【メルボルン29日AAP】 VIC州では29日、猛暑が全州に広がり、北西部ミルデューラで午後3時18分、最高気温が45.4度に達し、同町で1905年11月に観測した45度の記録を塗り替えた。
また、同地区ホープタウンで45度、メルボルンで38.9度を観測したほか、農村地域でいくつかの野火も発生した。消防当局が消火活動に当たり、鎮火しているが、同州全土、とりわけその北西部で火災の危険性がいまだに高まっている。
熱波を受けて、主要な自動車機構のRACVでは、気温が極端に上昇すると車内温度が急増し、窓が空いているにかかわらず、数分で致命的な60度に達することもあるとし、自動車運転者に対し、子どもまたはペットを車内に放置しないよう改めて注意を呼びかけた。