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VIC廃車処理場の火災、数日続く恐れ

【メルボルン1日AAP】   メルボルン東部の廃車処理場で1日朝に発生した火災は、現在も高さ20メートルの炎を上げて燃え続けている。火災の規模が大きいため、消防局では完全に鎮火するまでに数日かかるとみている。

同日午前7時前、イーストリンク・モーターウェイを走行中のドライバーらが、リングウッドのCMAリサイクルセンターから煙が上がっているのを発見し、緊急サービス局に通報した。火事は車体や金属廃材が燃えて、約40メートルの範囲まで広がり、3階建の建物の高さほどに積み上げられた廃車の中心部で、今も燃え続けているという。また、大量の油や潤滑油が燃え続ける原因となっている模様。

現場では現在も煙が勢いよく立ち上がっているため、周辺住民に対し、窓を閉めて屋内にとどまるよう勧告が出されている。緊急サービス局の発表では、煙は有毒性ではないと考えられるが、空気の汚染度を引き続き監視していくという。

トラック10台と消防隊員50人が現在も消火活動に当たっているが、火事が完全に鎮火するまでには数日かかる見込みだ。一方、警察では放火の可能性は低いとみている。

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