長期滞在になるとオーストラリア国内で引越しをすることもあるでしょう。国外への引越しよりも、国内の引越しの方が比較的楽ですが、時期によっては混み合ってしまい、希望の日時に予約を取れない恐れもあります。引越し先が決まったら計画的に引越し作業にとりかかりましょう。
オーストラリア国内の引越しの場合は、個人で引越し作業をすることも可能です。個人でするメリットは何より費用を抑えられる点ですが、荷物の梱包から運搬まで1人でしなければいけないため、作業に費やす時間を十分に確保する必要があります。
ベッドやテーブル、家電などの大きな家具も一緒となると個人での引越しは難しくなるため、体力面や安全面を考えてプロに依頼するのが良いでしょう。この場合、小さな荷物は自分で運び、大きな荷物だけ引越し業者に頼むという方法もあります。ほとんどの引越し業者では引越し当日に稼働する従業員と、車の数や種類によって料金が変動するため、従業員と車の数を最小限に抑えることができれば費用を安く抑えられる可能性があります。
日系の引越し業者では、大型家具に布を被せて汚れや傷がつかないようにしたり、荷物の移動に便利な箱やバスケットなどの梱包資材を貸してもらえたりと、日本と変わらない行き届いたサービスが魅力です。特に運搬が長距離になる場合は、地域によって変わる温度や湿度、衝撃による荷物への負担などに耐えられる梱包やカバーが必要になるため、プロにお願いするほうが良いでしょう。
引越し同様、荷物の宅配サービスを承っている日系業者もあります。オーストラリアの現地宅配業者に大事な荷物を丁寧に扱ってもらえるか心配な方は、日系の宅配業者を利用することをおすすめします。