【シドニー16日AAP】 クリスマスのショッピングをする人々で町がにぎわう中、NSW州警察は、シドニー中心などで今月11日から15日までの5日間、万引きの特別警戒運動を行い、私服警官や監視カメラを用いた結果、102人を逮捕、合計120件を起訴した。
16日、警察が発表したところによると、この5日間で押収された盗難品の合計金額はおよそ2万7000ドル。対象品は衣服や貴金属、香水、小型電子機器など。特別警戒中、警察が職務質問した31歳男は、商品に付いているマグネット式万引き防止用タグを取り外す機械を持ち歩いていた。その後この男は1万ドル相当のコンピュータを盗難した罪などで起訴された。
警察によると、逮捕された人のほとんどは大人で青少年はわずか12人だったという。一番若かったのは16歳で、警察から正式の警告を受けた。昨年行われた同様の特別警戒では、およそ90人が起訴された。