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NSW州の奥地で行方不明の男性が死亡

【シドニー15日AAP】   NSW州西部ブローケン・ヒル地区の奥地で行方不明になっていた3人のうち、男性1人(33)が死亡したことを受けて、警察では、乾燥地域を車で旅行する人に対し、水を持って地元の情報センターや自動車クラブに旅行計画を知らせ、車が故障する場合は離れないよう注意を呼びかけている。

13日正午ごろ、3人組の女性(24)は、自動車事故の後、道に迷ったと携帯電話で緊急サービスに連絡した。通話中に電話が途切れたが、緊急サービスの職員が全地球測位システム(GPS)確認でその発信地がムタウィンジ国立公園の周辺だったと分かった。救助隊が同日午後8時ごろ、車を発見したが、3人組が失踪していた。

翌日の午前9時45分、車の現場から20キロほど歩いた女性がアカシア・ダウンズ駅に到着。その後、捜索活動を再開した救助隊は、車を1キロほど離れた水たまりの近くに男性の遺体、ボンダイ・ウォーター・タンクを15キロほど離れた場所でもう1人の男性(21)を体調不良の状態で発見した。

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