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オーストラリアのプロ野球リーグが開幕!日本人選手の活躍に高まる期待!

11月18日(火)、ついに2016年度のオーストラリアのプロ野球リーグ「ABL(Australian Baseball League)」が開幕した。Sydney Blue Sox(シドニー・ブルーソックス)の開幕の相手はAdelaide Bite(アデレード・バイツ)。注目したいのは、日本の社会人野球チーム・ホンダ埼玉から期間限定でブルーソックスに加入した吉越投手、山崎捕手である。日本の社会人野球チームからABLに選手を派遣するのは初の試みであり、シーズン前から期待が高まっていた。

開幕戦ということもあり、球場には親子連れを中心とした沢山の観客が押し寄せ、お祭りモードに包まれていた。日本のプロ野球と決定的に違うABLの特徴は、選手と観客の距離感の近さである。客席から一つ階段を下れば選手のいるベンチに出ることができ、ベンチの会話も聞こえてくるので、まるで自分も一緒にプレーしているかのような臨場感と一体感を味わうことができる。

 

グラウンドのすぐ横では、子供達がキャッチボールをしたり野球のアトラクションで遊んだりしており、試合を観に来るだけでなく、球場に野球を楽しみに来ている子供達が印象的である。観客からの声援に選手が反応する場面も多く、球場にいる誰もがこのようなアットホームな空間でリラックスして野球を楽しんでいる。

試合は、初回こそブルーソックスは連打で先制を許すものの、2回裏の攻撃で逆転し、その後も打線が爆発。回を進めるにつれ得点を重ねていき、終わってみれば13対4の大勝で開幕戦を終えた。

注目の日本人選手は、山崎捕手が5回に代打で出場し、その後の守備にも参加した。2打数0安打に終わったが、初球からフルスイングしていく姿勢や打球の鋭さ、守備での機敏な動きなどでその存在感を示した。

 

続くバイツとの第3戦、第4戦には吉越投手がリリーフで登板した。

ピンチでの登板で失点を許すものの、最小失点に抑えピンチを乗り切った。

 

ブルーソックスはバイツとの4連戦を3勝1敗で勝ち越し、上々の滑り出しでシーズンをスタートした。

試合後には交流会が施され、ファンと選手たちとの家族のようなやりとりが印象的であった。

 

ブルーソックスは明日からCanberra Cavalry(キャンベラキャバルリー)との4連戦を迎える。

日本人選手たちのさらなる活躍に期待したい。

 


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