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警察が盗難車に発砲し、運転者が死亡

【シドニー23日AAP】   シドニー中心部で23日、盗難車だとされるトラックを運転していた男が通行人2人にけがを負わせた後、警察による発砲で運転の制御を誤り死亡したようだ。

同日午前11時40分頃、レッドファーンのリージェント・ストリートで警察による発砲があった。目撃者のマリーさんの話では、道路を横切って衣料品店に入るときに銃声を聞いたという。その約5分後、トラックが壁に激突したのを目撃したと述べた。

トラックは盗難車であるとされ、衝突事故が発生する直前までのしばらくの間、警察はトラックを追跡していたとされる。

別の目撃者であるタバコ屋の店主の話では、3発の銃声が聞こえたので外に飛び出したという。「トラックの周りに警察官が3、4人いるのが見えた」と述べた。なお、警察官に負傷者は出なかった。

現場の道路は警察の調査のため現在も閉鎖されたままで、倒れた信号機のガラス破片が10メートル幅の道路に散乱している。警察の同日午後の発表では、運転者の死因などを判定するため、検視官が調査を開始するという。

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