未分類 – JAMS.TV https://www.jams.tv オーストラリア生活情報ウェブサイト Tue, 26 Jun 2018 11:03:42 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.7.2 スーパーからレジ袋が消えた日 https://www.jams.tv/shopping/110785 Tue, 26 Jun 2018 06:43:08 +0000 https://www.jams.tv/?p=110785 少し前からコールスやウールワースといったスーパーの入り口で、「もうすぐレジ袋廃止するよ~」という張り紙を見かけていました。そうか、と思いつつ特に気にもしないでいましたが、先日ウールワースでいつものように買い物を済ませてレ […]

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少し前からコールスやウールワースといったスーパーの入り口で、「もうすぐレジ袋廃止するよ~」という張り紙を見かけていました。そうか、と思いつつ特に気にもしないでいましたが、先日ウールワースでいつものように買い物を済ませてレジに行くと、本当にレジ袋がない!気が付けばレジ袋廃止の初日(6月20日)でした。その日はパソコンやら資料やらでいっぱいのバッグに、無理やりまとめ買いした商品を詰め込んで帰るハメになりました。

思えば2年ほど前、東京からシドニーに移り、スーパーで買い物をしたときに、レジ袋が有料でないことに驚きました。東京にいた時は、近所のスーパーでレジ袋がすでに有料化され、エコバッグを片手に買い物する主婦をよく見ていたからです。私もそれに触発されて、コンビニではレジ袋を断ったり、スーパーにもエコバッグを持って行っていたことを思い出します。それが今では、シドニーのレジ袋が無料で使える環境に慣れてしまって、いざ廃止されると「ちょっと不便だな…」と思う始末。反省しなければなりません。

オーストラリアの2大大手スーパーであるウールワースとコールスは、2018年6月30日までに、シドニーのあるNSW州に加えて、VIC州とWA州の店頭でのレジ袋配布を禁止することを発表しています。ウールワースは当初の計画より10日早い、6月20日に廃止に踏み切ったようです。これからは買い物袋を持参するか、忘れた場合は1枚15セントの再利用可能なビニール袋を買うことになります。

そもそも自然が豊かで環境に対する意識が高いオーストラリア。国レベルでも日常生活レベルでも、いろいろな取り組みがなされているように思います。タバコもおおっぴろげには販売されていないし、環境にやさしいオーガニック製品も多いし、日本の感覚で長時間熱いシャワーを浴びていたら、オーナーからは注意されるし……

確かにレジ袋も環境に悪いのは分かります。でも、オーストラリア人のレジ袋に対する環境意識は、日本人のそれとは少し違うようです。日本でいえば、エコバッグを持ち歩くのには、資源削減やごみ処理問題といった理由が一番に挙げられるかもしれません。学校でも、「石油はあと何年で~」だとか、「ダイオキシンが大気を汚染して~」と教えられてきました。一方、ありあまる土地とユニークな動植物を持つオーストラリアでは、資源やごみ処理の問題のほかに、ポイ捨てされるビニールから固有の動植物や生息地の環境を守ることも、レジ袋廃止を進める大きな目的になるそうです。

土地柄によって考え方は違えど、大手企業が環境保全に向けた動きを見せるのは、私たち消費者の意識改革にもなりますね。今まで2枚3枚と重ねて使っていたり、無駄に持ち帰っていたりしたレジ袋とおさらばして、私も常にマイバッグを持ち歩くようにしたいと思います。

文・村上紗英

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イスラム教の1カ月断食「ラマダン」が始まりました! https://www.jams.tv/uncategorized/106096 Tue, 22 May 2018 03:14:29 +0000 https://www.jams.tv/?p=106096 毎年、ヒジュラ暦の第9月におこなわれるイスラム教徒の義務のひとつ「ラマダン(Ramadan)」が今年も始まりました。 ラマダン(Ramadan)ってなに? ラマダンとは、簡単に説明するとイスラム教の主神であるアッラーへ感 […]

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毎年、ヒジュラ暦の第9月におこなわれるイスラム教徒の義務のひとつ「ラマダン(Ramadan)」が今年も始まりました。

ラマダン(Ramadan)ってなに?

ラマダンとは、簡単に説明するとイスラム教の主神であるアッラーへ感謝を捧げるために約1カ月に渡って、禁欲をするという神聖な行事。目的は欲を捨て、イスラム教の主神であるアッラーへの献身と奉仕に没頭し、信仰心を清めること。

ヒジュラ暦は西暦と毎年11日ほどのずれがあるので、その年によって開催時期は異なりますが、2018年は5月16日(水)より6月14日(木)までとなり、その期間中には日の出から日没までの時間は食欲だけでなく、その他の禁欲も課せられるんだとか。

ちなみに、およそ33年ですべての季節のラマダンを体験することになり、イスラム教徒は一生のうちに同じ季節ののラマダンを平均2回ずつ過ごすと言われています。

オーストラリアにおけるイスラム教

2016年の国勢調査データによると、オーストラリアで最も信仰されている宗教はカトリックで22.6パーセント、そしてイスラム教は2.6パーセントとなり、約10倍の差があります。

多民族国家と言われるオーストラリアですが、イスラム教徒は統計上そこまで多くないようです。しかし、実際にシドニーの街を歩いていると、多くの中東系の人々を見かけるので、期間労働者や学生、旅行者の人が多いのかもしれません。

次に世界のイスラム教に目を向けると、2006年に世界人口65億人のうち、イスラム教徒が19%以上、カトリック教徒が17.4%と、イスラムがカトリックを数で上回ったと報道されています。

ただしカトリック、ギリシャ正教、英国教会、プロテスタントなども含めたキリスト教全体では「世界人口の3人に1人」の割合となり、イスラム人口を上回る計算になります。それも急速に拡大するイスラム教に2100年には追い越され、イスラム教が世界最大の宗教になると言われています。

ラマダン期間中に日本人が気をつけるべきことは?

昔、私が語学学校に通っていた時に、友達が電子レンジで温めたお弁当を教室で食べようとしたのですが、その時に何人かのイスラム教徒のクラスメイトが無言で一斉に席を立ち、クラスから出ていきました。

あとで、その事について話しを聞いてみると、「ラマダン中で食べ物の匂いを嗅ぐとお腹が減るから」と。普段は一緒にバカな話をする仲間なのに、この時ばかりは文句のも言わず、整然とした対応をしていたことに彼らからイスラムの誇りを感じました。

また、日本でイベント会社に勤務していた時に、モロッコやアルジェリア、セネガルなどの西アフリカをルーツに持つアフリカ系フランス人で構成されたチームをダンスの大会のために招致したのですが、ラマダンと大会が重なっていて、彼らは出番前に食事や水分摂取もできませんでした。

絶対的に不利な状況にも関わらず、言い訳ひとつせず、むしろいつも以上にチームメイト同士が団結して戦っている姿を端から見て、心が震えました。

ラマダン期間中に日本人が気をつけるべきこと……、結論から言うと特にありません。断食は楽なことではありませんが、つらさと向き合うことに意味があるわけで、その気持ちをイスラム教徒以外の人が完全に理解するのは、不可能だからです。

イスラム教徒ではない私たちに、できることがあるとすれば、それはイスラム教だけでなく異なる宗教や文化を尊重し、理解を示すことではないでしょうか?

最後に……

現在のオーストラリアは、約2,300万人の人口のうち、4分の1が海外生まれという、移民の力によって成り立っている移民国家です。「オーストラリア人第一」を掲げ、移民法の改正をはじめとする右傾化は進んでいますが、その一方で、経済・産業界にとっては、国際競争力のために優秀な人材の確保が不可欠で、移民に頼らざるをえない現実があります。

それは日本も同じ。世界に例のない少子超高齢化時代に入ったぶん、他国よりも労働者不足の問題は深刻なのかもしれません。「移民受け入れ=治安の悪化や民族・宗教上のトラブル」といった考えを持つ人も多く、さまざまな反応があるようですが、今後どう新たな時代に対応しているのか気になります。

むずかしい話になりましたが、個人的には「答えを出すこと」よりも「問題を共有すること」が大切なのかなと思っています。そして、イスラム教の人って真面目ですし、すごく親切なことを知っていただければと思います。シドニーには、おいしいトルコ料理やレバノン料理などが食べれるレストランもあるので、そちらもぜひ機会があれば挑戦してみてください。

 

文:德田直大

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倫理と芸術の間で揺れ動くシドニーのグラフィティ(路上アート) https://www.jams.tv/entertainment/103236 Mon, 23 Apr 2018 23:53:24 +0000 https://www.jams.tv/?p=103236 グラフィティが抱える問題とシドニーの現状 先日、帰宅途中に見かけた光景。シティレールの車両に「Fu*k Cops!」とグラフィティが描かれていますが、果たして作者はそんなに警察に恨みでもあるのでしょうか? 犯罪行為である […]

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グラフィティが抱える問題とシドニーの現状

先日、帰宅途中に見かけた光景。シティレールの車両に「Fu*k Cops!」とグラフィティが描かれていますが、果たして作者はそんなに警察に恨みでもあるのでしょうか?

犯罪行為である違法なグラフィティを用いてでも、そのメッセージを発信したいなら、交番の壁やパトカーに描けばよいのに(それも犯罪!)、なんて思ってしまいましたが、そういう問題ではありませんね(笑)。

じつはNSW州では違法のグラフィティの数は年々増加傾向にあり、年間おそよ3億ドル以上の被害があるんだとか。オーストラリアは「クリーンで法律を遵守する」といったイメージを個人的に持っていたので、これにはびっくりです。

グラフィティとは1970年代にニューヨークで発祥したアートフォームで、ヒップホップ4大要素(ラップ、DJ、ブレイキング、グラフィティ)のひとつとして知られています。エアロゾールやフェルトペンを用いて、無許可で壁や電車などにメッセージを芸術的に描く前衛的な芸術として発展し、そのカルチャーの中からはキース・へリング(Keith Haring)バンクシー(Banksyといった世界的な芸術家も輩出しました。

1983年に公開された映画スタイル・ウォーズ(Style Wars)によってメディアを通して初めてグラフィティが発信されましたが、そこにはグラフィティのありのままの姿が描写されていたこともあり、公共空間において無許可かつ匿名で行なわれる芸術活動(要は犯罪)としての部分も含め、世界中へ広まることになります。

景観を乱す、犯罪行為を助長するなどの多くの問題を持つグラフィティは、世界的に問題視されている一方で、シドニーの街を歩くと美しくも力強いパワーを持つ魅力的な芸術作品を目にすることも多いので、グラフィティそのものを否定することができないのも事実です。

そういったグラフィティが持つ問題を解決すべく、ライターたちが自由にグラフィティを描くことができるリーガルウォールというものがあります。じつはオーストラリアならびにシドニーのリーガルウォールの数は多く、グラフィティライターを取り巻く環境は世界的に見ても悪くないようで、ここシドニーでも多くの作品を見ることができます。

シドニーのグラフィティスポット

①ボンダイ・シー・ウォール/ボンダイ・ビーチ


シドニーで最も有名なグラフィティスポットといえばボンダイ・シー・ウォール。ビーチ沿いにある遊歩道には数百メートルに渡って、様々なグラフィティアーティストの作品が描かれています。

中にはグラフィティとは少し違ったポップでキャッチーな壁画もありますが、アートを楽しみたい人や写真を撮りたい人にとってはよいかもしれません。©︎Bondi Beach Graffiti Wall

②グラフィティトンネル/シドニー大学


規模としては大きくありませんが、天井までみっちりと作品が描かれており、グラフィティ作品の密度が濃いのが特徴。

ベトナム戦争に対するメッセージをシドニー大学の学生が描いたことに由来しており、今も多くの政治的なスローガンが描き込まれている、グラフィティライターの魂を感じることができるスポットです。

現在もシドニー大学の構内の通路として使われています。©︎gottoesplosivo

③シデナム(Sydenham)駅付近


シドニー南部の郊外からシティへ通勤している人にとっては、毎日電車内から目にすることができるグラフィティエリアで、広大な工業地帯の横道沿いに多数のグラフィティ作品が描かれています。

無骨で廃れた雰囲気を持つ工場とグラフィティの相性は非常によく、作品が持つニュアンスを際立たせます。©︎hiveminer.com

倫理と芸術の間で揺れ動くシドニーのグラフィティ

もともとは犯罪行為であるグラフィティですが、時を経て、徐々にその芸術的価値が認められるようになってきました。それは才能あるグラフィティライターたちがクリーンな芸術活動を通して勝ち取ってきたものであり、このグラフィティ文化を発展させていくうえでこれから先もずっと必要なものだと思います。

その一方で「許可された場所で描くのはリアルじゃない」という声もあります。確かに、無許可でグラフィティ作品を描くには綿密に作戦を練った上で、大きなリスクを背負って創作活動をしないといけないので、作品とは別にその活動内容自体がエキサイティングであり、見る人の想像力が掻き立てられるのも事実です。

歴史を振り返るとゲリラ的に描かれたグラフィティ作品の中には、人々の心を動かすような強烈なメッセージを含む芸術と評価された作品も少なくありません。そもそも反政府的なメッセージを掲げる場合は、ゲリラじゃないと意味がないという考えもあるので、倫理と芸術の間で人々の意見が揺れ動いているのでしょう。

周囲に迷惑をかけて、大きなリスクを背負ってまでやらないといけない使命があるのであれば、もしかしたらそれも必要なことかもしれません。でも、度胸試しのゲーム感覚でやってるのであれば、政府や国家権力だけでなく、歴史を作ってきたライターへのディスリスペクトにもなります。

表現の自由は誰しもが持っています。でも、街の景観を乱すだけなら……、それはただの迷惑行為だし、やるなら覚悟を持って描ききれよと言いたいですね。

 

文:德田 直大

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オーストラリアのサッカーとラグビーと国家戦略とその他いろいろ https://www.jams.tv/entertainment/101751 Tue, 10 Apr 2018 00:00:28 +0000 https://www.jams.tv/?p=101751 先日、アジアチャンピオンズリーグのHブロック予選第3節としてシドニーのアリアンツ・スタジアムで開催されたシドニーFC対鹿島アントラーズの試合をスタッフみんなで見に行ってきました。試合は前後半にそれぞれ1点づつ得点を決めた […]

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先日、アジアチャンピオンズリーグのHブロック予選第3節としてシドニーのアリアンツ・スタジアムで開催されたシドニーFC対鹿島アントラーズの試合をスタッフみんなで見に行ってきました。試合は前後半にそれぞれ1点づつ得点を決めた鹿島アントラーズが2対0で勝利を収めて大盛り上がり。日本人ファンや一緒に観戦した同僚の方たちはハッピーな雰囲気でしたが、私はちょっと複雑な気持ちに……。

と言うのも、この試合の特集記事を担当し、そこでシドニーFCアカデミーチームでゴールキーパーコーチを務める伊藤瑞希さんにインタビューをさせていただいたのですが、オーストラリアのサッカー事情やシドニーFCの選手の魅力をたっぷりと伺っていたので、少しシドニー側に対する思い入れがあったのです。

そもそも私は鹿島を含む特定のクラブチームのファンではないうえに、W杯やオリンピックのような国同士が戦う国際試合とは違うこともあり、日本人だから日本チームを応援するというよりも、現時点での地元チームのシドニーFCを応援するべきなんじゃないかと、そんな気持ちにもなっていました。気持ちの整理がつかないまま、試合当日を迎え、スタジアムに到着し、ついには試合がスタート。最終的に「どっちも頑張れ!」という、どっちつかずのスタンスで試合を楽しみました(笑)。

【ACL特集】シドニーFCのGKコーチに訊いた鹿島戦の見どころ!
https://www.jams.tv/entertainment/98044

海外でのサッカー観戦は今回が初めてでしたが、アリアンツスタジアムは日本のスタジアムとは違い、客席とピッチの距離が近く、選手がプレーしているのを目の前で見ることができました。また、芝生の香りやボールを蹴る音が聞こえたりと、視覚だけでなく五感すべてを使って、観戦を楽しむことができ、中継では伝わらない生のよさを実感しました。個人的に今回の試合を通して印象的だったのはシドニーFCのアドリアン選手でした。今試合の注目選手のひとりとして聞いていましたが、華麗なプレーの連続に魅了されました。ボールタッチは女性をエスコートするジェントルマンのように軽やかで、左足から放たれるシュートは美しい湾曲を描きます。言葉にすると少し変な表現になりますが、「なんかエロいぞ」と、そんな感覚を覚えました(笑)。また、機会があればサッカー観戦に行きたいと思います。

試合の話からは少し離れますが、伊藤さんのインタビュー記事の中でも触れていた、「オーストラリアがアジアサッカー連盟に加入している理由」について、後日調べていくうえで色々とわかってきたことがあります。記事の中では、オーストラリアのサッカーを技術的に発展させるために、オセアニア連盟ではなく、敢えてレベルの高いアジア連盟に所属をするということに触れていましたが、どうやらアジアのスポーツマーケットへの進出も大きな理由のひとつだったようです。

オーストラリアのスポーツといえばやはりラグビーとクリケット。しかし、この2種目は国際的に競技人口が決して多い訳ではなく、特にオーストラリアと隣接するアジア諸国では人気が低迷しているのでアジアのスポーツマーケットへの接点とは成りにくいようです。そんな中、注目が集まったのがアジアの共通言語とまで言われているサッカーでした。

きっかけは日韓W杯でした。当時、オーストラリア国内でサッカーはスポーツとしてようやく認知されてきたというレベルで、サッカーをプレーするのも観戦を楽しむのも移民の方が多かったようです。しかし、2002年に日韓で開催されたW杯はオーストラリアとの時差が少なく、自宅やスポーツバーで中継を観戦する人の数が予想以上に増え、その人気ぶりを知ったハワード首相がサッカーはオーストラリア国内でも人気のスポーツになる可能性を持つと踏み、そこから政府がサッカーの商業価値を高めていくために動き出したと言われています。

実際、オセアニア連盟に所属していたオーストラリアが、アジア連盟に移籍するには両連盟の同意が必要なため実現不可能と思われていましたが、オーストラリアサッカー協会はオーストラリア政府による協力なバックアップと念入りなロビー活動で、最終的にアジアサッカー連盟への加入を成功させました。この他にも財政破綻していた国内リーグのNSLを解体してAリーグを発足させたり、国家レベルで代表チームをサポートし、32年ぶりのW杯進出を決めたりと、一丸となってサッカーを盛り上げてきた歴史がある訳です。

一連の流れのきっかけは時差が少ない中でテレビ放映された日韓W杯だった訳ですが、そういった意味では今年開催された平昌オリンピックも今後オーストラリア国内におけるウィンタースポーツのターニングポイントになる可能性は十分に孕んでいます。男子ハーフパイプでは、アメリカのショーン・ホワイト選手、日本の平野歩夢選手に続き、オーストラリアのスコット・ジェームズ選手が銅メダルを獲得するなど、南半球に位置する国としては異例とも言える合計3つのメダルを獲得しました。

近年、日本のパウダースノーを求める訪日オーストラリア人観光客は年々増加しており、日本のニセコをはじめとするスキーリゾートはオーストラリア人観光客で溢れかえっています。今回のオリンピックをきっかけに、レジャーとしてのウィンタースポーツがさらなる盛り上がりをみせ、競技としてのウィンタースポーツも注目が高まっていく可能性が出てきたのではないでしょうか。

そして、オーストラリアと時差が少ない国で開催されるスポーツの祭典ということでは、2019年にラグビーW杯が日本で開催されます。オーストラリアにとってラグビーは大本命のスポーツなだけに、国を上げてW杯にむけて盛り上がっていくことでしょう。みなさんもこれを機にルールや選手の顔を覚えるなどしながらラグビー観戦を楽しんでみてはいかがでしょう。

文:德田 直大

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昆虫食の時代がくる? 無料配布の昆虫アイスクリームに挑戦しました! https://www.jams.tv/gourmet/99787 Mon, 19 Mar 2018 23:00:44 +0000 https://www.jams.tv/?p=99787 先日、昆虫入りアイスクリームがシティ各所で配られているという話題が編集部スタッフ内で盛り上がったのですが、JAMS.TVの近くでも無料配布しているという情報を聞きつけたので、ランチタイムを利用して行ってきました。 ©Th […]

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先日、昆虫入りアイスクリームがシティ各所で配られているという話題が編集部スタッフ内で盛り上がったのですが、JAMS.TVの近くでも無料配布しているという情報を聞きつけたので、ランチタイムを利用して行ってきました。
©The Weekend Edition

私たちが行ったのはマーティンプレイスの駅前広場。今回のイベントはThe Economistというイギリスの経済紙が主催しており、昆虫入りアイスクリームを無料配布しているポップアップ・ストーラーの隣では、The Economistの年間購読が20ドルでできるキャンペーンも実施されていました。

“昆虫入りアイスクリーム”と聞くと、ゾッとした気持ちになるかもしれませんが、食生活の中に昆虫食を取り入れることで様々な利点があることを広めるのが今回のイベントのコンセプト。既に世界中の20億を超える人が昆虫を普段から食しており、人口増加に伴い将来的に食糧難になることが予想されている未来の問題解決の糸口になるのではと期待されています。

一緒に行った編集部の武田さんとそんなことを話しながら歩いていると、マーティンプレイス駅に到着しました。ランチタイムなので、もしかしたら行列をなしているのではと予想していましたが、列に並んでいるのは極少数の人たちで、むしろスタッフのほうが多いくらいでした(笑)。

アイスクリームは全部で4種類のラインナップ。

  • Scurry Berry/アリやゴキブリがはいったベリーアイスクリーム
  • Choc Hopper/バッタがはいったチョコアイスクリーム
  • Strawberry ans Swirls/ミルワームがはいったイチゴアイスクリーム
  • Nutritious Neapolitan/なんか色々はいってるミックスアイスクリーム

ネーミングがお洒落で凝っているな、なんて思いながら、私はベリーが好きなのでScurry Berryに挑戦。ゴキブリの羽のようなものは見えましたが、本体はアイスクリームの中に入ってなかったので少しホッとしました。一緒に行った武田さんはミルワーム入りのアイスクリームを食べていたのですが、それは素材がそのまま残っていたので”インスタ映え”する強烈な見た目でした(笑)。

勢いで並んでしまったものの、捨てるのももったいないので残さず食べましたが、味に関しては普通の美味しいアイスクリームで、逆に虫はアイスクリームの味に負けたのか完全に無味でした。

ネットで調べていけば、エビやカニの成分も昆虫とほぼ一緒という科学的な裏付けや、「地球環境に…」「健康に…」という話がどんどん出てきて、頭では重々理解したのですが、やっぱり私にとって昆虫食は抵抗が強く、まだ心では受け止められないなぁ…、ということが分かりました。それでも、「昆虫入りアイスクリームを食べた」というのは未来の食文化への大きな一歩になるはず。みなさんも、ぜひ機会があれば昆虫食に挑戦してみてください。

 

文:德田 直大

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【留学生必見】JAMSスタッフが人気留学先を徹底比較します! https://www.jams.tv/education/98541 Wed, 07 Mar 2018 01:05:30 +0000 https://www.jams.tv/?p=98541 ある日、ふと気がつきました。「あれ? JAMSスタッフって、色んな国で留学経験している人が多くない?」…と。編集部の武田さんはイギリス留学してて、私はアメリカとフィリピン留学、編集部インターンの浜登さんは高校 […]

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ある日、ふと気がつきました。「あれ? JAMSスタッフって、色んな国で留学経験している人が多くない?」…と。編集部の武田さんはイギリス留学してて、私はアメリカとフィリピン留学、編集部インターンの浜登さんは高校からオーストラリア、営業部の大栢くんはカナダでワーホリ経験あるし、三好さんもオーストラリアに来る直前までマレーシアで留学していたらしい。

近年、留学生の渡航先は多様化して選択肢は増えていると聞いていたものの、これだけ多くの国で留学生活をしている人がJAMSに集まったのは、偶然なのか、はたまた必然なのか…。どちらにせよ、せっかくの機会なので人気留学国を比較する記事にしてみようということになり、2月にみんなで集まって6カ国留学座談会を開催しました。

比較的メンバーが内向的な性格の人が多かったので、座談会を始める前は企画したもののうまく進行するか不安でいっぱいでしたが、実際には予定していた時間を軽くオーバーして、急遽2日間に分けて収録したほどに盛り上がりました。最後のまとめの時には、それぞれがかなりいいことを言っていたので、ジーンと来るような場面もあり、「これは、何のためにやってるんだっけ?」と目的がわからなくなったほどです(笑)。

私はアメリカとフィリピンを代表して、色々と意見させてもらいましたが、この2カ国に関することであれば尽きることなく話ができるので、「ネットで調べても出てこない」、「留学エージェントや学校が教えない」など、実際に留学経験者だけが知る、現地の生活をサバイブするための”裏技”に絞って話させてもらいました。なかには「そんなこと、言って大丈夫なの?」というグレーな話もあったりしますが、できる限りカットせずに掲載していきたいと思います。

今回の座談会は前述した通り、収録段階でかなり盛り上がってしまったので、5回に分けて投稿する予定になっています。それでも、各回のボリュームは大きくなりそうですが、読みやすいように会話形式にしていますので、スラスラと最後まで読み切れると思います。ぜひ、留学を検討している人や現役の留学生だけではなく、留学生の就労やインターンを受け入れている企業の方にも読んでほしいなと思います。

オーストラリア、イギリス、アメリカ、カナダ、フィリピン、マレーシア、人気留学先でJAMSスタッフが実際に経験した純度100%のリアルな体験談を楽しみにしていてください。また、今回の座談会では留学情報だけでなく、各国の文化や慣習などについても話しています。他国と比較することによって発見することができた、オーストラリアのよい部分も紹介していきますので、ぜひそこにも注目していただければと思います。

文:德田 直大

 

留学比較座談会の記事はこちら↓
【第1回】JAMSスタッフが人気留学先6カ国の事情を徹底比較
【第2回】型破り?無謀?留学先で実践した独特な勉強法を大公開
【第3回】仕事はオーストラリアが圧倒?人気留学先の物価や給料を公開!
【第4回】留学先の遊びと観光!さらには各国の恋愛事情を暴露?
【最終回】ねえねえ、結局どの国に留学するのがベストなの?

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ブレイキングバトル「RYUGI vol.14」をお手伝い https://www.jams.tv/entertainment/97620 Fri, 23 Feb 2018 02:15:55 +0000 https://www.jams.tv/?p=97620 日本にいた頃、ストリートダンスイベントの企画・制作・運営、そして月間専門誌の発行など、ストリートダンスに関わることを幅広く手がけるプロモーション会社で勤務していました。踊り自体は高校3年生で辞めてしまったのですが、ずっと […]

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日本にいた頃、ストリートダンスイベントの企画・制作・運営、そして月間専門誌の発行など、ストリートダンスに関わることを幅広く手がけるプロモーション会社で勤務していました。踊り自体は高校3年生で辞めてしまったのですが、ずっとストリートダンスやヒップホップカルチャーのシーン中で生きてきたので、JAMS.TVで働いている今もYouTubeで動画を毎日チェックしたり、オーストラリアの交友関係もダンスに関連する人が多かったりします。

先日、シドニーの兄貴分であるHIDEBOOさんが定期的に開催しているブレイキング(通称:ブレイクダンス)のイベント「RYUGI」が、日本を代表するダンスグループFOUNDNATION CREWとコラボレーションし、規模を拡大して開催されると聞いてお手伝いに行ってきました。当日は基本的に搬入出を手伝っただけですが、久しぶりに体を動かして体力のなさを実感。常に誰かに「大丈夫かい?」と声を掛けられ、まだ向こうに荷物が残っているにも関わらず、私が運んでいる途中の荷物を持って行かれてしまう始末。

そんな私のポンコツぶりはさておき、イベントはすごく盛り上がっていました。今大会では、優勝者は日本の大会にオーストラリア代表として参加できる権利と、航空券や宿泊費が授与されるので、参加人数が多いだけでなく、いつも以上にレベルが高かったようです。オーディション予選、ベスト32からのトーナメントとイベントは進行し、決勝戦は優勝候補最有力、これまで世界大会で輝かしい成績を残してきた韓国出身オーストラリア在住のBLUE (所属:Extreme Crew)対、メルボルン出身のFlying Foxy(所属:Rhythm Faction Crew)のカードに。見事優勝して日本行きを決めたのは、オリジナリティーのある技でバトルの主導権を握り、最後まで闘志を絶やさなかったFlying Foxyでした。

決勝バトル後には、ブレイキングソロの世界大会「Red Bull BC One」(2016年)で日本人として初めて優勝したISSEIが、今回のイベントにはゲスト審査員として参加していたにも関わらず、オーストラリアチャンピオンのLoweからの熱い要望に応えて、スペシャルエキシビジョンマッチにも出演。日豪トップダンサーの熱い戦いに、来場者や出場者は大いに盛り上がりました。

実は、あまり一般的には知られていませんが、日本は海外から“ダンス大国”としても知られています。日本人が世界大会で活躍しているだけでなく、日本国内で子供たちや女性ダンサーの活躍も目まぐるしい上、ダンススタジオやダンスイベントの数も他国に比べて圧倒的に多く、ストリートダンスシーンのマーケット全体が成熟しているからです。

また、平昌オリンピックで注目されたフィギュアスケートの羽生結弦選手や、スノーボードの平野歩夢選手のように、大きな舞台で活躍している若い日本人ダンサーも数多く輩出しています。今回来豪したISSEIも、小さな頃から日本を背負いながら世界を舞台に戦っていて、同じ日本人である事が誇らしく感じます。

今年、アルゼンチンのブエノスアイレスで開催されるユースオリンピックで、ブレイキングが正式種目に採用決定されることになりました。ユースオリンピックに採用された競技は、オリンピック競技にも採用される確率が高いので、もし正式採用されれば、近い将来日本人ダンサーがオリンピックの表彰台でメダルを獲得する姿が見れるかもしれません。

一方で、オーストラリアのダンスシーンに目を向けると、こちらは意外にも歴史が短く、まだまだ発展途上段階にあります。とは言え、世界的なダンスブームの影響や隣国のニュージーランドが世界大会で活躍している流れも受けて、少しずつ人口は増加しているようです。正直、「RYUGI」に参加する前は、もう少しオーストラリアのレベルは低いのかなと思っていたのですが、想像していたよりもずっと熱くて盛り上がっていました。

今回のイベントで個人的に印象深かったのは、「DJ TIME」と呼ばれる、みんなが自由に踊る時間帯です。音楽への感度、英語のラップや歌への理解度が日本人に比べて高く、自由に踊ったり、時には歌ったりしている姿を見て、「ストリートダンスはスポーツではなく、あくまでアートフォームであり、カルチャーなんだ」と、改めて気づかされました。

ストリートダンスやヒップホップの本質を自然の流れの中で習得、体現しているオーストラリアのシーンは、日本とは違った魅力であふれていると思いました。2月、3月のシドニーはダンスイベントが数多く開催されるシーズンなので、積極的に参加していきたいと思います。

最後に、ゲスト審査員のISSEIに少しインタビューをしたので、ここで紹介したいと思います。

「今回初めてオーストラリアに来ましたが、B-BOY(ブレイクダンサー)のシーンを見て盛り上がりを感じましたし、すごく楽しかったですね。出場者はクリエイティブで自分のスタイルを持っている人が多かったです。同時開催されていたキッズの部にも上手な子がいましたし、今後さらに発展していく可能性があるんじゃないでしょうか。

決勝戦の審査は難しかったです。BLUEは昔から世界大会で活躍しているだけあって、技術は高いし戦い方も熟知していました。相手のFlying Foxyは対照的にフレッシュなことをしていたり、音を聞いてバトルの内容を掴んでいました。最後のラウンドで駆け抜けていった感じがして、僅差でしたがFlying Foxyが少し上回ったかなと思います。

エキシビジョンマッチは体力的にキツかったですね。Loweからオファーがあったと聞いた時には、オーストラリアチャンプが直々に対戦希望だなんて光栄だと思ったし、見に来てくれる人たちの心に何か残したいと思って引き受けました。盛り上がったし、自分も楽しめたのでよかったです。

最後に、予想していたよりも日本人の出場者が多くて驚きました。オーストラリアで活動しているB-BOYの方には、シーンの成り立ちも違う両国の中で日本人らしさをレペゼンしながら、よい部分をどんどん盗んで日本に持ち帰ってもらいたいですね。語学など、オーストラリアだからできることもたくさんあると思うので、ダンスに限らず、むしろダンスを使って、どんどん自分の世界を広げていってほしいと思います!」

文・取材:
德田 直大

ダイジェスト映像:
林田 真哉

写真:
Instagram @jnywkz | @photography.jny
www.facebook.com/photography.jny

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オーストラリア初サーフィンで溺れる…… https://www.jams.tv/entertainment/95125 Tue, 23 Jan 2018 01:53:44 +0000 https://www.jams.tv/?p=95125 社内の男性スタッフにはサーフィン狂が2人いて、その熱中ぶりは出勤前や退勤後のわずかな時間でも、波が出れば海に入るほど。以前から少しサーフィンには興味があり、何度か一緒に行こうよと誘われていたのですが、2人のあまりの本気度 […]

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社内の男性スタッフにはサーフィン狂が2人いて、その熱中ぶりは出勤前や退勤後のわずかな時間でも、波が出れば海に入るほど。以前から少しサーフィンには興味があり、何度か一緒に行こうよと誘われていたのですが、2人のあまりの本気度の高さに少し引いている自分がいて、なかなか最初の一歩が踏み出せずにいました。

そんな時、インターンとして約半年働いていたシオタニくんが日本へ帰国する前に、初心者の彼を連れてみんなでサーフィンに行くらしいと聞きつけ、せっかくのチャンスなので参加させてもらうことに。

今回訪れたのはマルーブラ。シドニー郊外にあるマルーブラの海岸は、比較的よい波が打ちつける一方で、交通のアクセスがボンダイビーチやマンリーに比べるとさほどよくないこともあり、サーファーが比較的少ない穴場スポットです。

到着後はまず波の状態をチェック。スコープを使って沖合の波を確認しながら、あれやこれやと私には理解できない専門用語が飛び交っていました。波が高くて不安げな私を横に「波、立ってないねー」という言葉が聞こえてきましたが、いったん右から左へ受け流しました(笑)。

ボードとウェットスーツ(計50ドル)をサーフショップでレンタルしたあとは、準備運動をしてからさっそく海へ。営業部のクッシーが最初はつきっきりで教えてくれていたのですが、波に煽られて立っているのが精一杯。気がつけば潮に流されてスタート地点からかなり離れた位置に。

残りの体力や足が付かない状況から、早めにビーチに戻る判断をしたのですが、直後に頭から白波を3連発でくらってしまい、海中に引き込まれてグールグル。水面に顔を出してビーチの方向を確認した直後に、波が上からふってくるという状況が続き、大量に海水を飲んでしまいました。「これは自力で戻れないかもな…」と思っていた矢先、前方から偶然オーストラリア人のおじさんが現れました。

「もう大丈夫だだから安心して」「息を大きく吸って」「さぁ、焦らずにゆっくり戻ろう」。ゆったりとした口調で優しく声をかけてくれ、その後ビーチまで送り届けてくれました。こういった状況の中でも、最初から最後までスマートで紳士なおじさん。さらっと助けて、すっと海に戻っていく姿は最高にイカしていて、オーストラリア人の粋を感じました。

こうして私のサーフィンは終了。おそらく、まともに海に入っていたのは30分もなかったはず(笑)。その後は少し休憩をして、ビーチからみんながサーフィンしている姿を見学しながら、写真を撮っていました。

一番上手なエガワさん

沖合から手を振るクッシー

じつは経験者だったシオタニくん

サーフィンは初心者ですが、泳ぎには自信があったので、まさか自分が溺れるとは思っていませんでした。シドニーのビーチはどこも湾状になっていて、日本の海に比べると高い波がコンスタントに発生します。その中で泳ぐには慣れが必要ですし、本当に無理は禁物ですね。

また自分でも気がつかないうちに海水を飲んでいることがあります。もし気分が悪くなったら、まずは水分補給をして、その後に締め付けの強いウェットスーツを脱ぎましょう。日陰で休憩をして、もしそれでも気分がよくならなければ、ライフセイバーのテントで診断してもらってもよいでしょう。

オーストラリアで生活している人や、サーファーは本当に優しい人ばかり。恥ずかしがる必要はないので、みんなで助け合いながら、安全第一で楽しみたいですね。

ハプニングもありましたが、普段はオフィスの中にこもって仕事をしていることもあり、久しぶりに太陽を浴びて、波を感じ、体を動かした後にみんなと食べるランチは格別でした。ちょっとトラウマになっているので、当分サーフィンはやらなくてもよいかなと思いましたが、またビーチには遊びにきたいです。

エガワさん、クッシー、シオタニくん、ありがとうございました。

 

文:德田 直大(編集部)

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