【ゴールドコースト20日AAP】 高校を卒業した記念旅行で羽目をはずす事で知られる「スクーリーズ」(Schoolies)。その一番人気の旅行先のゴールドコーストでは、泥酔したあるスクーリーズが、宿泊先のアパートメントの11階で、窓外で横たわっている姿の写真をインターネットに投稿した。現場はフェンスがないため少しでも身体をずらせば地上にたたきつけられ死亡事故につながる可能性もあった。
カメロン・コックスさん(18)は自身の行動について、スリルを楽しみ新鮮な空気を吸いたかっただけと述べた。しかし、同アパートメントは、コックスさんに対して出て行くよう要請した。ゴールドコーストでは、バルコニーから落下し死亡した事故が過去1年間で5件発生している。うち3件は先月起きたもの。
スクーリーズ支援団体「レッドフロッグス」では、事故につながりかねないスクーリーズの行動を抑制する活動を行っている。同団体のゴーレー代表は、「男女ともに異性を刺激したりそそのかすようなことはしないように。たった一週間の行動内容で自分の人生を棒に振るようなことはしないで欲しい」と述べた。