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エチハド競技場で警官発砲 犯人けが

【メルボルン12日AAP】   メルボルンのエチハド・スタジアムで12日午後3時10分ごろ、盗難車両を捜査していた私服警官が容疑者に対して発砲。けがをした容疑者は病院に搬送された。

警察の発表によると、エチハド・スタジアムの駐車場で4人の私服警官が盗難車両を捜査していた際、そのうちの一台に男が近づいてきたので職務質問をしようと警官1人が声をかけたが、その際にこの男がズボンから銃を取り出し脅迫を始めた。男がそのまま警官に歩み寄り始めたため、もう1人の警官が自分の拳銃を取り出し男に向けて発砲した。

これまでに、男のけがの様子や発砲の数などは明らかにされていない。目撃者によると、銃弾を受けた容疑者の男は地面に横たわり、痛みに大きな声で叫んでいたという。現場に居合わせた報道カメラマンは、「いくつかの発砲音がしたと思ったら、あちこちから叫び声が聞こえ、あっという間に警察がいろんなところからやってきた」と話した。

警察は、けがをした容疑者の男の他にも3人を車両盗難罪で逮捕した。

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