ビジネス – JAMS.TV https://www.jams.tv オーストラリア生活情報ウェブサイト Sat, 16 Nov 2024 23:34:52 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.7.2 「今週の相場に焦点」bu Joe Tsuda (津田 穣)18 November 2024 https://www.jams.tv/business/260080 Sat, 16 Nov 2024 23:34:52 +0000 https://www.jams.tv/?p=260080 18 November 2024 ◎<ポイント> ―徐々にトランプ政策のマイナス面に目が移る?― ・今週の予想レンジ:150-155円 先週のレンジ:152.87-156.74 (先週の予想レンジ:150.00-154. […]

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18 November 2024

<ポイント>
―徐々にトランプ政策のマイナス面に目が移る?―

・今週の予想レンジ:150-155
先週のレンジ:152.87-156.74 (先週の予想レンジ:150.00-154.00)
・先週は共和党の“トリプル・レッド”(大統領選勝利・上下両院多数党に)達成を囃してトランプ・トレードが進行したが、週末にかけてはその“巻き戻し”も入った
→トランプ・トレード巻き戻しはほぼ予想通りの展開だったと言えるが、予想以上に“既成事実のトリプル・レッド”に対してトランプ・トレードが更に進行したとの印象(汗)
・米大統領選前(11/4)と比較して(高値を取ると)
①米10年債利回り:4.307%4.451%
NYダウ:41,794ドル→44,486ドル(史上高値)
③ドル円153.62156.747/23以来の高値)
・その根拠はトランプ政策(高関税、減税、拡張的財政政策)がインフレ圧力となり米金利が高止まりするとの見方に基づく(加えて、減税=株価堅調、経済上向きの思惑も)。
・その間パウエルFRB議長が講演で「利下げを急ぐ必要性を示す経済状況ではなく、慎重に決断を下すことができる」、「政策はより中立的な設定に移行している」と今後の利下げに慎重な姿勢を示した→前回FOMC後の発言「トランプ氏に辞めろと言われても辞めない」と併せて、パウエル氏にはトランプ前政権から受けた“辞任勧告”への“怨恨”が依然残り、最近のタカ派発言はトランプ氏の利下圧力に前もって釘を刺す狙いが感じられる―トランプ氏の“空白の4年間”における自身の業績を誇示!
・週末にかけてのトランプ・トレードの巻き戻し(ドル円は高値156.74153.86)想定内であったが、債券利回り、株価、ドル円ともに「下値が堅い」との印象。
・先週金曜日の加藤財務相発言「投機的な動き含めて極めて高い緊張感を持って為替を注視」、「行き過ぎた動きには適切な対応を取る」への反応に加えて、「今週2度予定される植田日銀総裁講演(月、木)において12月の日銀会合での利上げが示唆される可能性」があることも円買戻し材料に。
・今週も引き続き「トランプ・トレードの新規造成とその巻き戻し」が材料となるが、トランプ政策のマイナス面(インフレ再燃懸念や関税引き上げが世界経済に与える影響など)がクローアップされる可能性及び、日銀の12月利上げ観測でドル円は更に調整売りが進む可能性があろう。
・ただ150円の底値が150151152台と徐々に切り上がっているのも事実であり、目先の反落も次のドル円再上昇ステージへの序曲となる可能性があろう。

◎<豪ドル相場>

先週の相場レンジ―AUDUSD 0.6440-0.6598   AUDYEN  99.42-101.35
(先週の予想レンジ―AUDUSD 0.6500-0.6700  AUDYEN  99.00-102.00)
今週の予想レンジ―AUDUSD 0.6350-0.6650    AUDYEN  98.50
-101.50


先週は共和党のトリプル・レッド達成を受けて一時トランプ・トレードによるドル高が進行した(ドルインデックスは週初の103台から106台に上昇)。
・一時ドル円は152円台→156円台、ユーロ1.07台→1.04台、ポンドは1.29台→1.26台のドル高で、豪ドルも一時64セント台半ば、99円台半ばまで下落し、ほぼ安値圏で越週。
・ブロックRBA総裁が講演で、トランプ政権の影響を判断するのは時期尚早としながらも、「貿易摩擦は中国経済にとって良くない、そしてそれは豪州経済にとってもいいことではない」と発言したことも豪ドルの重石となった。
・また発表された10月の雇用統計で、失業率は4.1%と悪化しなかったものの、就業者数が+1.58万人と予想(+2.5万人)を下回ったことも、近い将来の失業率悪化観測を呼んだ。
・「豪ドルは米ドルの受け皿」を基本条件と考える筆者は、米ドル全面高にあって64セント台highで豪ドルショートにしたが、“落ち着き悪く”すぐにショートは消してしまった。長年豪ドルをトレードしてきて、歴史的にニュートラルレベルとして70セントとの体感を得ているが、見直し(下方シフト)しなければならないのかもしれない。
・ただ上記のようにトランプ・トレードも一巡しており、暫く豪ドルドルは64セント台での値頃感の買いと、トランプ・トレード新規造成(ドル買い)の間で揉む展開ととなろう。対円では98円台への続落の可能性もあるが、反落は“一過性”との見方を変えていない。


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「今週の相場の焦点」by Joe Tsuda (津田 穣) 11 November 2024 https://www.jams.tv/business/259842 Sun, 10 Nov 2024 07:35:40 +0000 https://www.jams.tv/?p=259842 11 November 2024 ◎<ポイント> ―ドル円相場は米大統領選に翻弄される―Ups & Downs― ・今週の予想レンジ:150-154円 先週のレンジ:151.33-154.71 (先週の予想レンジ […]

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11 November 2024

<ポイント>
―ドル円相場は米大統領選に翻弄される―Ups & Downs

・今週の予想レンジ:150-154
先週のレンジ:151.33-154.71 (先週の予想レンジ:150.00-154.00)
・先週は米大統領選やFOMCというビッグイベントがあったが、特に米大統領選挙は相場かく乱要因であった。
・前週はトランプ氏優勢でトランプ・トレード(株上昇、米債利回り上昇)が活発化したが、前週末はハリス氏の挽回で支持率は拮抗し、週初ドル円は下窓開けてギャップオープン。
・しかし開票が進み続々とトランプ氏勝利が伝わると再びドル円上昇、米債利回り・米株上昇のトランプ・トレードが活発化。ドル円は154円台後半まで上昇し、米株も史上高値更新。
・しかしFOMC控えてトランプ・トレードも一巡しドル円は再び153円割れに。
FOMC
は予想通りの25bpの利下げを実施したが、声明文で「インフレに関する自信を深めた」の文言が削除されたこともあり、当初はドル買い反応で153円台半ばに上昇(後の会見でパウエル議長は文言削除は利下げ開始に伴うものと釈明した)。
・結局金曜日には加藤財務相の円安けん制発言もあり、ドル円は一時152円台前半まで反落後152円台後半で越週。
・「トランプ・トレードによるドル円上昇は一過性」との読みは当たったと言えるが、米下院も共和党が過半数達成の勢いであり、“トリプルレッド”達成となれば、やはり暫くはトランプ・トレードの名残が残りそうだ。
・トランプ政策の骨子である減税・関税引き上げ・不法移民の取り締まりのうち、減税政策はトランプ大統領は、2025年中に減税予算を議会で成立させ、2026年以降の実現を目指していると言われるが、共和党内でも財政再建派の抵抗も予想され簡単ではないだろう。
・一方対中関税の引き上げは議会審議を経ずに大統領令で実施できると考えられ、また移民政策では大統領権限で合法的な移民へのビザ発給が制限される可能性が指摘される。
・日本への影響は減税による株高や景気刺激効果は日本にとりフェイバーであり、インフレ再燃と金利再拡大はドル高/円安要因と考えられる。一方10%の一律関税を日本に対しても要求してくる可能性がり、貿易不均衡問題が浮上すればトランプ氏の持論である「その他国の通貨切り上げ」に言及してくる可能性もある(特にドル円は前回の大統領時代の110円台から大幅上昇!)。
つまりはトランプ政策は、ドル高・ドル安の両要素を含んでおり、政策の推移を眺めながら判断していく以外にはない。
・とはいえ150円が徐々に強いサポートラインとなってくと考える。足元はBuy on Dipsと共に、Sell on Rallies も心掛けるべきであろう。
・今週はパウエル議長はじめ米欧金融当局者の発言が相次ぐ。

◎<豪ドル相場>

先週の相場レンジ―AUDUSD 0.6512-0.6687   AUDYEN  100.01-102.40
(先週の予想レンジ―AUDUSD 0.6500-0.6700  AUDYEN  99.00-102.00)
今週の予想レンジ―AUDUSD 0.6500
-0.6700    AUDYEN  99.00-102.00


先週は米大統領選挙実施に伴い米ドルがUps & Downs(ドルインデックス103台~105台)する中、豪ドルも“往って来い”の展開。対米ドル、対円共に月曜寄り付きと金曜引けがほぼ同じという結果になった(豪ドルドル寄り付き0.6591―引け0.6582、豪ドル円寄り付き100.37―引け100.47)。
・豪ドルドルはレンジが170ptsと然程動かなかったが、豪ドル円は240銭と米ドル円のワイドレンジ(151 low-154 high)の影響を受けた。特に100.00が切れなかったこと及び、102円台半ばまで上伸したことが印象的であった。
・火曜日のRBA理事会では当初予想通りに金利は据え置き(昨年11月以来の据え置き@4.35%)であったが、ブロック総裁は「インフレはターゲット2-3%内に収束してきたが、アンダーライイング・インフレーション(両端の一定割合を機械的に控除したもの)は依然3.5%RBAのターゲットを上回っている」ことを据え置きの理由とした。ただ「景気が予想外に悪化した場合には必要な措置を取る」とも発言しているのは、必要以上にタカ派の印象を与えたくないためか。
・暫くトランプ・トレードの影響が残り、豪ドルも米ドルワイズな動き―豪ドルは米ドルの受け皿―にならざるを得ないが、今後トランプ政策が豪州に与える影響は、特に通商政策や安全保障面の影響が中国、そして中国の最大の貿易相手国ユーロ圏に大きな影響を与え、その間接的な影響が中国を最大貿易相手国とする豪州へ跳ね返ってくるだけに要注意であろう。


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「今週の相場の見通し」by Joe Tsuda (津田 穣)4 November 2024 https://www.jams.tv/business/259640 Mon, 04 Nov 2024 01:09:53 +0000 https://www.jams.tv/?p=259640 4 November 2024 ◎<ポイント> ―日米政治イベント、日銀会合、米雇用統計で混とん― ・今週の予想レンジ:150-154円 先週のレンジ:151.79-153.88 (先週の予想レンジ:150.00-154 […]

投稿 「今週の相場の見通し」by Joe Tsuda (津田 穣)4 November 2024JAMS.TV に最初に表示されました。

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4 November 2024

<ポイント>
―日米政治イベント、日銀会合、米雇用統計で混とん―

・今週の予想レンジ:150-154
先週のレンジ:151.79-153.88 (先週の予想レンジ:150.00-154.00)
・先週月曜日は自公連立過半数割れを受けてドル円は153円台で約1円↑のギャップオープン。
・“日本の政治混迷もファンダメンタルズ悪化の一環”と考え「週末に向けて154円台に続伸の読み」は空振り→自身のポジションも見通しとは裏腹にショート志向に変わっていった。
・現実的に野党連合の可能性が低いことで円売り圧力は減少。
・日銀会合では日本の政治的不安が高まる中、植田総裁のタカ派色が薄れるのでは?との思惑(筆者も含め)があったが、学者・植田総裁は意に介せず?展望リポートで来年の物価見通しに上振れリスクが指摘され、植田総裁の前回の文言「(利上げに)時間的余裕がある」が削除されて「毎回の会合で判断」としたことが、年内含めて早期利上げ観測につながりドル円は152円割れに。
・加えて金曜日の米雇用統計は、失業率は予想通りに4.1%を維持したものの、nfprが予想値+10万人(前回は+22.3万人←+25.4万人から下方修正)に対して+1.2万人と極端に悪い数字となり、発表直後は米債利回り急落、ドル円は152円割れに下落→しかし、事前にハリケーンやボーイング社ストの影響が取り上げられていたことから、むしろ引けにかけて米債利回り反発、ドル円も153円台まで急回復した。
・ただ今朝のシドニー市場ではドル円は再び152円台lowに↓ギャップオープン(NY引けは152.95レベル)。週末の米大統領選支持率で優勢であったトランプ氏とハリス氏の差がほぼない状態に縮まったことが原因で、ドル円への売り圧力が強まっている。
・明日は米大統領選――個人的には依然としてトランプ勝利と予想(勝ってほしくないが!!)しているが、トランプトレードによるドル買いがかなり進んだこともあり、たと同氏が勝ってもBuy on Factも大したことはないかもしれない。
・むしろ先週の日銀会合や米雇用悪化により“ドル円買いに対する後味の悪さ”が残っており、もう一段ドル円は下落してもおかしくない。
・またまた「ファンダメンタルズ悪化による円売り」はお預けとなりそうだ。
大統領選前の下値は151円台前半か。

 

 

◎<豪ドル相場>

先週の相場レンジ―AUDUSD 0.6537-0.66.17   AUDYEN  99.54-101.52
(先週の予想レンジ―AUDUSD 0.6500-0.6800  AUDYEN  100-104)
今週の予想レンジ―AUDUSD 0.6500
-0.6700    AUDYEN  99.00-102.00


先週は米ドルが金曜日の雇用統計に向けて軟調推移する中豪ドルも65セント台前半から一時66セント台まで上昇。一方対円ではドル円が週初の高値153円台後半から徐々に下落する中、一時99円台半ばまで反落した後、100円台を回復したが、100円台では上値の重い展開となった。
・水曜日に発表されたQ39月のCPIはそれぞれ前期比+0.2%(予想+0.3%、前回+1.0%)、前年同月比+2.8%(予想+2.9%、前回+3.8%)9月の数値は+2.1%(予想+2.3%、前回+2.7%)といずれも予想を下回り、発表後は65セント台前半の週中安値を付けたが、下値も限定的で、むしろ米ドルの軟調にサポートされる形で週末に向けて堅調推移。ただし対円では上述のようにドル円の乱高下に左右されながら現在100円前半で軟調。
・今週、明日のRBA理事会では政策金利据え置き(4.35%――202311月の利上げ以降据え置き)予想であるが、9月及びQ3の弱いCPIを受けてRBAのタカ派スタンスに変化が見られるか注目される。
・ただ今週は明日の米大統領選の結果が最大の関心事。民主党の勝利のみならず、トランプ氏勝利の場合もそれを囃したドル買いがあまり予想できないため、ドル反落の場合には「豪ドルは米ドルの受け皿」で豪ドル反発となり、一方ドル円下落の場合には豪ドル円も100円の下に潜る可能性があろう。
ただ米ドルの下落も一時的と思われるため、未だ豪ドルがそのまま上昇トレンドを築くと見ることはできない。


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「今週の相場の焦点」by Joe Tsuda (津田 穣) 28 October 2024 https://www.jams.tv/business/259392 Sun, 27 Oct 2024 21:56:23 +0000 https://www.jams.tv/?p=259392 28 October 2024 ◎<ポイント> ―自公過半数割れで久々の「窓開け」153円台に― ・今週の予想レンジ:150-154円 先週のレンジ:149.59-153.18 (先週の予想レンジ:147.00-152. […]

投稿 「今週の相場の焦点」by Joe Tsuda (津田 穣) 28 October 2024JAMS.TV に最初に表示されました。

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28 October 2024

<ポイント>
―自公過半数割れで久々の「窓開け」153円台に―

・今週の予想レンジ:150-154
先週のレンジ:149.59-153.18 (先週の予想レンジ:147.00-152.00)
・先週はドル高・円安相場となり、ドルインデックスは104台に上昇。
・理由は①米大幅利下げ観測が後退し、年内利下げ幅は25bpに留まるとの見方が浮上②トランプ優勢による“トランプトレード”③石破首相など政府筋の日銀利上げけん制と、植田総裁の「見通し通り進展すれば緩和の度合い調整姿勢」から「(利上げ)時間に余裕ある」との姿勢転換④週末総選挙での自公過半数割れ観測など。
・ただ週末にかけて加藤財務相や青木官房副長官から円安けん制発言相次ぎ、一時151円台半ばに反落したが、結局152円台を回復して越週。
・週明けは予想通りの自公過半数割れを受けて「政治的混乱必死の政治ファンダメンタルズ悪化」を理由に153円前半に約1円円安の「窓開けスタート」。
その後152円台後半に急落するなど乱高下。
・今週は米国サイドではQ3GDP10月雇用統計が注目材料。nfprは前月の大幅増加の反動で低い数字(10万人増加)予想だが、GDP+3.0%と前回同様の強い数字予想。
・またトランプ優勢観測が続けば引き続きドルの押し上げ要因。
・一方日銀会合では政局不安定を理由にタカ派姿勢は鳴りを潜めるだろう。
・結局ドル円は155円に向けての続伸を予想する。

◎<豪ドル相場>

先週の相場レンジ―AUDUSD 0.6604-0.6723   AUDYEN  99.94-101.31
(先週の予想レンジ―AUDUSD 0.6600-0.6900  AUDYEN  98.50-102.50)
今週の予想レンジ―AUDUSD 0.6500
-0.6800    AUDYEN  100.00-104.00


先週の豪ドルは米ドル堅調地合(ドルインデックスは104台に続伸)を受けて66セント台前半まで続落。一方対円ではドル円が一時153円台に続伸したことが豪ドルの軟調を相殺して101円台まで上昇したが、その後100円台前半に反落するなどアップダウン。
・中国の景気刺激策を好感した豪ドル買いも一巡し、むしろドル高地合の中前週の強い雇用統計後の買いポジションを整理する動きが活発化した。
・対円では100円割れが徐々に堅くなるなど“Buy on Dips”が顕著となりつつある。
・今週は水曜日の9月及びQ3CPIが注目材料だが、予想値は9月が+2.3%(前回+2.7%)、Q3が+2.9%(前回+3.8%)とインフレ低下予想であり、予想通りであればRBAのタカ派姿勢にもかかわらず、利下げ観測が高まるだろう。
・引き続き対米ドル軟調、対円堅調な展開が予想される。


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「今週の相場の焦点」by Joe Tsuda (津田 穣) 21 October 2024 https://www.jams.tv/money/259177 Sun, 20 Oct 2024 22:06:35 +0000 https://www.jams.tv/?p=259177 21 October 2024 ◎<ポイント> ―150円台定着は容易ではなく、、、― ・今週の予想レンジ:148.00-152.00 先週のレンジ:148.85-150.32 (先週の予想レンジ:147.00-151. […]

投稿 「今週の相場の焦点」by Joe Tsuda (津田 穣) 21 October 2024JAMS.TV に最初に表示されました。

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21 October 2024

<ポイント>
150円台定着は容易ではなく、、、―

・今週の予想レンジ:148.00-152.00
先週のレンジ:148.85-150.32 (先週の予想レンジ:147.00-151.00)
・先週はドル高が進行しドルインデックスは103台まで上昇。
・木曜日に発表された米9月小売売上高が予想を上回り、米大幅利下げ期待が後退して、通常ベースでの段階的利下げを織り込む動きに。
・一方“政府・日銀は利上げを急がない”との姿勢が円売りを誘う局面も。
特に石破首相や加藤財務相の日銀の利上げけん制発言は10/27の総選挙を意識したものであろう。
・係る日米金融当局のスタンスがドル円を押し上げ、一時7月下旬以来の150円乗せとなったが定着はまだできていない。
・ユーロやポンドの軟調がドルを押し上げた。
ポンドはインフレ指標が予想以上に鈍化。また今年の独経済がマイナス成長との見通しやECB理事会の予想以上のハト派姿勢もドルを支援した。
・また国慶節前に発表された一連の中国景気刺激策で中国株が急騰したこともリスク選好要因となったが、休み明け後は期待感も一服して株価反落。その後Q3GDP発表や追加刺激策を受けて、中国株が再び上昇するなど乱高下を演じている。
・この1月余りでドル円は10円程度昇しており、政府・財務省筋からは早くも円安けん制発言が出始めており、150円を上回るドル円上昇に歯止めが掛っているようだ。ただ今回の「150short-stay」で天井確認というよりは、ベクトルは依然上向き―いずれ150円台定着と見ており、ドル円の方向転換と考えのは危険であると見る。

◎<豪ドル相場>
先週の豪ドルは米ドルが反発(ドルインデックスは103台に続伸)する中、一時67セント割れまで下落し、対円でも100円を割り込んだが、中国の景気刺激策の発表や、予想を上回る強い9月雇用統計を受けて67セント台、100円台を回復した。

先週の相場レンジ―AUDUSD 0.6658-0.6744   AUDYEN  99.43-100.95
(先週の予想レンジ―AUDUSD 0.6600-0.6900  AUDYEN  97.00-101.00)
今週の予想レンジ―AUDUSD 0.6600
-0.6900    AUDYEN  98.50-102.50


・先週は米ドルインデックスが103台半ばで続伸し欧州通貨が軟調推移する中、豪ドルも一時66セント台半ば、99円台半ばまで反落した。
・しかし9月下旬に発表された中国の一連の景気刺激策を受けて中国株が急騰し、豪州や米国などの株価が史上高値を更新してリスク選好地合となり、豪ドルをサポート。
・更に木曜日に発表された9月の雇用統計で就業者数が+2.5万人予想に対して+6.41万人と予想を大きく上回り、失業率も4.1%の0.1%改善し、RBAの利下げ観測が再び後退したことも豪ドルをサポートした。
・ただ中国の景気刺激策のポジティブな効果もいずれ剥落するであろうし、足元のドル高が継続するようであれば、豪ドルも67セント台で頭打ちとなるだろう(豪ドルは米ドルの受け皿)。
・一方対円ではドル円が再び150円を超える場合には、豪ドル円も101円の抵抗ラインを上抜けすることになるだろう。


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「今週の相場見通し」by Joe Tsuda (津田 穣)14 October 2024 https://www.jams.tv/money/258949 Sun, 13 Oct 2024 22:25:23 +0000 https://www.jams.tv/?p=258949 14 October 2024 ◎<ポイント> ―150円超えの可能性を残す― ・今週の予想レンジ:147.00-151.00 ―しつこくw、150円台回復と見たいが、、、 先週のレンジ:147.34-149.54 (先 […]

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14 October 2024

<ポイント>
150円超えの可能性を残す―

・今週の予想レンジ:147.00-151.00 ―しつこくw150円台回復と見たいが、、、
先週のレンジ:147.34-149.54 (先週の予想レンジ:147.00-151.00)
・先週も149円台上伸を何度かトライしたが、結局は150円には達せず、、(汗)
149台前半では売り圧力強く、何度も148台前半に落とされ冷や汗。
・これを、市場センチメントが徐々に↑向きになり、ロングができやすくなってその調整売り―見るか?あるいは150台に向けて実需の売りがコンスタントに出ているためと見るか?
・真相はまだわからんが、今年161まで見ている相場で実需が150をそんなに意識するとも思えん。
・ただスペックのドル円ロングは米国再利上げまで見ている“超ブル”がいるのも確かで、強い米雇用にもかかわらず、CMEFed Watchでも11月のFOMCでの25bpの利下げ観測が89%など、「指標に拘わらずFRBの利下げ政策転換は不変」との観測が、150台トライを妨げているのかもしれない。
・筆者としては日米金利格差から早く離れて、日本経済のファンダメンタルズ悪化という側面から円安を志向したい。明日リリースされるセントラル短資FX社のマーケットビューで、豪州シンクタンクの日本経済分析記事を掲載したが、筆者の日本経済ファンダメンタルズ悪化の見方をサポートするものであり、ご覧いただきたい。
・今週も149台では売り圧力が強まるだろう。しかし売っても売っても、149台に跳ね返ってくれば、ショート筋が業を煮やし、150の目が出てくると考える。

◎<豪ドル相場>
先週の豪ドルは米ドルが反発(ドルインデックスは102台維持)する中、67セント台で軟調推移したが、対円ではドル円の149円台回復もあり、100             円台後半まで反発した。

先週の相場レンジ―AUDUSD 0.6701-0.6810   AUDYEN  99.08-100.78
(先週の予想レンジ―AUDUSD 0.6800-0.7000  AUDYEN  97.00-101.00)
今週の予想レンジ―AUDUSD 0.6600
-0.6900    AUDYEN  98.50-10250


・先週は米ドルインデックスが102台半ばを固めて堅調推移となる中、67セント台前半まで軟調推移、対円では何度か100円割れまで反落したが、結局ドル円の149円台への反発を受けて100円台を取り戻して越週した―豪ドルは米ドルの受け皿。
・今週は9月雇用統計が発表されるが、そこそこ堅調な予想に反して弱い数字となればRBA利下げ観測が高まるだろう。
・週末に発表された中国の9月CPI/PPIはいずれも軟調であった。中国の需要減退=豪州からの輸入減少となる可能性が指摘され、豪ドル悪材料視される可能性がある。
・金利先物市場ではRBAのタカ派発言にもかかわらず、政策金利は現在の4.35%が天井で、今年末に4.2%程度に低下し、来年末には3.5%程度への低下を織り込む形となっている。
・今週米ドルが堅調を維持する場合には、豪ドルは対米ドルで軟調推移が予想されるが、一方対円ではドル円が再び150円台乗せとなれば、101円台に上方シフトする可能性があるだろう。


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投稿 「今週の相場見通し」by Joe Tsuda (津田 穣)14 October 2024JAMS.TV に最初に表示されました。

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「今週に相場の焦点」by Joe Tsuda (津田 穣)7 October 2024 https://www.jams.tv/business/258732 Sun, 06 Oct 2024 19:03:30 +0000 https://www.jams.tv/?p=258732 7 October 2024 ◎<ポイント> ―149円台、、予想以上の上伸― ・今週の予想レンジ:147.00-151.00 ―150円台回復と見る 先週のレンジ:141.64-149.00 (先週の予想レンジ:141 […]

投稿 「今週に相場の焦点」by Joe Tsuda (津田 穣)7 October 2024JAMS.TV に最初に表示されました。

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7 October 2024

<ポイント>
149円台、、予想以上の上伸―

・今週の予想レンジ:147.00-151.00 150円台回復と見る
先週のレンジ:141.64-149.00 (先週の予想レンジ:141.50-145.50)
・結果的に「石破ショックは一時的」の読みは当たったが、149円ワンタッチまでは想定しなっかった―ぶち上げ要因:
9/30 パウエル議長が利下げを急がない姿勢を改めて示した
②石破・植田会談で利上げについて慎重姿勢を確認―新閣僚からも緩和姿勢継続期待発言が相次いだ
③中東情勢が一段と緊迫化しリスク警戒のドル買いも
④想定以上に強かった9月米雇用統計
・今週のポイントは「このまま150円台にシフトするか?」の一点。
先週の非常に強い雇用統計にもかかわらず、CMEFED WATCH1125bp利下げ確率が97.4%で利下げはほぼdone deal―つまり非常に強い雇用統計も“単月の結果”と市場は読んでいるようだ。
・因みに今週10/10(木)発表予定の9月米CPIは予想0.1%(前月0.2%)、前年比2.3%(前回2.5%)、コア0.2%(0.3%)3.2%(3.2%)と緩やかに低下予想だが、強めの数字が出て、10月雇用統計も強ければ、年内50bp利下げ観測も後退するだろう。ただ弱めの数字になる可能性もあり、こればかりは先週のパウエル議長の発言にもあるように「既定路線はなく決定は会合毎に下される」ことになる。
因みに先週のややタカ派的なパウエル議長の発言「労働市場は過去一年で落ち着き、依然堅調」は明らかに金曜日の雇用統計の結果を踏まえての発言である。
・米経済のソフトランディングシナリオに加えて、植田・日銀のタカ派姿勢へのけん制、中東情勢を勘案すれば、一時芽生えた円高派の逆襲も後退して再び150円台をテストする動きを予想する。
・米大統領選では残念ながら?トランプ勝利を予想しており、これも一時的にせよドル高に作用することになろう。

 

◎<豪ドル相場>
先週の豪ドルは米ドルが反発(ドルインデックスは102台に上昇)する中、70セントは時期尚早であったか、68セント割れまで反落した。対円ではドル円の急上昇を受けて101円台まで値を上げた。

先週の相場レンジ―AUDUSD 0.6785-0.6942   AUDYEN  98.09-101.27
(先週の予想レンジ―AUDUSD 0.6800-0.7000  AUDYEN  97.00-101.00)
今週の予想レンジ―AUDUSD 0.6650
-0.6950    AUDYEN  98.50-10250


・先週豪ドルは上記のような種々の米ドル高ファクターにより69セント台を維持できず、金曜日の非常に強い9月米雇用統計後は68セント割れまで値を下げた。対円では豪ドルの下落をドル円の大幅上昇が上回る形で101円台まで続伸した。
・ただ米ドル堅調にもかかわらず、対ドルでの下げ速度はユーロや、NZドルより遅いのは、中国の景気刺激策発表以来鉄鉱石価格が底値90ドル近くから109ドル近辺まで上昇している点が挙げられる。
・また発表された8月小売売上高が、暖冬による春物セールスの前倒しと、最近行われた減税策の影響により、前月比+0.7%(前回±0.0%)と強い結果になったことも豪ドルサポートに働いた。
・更にIMFがそのレポートで豪州のインフレ抑制のためにRBAの金融引き締めを肯定したことも豪ドルの下落をスローダウンした。
・今週は9月NAB企業景況感・信頼感と10月WESTPAC消費者信頼感が発表されるが高金利の影響をどの程度受けるか注目したい。
・9月になってから上昇トレンドを築いてきた豪ドルであるが、やはり大台70セント超えは容易ではないようだ。今週米ドルが続伸する場合には、ここまでの豪ドル買いポジションの調整に繋がり、67セント割れまで続落する可能性があるだろう。
・一方対円ではドル円が続伸し150円台をテストする場合には、豪ドル円は100円台を固めることとなろう。

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投稿 「今週に相場の焦点」by Joe Tsuda (津田 穣)7 October 2024JAMS.TV に最初に表示されました。

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「今週の相場の焦点」by Joe Tsuda (津田 穣) 30 September 2024 https://www.jams.tv/business/258221 Sun, 29 Sep 2024 21:16:27 +0000 https://www.jams.tv/?p=258221 30 September 2024 ◎<ポイント> ―146円台付けた後、総裁選の結果受けて142円台に急落の荒い展開(汗)― ・今週の予想レンジ:141.50-145.50 ―総裁選後の過剰(円高)反応は是正か。 先週 […]

投稿 「今週の相場の焦点」by Joe Tsuda (津田 穣) 30 September 2024JAMS.TV に最初に表示されました。

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30 September 2024

<ポイント>
146円台付けた後、総裁選の結果受けて142円台に急落の荒い展開(汗)―

・今週の予想レンジ:141.50-145.50 ―総裁選後の過剰(円高)反応は是正か。
先週のレンジ:142.08-146.49 (先週の予想レンジ:142-146)
・先週は米経済のソフトランディング期待のある中、“予想通りに”ドル円は節目となる145円台を付ける動き。しかし週末の総裁選に大きな“どんでん返し”が待っていた。
・金曜日の総裁選第一回投票では積極財政を主張する高市氏がトップに立ったことからドル円は146台へ上昇。
・しかし決選投票で石破氏が逆転勝利し、ドル円は一気に142円台に急落。その後も戻り売り強く142円台lowで越週した。
・いよいよ今週はよりQ4に突入。11/5の米大統領選まで1ヵ月あまりとなってきた。今週の焦点は金曜日の9月米雇用統計(予想失業率は前回と同じ4.2%nfpr+13万人(前回14.2万人))であるが、月曜日深夜に予定されるパウエル議長の全米企業エコノミスト協会における講演も気になる。はたして米経済のソフトランディング観測をサポートするものになるか?
・しかし先週金曜日の146台→142台には参った。しっかりSLヒット(汗)。
総裁選決選投票での石破氏逆転勝利、、、政治の相場への影響には否定的だが、高市氏=積極財政、利上げ反対(=円安)とい前提が出来ていただけに、決選投票での逆転は市場にインパクトを与えた。
筆者もロングで捕まった口だが、「まあ、交通事故であり、相場をやっている以上致し方なし」としか言いようがない。
・しかし今回を別にしても、さして重要ではない米国の指標にも50-60pts平気で反応するドル円を見るにつけ、“実需不在の投機相場”の印象を受ける。逆を言えば実需の為替はこのボラタイルな相場では出づらいのではないか?
実需のオーダーが不在で天井や底が抜けやすい相場ということだ。
・したがって、100pts程度の上下動は、いつでもどこでも、ということだ。
このまま米大統領選へ続くボラタイルな相場展開が予想される。
・金曜日の146142Too muchだと感じる。今週はその巻き戻しが入ることを予想する。

 

◎<豪ドル相場>
先週の豪ドルは米ドルが軟調推移する中、RBA理事会での金利据え置き、タカ派的声明もあり、69セント台まで続伸した。対円では先週金曜日のドル円の乱高下を受けて100円台から98円台に急落を演じた。引き続き不安定な展開が予想される。

先週の相場レンジ―AUDUSD 0.6800-0.6937   AUDYEN  97.62-100.72
(先週の予想レンジ―AUDUSD 0.6700-0.6900   AUDYEN  96.00-100.00)
今週の予想レンジ―AUDUSD 0.6800
-0.7000    AUDYEN  97.00-101.00


・先週豪ドルはFOMC以降の米ドル軟調地合を受けて上昇トレンドを築き、対米ドルでは昨年2月以来の高値69セント台まで上昇した。対円でも金曜日に100円台後半まで続伸したが、総裁選の結果を受けたドル円急落(146円台→142円台)を受けて、100円台から98円台前半まで急落した。
・注目のRBA理事会では予想通りに政策金利が4.35%に据え置かれたが、声明では「インフレ上昇リスクに引き続き警戒が必要」、「インフレを確実に目標に戻すには金融政策は十分に制約的にある必要」と引き続きインフレ警戒姿勢を維持。
一方ブロック総裁は「今回の会合では利上げついて明確に考慮しなかった」、「豪ドル相場の上昇を促すつもりはない」と述べるなど従来のタカ派一辺倒からやや軟化が見られた。
・豪ドル続伸の背景には中国人民銀行が景気浮揚のために年末までに一連の金融緩和策を実施すると発言し、豪州産資源価格の上昇期待が芽生えたことが挙げられる。
・チャーマーズ財務相は「中国の一連の景気刺激策は本当に歓迎すべき展開」と述べている。
・豪ドルとの付き合いの長い筆者にとって、従来豪ドルの歴史的ニュートラルレベルは70セント前後との認識があった。しかし昨年2月以降豪ドルは70セントの下に潜り(安値は61セント台)、筆者としても「安値覚え」に陥っている可能性がある。豪ドルの本格的な回復には世界経済の再拡大が必要であると考え、足元はむしろ「豪ドルは米ドルの受け皿」で、対米ドル堅調推移が予想される。
・対円では先週のドル円142円台への大幅下落は行き過ぎであり、修正されると考えるが、暫く円買い圧力が継続する可能性がある。
再び100円台回復にはやや時日を要しよう。

 

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投稿 「今週の相場の焦点」by Joe Tsuda (津田 穣) 30 September 2024JAMS.TV に最初に表示されました。

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「今週の相場の焦点」by Joe Tsuda (津田 穣)23 September 2024 https://www.jams.tv/money/257965 Mon, 23 Sep 2024 00:25:04 +0000 https://www.jams.tv/?p=257965 23 September 2024 ◎<ポイント> ―先週のFOMC、BOJ会合終わって、ドル安・円安の様相― ・今週の予想レンジ:142-146 ―堅調推移か 先週のレンジ:139.58-144.49 (先週の予想レン […]

投稿 「今週の相場の焦点」by Joe Tsuda (津田 穣)23 September 2024JAMS.TV に最初に表示されました。

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23 September 2024

<ポイント>
―先週のFOMCBOJ会合終わって、ドル安・円安の様相―

・今週の予想レンジ:142-146 ―堅調推移か
先週のレンジ:139.58-144.49 (先週の予想レンジ:139.00-144.00)
・先週はFOMCと日銀政策会合というビッグイベントを通過したが、一言でいうと”BUY on fact”(この読みは当たった)。FOMCでは50bpの大幅利下げが行われ、一方日銀会合では金利は据え置きになったものの、植田総裁は「データが見通し通りであれば利上げということに変わりない」と述べ、ドル円はFOMC直後140円台半ばまで、また植田総裁会見中も一時141円台後半まで急落したが、結果的に金曜日のNY市場では144円台半ばまで急反発したのは”BUY on fact”そのものであった。
・今年始まった主要国の金融緩和への転換。
早い順にSNB(スイス中銀)3月、カナダ中銀とECB 6月、BOENZ中銀8月、FOMC 9月とバラつきはあったが、金融緩和方向は明白。
その中でRBAは依然政策を据え置きにし、日銀のみが3月と9月に“利上げ”を行った。
・植田総裁は政策会合後の記者会見で「他国との金融政策のサイクルの違い当然ありうる」と発言しているが、果たしてこの「周回遅れの逆走」は日本に固有として適切なものなのか?
・パウエル議長は奇しくも「政策調整(上げて下げ)は経済と労働市場の強さを維持するのに役立った」と述べているが、金利水準5%であるが故の金融政策の有効性・柔軟性である。かつて“マイナス金利の雄”であったスイス中銀すら、低金利(最高1.75%の政策金利)ながらも今年ここまで利下げを2回行いインフレ対応に成功しているのだ。
・引き換え“サイクルの違い”と称して利上げ継続を示唆する植田・日銀。
主要国の今年のGDP予想値(カッコ内は2025年)――IMF7月予想)では日本0.7%(1.0%)、米国2.6%1.9%)、ユーロ圏0.9%(1.5%)、英国0.7%(1.5%)、豪州1.4%(2.0%)。日本の低成長が際立ち、しかもその原因は個人GDPの低さであり、その原因は労働生産性や労働分配率の低さ、、(近々日本経済の凋落を分析したい)
・“腐っても鯛”のGDP世界4位や対外純資産世界1の陰で、日本経済は着実に衰退している。今日明日170円に円が下落するわけではないが、いずれボディーブローとなって効いてくるだろう。
・ドル円は140円割れで底入れと見るが、今週も円ブルと円ベアの綱引きだろう。ドル円はややレベルアップを予想する。

 

◎<豪ドル相場>
先週のFOMC、日銀政策会合を通過して、足元ドル安・円安相場となっており、豪ドルもこの動きに準じて対ドルでは68セント台に続伸し、対円でも98円台と9月初旬以来のレベルを回復している。

先週の相場レンジ―AUDUSD 0.6705-0.6839   AUDYEN  93.87-98.31
(先週の予想レンジ―AUDUSD 0.6600-0.6800   AUDYEN  92.00-97.00)
今週の予想レンジ―AUDUSD 0.6700
-0.6900    AUDYEN  96.00-100.00


・先週はFOMCにおける50bp利下げに欧州通貨は素直に反応して上伸。ユーロが1.11台を固める中豪ドルも68セント台まで続伸した。
・対円では「ドル安・円安地合」を受けて月初来となる98円台まで回復した。因みに今月の安値はドル円の140円割れ時に93円台まで下落している。
・発表された8月雇用統計は、失業率は4.2%と前回並みであったものの、就業者数は+4.75万人(予想+2.5万人、前回+4.89万人)とpart-time-jobが急増したとはいえ、先月に続いて強い数字を示し、RBAの利下げ観測が後退したことも豪ドルをサポートした。
・明日のRBA理事会では政策金利は引き続き4.35%に据え置き予想となっているが、合わせて水曜日発表の8月CPI(予想+2.7%、前回+3.5%)と木曜日に発表される“RBA四半期金融政策報告書”も注視したい。
・上述のように日銀を例外視すればRBAは先進国で唯一金融緩和を実施していないが、今後景気動向に照らして利下げの時期を探ることとなろう。
・商品相場も持ち直しつつあり、暫くドル安・円安地合を受けて豪ドルの堅調地合が継続しそうだ。

 

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「今週の相場の焦点」by Joe Tsuda (津田 穣)16 September 2024 https://www.jams.tv/business/257742 Mon, 16 Sep 2024 02:34:47 +0000 https://www.jams.tv/?p=257742 16 September 2024 ◎<ポイント> ―これまた予想を外して140円台に続落― ・今週の予想レンジ:139.00-144.00(まだ、ドル円リバウンドを見てる―汗) ・先週は今週9/18(水)のFMOCにお […]

投稿 「今週の相場の焦点」by Joe Tsuda (津田 穣)16 September 2024JAMS.TV に最初に表示されました。

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16 September 2024

<ポイント>
―これまた予想を外して140円台に続落―

・今週の予想レンジ:139.00-144.00(まだ、ドル円リバウンドを見てる―汗)
・先週は今週9/18()FMOCにおける利下げ幅が25bpか?50bpか?がドル円マーケットを支配。
・週初は25bp説が優勢でドル円は143台まで戻るが、そこが天井。週末にかけては50bp説が再び優勢になり、140台前半と“今年に最安値圏”まで突っ込んだ。
・「主要国の株価底打ちならドル円リバウンド」と考えたが甘かった、、、
リスク回避・円買派の圧力は想定外に強し!(汗)
・先週のECB理事会では予想通りの60bpの利下げが行われて、今週はいよいよFOMCBOEBOJ政策会合。結局予想ではFOMCで↑25bpBOEBOJは据え置き予想となっているが、FOMC50bp↑やればグレート・サプライズ。
・ただ先週のECB理事会での▲60bpの後、ユーロがむしろ反発しており、米利下げ路線も既に市場織り込み済なのかもしれない→Buy on Fact??
・先週も言ったか「ドル円下げには棹差さずついていくが、反発の可能性は常に忘れない」の戦略で行きたい。

 

◎<豪ドル相場>
先週豪ドルは、米ドルが週末にかけて軟化する中、67セント台まで反発、対円ではドル円の140円台への下落と相殺し合いながら94円台前半で軟調推移した。
今週もFOMCを控えて米ドルの乱高下が予想されるが、対円ではドル円が140円を割り込むかが焦点。140円がサポートされるのであれば、豪ドル円も上の目が残るということだろう。

先週の相場レンジ―AUDUSD 0.6622-0.6732   AUDYEN  93.59-95.38
(先週の予想レンジ―AUDUSD 0.6550-0.6750   AUDYEN  92.00-97.00)
今週の予想レンジ―AUDUSD 0.6600
-0.6800    AUDYEN  92.00-97.00


・先週は週初米ドルが堅調地合となる中、66セント台前半に下落し、対円ではドル円が142-143台で底堅い動きをする中、95円前後を維持した。
・しかし週後半米国50bp利下げの思惑が浮上し米ドルが軟調となる中、67セント台を回復。対円ではドル円が140円台前半まで続落したことから94円台前半での軟調しいとなった。
・今週は豪州8月雇用統計が発表されるが、RBAの雇用軟化予想もまだ少し先であり、予想値は、失業率は前月並みの4.2%、就業者数は前回のサプライズ5.82万人増からは減少するものの、依然として+2.5万人増と堅調予想になっている。
・ただ足元は国内景気よりはやはりFOMCが焦点であり、利下げの下げ幅によっては豪ドルにも影響があるだろう。
・筆者予想ではFOMCの利下げ幅は25bpに留まり豪ドルの67セント台は重くなると予想。一方対円ではドル円の140円台がサポートされるか否かが焦点だが、筆者としては依然として140円を割る下落トレンドへの復帰は予想していないので豪ドル円も94円台がサポートされるとの見立てだが、、、

 

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投稿 「今週の相場の焦点」by Joe Tsuda (津田 穣)16 September 2024JAMS.TV に最初に表示されました。

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