを持ち上げる際には十分に気をつけないといけません。

内臓の圧迫から、勃起に関係する神経の機能も低下し、EDの症状につながります。

これが特にアスリート方々がEDやヘルニアになりやすいと言われる原因の一つでもあります。

 

 

その3 瞬発力のチェック

 

奥谷先生:骨盤底筋群のトレーニングの際は瞬発力を極めることも大事です。ここで言う瞬発力というのは、0から100%の力を一気に出す動きのことです。

では、開いて閉じてといった動きをキュッキュッと早く10回やってみましょう。

 

スタッフA :実際にやってみると画面だと動きが見られるから分かりやすいけど、体の動きとしては結構むずかしくて大変ですね。

 

 

奥谷先生:そうなんです。瞬発力のトレー二ングはかなり疲れてきますが、これも体が新しいスキルを覚えているということです。

 

今回、ご紹介したトレーニングは就寝前にベッドの上で横になった際にもできますが、

じつは、座っている時にもできます。特にデスクワークの方は1日中座りっぱなしということも多いと思います。

ずっと座っているともちろん内臓も下がってきてしまうので、ぜひ座りながらでも時々意識して骨盤底筋群を動かしてみてください。

動かすことで、骨盤底筋群の活性化につながると同時に血流もよくなりますのでトレーニング効果は十分にあります。

 

    

繰り返しになりますが、治療効果をあげるためにはトレーニングの質が重要になります。

超音波のモニターを使うと、自分の目で正しい動きを確認しながらトレーニングができるので、体にその感覚を覚えさせやすいですね。

この運動は場所も取らずにいつでえも誰にも知られずに行えるので、自分の好きなペースでトレーニングができます。なので、ぜひ日頃から意識して骨盤底筋群を鍛えることお勧めします!

 

 

また、骨盤底筋群を鍛えることではンナーマッスルのトレーニングにもなりますので、腰痛の予防にもなり、一石二鳥です。

自分の目で筋肉を見る超音波を使ったトレーニングは、違った角度で自分の身体の仕組みを理解することがでる貴重な機会です。

 

EDでお悩み中の男性もそうではない方も、恥ずかしがらずに、ぜひ奥谷先生のところへ一度ご相談に行ってみてはいかがですか。

 

 

また理学療法には様々な治療法がございますので、こちらもあわせご参照ください

【肩こり解消をあきらめない!ドライニードリング(鍼)体験】

 

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また、奥谷先生の人となりはこちら!!

 

メトロフィジオセラピー(理学療法士:奥谷匡弘)

住所 406A, Level 4, 250 Pitt Street, Sydney NSW 2000
電話 0414-272-440
営業時間 予約制 日祝休
WEB http://www.metrophysiotherapy.com.au/

 

 

 

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