【シドニー15日AAP】 シドニー南西部のくず鉄回収場で14日、火災が発生し、作業員の男性1人が全身20%にやけどを負った。
同日夜、グリーンエーカーのクレアモント・アベニューの回収場で、男性(26)がくず鉄の掘削機を運転していたところ、爆発が起こり、火災が発生した。男性は掘削機から自力で脱出したが、全身20%に重度のやけどを負った。現在、ロイヤルノースショア病院で人為的な昏睡状態に置かれ、容体は安定している。
NSW州消防救助局の同日の発表では、消防士6人が火災現場に出動し、消火に当たった。同局によると、「くず鉄は油、プラスチック、塗料を含んでおり・・・アルミもいったん加熱すると燃焼する」という。
警察によると、火事は15日早朝に消し止められた。今後、バンクスタウン地方特捜班とワークカバー職員らが、火災原因を調査する予定。