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強風で屋根吹っ飛び、アスベストの恐れ

【シドニー9日AAP】   シドニー西部で9日、強風により建物の屋根が吹き飛ばされた。屋根は石綿セメント製のため、空気中にアスベストの粉じんが舞っている恐れがあるという。

同日午後、クロイドンにある救世軍の古い施設で、強風のため屋根が吹き飛ばされ、パラマッタ・ロードでは長い交通渋滞が発生。また、飛ばされた屋根の破片が4台の車に落下、うち1台は破損状態がひどいためレッカー車で移動された。

現在、緊急隊員らが現場でがれきの清掃作業中だが、パラマッタ・ロードの東行き車線は再開した。州消防救命局は「(アスベスト)が空気中に浮遊するのを制止させた」とし、現場が安全でなければ車線を再開しなかったと発表した。だがドライバーに対し、念のため窓を閉め、エアコンの使用をやめ、すべての換気口を閉めるよう呼びかけている。

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