【シドニー30日AAP】 30日、シドニー北部の海でサーフィンをしていた男性のサーフボードにサメがかみつくという出来事があった。これにより周辺の海岸は閉鎖された。
午前11時50分ごろ、ディーワイ海岸の南端からおよそ100メートルの沖で、ワリンガー市のライフガードであるダニー・シーターさんがサーフィンを楽しんでいたところ、下から突き上げる衝撃を受け海に投げ出された。海面には30センチほどのサーフボードの破片が浮いていた。シーターさんは慌てて海岸に戻りサメがいることを報告したという。
サーフライフ・セービングNSWのディーン・ストーリー氏によると、周辺では全長2.5メートルのサメが遊泳しているという。「サメがいる限り、海岸は引き続き閉鎖される」と同氏。救助ヘリコプターでも海の監視を続けているとした。