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税関汚職事件 空港の税関職員を起訴

【シドニー20日AAP】   オーストラリア連邦警察とオーストラリア税関・国境警備局、法執行機関高潔性委員会が協力した捜査を受けて、シドニー空港の税関職員が関与しているとされる、巧妙化した麻薬密輸組織が摘発された。税関職員2人とともに、検疫検査局の職員1人、一般人5人の計8人が起訴され、税関局内の汚職根絶対策として、行政改革委員会も設置されることになった。

税関職員は、麻薬運び屋の女2人が覚醒剤の原料、シュードエフェドリンをタイなどから密輸入することを手配していたという。飛行機の前で待ち合わせ、税関を通って到着ロビーまで付き添い、自由に入国させていたとされている。

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