日系コミュニティ – JAMS.TV https://www.jams.tv オーストラリア生活情報ウェブサイト Thu, 14 Nov 2024 05:00:22 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.7.2 豪州最大の日本酒イベントと商談会、メルボルンに続きシドニーで開催 https://www.jams.tv/japanese-community/259949 https://www.jams.tv/japanese-community/259949#respond Thu, 14 Nov 2024 05:00:22 +0000 https://www.jams.tv/archives/259949  JAMS.TV Pty Ltdによる日本の祭典「酒フェスティバル(Australian Sake Festival)2024」ならびにBtoB商談会が、7月のメルボルンに続き、2024年9月28日(土)と29日(日) […]

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JAMS.TV Pty Ltdによる日本の祭典「酒フェスティバル(Australian Sake Festival)2024」ならびにBtoB商談会が、7月のメルボルンに続き、2024年9月28日(土)と29日(日)の2日間にわたってシドニーのCarriageworksで開催された。

本フェスティバルは、年々拡大傾向にある「日本の酒・食・文化・観光」分野のオーストラリア人気において、ひとつの分野に特化した発信ではなく日本文化を総体的に伝えることで、オーストラリアに住む人々の日本への興味と知識を広げることを目的としている。

オンラインとオフラインの両面からオーストラリアの生活・観光情報や広告サービスを幅広く提供しているJAMS.TV Pty Ltdが主催し、日豪の架け橋として長年さまざまな分野で両国に貢献しているスポンサーや出演者・出展者とともに、年々規模を拡大してきた。

シドニーで「酒フェスティバル」を開催するのは今回で3回目。

2022年の初開催以降、日豪から多数の日本酒類の酒蔵・酒造メーカー、小売店、日本食店、日本の伝統工芸品の製作・販売店、文化芸能に関するパフォーマー、日本酒の専門家などを招き、多彩な切り口から参加者が日本文化を日常的に愉しむ機会を増やすことで、オーストラリア国内における日本産食品・製品市場、インバウンド観光市場、芸術分野や文化交流の拡大に寄与することが期待されてきた。

昨年からはシドニーに加えてメルボルンでも7月に開催され、来年3月にはブリスベンでも初開催となる。

日豪文化の架け橋へと成長する「酒フェスティバル」

今回も、全てのチケット(日本円でおよそ7,000円)は当日券を含めて完売。シドニー会場の出展ブース数は日本から来豪した酒蔵を含む日本酒専門業者38社のほか、日本食品卸・小売りや飲食店など総勢81団体に上り、2日間を通して昨年から約3割増となる約8,000人が来場した。

昨年からの改善点として、今年はセッションを分割したことで、開場直後のスムーズな入場を実現し、来場者にとってより快適により多くのブースを回れるスペースが生まれたことは大きい。規模も全体の雰囲気も昨年より確実に改善され、来場者と出展者へ、より豊かなイベント体験を提供することを可能にした。

来場者アンケートによると、今年も幅広い層が来場し、中でも20代から40代のアクティブな年齢層が多く訪れた。また、今回初めて「酒フェスティバル」に参加した来場者が約8割を占め、普段は日本酒を買わない来場者も2割ほどいたことから、本イベントが日本酒に触れる貴重な機会であったことが窺われる。また、大らかなオーストラリア人の国民性からか、会場内で同じ日本酒好きの仲間を見つけて一緒に楽しむ姿も多々見受けられた。

興味深いことに、日本を訪れたことのある来場者は全体の約7割にも上った。日本酒だけでなく、伝統文化の紹介や次回の訪日観光に役立つ情報を求める声も多く、メルボルン会場以上に、シドニー会場では「酒フェスティバル」を日本文化を楽しむイベントとして期待されていた面もあるのだろう。来場者のうち8割以上が「1年以内に日本を訪れることを検討している」と回答し、本イベントが観光アピールの場としても高い需要が見込めることを示した。

「酒フェスティバル」の柱は、日本酒を味わうことだけではない。日本における日本酒の文化的意義と、グローバルで現代的な環境において日本酒がどのように進化しているかを人々に伝えた上で、日豪の観光と経済協力の新たな可能性を探るものでもある。日本酒の伝統的な慣行と現代的なトレンドの壁を取り去って祝うことで、両国の絆を深める一助となるとともに、オーストラリア人が日本文化により深く触れる機会を提供している。

さらに、今年初企画となる抽選会では、能登半島地震の義援金として日本円でおよそ100万円を年間を通して集め、一日も早い被災地復興を祈ると共に全額が寄付された。こうした社会貢献への取り組みも、日豪の架け橋として忘れてはならない点だろう。

来場者に日本酒の世界だけでなく、日本文化や観光、特にオーストラリアと日本を結ぶ幅広い文脈に浸ってもらうことに重点を置き、日本酒が豊かな日本の文化遺産の一部であることを伝える本イベントは、オーストラリア国内における日本産食品・製品市場、インバウンド観光市場、芸術分野や文化交流の拡大にも寄与し、日本酒との新しい出会いや日本文化に親しむ機会を存分に創出したと言えるのではないか。

日本文化を体験できる包括的なイベント


向かって左から、遠藤氏、Maynard氏、千葉氏、大平氏、渡邉氏、後藤領事

初日のオープニングセレモニーでは、開会の挨拶後に主催のJAMS.TV Pty Ltdの遠藤代表取締役、酒サムライであり酒エデュケーターのSimone Maynard氏、同じく酒サムライであり「EUREKA!」オーナーの千葉麻里絵氏、新潟県酒造組合会長であり緑川酒造代表取締役社長大平俊治氏、JETROシドニー事務所の渡邉尚之所長、在シドニー日本国総領事館の後藤領事、6名による鏡開きが行われた。

2日間を通して、日本酒を中心としたさまざまなタイプの日本の酒類(リキュール・焼酎・ウイスキー・ジン、梅酒、果実酒など)500種以上もの試飲・販売があり、酒類関連ブースでは日本産酒類に加えて、日本食店、日本の伝統工芸品の製作・販売店が多数出展した。

お酒を飲まない人のためにノンアルコールドリンクも用意され、食品ブースでは地元のケータリング業者やレストランから日本の祭りに欠かせない日本食の数々が提供された。

今年のハイライトのひとつ、「EUREKA!」のブースでは、東京の日本酒バー「EUREKA!」のオーナー兼経営者であり、日本酒ソムリエと酒サムライの肩書きを持つ千葉麻里絵氏が、同店のメニューと日本酒の多様で美味しいペアリングの可能性を紹介した。

また、フードブースにJFCが出展したことにより幅広い種類の日本食料品が提供され、ステージでの日本伝統パフォーマンスと併せて、会場全体の日本的経験の没入感がさらに高められた。

そのステージでは、日本文化芸能に関するパフォーマンスをはじめ、日本酒とのフードペアリングセミナーなど、多彩な切り口から日本文化を紹介。和太鼓や和楽器などの日本の伝統的なパフォーマンス、ダンスショーやバンドなどの現代的なパフォーマンスで、会場は常に熱気に包まれていた。

日本とオーストラリア先住民の文化とのつながりも示すなど、文化的なショーケースと体験型アクティビティをバランスよく取り入れた結果、多くの観客でにぎわいを見せていた。

セミナーでは、メルボルンを拠点に活動する酒サムライのSimone Maynard氏と新潟県ブースが、初心者でも楽しく学べる日本酒セミナーを開き、日本酒や有名な酒造地域の酒蔵を紹介した。

多くのセミナーを通して、参加者は酒造りのプロセス、日本酒の種類、地域による違いが独特の風味にどのような役割を果たしているかなどについて理解を深めていた。個々のセッションは初心者にとっても日本酒愛好家にとっても示唆に富み、誰もに新しい発見があったことだろう。

酒造りそのものだけでなく、日本酒とのフードペアリング情報も好評だった。フードペアリングのセミナーやブースでは、日本酒が、日本食のみならずいかにオーストラリア料理とも相性が良いか、試食者にオーストラリアの食卓を豊かにできる可能性を見出させ、会場で実際に購入した日本酒を自宅で食事と合わせて試してみるためのアイデアを提供する良き場となった。

会場には品評会「オーストラリア酒アワード(Australian Sake Awards 2024)」の映えある受賞酒一覧も展示され、参加者からの注目を集めた。

先立って26日には、その祝賀会がシドニー市内のホテルで執り行われており、宇都宮酒造(栃木)や亀泉酒造(高知)、今西清兵衛商店(奈良)などの受賞を祝った。今年から新設されたフードマッチング部門では、オーストラリア現地の料理に合う日本酒の酒蔵として、壺坂酒造(兵庫)や加藤吉平商店(福井)などが選ばれた。

「オーストラリア酒アワード」も開催3回目となったが、オーストラリア市場にもたらした変化の一つには、現地の卸業者や小売店がオンラインショップを立ち上げ、アワードを受賞した商品が売れるようになったことが挙げられる。また、現地の試飲促進会などでも、首掛けPOPを付けた商品が売れやすくなり、オーストラリアの一般消費者が日本酒を選ぶ際の指標となるなど、日豪で相乗効果が生まれている。

来場者向けアンケートの「イベントでは何を楽しみましたか?」という項目では、「お酒の試飲」との回答が全体の約9割にも達した。オーストラリアでは、まだまだ飲み比べながら日本の酒を購入できる場所や機会が少ないため、本フェスティバルならではの楽しみ方であると言えよう。

そして、このような経験は日本の酒蔵にとっても、オーストラリア市場や日本酒がオーストラリアでどのように受け入れられているかを感じられる機会となるに違いない。

一方で、日本酒を飲むきっかけが「日本への旅行」だったと答える来場者も多い。実際に、今年1月から5月にかけての訪日オーストラリア人は40万200人にも上り、前年同期比72.2%増と好調を示している。

そのため、観光客数全国5位を誇る奈良県などはインバウンド需要を取り込むため、本フェスティバルでも酒と食を中心とした観光コンテンツをオーストラリア人にアピールした。

日本酒をはじめとする日本産の酒類や食品の取引に関心のあるオーストラリアの卸売業者や小売業者、飲食店などを対象としたBtoB商談会では、日本とのオンライン商談も含め、オーストラリアの日本産酒類のさらなる販路拡大に利用された。

近年、日本政府でも日本産酒類の一層の輸出拡大を図るため、海外における日本産酒類の認知度向上および販路拡大に向けて取り組んでいるため、対面とオンラインともに両国の間では熱心な商談が交わされた。

現在、オーストラリアには約1,400銘柄(注1)の日本酒が流通しており、オーストラリア国内で銘柄が増えたのはこの7、8年のことだ。日本酒はワインや他のアルコール飲料に比べると、依然として知名度は高くない。(注1:自社調べ)

しかしながら、シドニーやメルボルンなどの500万人都市を中心に、前年比170%で訪日観光客数が増加していることなど、人気の旅行先に日本が選ばれる背景やオーストラリアの多様性に寛容な多文化主義から、日本酒の分野が秘める可能性は大きい。

今回の出展者らからのオーストラリア日本酒市場に対する所感は、「年々回を追うごとに、⽇本酒への需要の⾼まりを感じる」「まだまだ初⼼者が多く、これからが期待できる」「オーストラリアの市場は⾮常に活発だと感じた。今後ポテンシャルは⾼いと思う」など好感触。⽇本酒だけではなく、リキュール、ジン、焼酎などさまざまな酒類の日本酒類を試飲する来場者も多く、特に甘味を好むオーストラリア人にとってリキュールへの関心が⾼かった。

日本酒造組合中央会によると、2023年の日本酒輸出の国別ランキングにおいて、オーストラリアは数量が10位、金額が8位を占めている。また、日本の財務省貿易統計によると、2023年のオーストラリア向け日本産酒類の輸出額は65億8,300万円で、前年比17.2%増。一方、日本酒造組合中央会が今年2月に発表したオーストラリア向け日本酒の輸出額は、同年に6億4,459万円と前年を30%下回った。

オーストラリアではコロナ禍のロックダウン期間を経て、酒類のテイクアウトやオンライン販売の需要が拡大し、日本酒専門のインポーター、日本酒を扱う酒販店や多国籍レストランなども年々数を増しているが、同年にオーストラリア向けに輸出された日本酒1リットル当たりの価格は1,212円と、前年比4.8%上昇し、一気にプレミア化が進んでいる。

オーストラリアの日本酒市場における今後の課題としては、現地の「売り手の育成」と「消費者の育成」がますます重要視される。オーストラリアの多くの消費者は、店員からの推薦がないと日本酒を選べない。日本酒をより買ってもらいやすくするためには、売り手と消費者の両方に対する教育が不可欠である。

「酒フェスティバル」では、日本酒という観点から姉妹プロジェクトである「酒アワード」と共に、日本酒の幅広い魅力と多様性を示すことで、日本酒、ひいては日本文化をより親しみやすい楽しみとしてオーストラリアの一般消費者に周知しているが、来場者の中には「出展者との交流」を楽しみとして挙げる声も多い。より多くの日本の酒蔵がフェスティバルに出展できるよう取り組み、オーストラリアの人々に独自の日本酒とその背景を伝えてもらうことが、今後の鍵となりそうだ。

「酒フェスティバル」は2025年もメルボルンとシドニーで開催予定。また2025年3月にはブリスベンでも初開催される。

日本酒を入口とした日本の食・文化へのPRおよび訪日意欲を促進するイベントとして、オーストラリア各都市への拡がりを見せ、今後ますますの期待が持たれる。

代表者らのコメント

JAMS.TV Pty Ltd 遠藤代表取締役


向かって右から、遠藤代表取締役、千葉氏、Maynard氏

「ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。無事に大きな事故もなく終えられたことは、準備から本番まで長い期間ご尽力いただいた関係者・スタッフの皆さまのお陰です。弊社が開催したイベントの中でも最大級の規模であり、イベントを通してたくさんの交流が生まれ、また、シドニーに在住する日本人を元気にするようなイベントができたのではと思っております。また来年も開催しますので、ぜひご協力のほどお願いいたします。皆で盛り上げましょう!」

セミナー講師 Simone Maynard氏

「イベントオーガナイザーの一人として、昨年のフェスティバルから多くのことを学び、今年は参加者により良い体験をしてもらうために多くの点を改善しました。その結果、快適な雰囲気が生まれ、来場者は多種多様なブースを昨年以上に楽しむことができたと思います。天候にも恵まれ、楽しくエキサイティングな日本酒フェスティバルを開催するのに最適なコンディションでしたね。私たちは、日本の豊かな文化的要素や魅力的な歴史と伝統の数々を味わっていただけるよう常に発展を模索しています。来年の酒フェスティバルもより良いものにするため、より多くの教育の機会やフードペアリングの可能性など、双方向的な体験を提供できるように努めます。メルボルンとシドニーで開催される次回の酒フェスティバルをお楽しみに。来年3月には先駆けて、ブリスベンでも日本酒フェスティバルの小規模版がデビューする予定です!」

ステージMC Ari Gorney氏

「日本文化に興味があるなら、あるいは日本酒についてもっと知りたいなら、シドニー日本酒フェスティバルは見逃せないもの。200種類以上の日本酒を味わうことができ、その背景にある伝統や文化の重要性について学ぶことができる素晴らしい機会ですから。日本のお酒の試飲だけでなく伝統的な和太鼓からモダンダンスまでさまざまなパフォーマンスが行われ、日本文化の新旧両方の側面を垣間見ることができます。ベテランの日本酒ファンも日本酒がまったく初めての人も、誰もが楽しめる内容で、素晴らしい日本食のセレクションや1日中楽しめるエンターテイメントなど、あらゆる年齢層が楽しめる没入型の文化体験が、あなたを待っています。オーストラリアにいながらにして、日本の一角に足を踏み入れたような気分になれるこの活気あふれるイベントを、来年もぜひお楽しみください!」

出展者の方々

商談会の様子

 

ステージ関係者の方々

来場者のみなさんの様子

全ての写真:Sayu Matsunaga

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名古屋代表ランナーらがシドニー市庁舎を表敬訪問 https://www.jams.tv/japanese-community/258597 https://www.jams.tv/japanese-community/258597#respond Thu, 03 Oct 2024 05:00:43 +0000 https://www.jams.tv/archives/258597 シドニーで9月15日、「シドニーマラソン2024大会」が開催された。名古屋市から派遣され、この日のマラソンに出場した市民ランナーの大山幸志郎さんと牧浩子さんが、マラソン大会の翌日16日にシドニー市庁舎を表敬訪問し、Rob […]

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シドニーで9月15日、「シドニーマラソン2024大会」が開催された。名古屋市から派遣され、この日のマラソンに出場した市民ランナーの大山幸志郎さんと牧浩子さんが、マラソン大会の翌日16日にシドニー市庁舎を表敬訪問し、Robert Kok副市長と面会した。

さまざまな距離のランニングとウォーキングのコースが用意されたイベントとして、国内外のランナーに親しまれている「シドニーマラソン」は、「名古屋シティマラソン」と姉妹マラソン関係を結んでおり、毎年相互に代表ランナーを派遣し、スポーツを通した両市の交流を図っている。

2012年に姉妹マラソンを提携して以来、名古屋市とシドニーはお互いの都市大会の成績優秀者をもう一方の大会へと派遣してきた。姉妹友好都市40周年の節目である2020年は、残念ながら新型コロナウイルスの影響で中止となったが、2023年までに毎年「シドニーマラソン」開催にあわせて9回の交流が続いている。2024年は10回目の派遣となった。

毎年恒例の「シドニーマラソン」は、ハーバー・ブリッジを筆頭にシドニーらしい景観をコースに取り入れ、180度のカーブを減らして流れをスムーズにするなど、誰もが楽しめるランニング体験とカジュアルでフレンドリーなサポート体制が特徴。マラソン、ハーフマラソン、10km、そして3.5kmのファンランコースが用意されている。世界6大マラソンシリーズ「アボット・ワールド・マラソン・メジャーズ(Abbott WMM)」の7つ目の候補レースとして選ばれていることもあり、シドニー市民から世界各国のランナーまで、幅広い層から好評を博している。

今年の3月に開催された「名古屋シティマラソン 2024」にて優秀な成績をおさめた大山さんと牧さんは、名古屋代表ランナーとして今回のフルマラソンにそれぞれ出場。今年は約40,000人以上のランナーが参加し、うち約680人が日本人の参加者だった。フィニッシュライン近くでは、2000年シドニーオリンピックにて日本陸上界戦後初の金メダルを獲得した高橋尚子さんが、大会アンバサダーとしてランナーらを笑顔で出迎えた。

「シドニーマラソン」完走の翌日、大山さんと牧さんはシドニー市庁舎を訪問し、名古屋市に縁の深いKok副市長から温かな歓迎を受けた。

大山幸志郎さん

高校生までマラソンを続け、就職後に社内のランナーに誘われたことでマラソンを再開。「マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知 2024」男子ハーフマラソンの部で、1時間8分4秒のタイムを記録し、3位に入賞。「シドニーマラソン」ではフルマラソンの部に出場し、2時間28分41秒のタイムを記録。

「名古屋とシドニーは姉妹都市なので、名古屋シティマラソンのようにシドニーマラソンのコースももう少しフラットなコースだと思っていましたが、意外とアップダウンが多くて大変でした。景色がとてもきれいなところを走れたことや、風を感じながら走れたことが印象に残っています。また、沿道には観客の方がたくさんいらっしゃり、手を振ってくれたり声援を送ってくれたりして走行中の気持ちを盛り上げてくれました。その光栄に、日本とは違う雰囲気を感じました。

年内の国内のマラソン大会に3つほどエントリーしているので、今後はその準備に入ります。今の目標は、どこかで優勝すること。まだ優勝経験がないので、国内の大きな大会で優勝できるように頑張りたいです」

牧浩子さん

もともとスポーツジムやエアロビクスが好き。ランニングマシンを利用したところ走ることが楽しくなり、徐々に走行距離を伸ばしていった。「マラソンフェスティバルナゴヤ・愛知 2024」女子10kmマラソンの部で、45分4秒のタイムを記録し、7位に入賞。「シドニーマラソン」ではフルマラソンの部に出場し、3時間47分のタイムを記録。

「初めてマラソンに参加した時に意外と良い成績だったので、もう少し頑張ってみようと思いました。ただ、最初はまったく走ることなんて想像もしていなかったので、自分でも驚いています。『シドニーマラソン』も、最初はすごく不安で無理かもしれないと思いましたが、『タイムを出さなくても良いし、ゆっくり走ればいい』と言われてエントリーしました。長くてきついコースでしたが、景色がとてもきれいで、楽しみながら走ることができました。

応援もたくさんあり、日本とは違って皆さんが声をかけてくれたり、励ましてくれたりしてとても嬉しかったです。おかげで辛さより楽しさが勝り、出場して本当に良かったなと思いました。

次は『名古屋ウィメンズマラソン』に出ようと思っています。今の私にとって、マラソンは『走らないと気持ち悪い』というくらい大切な存在。走ることでリフレッシュできます。生活に欠かせない趣味で、これからも続けていきたいと思っています。今日も天気が良いので、シドニー市内を走りたい気分ですね」

Robert Kok副市長によるスピーチ

「まずはランナーのみなさん、フルマラソン完走おめでとうございます。一昨日はNSW州の参議院選挙があり、私にとってもエキサイティングな一日でした。幸いなことに副市長に再選し、6期目を務めさせていただきます。

シドニー市と姉妹都市である名古屋市とは長い歴史を共有しており、来年はついに45周年を迎えることとなります。私は2010年の30周年に河村市長がシドニーを訪れた時から、名古屋市との交流に参入させていただきました。私の妻が稲沢出身ということもあり、名古屋を訪れる機会も多くあります。このように、名古屋との強い関係を維持することは、私にとって非常に重要なことと捉えています。

名古屋市と『シドニーマラソン』代表ランナーとの交流もまた、友好関係を継続するための重要な一歩です。またここシドニーでお会いできることを願っています。じつは、私も河村市長とともに『名古屋シティマラソン』に参列することを提案したことがあります。42kmは少し長いかもしれませんが、いつかゴールでお会いしましょう。

(最後に)どうぞ、ラミントンをお召し上がりください。ラミントンは、オーストラリアの伝統的なお菓子として地元で愛されているケーキです。あんなに走ったのですから、今日は少しでも糖分を摂ってくださいね」

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訪日オーストラリア人旅行者数は過去最高を記録!訪日観光セミナー「Japan Roadshow 2024」開催 https://www.jams.tv/japanese-community/257390 https://www.jams.tv/japanese-community/257390#respond Wed, 04 Sep 2024 05:00:16 +0000 https://www.jams.tv/archives/257390 JNTO(Japan National Tourism Organization/日本政府観光局)主催による訪日観光セミナー・商談会 「Japan Roadshow 2024」が、8月26日にシドニー、27日にブリスベン […]

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JNTO(Japan National Tourism Organization/日本政府観光局)主催による訪日観光セミナー・商談会
「Japan Roadshow 2024」が、8月26日にシドニー、27日にブリスベン、29日にオークランドで開催された。コロナ禍を経てじつに5年ぶりの開催だ。

ビジット・ジャパン(VJ)事業の定例施策として、オーストラリアとニュージーランドの現地旅行会社などを対象とした訪日旅行商談会は、日本から参加するインバウンド関係者(地方自治体、航空会社、宿泊施設、
DMC等)と現地旅行会社(リテーラー、ツアーオペレーター)が商談を行い、訪日旅行商品の企画や新規販売につなげることを目的としている。

今回の商談会には、シドニー会場に41団体125名、ブリスベン会場に41団体101名が参加し、新たなネットワーキングの構築を含めた密な商談会が開かれた他、空手の演舞や抽選会などの催しも実施された。

JNTOによると、2024年1月から7月までの訪日オーストラリア人旅行者数は51万600人と過去最高を記録した。オーストラリア人旅行者は、他のどの国よりも日本に長く滞在する傾向があり、滞在期間では世界第1位である。

およそ85万人の訪日オーストラリア人旅行者数を年末までの目標に掲げ、その実現のために今後ますますのインバウンド誘客が必要となる。今後の展望としては、2025年に日本で開催される一大イベントのひとつに大阪・関西万博があり、約160カ国が会場に集まり、約8,000のイベントが開催される予定だ。会期中の7カ月間で、2,820万人に上る来場者が見込まれている。

宿泊施設や旅行企業など観光業界にとって厳しいコロナ禍を経て、オーストラリア市場におけるインバウンドの状況は一体どのように変化したのか。JNTOシドニー事務所北澤直樹所長に話を伺った。

「オーストラリアの海外旅行者数の全体は、2019年と比較しても変わっていませんが、訪日旅行者数が増えています。2019年に比べて41%の増加しており、訪日ブームの影響によるものだと考えられます。

また、豪ドルが米ドルに対して弱い今、オーストラリア人がアメリカ旅行を避ける一方で、円安が続く日本旅行の人気が高まっています。現在、日本はオーストラリア全体で5番目の人気渡航先。ニュージーランド、インドネシア、米国、英国に次いでのランクインです。このままいけば、2024年の訪日オーストラリア人数は90万人に達するのではないかと期待しています」

インバウンド人気の高まりで、さまざまな観光地やコンテンツが注目を集めているが、では、どのようなコンテンツやアクティビティがオーストラリア人に響くのか。北澤所長によると、JNTOでは現在オーストラリア人旅行者が求める“付加価値”を意識した発信を進めていると言う。

「彼らは日本での体験に対して非常に高い期待を持っており、特に和食や手工芸品をはじめとした伝統文化や地元ならではの体験が求められています。インスタグラムやフェイスブックで反応が多いのも「お城+海」といった自然の美しさと日本独特の景観を掛け合わせたもの。このようにコンテンツを掛け合わせることで、さらに多くのオーストラリア人に響く魅力的な旅行先となれるのではと考えています。

現在オーストラリアにおける訪日インバウンド需要は非常に好調で、今年の訪日オーストラリア人数は90万人に達する可能性もある。ただ、オーストラリア人を惹きつける上での日本の課題は少なくない。

「今日本は円安で多くのオーストラリア人が訪れていますが、将来的に円高に戻った際にも彼らにとって魅力的な発信が必要です。また、中国がインバウンドを受け入れ始めると、日本へのフライトが減少する可能性も。そういった要因を踏まえ、引き続き日本のプロモーションを実施していくことと、加えて日本の伝統文化や体験、特に食文化の魅力をしっかりと伝えていくことが重要です。

最後に、もう一つの課題として、日本の旅行会社の多くがアメリカ市場を優先するあまりオーストラリア市場を軽視してしまう傾向があります。この点も今後改善が必要でしょう。オーバーツーリズムの問題も含めて、国内での課題をクリアにしていかなければなりません。

私たちの戦略は、オーストラリア人旅行者に対して地方誘客と高付加価値の体験を提供すること。彼らが興味を持つ日本の体験や景色を訴求していきたい。また、自治体や日本の旅行会社のアンケートによると、長期滞在で旅行支出額も高いオーストラリア市場への関心は高まっています。引き続き、皆さまのご協力をいただきながら、日本の魅力を発信していきたいと考えています」

強固な日豪関係を背景に、旅行を通じた人的交流は常に重要視されてきた。日本は国土面積の点では、オーストラリアと比較すると小さな国ではあるが、それぞれの地域に独自の文化、食事、景色、アクティビティなど数えきれないほど多様な特長がある。オーストラリアから日本への訪問者数は過去最高水準で増加しているもの、さらに多くのオーストラリア人が日本を訪れ、思い出に残る日本体験を通して日本への関心と理解を深めて帰国できるような旅行体験を提供するため、今回のイベントは各々の見識を共有し、地元の魅力を発信する貴重な場となったに違いない。

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シドニーと名古屋市の交換留学プログラム、今年も絆を深める https://www.jams.tv/japanese-community/257258 https://www.jams.tv/japanese-community/257258#respond Sat, 31 Aug 2024 05:00:23 +0000 https://www.jams.tv/archives/257258 シドニーと姉妹都市関係にある名古屋市の高校生たちが、交換留学プログラムの一環として8月20日、シドニー市庁舎を表敬訪問した。 名古屋市教育委員会では、未来を担うにふさわしい国際的視野を持った心豊かな人間の育成と国際理解教 […]

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シドニーと姉妹都市関係にある名古屋市の高校生たちが、交換留学プログラムの一環として8月20日、シドニー市庁舎を表敬訪問した。

名古屋市教育委員会では、未来を担うにふさわしい国際的視野を持った心豊かな人間の育成と国際理解教育の充実を図ることを目的として、市立高校に通う生徒を姉妹友好都市を中心とした海外都市に派遣している。なかでもシドニーとの交換留学プログラムは長きにわたる交流が続き、2020年には姉妹都市提携40周年を迎えた。同年以降のプログラムはコロナ禍の中止を経て昨年から再開された。

今年シドニーを訪れた名古屋市立高校の一行は、8月11日から8月22日までの12日間の日程で、昨年と同様にブルーマウンテンズでのホームステイと現地校入学を体験し、シドニー市内にあるウェノナ高校、ショア高校、ニューサウスウェールズ大学の3校を訪問。また、シドニーを代表する文化施設であるオペラハウスやオーストラリア博物館、歴史的なロックス地区、オーストラリア固有の動物も多いタロンガ動物園などを視察した。

歓迎レセプションでは今年もロバート・コック副市長が一行を出迎え、第二次世界大戦直後に両国の関係強化のために結ばれたシドニーと名古屋の姉妹都市関係について、シドニー市のハイド・パークにある日本庭園には名古屋市から寄贈された伝統的な石灯籠もあること、タロンガ動物園にいるコアラの主食となるユーカリが名古屋市でも栽培されていることなど、両国の深い絆について語った。続いて、新たにシドニー・名古屋姉妹都市委員会の委員長に就任したワーウィック・ミラー氏からの挨拶があった。

ロバート・コック副市長

名古屋姉妹都市委員会 委員長 ワーウィック・ミラー氏

名古屋市の高校の一行からは、引率の竹内愛子教員と学生代表の小川ジョイさんが英語で謝辞を述べた。小川さんは「パンデミックが始まって以来、国際交流の重要性をずっと考えてきました。その答えがこのプログラムにあったと思います」と語り、同プログラムの意義と機会について改めて周知した。

引率 竹内愛子教員

小川ジョイさん

学生たちによる日本語と英語での「カントリーロード」の合唱を披露した後は、記念品の交換記念撮影があり、名古屋市からシドニー市へは七宝焼の皿と名古屋城の柄が施されたタオルが贈られた。

 

参加者のコメント

ロバート・コック副市長

「名古屋の学生たちと会うたび、彼らが国際経験を積みながら英語力を向上していく姿やオーストラリアの新しい文化を受け入れている姿を見て、誇りに思うとともにやりがいを感じます。過去にシドニーを訪れた学生たちも再訪できるような機会をもっと増やせたらと思いますね。今後も名古屋市とはさまざまな分野で関係を強化していきたいと考えています。特に、食文化の面においてより緊密な文化的結びつきを育むべきです。名古屋には日本の他の地域とは異なるユニークな料理がありますから。シドニーでも名古屋の食文化を紹介することで、現地を訪れることへの興味を高めることができるでしょう」

引率 竹内愛子先生(緑高校)

「今回嬉しいことに、シドニーの生徒さんたちと触れ合う機会をたくさん作っていただくことができました。 日本語を勉強されている生徒さんも多くいらっしゃり、このような機会を通して日本語あるいは日本文化を知りたい・学びたいというモチベーションを上げることにつながればと思います。外国あるいはオーストラリアは遠い別の世界というふうに思っている子どもたちも多いかと思いますが、姉妹都市などのご縁を通してフレンドシップを育める機会をもっと日本でも作っていけたらと思います。 来られなかった生徒たちにもたくさんの学びを伝えて、より多くの子どもたちのフレンドシップが遠くまでつながっていけばと願っています」

学生代表 小林真奈さん

「ホストファミリーと一緒に時間を過ごせたことがとても楽しかったです。 ゲームや食事や観光など色々なことを一緒にしましたが、現地の人しか知らないこと、トラベルブックに載ってないようなことを教えてもらって。オーストラリアは多国籍で、 食事や服装、宗教の違いなど、何もかもが新しくて、一人ひとりの異なる個性を伸ばしているところがとてもいいなと思いました。私の夢は教師になることですが、英語を使って色々な国の人と交流できるような働き方もしてみたいです」

学生代表 満尾朋貴さん

「ホームステイ先のブルーマウンテンズの自然がとても心に残りました。僕はもともと自然が好きで日本でも色々なところに行くのですが、やっぱりオーストラリアは土地が広いだけあって、山が遠くまで広がっていたり、落差がすごい滝があったり、日本よりも自然のスケールが大きかったです。日本の学校との違いも印象に残りました。オーストラリアの学校は日本と違ってわりと時間に自由で、少人数だからか一人ひとりが発言しやすい環境に見えました。僕は将来、海洋関係の研究職に就きたいと思っているので、 グローバルな仕事だからもっと色々な国の人と英語を使って関わりながら、それぞれの国の価値観や感性などを知っていきたいです」

 

 

シドニー市内視察

シドニー市内での学校訪問

ブルーマウンテンズでの体験学習

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シドニーと姉妹都市関係にある名古屋市の高校生たちが、交換留学プログラムの一環として8月20日、シドニー市役所を表敬訪問した。

名古屋市教育委員会では、未来を担うにふさわしい国際的視野を持った心豊かな人間の育成と国際理解教育の充実を図ることを目的として、市立高校に通う生徒を姉妹友好都市を中心とした海外都市に派遣している。なかでもシドニーとの交換留学プログラムは長きにわたる交流が続き、2020年には姉妹都市提携40周年を迎えた。同年以降のプログラムはコロナ禍の中止を経て昨年から再開された。

今年シドニーを訪れた名古屋市立高校の一行は、8月11日から8月22日までの12日間の日程で、昨年と同様にブルーマウンテンズでのホームステイと現地校入学を体験し、シドニー市内にあるウェノナ高校、ショア高校、ニューサウスウェールズ大学の3校を訪問。また、シドニーを代表する文化施設であるオペラハウスやオーストラリア博物館、歴史的なロックス地区、オーストラリア固有の動物も多いタロンガ動物園などを視察した。

歓迎レセプションでは今年もロバート・コック副市長が一行を出迎え、第二次世界大戦直後に両国の関係強化のために結ばれたシドニーと名古屋の姉妹都市関係について、シドニー市のハイド・パークにある日本庭園には名古屋市から寄贈された伝統的な石灯籠もあること、タロンガ動物園にいるコアラの主食となるユーカリが名古屋市でも栽培されていることなど、両国の深い絆について語った。続いて、新たにシドニー・名古屋姉妹都市委員会の委員長に就任したワーウィック・ミラー氏からの挨拶があった。

ロバート・コック副市長

名古屋姉妹都市委員会 委員長 ワーウィック・ミラー氏

名古屋市の高校の一行からは、引率の竹内愛子教員と学生代表の小川ジョイさんが英語で謝辞を述べた。小川さんは「パンデミックが始まって以来、国際交流の重要性をずっと考えてきました。その答えがこのプログラムにあったと思います」と語り、同プログラムの意義と機会について改めて周知した。

引率 竹内愛子教員

小川ジョイさん(菊里高校)

学生たちによる日本語と英語での「カントリーロード」の合唱を披露した後は、記念品の交換記念撮影があり、名古屋市からシドニー市へは七宝焼の皿と名古屋城の柄が施されたタオルが贈られた。

 

参加者のコメント

ロバート・コック副市長

「名古屋の学生たちと会うたび、彼らが国際経験を積みながら英語力を向上していく姿やオーストラリアの新しい文化を受け入れている姿を見て、誇りに思うとともにやりがいを感じます。過去にシドニーを訪れた学生たちも再訪できるような機会をもっと増やせたらと思いますね。今後も名古屋市とはさまざまな分野で関係を強化していきたいと考えています。特に、食文化の面においてより緊密な文化的結びつきを育むべきです。名古屋には日本の他の地域とは異なるユニークな料理がありますから。シドニーでも名古屋の食文化を紹介することで、現地を訪れることへの興味を高めることができるでしょう」

引率 竹内愛子先生(緑高校)

「今回嬉しいことに、シドニーの生徒さんたちと触れ合う機会をたくさん作っていただくことができました。 日本語を勉強されている生徒さんも多くいらっしゃり、このような機会を通して日本語あるいは日本文化を知りたい・学びたいというモチベーションを上げることにつながればと思います。外国あるいはオーストラリアは遠い別の世界というふうに思っている子どもたちも多いかと思いますが、姉妹都市などのご縁を通してフレンドシップを育める機会をもっと日本でも作っていけたらと思います。 来られなかった生徒たちにもたくさんの学びを伝えて、より多くの子どもたちのフレンドシップが遠くまでつながっていけばと願っています」

学生代表 小林真奈さん

「ホストファミリーと一緒に時間を過ごせたことがとても楽しかったです。 ゲームや食事や観光など色々なことを一緒にしましたが、現地の人しか知らないこと、トラベルブックに載ってないようなことを教えてもらって。オーストラリアは多国籍で、 食事や服装、宗教の違いなど、何もかもが新しくて、一人ひとりの異なる個性を伸ばしているところがとてもいいなと思いました。私の夢は教師になることですが、英語を使って色々な国の人と交流できるような働き方もしてみたいです」

学生代表 満尾朋貴さん

「ホームステイ先のブルーマウンテンズの自然がとても心に残りました。僕はもともと自然が好きで日本でも色々なところに行くのですが、やっぱりオーストラリアは土地が広いだけあって、山が遠くまで広がっていたり、落差がすごい滝があったり、日本よりも自然のスケールが大きかったです。日本の学校との違いも印象に残りました。オーストラリアの学校は日本と違ってわりと時間に自由で、少人数だからか一人ひとりが発言しやすい環境に見えました。僕は将来、海洋関係の研究職に就きたいと思っているので、 グローバルな仕事だからもっと色々な国の人と英語を使って関わりながら、それぞれの国の価値観や感性などを知っていきたいです」

 

 

シドニー市内視察

シドニー市内での学校訪問

ブルーマウンテンズでの体験学習

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パラリンピック水泳代表リッキー選手と母・典子さんの絆と想い https://www.jams.tv/japanese-community/256426 Fri, 16 Aug 2024 00:39:44 +0000 https://www.jams.tv/?p=256426 ビーター典子さんと息子のリッキー選手/画像引用元:Belgravia Foundation 世界最高峰の障がい者スポーツ大会で、トップアスリートが高いパフォーマンスを競う世界的なイベント、パラリンピック。夏季・冬季大会そ […]

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ビーター典子さんと息子のリッキー選手/画像引用元:Belgravia Foundation

世界最高峰の障がい者スポーツ大会で、トップアスリートが高いパフォーマンスを競う世界的なイベント、パラリンピック。夏季・冬季大会それぞれ4年に一度、オリンピック終了後に同じ場所で開催されています。

今年2024年、夏季オリンピックのパリ大会が閉幕し、パラリンピックは8月28日(水)から9月8日(日)の日程で開催! また、2032年にはブリスベン大会での開催も決定しており、オーストラリアでの夏季大会の開催は、2000年のシドニー大会に続き2回目となります。

さまざまな障がいのあるアスリートたちが、おのおの創意工夫を凝らして限界に挑むスポーツは、多様性を認めて誰もが個性や能力を発揮することで活躍できる公正な場です。アスリートたちが世界一に果敢に挑む姿からは、世界レベルの素晴らしいパフォーマンスはもちろんのこと、社会の中にあるバリアを減らしていくことの必要性や、普段の生活における発想の転換が必要であることにも気づけるはず。

JAMS.TVでは、今回パリ大会パラリンピックのオーストラリア代表に選出された個性豊かなアスリートたちの中から、パラ水泳のリッキー・ビーター選手に注目!

自閉症とADHDを抱えるリッキー選手は、日本人の母とオーストラリア人の父を持つ若き競泳選手。すでに国際的な評価を得ており、200m個人メドレーでのタイムは世界第6位。2020年の東京大会にも同じくオーストラリア代表として出場し、チームメイトと共に優秀な成績をおさめています。

パリ大会では「200m自由形S14」「200m個人メドレーS14」100m背泳ぎS14」の3種目に出場するリッキー選手ですが、彼の母親として息子さんをサポートし続けているビーター典子さんに、リッキー選手のパラリンピックへの道のりとパラ水泳という競技の魅力について、詳しくお話を伺いました。

ビーター典子さんのお話を聞き、リッキー選手をはじめとしたパラリンピックの個性豊かなオーストラリア代表チームを、同じオーストラリアから応援してみませんか?

【リッキー・ビーター(Ricky Betar)選手のこと】
2003年大阪生まれ。1歳の誕生日を迎える前に家族の近くに住むためにオーストラリアのNSW州に移住(父はオーストラリア人、母は日本人)。10歳のときから競泳のトレーニングを開始。現在はQLD州のUniversity of Sunshine Coast Swim Clubに所属。幼い頃から優秀な成績を収め、全米年齢別選手権や地元の水泳大会で数々のメダルを獲得してきた。15歳の時に国際大会デビューを果たす。2019年のオーストラリア選手権では、INASの50m自由形の世界記録を更新して5つのメダルを獲得、同年にロンドンで開催された世界パラ水泳選手権への切符を手にした。2020年の東京パラリンピックでは、混合4×100m自由形S14で銀メダルを獲得。世界新記録を樹立した優勝のイギリスから6秒弱の差だった。さらに、200m自由形S14と100mバタフライS14でも決勝進出を決め、それぞれ7位と8位に入賞した。

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パラリンピックへの道のりとパラ水泳の魅力


NSWCHS州大会のリッキー選手 2018年(画像左)、パラリンピックオーストラリア代表に選ばれたリッキー選手 2024年(画像右)/画像引用元:Westfields Sports Facebook

「知的障がいのある水泳選手としてパラリンピックに出場できるとわかった瞬間から、それが僕の目標になりました。今はライフガードとして働きながら2度目のパラリンピックを控えていますが、自信がありますし、パリで何が起こるか本当に楽しみです」と、リッキー選手は「Belgravia Foundation」のインタビューで語っています。

パリ大会での活躍が期待されるリッキー選手の献身的なサポートをしているのが、母親であるビーター典子さん

6歳の頃に自閉症と診断されたリッキー選手に、今となっては彼に欠かせない水泳との出会いを与え、13歳で水泳クラブのコーチからパラリンピック選手としての道を提案されてからも変わらず、厳しいトレーニングの送り迎えや日頃のコミュニケーションを続けてきました。

「リッキーが自閉症だという診断を受けたのは、彼が6歳の時でした。自閉症とADHDという障がいから、なにせ落ち着きのない子でしたが、勉強は難しくても運動は体力がありそうだったので、色々なことを経験させてみたんです。空手やテニスなど本当に色々と体験させてみて、そのうち、水泳だけは自分から率先して準備して用意をしてきたんですよ。水にいるのがすごく気持ちいいのか、心地いいのか、2時間でも3時間でも水にいる子で。家の近所にプールがあったこともあり、それをきっかけに水泳を続けるようになりました」

泳ぐことが好きなリッキー選手。典子さんは「自閉症の子はひとりきりの世界にこもりがちなので、ひとりにさせないように私から無理にでも話しかけたり、 ごはんもひとりで食べていようものなら横に座って、今日どうだったと色々な話をずっとしています」と、水泳の練習でも普段の生活でもリッキーさんのことを気にかけているのが日常です。

「当時住んでいたNSW州リバプールからオーバンの水泳クラブで、障がい者の家族も全くいなくて健常者の家族と泳いでいたんですけど、リッキーは10〜11歳の頃から州大会でも年齢別の上位に入賞してメダルをたくさんもらうレベルでした。そのクラブには、元々パラリンピアンのコーチがチームにいました。リッキーが13歳の時、そのコーチから声をかけられたんです。事前にリッキーに自閉症があることを話していたのですが、『その障がいの認定を受けることで世界レベルでも泳ぐことができる』と提案を受けました」

典子さんは、水泳を楽しむリッキー選手がパラリンピックを視野に入れることについて、初めは少し不安だったそう。

「目に見えない知的障がいなので、人に言わなければわからない。親としてはやっぱり、障がいが子どもにあることを公表するのにちょっと躊躇していたんですけど、リッキー本人はかなり乗り気でした。それで、本人の好きにすればいいかなと。コーチに全部お任せしていたら、あっという間に世界のトップ5レベルまで上り詰めました。

彼は落ち着きがなく学習障がいがあるので、通常のアプローチでは学べずコーチは大変だったと思います。私もどこに行っても恥ずかしい思いはしましたし、リッキーは小学生の頃から先生に怒られていましたし」

パラリンピックを目標に掲げることになり、これまでとトレーニングなどに変化はあったのでしょうか?

「パラリンピックで泳ぐようになったからといって、トレーニング内容が変わったわけではありません。ただ、パラリンピックの競泳では、各障がいレベルによって泳ぐ種目が決まっているんですね。その種目だけしか泳げないので、種目に沿った練習をするようにはなりました。

それよりも、どの水泳選手の親も経験することだと思いますが、水泳って朝早いんですよ。朝5時〜7時ぐらいまで練習して、学校へ行って、放課後またプールに戻って泳ぐ。その送迎がちょっと大変でしたね。リッキーが運転免許を取得するまで、当時はシドニー西部の郊外のリバプールからオーバンの水泳クラブまで、週に4〜5回、朝4時半頃に家を出ないといけなくて(笑)」

障がい者へのバッシングを越えて、息子と共に成長する親

典子さんは、リッキーさんが幼い頃から続けているサポートについてこう語ります。

「リッキーが自閉症の診断を受けた時に私が決めたことは、学校や水泳クラブのボランティア活動に参加すること。自分の親がその場にいることで、子どもも周囲に溶け込みやすくなるかなと思ったので。長年水泳クラブの役員を続けていて、学校でもPRC(日本のPTAに当たる役職)になり、子どもがもっと生きやすいように自分から積極的にコミュニティに参加しています

当初は学校の仕組みもわからなかったし、水泳についてもボランティアを始めてから学びました。リッキーが高校生の頃も水泳クラブの役員として働いていましたが、ある時プールのマネージャーから『水泳の先生にならないか』と誘われたんです。思いきって挑戦してみたら面白くてハマってしまって、今も水泳の先生しているんですよ。QLD州の水泳協会の審判員と水泳クラブのオフィスの事務員もやっています。色々やってよかったなと思っていますね」

じつは、と典子さんは表情を曇らせました。

「障がい認定を受けたリッキーが国際レベルで泳ぎはじめた時期、SNSの水泳コミュニティなどでバッシングを受けたんです。それまで、QLD州のトップレベルで健常者として泳いでいたのに国際レベルで泳ぐようになったものですから、『どうしてそんな急に障がい者になるんだ』という感じで…。当時リッキーは13〜14歳でしたが、心ないことを書く人がいて辛かったです。本人は気にしていないんですけどね、もう言わせとけと(笑)。

パラリンピアンであるためには、本当に水泳が好きじゃないと無理ですよね。 ある水泳コーチが『水泳選手は変わっているからこういうことをするんだ』と冗談混じりに仰っていて、そう思います。リッキー本人は水泳に熱があることをあんまり認めないんですけど、オリンピックの水泳競技なんかを観ていると、解説者よりも他の選手のことをよく知ってるんですよ。音声解説もなしにずっと観ているんです。もちろん、パラリンピックの選手のこともよく知っているし、各選手の得意なところや具体的なことも理解しているので、やっぱり好きなんだなと思いますね。

結局、その人たちは彼の小さい頃を知らないわけですし、もう開き直るしかないなと思って。だからというか、余計に私もボランティアに参加しようと決めたんです。せめて『そういう人たちよりも私はマシだ』と思える自分になるために

東京大会からパリ大会までに変わったこと


東京オリンピック2021で、Ricky Betar, Ben Hance, Ruby Storm, Maddie McTernanのオーストラリア代表チームは、混合4x100m自由形リレーS14で銀メダルを獲得/画像引用元:Australian Paralympic Team

前回2020年のパラリンピック東京大会で、リッキー選手はオーストラリア代表チームとして混合4×100m自由形S14で銀メダルを獲得し、個人の200m自由形S14と100mバタフライS14でも決勝進出を決め、それぞれ7位と8位に入賞しました。今回のパリ大会の代表に選ばれるまで、リッキー選手はどのような日々を送っていたのでしょうか?

強いて言うなら「リッキーは我慢を覚えたと思います」というのが、典子さんの答え。

「東京パラリンピックを終えてオーストラリアに帰国後、東京大会に一緒に行ってくれたオーバンのコーチが引退することになり、新しいコーチを探さなくてはけないけなくなったんです。オーバンのコーチは今でもリッキーと連絡とってくださっている人間的にも素晴らしい方です。リッキーにパラリンピックの世界を教えてくださったのもそのコーチですし、13〜17歳までの大事な成長期をコーチと過ごしていました。

そんなコーチがいなくなってロスを感じていたはずですが、リッキーは自分なりに新しいコーチを探していました。新しいコーチを見つけても、最初は上手くいかずにどんどんフォームを崩し、タイムが落ち…。色々なところを転々としてから、キャンベラで今のコーチと出会えて、ようやく調子が戻ってきた時期から、ロックダウンも終わったので私たち家族とまた一緒にQLDに移って暮らすことになりました。

リッキーは自閉症なので、環境が変わること、適応することが苦手なんです。だから、本人は辛かったと思いますが、何も言わず本人なりに調節して、オリンピック選考会では良いコンディションに持ってきて良いタイムが出せました」

典子さんのパートナーや勤め先の人々によるクラウド・ファンディングにより、今回はリッキー選手のいるパリ大会へ典子さんも渡仏することができるそう。パリ大会では、どんなことを楽しみにしているのでしょうか?

「今回、夫の友人や私の勤め先などに支援いただき、おかげさまでゆっくりと行けることになりました。ヨーロッパの街並みを見るのも観光として楽しみですけど、やっぱり色々な人に会えるのが楽しみかな。私、人と話すのが好きなんです。昔、ケアンズでパンパシフィックというパラ水泳大会の国際試合がありまして、小さなプールだったんですけど、各国から親御さんがいらしていて、みなさん国旗を持って大盛り上がりだったんですよ。それをパリのパラリンピックのプールでも見られると思うと、ものすごく楽しみです!」

典子さんに訊く、パラリンピック水泳競技の見どころ


2020年11月には、Hancock Prospecting Australian Virtual Short Courseの200mメドレーS14で2分7秒77を記録し、世界新記録を樹立したリッキー選手/画像引用元:Australian Paralympic Team

リッキー選手が出場するパラリンピックの水泳競技には、どんな見どころがあるのでしょうか?

タイムを競う点は一般の水泳と同じですが、パラ水泳の特徴は選手がクラス分けされているところ。機能障がい、視覚障がい、知的障がいなど、障がいの種類もレベルもそれぞれ異なるため、同程度の障がいごとに細かく分けられたクラス内で公平に戦い、競技能力に差が生まれないようにしています。そうして、障がいに応じて泳ぎ方を工夫したり用具を使うなどルールを一部変更することで、選手が持つ身体機能、運動能力を最大限に発揮することを可能にしているのだそう。

「飛び込み台の上に選手が立った時、みなさんは『手がない/足がない人たちが飛び込んで普通に泳いでいる。みんなすごい、自分はあんなに泳げない』と驚く方が多いと思います」と、典子さん。

「そこで、もう一歩踏み込んで見ていただきたいポイントがあります。パラ水泳では腕1本ない/足1本ないという人が飛び込み台の上に立ち、スタートのブザーが鳴るまでじっと動かずにこらえて、スタートしたら飛び込んでまっすぐ泳ぎますが、“まっすぐ泳ぐ”って、ものすごく難しいことなんですよ」

パラリンピックの水泳競技では、独自のルールの一つがスタート方法。障がいによって飛び込めない場合は、水中からのスタートが認められています。また、背泳ぎではグリップを握ってスタートしたり、ベルトや取り付け式用具といった補助具を使用して身体を支える選手も。聴覚障がいのある選手の場合は、スタート音が聴こえないため身振りで合図を伝えたり、シグナルでスタートを知らせることもあります。

「飛び込みの方法も選手によって色々あります。ゴムを持ったり、口でくわえたりだとか。でも、ブザーが鳴るまでは誰も動いちゃダメなので、全員ものすごく努力をしているんです。目が見えない人には杖で頭をコンと叩くサポートがあるのですが、それも練習していないと、かなり難しい。機能障がいのある選手だと、トレーニングするにしろ筋トレ一つにしても、片方が鍛えられないからもう片方だけ鍛えればいいというものでもないし、平泳ぎやバタフライは平行に身体を動かさないと前に進めませんよね。身体を均等に動かさないといけないところ、偏るわけじゃないですか。 本当にすごいこと」

また、パラ水泳では、プールサイドにいるのは選手ひとりきりではありません。競技中はコーチやスタッフの存在にも注目してみてください。彼らは選手の怪我を防ぐため、競技を円滑に進めるため、一人ひとりの選手をサポートする重要な役割を果たしています。

「パラリンピックに出場している人は完成系である」と、典子さんは例えます。「その裏には、幼い頃からいじめに遭ったり心ない言葉をかけられたり、色々あったと思います。特に、パラリンピックに出場できるくらいの実力がある選手というのは、健常者のレベルでも結構上のレベルになります。彼らは健常者と小さい頃から一緒に泳いでいることが多いので、そういう厳しい境遇を越えて、そこに立っている選手たちのことを、ぜひ見てもらいたいなと思います」

“まっすぐ泳ぐ”ことは当たり前と思いがちですが、機能障がい、視覚障がい、知的障がいのある選手たちにとって当たり前ではありません。選手一人ひとりが自分にあった泳ぎ方を試行錯誤し、計り知れないほどの努力を経て“まっすぐ泳ぐ”スタートラインに立つのです。障がいがあると、一般的に良しとされている泳ぎ方がベストとは限らない。これは、パラ水泳の見どころでもあるでしょう。

異なる泳法同士の接戦を応援できるのは、一般の水泳競技にはない面白さです。オリジナリティあふれる泳ぎ方を編み出し、ベストパフォーマンスを披露せんとする選手たちのたゆまぬ努力に敬意を送りながら、楽しく観戦しましょう!

障がいのあるお子様を持つ親御さんへ、パラリンピックを観る人たちへ

典子さんは、障がいを抱えるお子様を持つ親御さんに向けてこう語ります。

「本人が水泳を好きだったからそれをずっとさせていたら、蓋を開けてみると得意なことでもあったので、私としては本当にラッキーでしたね。色々な人にお世話になりましたし、今のコーチと出会えたことも良かった。

今は自閉症やADHDの診断を受ける子どもたちが多いというか、私たちの子ども時代よりも認知度が上がっているので、その診察を受ける子が多くなっていると思うんですね。親御さんは子どもの扱いが難しいと悩むこともあると思いますが、運動はさせてあげてほしいなと思いますね。もちろん運動でなくても、何かその子の得意な部分を一つ見つけてあげられればいいなと。絶対にあるはずですから」

また、今回のパラリンピックパリ大会について、みなさんへの温かなメッセージも。今までパラリンピックを観戦したことがない方も、オリンピックとの違いに目を向けることがなかった方も、ぜひ典子さんのメッセージを心に留めて、画面の向こうで人生の舞台に立つパラリンピアンたちを応援してみてくださいね!

「パラリンピックの選手たちは、オリンピックの選手たち以上に、今までの人生のどこかにおいて心ない言葉を受けながらも、その舞台に立っている人たちです。そういうバックグラウンドを想像するのも、そんなに難しいことじゃないと私は思うんです。(パラリンピアンに限らず)そういう人はどこにでもいますから。

ですから、さまざまな経緯を越えて彼らがそこに立ってることを、ぜひ讃えてあげてほしいなと思います」

 

【パラリンピックはどこで視聴できる?】
オーストラリアでは、「Nine Network」の40以上の無料放送チャンネルで生放送されます。「9Now」のストリーミング・プラットフォームでは、大会終了後のハイライトをオンデマンドでも無料視聴することができます。他にも、「Stan Sport」でもライブ配信およびオンデマンド放送が予定されています。
パラリンピックパリ大会は、2024年8月28日(水)から9月8日(日)の日程で開催されます。

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24時間オンライン予約可能なシドニー内の3歯科医院を紹介! https://www.jams.tv/japanese-community/168579 Mon, 22 Jul 2024 06:00:13 +0000 https://www.jams.tv/?p=168579 ↑ 歯科医対象の研修講師を歴任。矯正やインプラントをはじめ、カリスマ的な腕が話題のマシュー・リー歯科院長 シドニーの皆さんに美しく健康な歯と笑顔を届ける「ワールドシティ日本語医療・歯科センター」が、ジョージストリート本院 […]

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↑ 歯科医対象の研修講師を歴任。矯正やインプラントをはじめ、カリスマ的な腕が話題のマシュー・リー歯科院長

シドニーの皆さんに美しく健康な歯と笑顔を届ける「ワールドシティ日本語医療・歯科センター」が、ジョージストリート本院他、イーストウッド、ケンプシーに歯科医院を開業!より多くの患者さんの歯と美容を歯の根本から支えていきます。

また、24時間オンラインから予約できるシステム(シティ歯科のみ)が可能です。忙しい患者さんのために、いつでもどこでも歯の異常に気付いたら予約できるサービスを導入。

シドニーに3歯科医院を展開する「ワールドシティ日本語医療・歯科センター」のポイント

  1. マシュー歯科医は各院に出向いて診療可能
  2. 各院が同等の最新治療設備を完備
  3. 各院所属の医師と常に治療方針の確認・共有、最新情報と高技術の精度をキープ
  4. 各院ともに夕方5時過ぎの予約可能、土曜日営業のため、多忙な方でも空いた時間に通える
  5. 各院ワーホリと学生は一般歯科の治療費が10%割引

ジョージストリート歯科本院:一階は医療フロア、便利な日本語総合医療センター

シドニー中心部ジョージ・ストリートにある本院の特徴は、なんと言っても体・歯・心・美をトータルケアする総合医療センターであること。日系では珍しく、GP(一般医)・検査施設・一般歯科と矯正歯科・美容医療・日本語心理カウンセリングも受け付けています。

GPは全診療科目を診察し、薬の処方や治療、血液検査などをします。海外旅行保険があれば、保険請求を代行するキャッシュレス・サービスになる他、学生強制保険(OSHC)も自己負担は33ドルと少額、メディケアならバルクビリングで自己負担なしで診察を受けることができます。

レントゲンや超音波、CTが取れる検査機関「City X-ray」が隣接し、レントゲンなどは当院の医師の指示を受けて当日すぐに検査を受けたり、当院内での各種検査結果もすぐにGPに届くので時短!


(写真左:一階医療フロアのGP ジェシカ医師/写真右:保健師経験者の日本人看護師)

一般開業医GPであり、アメリカ美容医学会の臨床講師でもある美容医療担当のジェシカ医師は、医療的観点も踏まえた美容医療を施してくれます。美容に関するさまざまな効果的アドバイスと毎日のケア方法を受けられると評判で、ボトックスやヒアルロン酸注入の美容施術はもちろん、小顔づくりから総合的な美容の悩みまで、何でも相談に乗ってくれます。

特に皮膚科や婦人科、乳児検診はオススメ健康とキレイを両立できると、来豪されたばかりの女性や育児中のママにも人気があります。日本で保健師経験のあるナースが勤務しているので、きめ細やかなケアが好評です!

住所:Level 1 & 2 / 722 George Street, Sydney NSW 2000
電話: (02) 9281-0348(日本語ライン)または (02) 9281-6744(歯科)
営業時間:月~土 9:00-18:00

イーストウッド歯科分院:24年前に開業!3Dコーンビームでデジタル・インプラントや矯正

分院も本院と同等の最新治療設備を備えた歯科になります。最先端の最新機器(3D・CTスキャン・高性能マイクロ・スコープ・レーザー)はもちろんのこと、最新の3Dコーンビームでデジタル・インプラントや矯正といった最新鋭の治療が受けられます! 一般歯科、審美歯科、外からは見えない矯正(舌側矯正やインビザライン)やホワイトニングやインプラントの歯科治療が受けられます。

特に一般歯科の正確な診断技術に基づいた効果の高い歯科矯正と、他都市から出張手術に呼ばれる腕前のインプラント、小児歯科(メディケア無料小児歯科プログラム適用)の腕には自信あり!

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住所:3/14 Ethel Street, Eastwood 2122
電話番号:(02) 9858-3000
営業時間:月~土 9:00-18:00

ケンプシー歯科分院:3つのカメラ搭載の3Dコーンビームでデジタル・インプラントと矯正

分院も本院と同等の最新治療設備を備えた歯科になります。最先端の最新機器(3D・CTスキャン・高性能マイクロ・スコープ・レーザー)を完備し、一般歯科、審美歯科、外からは見えない矯正(舌側矯正やインビザライン)やホワイトニングやインプラントの歯科治療が受けられます。

特に一般歯科の正確な診断技術に基づいた効果の高い歯科矯正と、他都市から出張手術に呼ばれる腕前のインプラント、小児歯科(メディケア無料小児歯科プログラム適用)の腕には自信あり!

当日の緊急歯科治療にも可能な限り対応してくれるので安心!マシュー歯科院長以外に、女性の歯科医師が2名在籍しています(写真)。

住所:37 North Parade, Campsie 2194
電話番号:(02) 9136-4777
営業時間:月~土 9:00-18:00

便利に歯科治療!24時間オンライン予約システム

ワールドシティ日本語医療・歯科センター」のジョージストリート本院で、24時間いつでも歯科治療のオンライン予約が可能です。

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今回の24時間オンライン予約システムも、「患者さま中心ケア」をモットーに考えたサービスの一環!

特にマシュー歯科医院長は、オーストラリア国内外で一般歯科歴24年と歯列矯正治療22年の経験を持ち、高い技術力とカリスマ性で、歯列矯正とインプラント治療の分野でも名の知れた腕利き歯科医。シドニー外への出張治療や歯科医に向けたインプラントセミナーの開催など、マシュー歯科医の腕を求める人は後を経ちません。

そんなマシュー歯科医の歯科治療が受けられる「ワールドシティー日本語医療・歯科センター」本院の24時間オンライン予約では、以下のような歯科治療を予約することができます。

JAMS編集部スタッフも歯科治療を体験!

事前に先生や病院の雰囲気を見てみたいという方は、JAMSスタッフが実際に歯科治療を体験する様子をレポートした「JAMSスタッフが行ってきました♪」を要チェック!

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日本とは違う!仕事探しに備える英語レジュメの基本セミナー! https://www.jams.tv/japanese-community/254145 https://www.jams.tv/japanese-community/254145#respond Tue, 18 Jun 2024 02:45:22 +0000 https://www.jams.tv/archives/254145 こんにちは、iae留学ネットシドニーです。 6月24日(月)に、ゲストスピーカーをお呼びして仕事探しに備えられるオーストラリアでの仕事探し基礎セミナーを開催します! オーストラリアのレジュメは日本のものとは異なる? 今の […]

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こんにちは、iae留学ネットシドニーです。

6月24日(月)に、ゲストスピーカーをお呼びして仕事探しに備えられるオーストラリアでの仕事探し基礎セミナーを開催します!

オーストラリアのレジュメは日本のものとは異なる?

今のレジュメに自信はありますか?

 

今回のゲストスピーカーはワーホリで渡豪され、到着してなんと一週間で現地ユニクロに合格した経歴をお持ちの方。

彼女の履歴書のビフォーアフターや、今まで受けてきた履歴書のここがいい!ここがNG!なところを一緒に見ていきましょう!

今回は、大学生の方やオーストラリアに来たばかりの方向けです。

2024 June event banner

イベント詳細

【日時】  :6月24日 (月) 15時~17時

【開催場所】:iaeシドニーオフィス(3/405-411 Sussex St, Haymarket NSW 2000)

【内容】  :オーストラリアでの仕事探しの基礎について

  • レジュメの書き方
  • レジュメに書くべきこと・NGなこと(日本との違い)
  • 仕事の種類・ABNに関して
  • 質疑応答
  • 交流会

【対象者】大学生など社会人経験のない方、オーストラリアに来たばかりの方

【参加方法】:LINEにてローマ字フルネームと一言添えてお送りください

【参加費】:無料

 

こんな方におススメのイベントです

  • オーストラリアに初めて来た方(学生やワーホリ)
  • これから仕事探しをしようとしていた方
  • 英語でのレジュメの書き方がいまいちよく分からない方
  • レジュメはあるのにアルバイトがなかなか見つからない方
  • 英語のレジュメについて、相談したい&質問したい方

 

お気軽にご参加くださいね♪

 

->全文はこちら

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ビジネスの観点からスポーツ界に関わるスポーツマネジメントとは https://www.jams.tv/japanese-community/250918 https://www.jams.tv/japanese-community/250918#respond Fri, 26 Apr 2024 07:00:19 +0000 https://www.jams.tv/archives/250918 日本だけではなく世界中で、近年大きな盛り上がりを見せているスポーツ界。この盛り上がりは、もちろん各スポーツのスター選手の大きな活躍が要因の一つですが、スポーツマネジメントの力も大きいのが事実です。スポーツのビジネス的要素 […]

投稿 ビジネスの観点からスポーツ界に関わるスポーツマネジメントとはJAMS.TV に最初に表示されました。

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日本だけではなく世界中で、近年大きな盛り上がりを見せているスポーツ界。この盛り上がりは、もちろん各スポーツのスター選手の大きな活躍が要因の一つですが、スポーツマネジメントの力も大きいのが事実です。スポーツのビジネス的要素が注目されている近年において、スポーツマネジメントは必要不可欠です。

特に、2032年にブリスベンでオリンピックが開催されることが決定したオーストラリアでは、国内のスポーツ産業が急激に成長しており、現在最も「熱い」学問の一つです。

また、大規模スポーツイベントの開催が開催されたり、様々なスポーツで世界的なスター選手が続々と誕生している日本も例外ではなく、スポーツマネジメントへの注目度は高いです。

経営学的に、ビジネスの観点からスポーツ選手やチームをサポートするスポーツマネジメント。オーストラリアをはじめ世界で注目され始めているこの学問を学ぶことのできる大学院を今回はご紹介します!

スポーツマネジメントとは

スポーツマネジメントは、エージェントとして商業的に選手を支えるのと同時に、現役中及び引退後の選手の生活のサポートまで行います。

スポーツビジネスが発展してきている近年において、商業的なパートナーシップやマーケティング、選手のメディア起用、地域住民との関わりなどあらゆる場面において、選手をマネージメントする存在の需要は高いです。

また、健康意識が高まっていることにより日常的に運動を行う社会人も増えてきていることや、高齢化が進んでいることにより健康促進事業に力を入れている機関が増えてきていることからも、スポーツマネジメントの活躍の場は多く用意されています。

卒業後のキャリア

スポーツマネジメントとはどのような学問なのかを説明いたしましたが、では、卒業後はどのような仕事に就くことが多いのでしょうか。

スポーツマネジメントを修了した学生の主な活躍の場は下記が挙げられます。

  • スポーツマネジメント会社への就職
  • スポーツチームの運営や広報
  • スポーツイベントの運営
  • スポーツメーカーへの就職

スポーツマネジメントを学ぶことができる大学院

日本の学士をスポーツマネジメントと異なる分野で修了していても問題ありません!

大学ごとに設定されている成績の条件英語力の条件を満たせば、入学することができます。

また、成績や英語力が基準を満たしていなくても、準備コースを修了すれば大学院に編入することができます。

スポーツマネジメントは近年注目され始めた比較的新しい学問であるため、スポーツマネジメントコースを提供している学校は限られています。

以下、Master of Sport Management を提供している学校です。

シドニー工科大学 (University of Technology Sydney)

UTS logo

シドニー工科大学(University of Technology Sydney:UTS)は創立50年未満の大学が対象のYoung University Rankingsで世界ランキング9位、オーストラリア国内1位にランクインする若手の優秀大学です。キャンパスもシドニーの中心地に位置しており、人気の大学です。

UTSの Master of Sport Management (Extension) では、スポンサーについてやスポーツ法、発展と平和のためのスポーツなど、スポーツに関する様々なトピックを学習することができます。

また、インターンシップの機会も用意されており、実際にスポーツマネジメントの職で働いている人や選手と関わりを持つこともできます。実際の職場で経験を積むことは学びを深めるのに最適です。

コース :Master of Sport Management (Extension)
期間  :2年
キャンパス:シドニーシティ
費用  :$38,688/年
入学条件:
・学士号(分野問わず)(TAFEなどのDiplomaでも可)
・IELTS 6.5 (Writing 6.0)
入学時期:2月, 7月

ボンド大学 (Bond University)

Bond University logo

ボンド大学はゴールドコーストにキャンパスを構える大学です。日本人の方が大学の設立に関わっていることから、日本とは深い関係にあり、多くの日本人留学生が入学しています。

また、大学HPには日本語で記載されているページもあるなど、日本人学生にぴったりの大学です。

ボンド大学は2032年のオリンピックの舞台であるブリスベンと同じクイーンズランド週に位置しているため、スポーツマネジメントは特に力を入れている分野の一つとなっています。

ボンド大学の Master of Sport Management では、国際スポーツビジネスやリーダーシップ、人材マネジメント、ビジネス戦略などのトピックを学習します。すべての学生がスポーツ関連のボランティアを経験することが奨励されており、インターンシップについてもスポーツ機関で行うことができます。

コース :Master of Sport Management
期間  :1年4か月
キャンパス:ゴールドコーストキャンパス
費用  :$73,840
入学条件:
・学士号(分野問わず)(TAFEなどのDiplomaでも可)
・IELTS 6.5 (各項目6.0以上)
入学時期:1月、5月、9月

ディーキン大学 (Deakin University)

Deakin University logo

メルボルンに位置するディーキン大学は就職サポートが盛んです。生涯使用することができるディーキンタレント(DeakinTALENT)というサービスでは、履歴書の作成方法や面接で印象を残す方法などのキャリアセッションに参加することができます。

ディーキン大学の Master of Business (Sport Management)では、スポーツマネジメントに関する様々なトピックを学べることに加えて、パートナーシップを結ぶスポーツクラブとの交流もさかんです。パートナーシップは、Geelong Football ClabやバスケットボールクラブのMelbourne Boomersなどのプロチームと結ばれており、より高いレベルのスポーツマネジメントの舞台で学ぶことができます。

ディーキン大学は、2023年のQS世界大学ランキングのスポーツ関連部門で世界7位に選ばれており、スポーツ関連の分野を学ぶのに最適な大学です。

コース :Master of Business (Sport Management)
期間  :2年(条件を満たせば1~1.5年)
キャンパス:バーウッド(メルボルン)
費用  :$43,600/年
入学条件:
・学士号(分野問わず)(学士号を関連する分野かつ高成績で取得していると期間が短くなる可能性があります)
・IELTS 6.5 (各分野 6.0 以上)
入学時期:3月, 7月

グリフィス大学 (Griffith University)

 

Griffith University logo

 

グリフィス大学は、ゴールドコーストとブリスベンを中心に5つのキャンパスを構えており、世界の大学の中でも上位2%に入るトップレベルの大学で、人気も高いです。

約9000人、130か国からの留学生が在籍しており、これはオーストラリアでも最大規模です。留学生向けのアドバイザーによる学業や生活のサポートや、学生団体による友達作りなどのサポート、英語に関する無料個別相談など、留学生にとって過ごしやすい環境が魅力となっています。

グリフィス大学のスポーツマネジメントは、Master of Business に属する専攻の1つとなっています。このコースでは、密に関連しているスポーツ・観光・イベントの3分野を網羅した授業が行われており、これらの3分野のマネジメントについて包括的に幅広く学ぶことができるのが強みです。

具体的には、観光・スポーツ・ホテルのデジタルイノベーションや、スポーツ及びイベントにおけるボランティアのマネジメント、スポーツとソーシャルメディアなどのトピックについて学ぶことができます。

コース :Master of Business
期間  :2年(条件を満たせば1~1.5年)
キャンパス:ゴールドコースト
費用  :$37,500/年
入学条件:
・学士号(分野問わず)(GPA7.0中最低4.0以上の成績制限あり)
・IELTS 6.5 (各分野 6.0 以上)
入学時期:2月, 7月, 10月

*上記情報はすべて2024年度のものです。


いかがでしたか?

世界的に大きな盛り上がりを見せているスポーツをビジネスで支える「スポーツマネジメント」。

オーストラリアの大学院では、学士などで関連する分野を学んだことがなくても、英語力が基準を満たしていなくても、修了することが可能です。

各大学が設定する条件を満たせば奨学金を受給できるチャンスもあるので、ご興味のある方はぜひお気軽にご相談ください!

->全文はこちら

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⚫️子どものなかなか抜けない乳歯は、将来のきれいな歯並びのために・・・⚫️ https://www.jams.tv/insurance/78271 https://www.jams.tv/insurance/78271#respond Sat, 20 Apr 2024 14:00:39 +0000 https://www.jams.tv/?p=78271 *当院は、診察時間内であれば、急な歯痛の治療にもかなり対応しています。腕には自信あり。当日でもまずは日本語ラインか歯科直通番号にお電話ください! *矯正は、ワイヤーも透明マウスピースも可能。透明マウスピースは、インビザラ […]

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*当院は、診察時間内であれば、急な歯痛の治療にもかなり対応しています。腕には自信あり。当日でもまずは日本語ラインか歯科直通番号にお電話ください!

*矯正は、ワイヤーも透明マウスピースも可能。透明マウスピースは、インビザラインか、またインビザラインの約半額になる院内で歯科技工士が作るマウスピースも選べます。

ーーー

なかなか抜けない乳歯は、永久歯の歯並びのためにも抜いてしまった方が賢いです!

日本人スタッフのわたし、透明マウスピース矯正をはじめました。下の歯の歯並びの問題は、今をさかのぼることうん十年前の子ども時代、乳歯が永久歯に生え変わる時期に、一本の乳歯がなかなか抜けなかったのにそれをいつまでも放置して、やっと抜けたころには左右の永久歯が迫ってきてしまっていて、あらたな永久歯の入りどころがなくなり、左右の永久歯の後ろから押すような並び方になってしまったのです。

なので、お子さんをお持ちので親御さん、なかなか抜けない乳歯は歯科で抜いてしまった方が、将来の歯並びの問題にもなりにくく、必要なのです。ワールドシティ歯科にも、乳歯を抜きにくるお子さんはよくいます。フレンドリーな歯科医が、お子さんをなんとかのせて診察台に上がらせ、抜いてしまうのもかなり得意です!

 

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