一般

世界的な教育指標で日本4位、豪13位

【キャンベラ1日AAP】   世界的な教育事業会社「ピアソン」が40か国の国民の認知技能と教育達成率を比較した結果、オーストラリアが13位、日本が4位に入った。

この「ザ・ラーニング・カーブ(学習曲線)」と称された同調査報告では、1位がフィンランド、2位が韓国、3位が香港という結果が出た。オーストラリアは13位に甘んじ、同じ英語圏の英国(6位)、ニュージーランド(8位)、カナダ(10位)などに及ばなかったが、17位の米国にはかろうじて優位に立った。

同社によると、この調査の目的は、より良い社会的、経済的な成果を導く効果的な教育の共通要素を、政治家や教育者らが判断する材料になることだという。学校への資金投資や家庭の高所得率などが、教育にはやはりプラスの効果があるものの、上位3か国の結果に示されているように、教育に文化的重要性を置くことのほうがより有益であるとした。また、優秀な教師に代わるものは何もないとしたが、そのような教師を見つけ出す普遍的法則がないのが最大の問題だと締めくくった。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら