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猫の放尿に激怒の兄、飼い主の妹はねる

【シドニー23日AAP】   猫がパソコンに放尿したことに激怒した男が、飼い主である妹を車ではねた事件で、男に対し罰金刑と1年間の運転禁止、「グッド・ビヘイビア・ボンド(品行方正の義務)」が言い渡された。

オリバー・リチャードソン容疑者(21)は今年5月、ブルーマウンテンのウィンマリーの自宅で、激怒して飼い主の妹(当時19歳)を投げ飛ばした。そして「絶対に始末してやるつもり」で猫をつかみあげ、自身の車の中に乗せたという。そこで妹はコマ付きゴミ箱で行く手を阻んだが、兄は妹を避けようとしながらも運転を継続。だが誤ってひいてしまったという。妹は背骨と片脚を骨折し、肺の虚脱を負った。

23日にペンリス簡易裁判所に出廷したリチャードソン容疑者は、300ドルの罰金刑を言い渡された。裁判長は、「かんしゃくを起こすと急に事の収拾がつかなくなることの例だ」と述べ、リチャードソン容疑者に対し、1年間の運転禁止とグッド・ビヘイビア・ボンドも命じた。

事件後、兄妹は和解している。

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