【シドニー10日AAP】 NSW州各地を襲った熱波を受けて、10日、山火事126件が燃えており、そのうちの15件が制御不能になっている。消防隊には、気温がまた上昇すると予測されている11日までに、鎮火させる圧力がかかっている。
10日に同州北部および北西部地区では、暑い乾燥した天気が予測されており、火気の使用が全面的に禁止される。NSW州地方消防隊(RFS)では、同地区の多くに最悪の状態がこれからやってくるとし、住民に警戒を呼びかけている。関係者によると、現在では、全州で合計37万ヘクタールが延焼しているという。