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◆「昔の家族関係」が「今の私」にどう影響しているか/9/2GC出張カウンセリング◆

 

ドイツから入手したファミリー・コンステレーションの人形をこんな風に使っています。

クライエントのみなさん、すぐにピンと来て、これを使ってよく語ってくださっています。

例えば・・・

(これらは例示で、クライエントが実際に作ったコンステレーションではありません)。

 

「私が小さな頃、父母はお互いに中が悪くそっぽを向いており、こどもには関心がなかった。

きょうだいでくっついていたけれど、その二人を呆然と見ていた」

 

「私が小さい時、こどもたちと母との距離は近かった。

父は仕事が忙しくなかなか帰ってこなかったし、

家族よりも他の人(父の母、父の父、もしくは愛人!?)とくっついていた」

 

「私は学校時代、こんな風に孤立していた。他の人たちはこうなっていた」

 

「私がパートナーと向き合うとき、私の中の幼いころの私が、彼を通して、

私を拒否しがちだった母をどうしても見てしまい、

アンビバレント(両価的な)態度をとってしまう」

 

「私が友だちに混じれないで孤立しているとき、

私は家の中で、父母と妹の密着から孤立していた自分を感じている」。

 

つまりこれらのコンステレーション(布置、星座)を作りながら、

私たちの心に無意識に大きく影響している昔の家族関係を視覚化して説明してくれることができます。

今のトラブルの多い人間関係も、視覚化して示してくれます。

 

それらを並べているうちに、この二つの関係のあり方ってとっても似ているんじゃない?

ということにも気づきやすくなったりします。

 

昔の家族関係が、今の人間関係にどのように影響を与えているのかを意識化しやすくなります。

 

そしてこれらは単に昔や今の人間関係を図示しているのみならず、

「私たちの中の自我構造」をも実は示していて、

書き込まれてしまったがゆえにトラブルを起こしているのが何で、

どう変わっていくべきなのか、その解決法のイメージを人形を動かしながら

見出していくこともできます。

 

こんな話にピンと来た方は、どうぞやりに来てくださいね。

 

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