【シドニー8日AAP】 昨年7月、シドニー国内線空港で、返却されたレンタカーの中に爆発物があると警察に通報があり、処理を行う間、空港の一部が閉鎖される出来事があった。しかし実は、このレンタカーは国防省が借りたもので爆発物も練習用に配置された偽物だった。
フェアファックスが得た情報によると、レンタカー会社「ハーツ」で、清掃夫が同社所有のレンタカーの中に爆発物を発見。連邦警察の爆発物処理班が駆けつけ調べたところ、この車両を借りたのは国防省の訓練センターであることが確認された。その後、同センターによって爆発物は偽物で、要人を保護するボディーガードのトレーニング用に使用されたことが分かった。国防省では、この件に関して独自の調査を行っている。