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レイルコープ、700人近く解雇を決定

【シドニー16日AAP】   NSW州政府による鉄道網の改革計画の一環として、鉄道会社「レイルコープ」で700人近い社員の解雇が決定した。

ベレジクリアン州運輸相は16日、鉄道網の合理化についての具体策を発表した。それによると今後3年間で、現在4700人いる保守作業員のうち450人を解雇するという。また来年7月1日までに、中間管理職240人を解雇する予定。州政府は今年5月にも、750人の解雇を決定したばかり。

改革後、駅長制度が廃止される代わりに、駅乗客管理長が複数の駅を統括する責任を持つことになる。同相の発表では、職員総数は改革後も現在の1860人を維持するが、各職場での職員数に変更がある可能性があるという。また、職員に対する接客スキルの研修が実施される予定。

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