【ブリスベン23日AAP】 オーストラリア全土で高校卒業生が記念旅行に繰り出し、羽目を外す「スクーリーズ」(Schoolies)と呼ばれる時期がたけなわを迎えるなか、QLD州東南部サーファーズ・パラダイスで22日夜9時30分ごろ、スクーリーズの参加者とみられる17歳の少女がホテルのバルコニーから転落し、死亡した。
ブリスベンとゴールドコースト署所属の刑事が事故に至る経緯の解明を急いでいるが、その発端について、仮説を立てるのはまだ時期尚早だとしている。捜査関係者は、ABCの取材に対し、これまでのスクーリーズで参加者の行動が模範的で、素晴らしい一週間となっているが、今回の事故は悲劇極まりないと述べた。
19日、泥酔したスクーリーズの参加者が宿泊先のアパートメント11階の窓外で横たわっている写真が公開されたことを受けて、転落死についての注意が強化されていたが、少女は、ここ1年ゴールドコーストでバルコニーから転落死した6人目となった。