【メルボルン16日AAP】 メルボルンのクラウン・カジノで2011年7月、顧客の男(40)が警備員に地面に倒された後、死亡した事件をめぐって、男を死亡させたとして過失致死罪に問われた男性警備員2人(40、27)、また、男に暴行を加えたとして、暴行罪に問われたもう1人の男性警備員(24)に対し、VIC州最高裁判所は16日、無罪判決を言い渡した。
原告側は、警備員らが男を地面に激しく倒し、無理やりに拘束したと主張していたが、4週間の審理と3日間の審議を経て、陪審員は無罪の評決を出した。これを受けて、3人ともが笑顔を見せ、お互いに抱き合って握手し、法廷を立ち去った。