投稿 オーストラリアで車を購入・売却するために知っておくべきこと は JAMS.TV に最初に表示されました。
]]>オーストラリアの毎日の生活に欠かすことができない車。
オーストラリアでは、車を買うにも売るにも、基本的にすべて自分の責任で取り組まなければなりません。車は決して安い買い物ではありませんし、何より自分や大事な家族の命の安全を第一に考えておきたいもの。
オーストラリア生活において車の購入と売却を、ディーラーと個人に分けて紹介します。
目次
オーストラリアでの車購入は日本の購入の流れとほとんど同じ。新車の場合、ディーラーから購入するのが一般的です。中古車の場合は、ディーラーや個人から購入する他に、オークションで購入する方法があります。
オーストラリアで新車を買うには、ディーラー(販売代理店)を回って価格を比較することになりますが、各種オプションもあるので、そうした諸費も計算に入れておかなけばなりません。
新車をディーラーから購入すると、通常12カ月もしくは走行距離20000kmまでの保証がつきます。
また、任意保険、車両総合保険に加入する場合は、月々の保険料支払いが発生します。購入時には車両本体価格に加え、これらの合算価格と該当税を支払います。
予算や好み、用途などを考えながら希望のメーカーや車種を絞りましょう。
車を探す段階ではオンラインチェックをおすすめします。オーストラリアには、日本ほどたくさんの種類のモデルや色がありません。また、車両はすべて海外から輸入し、車の名前も日本のものとは異なる場合があります。
まずは日本のサイトで目星をつけ、その車や似たものをオーストラリアのサイトで探すと時間の節約になります。
希望の車の目星がついたらディーラーへ行き、実際の車をチェックしましょう。まだ新車か中古車のどちらを購入するか決まっていない場合でも、新車と中古車を揃えているディーラーへ行くと乗り比べができます。
大抵の新車ディーラーは中古車も販売していますが、中古車ディーラーは中古車のみ販売しています。
日本では試乗せずに車をオンラインで購入する人も増えていますが、オーストラリアでのオンライン購入はまだまだ一般的ではなく、性能チェックのためにもTest Drive(テスト・ドライブ)は欠かせません。「試乗=購入」ではありませんので納得がいくまで試乗するのがいいでしょう。
車の追加アクセサリー、保険、保証、ローンなども決めておきましょう。車両価格は、メーカーキャンペーンやディスカウントがあるかなどで変わるので、担当の販売員と納得いくまで話し合うといいでしょう。車両価格の他、アクセサリー(ウィンドウ・シールやGPS、特殊カラーなど)を追加する場合、それらの価格が車両価格に上乗せされます。また、延長保証などを選んだ場合も車両価格に追加されます。
その際、総支払い額をローンを使って支払うのか、キャッシュで支払うのか、担当者と相談し決定します。CTP保険は対人賠償責任保険なので、対物さまざまなリスクを考えると、任意保険、車両総合保険に加入しておく方が将来的に安心でしょう。
ディーラーから車を購入する場合、各州政府は販売ディーラーに車両の走行距離、年式によって決められた期間の保証をつけることを義務付けています。ディーラーは上記すべてを含んだ契約書を作成し、購入予定者に渡します。購入予定者が契約書に署名をしていない段階では、まだ契約は成立していません。またローンを組んだ場合、ローンの許可がおりるかどうか待ちます。
車の契約に必要な書類
※上記は一般的な書類で、州によっては異なる書類の提出が求められることもあります。
契約書に記載された金額の支払い方法は、ローンを組まない場合は銀行振り込みやカード支払いなどができます。カード支払いの場合は、支払い金額に加えてカード手数料がかかる場合がほとんどです。ローンを組んでいる場合は、ローン契約会社よりディーラーへの支払いがなされ、ディーラー側で確認されます。
車両本体価格以外の費用
※印紙税の税率、徴収税の額、または購入に必要な手続きや書類、あるいはその他の税義務は州によって異なります。
ディーラー側で支払いが確認されると、納車になります。下取り車両がある場合は、ほとんどのケースで納車と入れ替えに下取り車両を引き渡します。
ただし、新しく購入した車両の在庫状況によって、下取り車両の引き渡しと新しく購入した車両の納車時期がずれる場合もあります。
新車または中古車をディーラーから購入した場合の車の登録手続きは、通常ディーラーが代行します。登録証には、車のエンジン番号など詳細が記載されている他、中古車の場合は過去の所有者などの記載があります。
NSW州の自動車登録手続き
オーストラリアには車検制度がありません。
中古車を購入する場合は、車検の代わりにPersonal Property Securities Register(パーソナル・プロパティ・セキュリティーズ・レジスター)またはPPSRと呼ばれる各車両の登録情報を取得し、該当車両が盗難車ではないか、事故車ではないか、ローンが残っていないかを確認します。
予算や好み、用途などを考えながら希望のメーカーや車種を絞りましょう。
車を探す段階ではオンラインチェックをおすすめします。オーストラリアには、日本ほどたくさんの種類のモデルや色がありません。また、車両はすべて海外から輸入し、車の名前も日本のものとは異なる場合があります。
まずは日本のサイトで目星をつけ、その車や似たものをオーストラリアのサイトで探すと時間の節約になります。
インターネットの売買情報などで目当ての車の相場を調べたら、中古車ディーラーを回って価格と質を見比べます。
大抵の新車ディーラーは中古車も販売していますが、中古車ディーラーは中古車のみ販売しています。PPSRのチェックはディーラーが行います。
ディーラーから中古車を購入する場合でも、Test Drive(テスト・ドライブ)しましょう。「試乗=購入」ではありませんので納得がいくまで試乗するのがいいでしょう。
車の追加アクセサリー、保険、保証、ローンなども決めておきましょう。車両価格は、メーカーキャンペーンやディスカウントがあるかなどで変わるので、担当の販売員と納得いくまで話し合うといいでしょう。車両価格の他、アクセサリー(ウィンドウ・シールやGPS、特殊カラーなど)を追加する場合、それらの価格が車両価格に上乗せされます。また、延長保証などを選んだ場合も車両価格に追加されます。その際、総支払い額をローンを使って支払うのか、キャッシュで支払うのか、担当者と相談し決定します。CTP保険は対人賠償責任保険なので、対物さまざまなリスクを考えると、任意保険、車両総合保険に加入しておく方が無難でしょう。
ディーラーから車を購入する場合、各州政府は販売ディーラーに車両の走行距離、年式によって決められた期間の保証をつけることを義務付けていますが、走行距離や年式が州政府の基準を超える場合は、保証がつかない車もあります。このルールは中古車の安全性や適正な整備を確保するのが目的で、日本の車検制度に似た性格を持っています。
NSW州の法定中古車保証は、10年以内、走行距離16万km以下の車両状況で、3カ月または5,000kmの保証規定があります。
ディーラーから渡された契約書にしっかり目を通し、内容を確認してから署名をします。ローンを組んでいる場合は、ローンの許可が下りてから契約書に署名します。契約書への署名と平行し、ディーラーへ次の書類を提出します。
車の契約に必要な書類
※上記は一般的な書類で、州によっては異なる書類の提出が求められることもあります。
契約書に記載された金額の支払い方法は、ローンを組まない場合は銀行振り込みやカード支払いなどができます。カード支払いの場合は、支払い金額に加えてカード手数料がかかる場合がほとんどです。ローンを組んでいる場合は、ローン契約会社よりディーラーへの支払いがなされ、ディーラー側で確認されます。
ディーラー側で支払いが確認されると、納車になります。下取り車両がある場合は、ほとんどのケースで納車と入れ替えに下取り車両を引き渡します。
ただし、新しく購入した車両の在庫状況によって、下取り車両の引き渡しと新しく購入した車両の納車時期がずれる場合もあります。
新車または中古車をディーラーから購入した場合の車の登録手続きは、通常ディーラーが代行します。
登録証には、車のエンジン番号など詳細が記載されている他、中古車の場合は過去の所有者などの記載があります。
個人取引あるいはオークションで中古車を購入する場合は、その車の安全性や整備状況の確認を購入者が何らかの方法で行う必要があります。自分の目で確かめたりチェックしたりする人もいますが、整備士や車両保険会社にこのチェック(有料)を依頼するケースも少なくありません。
個人売買の車には消費者保護法の適用がなく、保証もされないので、危険な状態の車を運転しないためにも非常に大切なものとなります。PPSRのチェックも同様に、購入者が有料で行うことになります。不要なトラブルに巻き込まれないためにも、PPSRチェックもまた非常に重要です。
予算や好み、用途などを考えながら希望のメーカーや車種を絞りましょう。
車の個人売買は口コミ、オンライン、個人売買専用雑誌などで情報を見つけます。ルールに則って車を売買しているDVGのようなディーラーと異なり、個人売買の場合は情報源がしっかりしていることを確認することが望ましいでしょう。
駐在員であれば、前任者や同僚から購入する場合も多いでしょうが、整備や価格について後からトラブルになることも少なくありません。こうしたトラブルを避けるためにも、購入前に一般的な個人売買同様の確認や手続きを行うことが大切です。友人や知人だからこそ、トラブルになった場合はより面倒なことになりがちです。
希望の車の目星がついたら個人宅、あるいは指定された場所に行き実際の車をチェックします。購入希望者が車に詳しい場合を除き、車の専門知識を持つ人に同行してもらうことをおすすめします。
また、Service Log(サービス・ログ)と呼ばれる整備履歴をチェックし、今までどのような整備がされてきたか確認しましょう。サービス・ログが本物かどうかもきちんと確認しましょう。
また、個人売買の車両は必ずTest Drive(テスト・ドライブ)しましょう。ディーラー同様、「試乗=購入」ではありませんので、納得がいくまで試乗することも忘れないでください。また、試乗後に購入するかどうかの決断はできるだけ早く販売希望主に伝えましょう。のんびりしていると、他の人に販売されてしまったり、あるいは販売希望主が他の人に販売できなかったり、不都合が起こりやすくなります。
車のチェックポイント
購入する車の身元を調べるには、PPSRのチェック(有料)を個人で行います。これは個人売買の場合、非常に重要なチェックです。盗難車、ローンが残っている車両、事故で廃車になった車両などを知らずに買わされてしまわないよう、PPSRで必ずチェックしましょう。
PPSRでは車両点検証明書を発行してくれます。この車両点検証明書があれば、購入した車が後に盗難車であることがわかったとしても、法的な保護が得られます。
PPSR(Personal Property Securities Register)のチェック機関
https://transact.ppsr.gov.au/ppsr/QuickVINSearch
NSW州の管轄機関のRMS(Roads and Maritime Services)でも調べることができます。
www.service.nsw.gov.au
個人売買では、販売希望主が販売希望額の後ろに「ONO」と記載する場合が多くあります。これは「Or Nearest Offer」の略で、実質希望価格からの値段交渉はほとんどしないことを表しています。
販売希望主がどのように価格情報を提供しているかを確認し、値段交渉ができれば値段交渉を行い、できなければ値段の確認を行います。その際、レジョがどれくらい残っているのかを確認し、スタンプ・デューティーやレジョをどちらが支払うのかなどを相談して決めます。
通常、車の価格にそれらに必要な金額は入っていませんので気をつけましょう。
支払い方法は、ローンを組まない場合は銀行振り込みやカード支払いなどができますが、カード支払いの場合は支払い金額に加えてカード手数料がかかる場合がほとんどです。ローンを組んでいる場合は、ローン契約会社より販売者への支払いがなされます。
販売者側で支払いが確認されると、購入した車を引き取ります。
スペアの鍵も含め、マニュアルや整備記録など、車に付随するすべてのものも販売者から受け取ります。
レジョの名義を販売者から購入者へ変更します。この名義変更は販売者が行ってくれる場合もありますので、販売者と相談しお互いに確認しておくことが大切です。
車を購入した日から14日以内に、車の名義変更の手続きが義務付けられています。
以下の書類をRMSへ持参し、Transfer Fee(トランスファー・フィー)と呼ばれる名義書換料とスタンプ・デューティーを支払います。
車の譲渡証明書を受け取れば、名義変更は終了です。名義を変更した登録車両は、譲渡されたステッカーの期限まで有効になります。
車の名義変更に必要な書類
また、CTP保険は継続できないので、自分でCTP保険に加入しましょう。車両総合保険に加入する場合は、車の名義変更とともにその手続きを行う必要があります。CTP保険は対人賠償責任保険なので、対物さまざまなリスクを考えると、車両総合保険に加入しておくのが無難でしょう。
ナンバープレートがなかったり、車両登録が期限切れで3カ月以上経っている場合は、購入した車の再登録申請書への記入が必要です。
また、購入した車が安全基準を満たしていない場合は、検査場で車の安全検査を受けることになります。その際には車の再登録申請書、保険証、適合証明証または失効している車の登録証をRMSに提出します。RMSで古いナンバープレートを返還する場合もあります。
個人で安全検査の必要性の有無を確認する「Safety Check and Inspections」
www.rms.nsw.gov.au/roads/registration/inspections
いずれにせよ、その車が州外で登録されていた車か、海外で登録されていた車か、登録の失効期間はどのくらいかといった過去の登録状況によって、再登録手続きに違いがあるので、購入する前に販売者にきちんと確認しておく必要があるでしょう。
オーストラリアでの車売却も日本の売却の流れとほとんど同じです。複数の個人やディーラーから査定を受け、提示額を比較して売却先を決めるのが一般的です。日本のような車検制度はオーストラリアにはありません。個人、ディーラーに関係なく整備の記録が非常に大切となり、定期的に整備を受けていない場合は査定額がぐっと低くなる傾向にあります。
売却額は個人間売却より低くはなりますが、交渉に費やす時間や不必要な不安などをすべて回避することができます。
希望するディーラーに連絡して、査定の日時を決めます。予約なしで車を持っていっても査定をしてもらえますが、担当者がいない場合などは査定ができない場合もあります。あらかじめ連絡しておくといいでしょう。その場で査定額が提示される場合と、後日メールや電話などで連絡される場合があります。希望の額と大きくかけ離れている場合は、理由を聞いてみましょう。
よくウェブで販売されている額と比較する人が多いですが、ウェブの販売額はあくまでも販売者の希望販売価格で、実際に販売された額ではありません。販売された車はウェブから販売と同時に取り除かれるからです。希望額を現実的な額とあまりにもかけ離れた額に設定すると、なかなか売却できません。ディーラーが提示する額はマーケットを基準としており、市場に最も近い額を提示していると言えるでしょう。
よくウェブサイトで販売されている額と比較する人が多いですが、ウェブサイト上の販売額はあくまでも販売者の希望販売価格で、実際に販売された額ではありません。販売された車はウェブサイトから販売と同時に取り除かれるからです。希望額を現実的な額とあまりにもかけ離れた額に設定すると、なかなか売却できません。オーストラリアのディーラーが提示する額は国内マーケットを基準としており、市場に最も近い額を提示していると言えるでしょう。
ディーラーが提示した額に納得ができたら、売却の意志をディーラーに伝えます。契約の際には、ディーラーへ次の書類を提出します。
車の契約に必要な書類
※上記は一般的な書類で、州によっては異なる書類の提出が求められることもあります。
車両を引き渡し、通常、車の引渡しと同時に売却額の入金手続きが開始されます。
指定ディーラーに車、すべての鍵、マニュアルなどを持ち込み、引き渡します。
入金確認には通常数日かかります。車引き渡し後、入金の確認を行いましょう。車を売却した場合、売却額は個人の銀行口座に振り込まれるのが一般的です。入金が遅れている場合は、すぐにディーラーに連絡します。手続きの問題が発生している場合もあります。
オーストラリアでは、Private Sale(プライベート・セール)と呼ばれる、車の個人間の売却が日本より一般的です。しかし、個人間の売却にはトラブルも多いので、知らない相手に売却する場合は十分気をつけましょう。車引き渡し後、入金のないまま行方不明になったり、車の状態にクレームをつけ修理代を支払わされたりといったトラブルの例があります。
また、知人や友人に売却する場合も、トラブルがあることを念頭に置く必要があります。売却した車がすぐ故障した場合など、知人や友人だからこそお互い気まずくなったり、なかなか金銭の折り合いがつかなかったりといったトラブルの例があります。
コミュニティ雑誌やウェブに売却したい車の広告を載せます。売却したい車の写真、詳細、希望売却価格、車のある地域、また連絡先を載せた広告を出しましょう。購入希望者から連絡がきたら、車見学の日時を相談して決めます。広告出稿先はウェブのほか、新聞や地域のコミュニティ雑誌も一般的です。
購入希望者と会う前に、車をきれいに掃除したり、ピンク・スリップや登録証などの必要書類も用意しておきます。車の中の私物を整理したり、キープしたい高価なアクセサリーは交換します。
購入希望者はできるだけ低く、売却希望者はできるだけ高く、売買額を決めたいものです。あまり市場とかけ離れた希望額を伝えてもなかなか個人には売却できません。整備がきちんとなされている安全な車であることを大前提に、車売却にかける時間や労力、また精神的なプレッシャーなどの要素を鑑み、売却額を決めるといいでしょう。何時間も交渉に時間をかけたり、複数の個人とやり取りしたりといったことは、最終的な売却額に大きな影響を与えるものでもないため、あまりおすすめしません。あらかじめ妥協できる額のラインを決めておくといいでしょう。
購入希望者が提示した額に納得ができたら、車を売却する意志を伝えます。額の交渉時には、同時に名義の変更を誰が行うか、車両登録の残月を確認し延長を行う場合はどちらの負担で行うか、売却額支払い方法も話し合って決定する必要があります。トラブルを防ぐためにも、購入希望者の身分証明の確認や支払い方法、期日の確認をこの時点でしっかりしておきましょう。個人間売却の場合は、売却する相手と相談して支払い手段が決まります。車の購入と同様に、相手の免許証を見て身元も確認します。怪しい点が見つかった場合は、直ちに交渉を中止しましょう。
売買条件を確認したら、決めた通りに以下の手続きをします。
よほど信頼できる売却相手である場合を除き、売却額支払い前に車を引き渡すのはやめましょう。引き渡し後に「お金が足りない」などと言われる場合があります。決めた売却額支払い(現金、小切手、口座振込みなど)の方法に則り、支払いを確認します。小切手などで受け取る場合は、本物の小切手かどうかを見極めるなど、特に注意が必要です。
売却した車のスペアの鍵も含め、マニュアルや整備記録など、車に付随するすべてのものを引き渡します。その後、Notice of Disposal(ノーティス・オブ・ディスポーサル)と呼ばれる、車両放棄届けを提出します。
車両放棄届けの手続きについて
www.service.nsw.gov.au/transaction/submit-notice-disposal-vehicle
オーストラリアで車のローンを組む場合やリース契約をする場合、必ず自分で利率を確認することが大切です。
リース契約では、契約期間中に帰国などやむおえない理由で解約せざるを得ない時のために、中途解約(Early Termination)の罰則規定も確認しておきましょう。
オーストラリアで住所を変更した際には、電話、郵送、オンラインのどれかによる手続きが必要です。住所の変更手続きをしておかないと、車の保険がおりない場合があるので注意しましょう。
車の登録住所の手続きについて
www.rta.nsw.gov.au/myrta/you-and-the-rta/address-details.html
A. もちろん、車があれば便利です。
しかし、よほど小さな田舎町に行くのでない限り、必需品というわけではありません。シドニーやメルボルンのような主要都市およびその近郊なら、電車やバスなどの交通手段も充実しています。郊外に住み、都市の中心地へ通勤する人なら、渋滞を回避できる分、公共交通機関の方がスムーズな場合もあるでしょう。休みの日に家族と遠出をする時などには、やはり車を利用するのが便利です。
A. 州ごとに車のナンバー登録の方法は違います。
NSW州で車のナンバーを登録する場合は、CTP保険(Green Slip)と車検(Pink Slip)の書類が必要になります。登録更新日が近くなったら、RMSからラベル(車の窓に張るシール)が送られてくるので、そのラベルと第三者保険と車検の書類の3点をRTAに持っていき、車のナンバー登録を更新します。また、登録料金は各個人により異なるため、各州の道路交通局へ問い合わせてみましょう。
A. 日本と比べてオーストラリアの中古車の価格は高めです。
この価格を決める要素はさまざまですが、年間平均走行距離が日本の約2倍になるオーストラリアでは、Odometer(オドメーター)と呼ばれる走行距離計が一番重視されるようです。他にも、純正部品を輸入に頼っているオーストラリアでは、古い年型でも出荷台数の多い車ほど補修部品もそろっており、価格も安い傾向にあります。車のどこにも不具合がない割に安すぎるという中古車は、純正部品が非常に高価なだけでなく、手に入りにくいためということも考えられます。州が定めた保証や車の身元の点からいうと、中古車ディーラーからの購入が安心できるでしょう。ただし、この保証にはブレーキ、クラッチ、タイヤ、バッテリー、事故や所有者の不注意による傷や故障などは含まれません。
オーストラリアは車社会だと言われますが、車には経費がかかります。
例えば、車齢5年で年間1万5,000km走行の場合、維持費が1.5リットル車で週に$13程度、V8で$20程度とされています。これに中古価格低価、レジョ、保険料などを含めると、週に$100以上にもなります。
それでもオーストラリアで車を持つ人が多いのは、通勤や業務で必要、子どもの通学、ライフスタイルなどさまざまな理由がありますが、経費が自分の生活レベルに十分に見合うかどうかも考えるべきでしょう。
投稿 オーストラリアで車を購入・売却するために知っておくべきこと は JAMS.TV に最初に表示されました。
]]>投稿 オーストラリアで車の免許と運転のために知っておくべきこと は JAMS.TV に最初に表示されました。
]]>オーストラリアの公共交通機関は、シドニーのような都市部を除けば、決して充実しているとは言いがたいものです。そんなオーストラリアでは、車が毎日の生活に欠くことのできない移動手段であることに異論はないでしょう。
車を運転するためには、運転免許を持っていなければならいないことは日本と同じですが、オーストラリア国内の中でも州ごとに車の運転免許の取得方法や許可条件、交通法規などが異なる場合があるので注意が必要です。
今回はオーストラリア生活において車の免許と運転について紹介します。
目次
オーストラリアで運転免許を取得するには、州内に居住してから6カ月後に申請ができます。満16歳以上であることと、最低36カ月の運転経験、4つの試験に合格することが必要です。
まず、オーストラリアの交通法規の解説書(Road Users’ Handbook)の日本語版をRoads and Maritime Services(以下RMS)のウェブサイトからダウンロードしておきましょう。その解説書でオーストラリアの交通法規を勉強して、学科試験に合格すると、仮免許が交付されます。
受験料:$45
学科試験は運転免許申請書(Licence Application)に必要事項を記入して申し込みますが、身分証の提示が必要になります。また、オーストラリアに滞在して1年以上経過している場合、1年以上の知り合いの免許所持者1名の署名も必要です。
仮免許期間に交通違反や事故を起こすと、免許停止や免許取得に必要な保持期間が無効になるので、十分に注意しましょう。
学科試験の合格後には、視力検査があります。裸眼視力でも、メガネ、コンタクトレンズによる矯正視力でも、両眼で規定の視力があれば問題ありません。色盲検査はありません。
仮免許は5年間有効です。制限速度は90km、車の前後に「L」マークを運転しなければならず、まだレンタカーは借りられません。
発行手数料:$24
NSW州では24歳以下の場合、正規免許保持者(現地運転経験3年以上)が同乗のもと、20時間の夜間運転を含む120時間の運転実習をします。この運転実習については、実習記録を仮免許と一緒にもらったログブック(Log book)に記録する必要があります。
25歳以上の場合、実技試験の受験に12カ月間や120時間の運転実習は必要ありません。
NSW州では24歳以下の場合、仮免許を保持してから12カ月後に実技試験が受けられます。25歳以上の場合、運転実習は必要ありません。
受験料:$56
運転技術を習得したら、試験官同乗のもと実技試験を受けます。受験の際に運転する車は持ち込みできるので、運転し慣れた車で受験しましょう。実技試験では運転技術はもちろん、オーストラリアの交通法規、標識、他車の方向指示を理解し、正しく判断しているかなどが、項目ごとにポイントで評価されます。実技試験中の危険行為や交通違反は、即不合格となります。
合格すると、赤色の初心者免許(P1)が交付されます。
実技試験のポイント
赤色の初心者免許(P1)は18カ月間有効です。制限速度は90km、車の前後に「P1」マークを運転しなければなならず、まだレンタカーは借りられません。
発行手数料:$57
赤色の初心者免許(P1)を所持してから12カ月後に受けられます。合格すると、緑色の初心者免許(P2)が交付されます。
緑色の初心者免許(P2)は30カ月間有効です。制限速度は100km、車の前後に「P2」マークを運転しなければならず、まだレンタカーは借りられません。
発行手数料:$89
緑色の初心者免許(P2)を所持してから24カ月後に受けられます。解説書(Driver Qualification Handbook)をRMSのウェブサイトからダウンロードしておきましょう。その解説書(日本語訳なし)でオーストラリアの交通法規を勉強して、合格すると晴れて正規の運転免許が交付されます。
受験料:$46
1年・3年・5年・10年と4種類の有効期限があります。10年の正規免許は21歳〜44歳に限ります。3年間に交通違反で合計13ポイント以上減点されると、免許停止になるので注意が必要です。
発行手数料:
1年 $56
3年 $134
5年 $180
10年 $334
オーストラリアの運転免許の取得でも、日本と同様、実技試験の合格への早道はドライビングスクールを利用します。インストラクターは実技試験のコースや重点項目をよく知っているので、合格率も高くなります。
ドライビングスクールは民間運営ですが、日本と異なり、予約をすることでインストラクターが教習車で迎えに来てくれます。車の少ない場所で指示通りに運転しながら、コツをつかみましょう。練習では実技試験に使われる道路を走るので、コースに慣れることができます。
また、受験のタイミングを教えてくれたり、当日も試験場まで付き添ってくれたり、運転し慣れた教習車で試験を受けることができたりするので安心です。
自動車と同様、州によって試験の種類、内容、合格基準、費用などが異なります。
学科試験と実技試験の他に、運転実習が必要な場合もあります。その場合、視力検査、学科試験に合格して仮免許を取得した後、さらに3〜6カ月以内の運転実習が課せられ、実技試験に合格して初めて初心者免許が交付されます。
オートバイにも「L」や「P」プレートの装着が義務づけられ、仮免許と初心者免許の期間中は排気量や速度、同乗者の制限があります。
オートバイの運転免許の種類
日本の運転免許を持っているオーストラリアの一時滞在者の場合、現地の運転免許を取得せずに州内を運転することは許されています。
NSW州では海外の運転免許所持者が住所を定めてから、3カ月以内に現地の運転免許の取得を義務づけています。NSW州でオーストラリアに3カ月以上滞在する場合、日本の免許をTemporary Overseas Visitor Licenseに切り換える必要があります。永住者の場合も、国際運転免許で運転ができるのは3カ月です。NSW州の各地にある、Service NSWの窓口で手続きをする必要があります。
①日本の運転免許で車を運転する(入国から3カ月まで)
有効な日本の運転免許
翻訳証明書(Service NSW)
パスポート
ビザ(コピー可)
②国際運転免許で車を運転する(入国から3カ月まで/レンタカーは最長1年まで)
有効な国際運転免許
有効な日本の運転免許
パスポート
ビザ(コピー可)
①日本の運転免許で車を運転する
有効な日本の運転免許
翻訳証明書(NATTIに依頼または自動車免許証抜粋証明を領事館にて申請)
②国際運転免許で運転
有効な国際運転免許
有効な日本の運転免許
パスポート
ビザ(コピー可)
①日本の運転免許で車を運転する
有効な日本の運転免許
NATTIによる日本の運転免許の翻訳
パスポート
ビザ(コピー可)
②国際運転免許で運転
有効な国際運転免許
有効な日本の運転免許
パスポート
ビザ(コピー可)
①日本の運転免許で車を運転する
有効な日本の運転免許
日本の運転免許の翻訳
パスポート
ビザ(コピー可)
②国際運転免許で運転
有効な国際運転免許
有効な日本の運転免許
パスポート
ビザ(コピー可)
永住者以外で、日本の運転免許を所持し、オーストラリアで同じ車両タイプの運転免許を取得する場合は、原則として、学科試験の後に仮免許なしで実技試験が受けられ、それに合格すると本免許が交付されます。オーストラリアのNSW州・WA州・SA州・ACTに3カ月以上滞在する長期滞在者や永住者の場合は、学科試験と実技試験も免除されます。
申請先はService NSWです。手続きをしたその場で免許用の写真を撮られ、申込後5日以内に申請した住所に運転免許が郵送されます。発行される運転免許の条件欄には「Q」が付き、「Evidence of permanent residency status not provided」との説明書きが記載されます。
NSW州の運転免許への切り換えに必要なもの
運転免許の車両タイプを日本とオーストラリアで変更する場合、初心者と同じ手続きになります。上記の「オーストラリア国内で運転免許を取得する」参照。
オーストラリア短期滞在者は、日本の有効な運転免許とパスポートを所持していれば運転可能ですが、何かあった時には証明が必要です。トラブルを防ぐためにも、オーストラリアで運転を考えている場合は、国際運転免許(国外運転免許)を取得しておきましょう。もしくは、英語の証明書は携帯しておいた方が安心でしょう。
オーストラリアで有効な国際運転免許(国外運転免許)を取得する場合は、日本の免許に基づいて住所地の公安委員会に申請しましょう。
国際運転免許は、発行から1年以内で日本の運転免許が有効期限内であれば、何回海外に行ってもそのたびに使用が可能です。ただし、国際運転免許の有効期間が短くなったので、新たに申請する場合は警察署または運転免許センターに必ず返納しないと、新しい国際運転免許証が交付できない場合があります。
また、本人がすでに国外にいる場合は代理人申請が可能です。仮に国際免許証の有効期限が切れた場合でも、帰国の必要なく延長手続きができます。
国際運転免許証の申請の際に必要な書類
申請場所や受付時間、手数料などの詳細は、各都道府県警察の運転免許センターなどに問い合わせておきましょう。
国際運転免許証の取り扱いについて
英訳記載事項証明書は、オーストラリアの各州の運転免許管理当局が指示する機関で発行してもらえます。
NSW州の場合、最寄りのService NSWに日本の運転免許とパスポートを持参するか、オンラインから予約して、定められた政府機関「Multicultural NSW」に翻訳を申請できます。
翻訳料金:
・14営業日以内:$77
・7営業日以内:$96
・1営業日以内:$117
・速達便:+$14
他州の場合、NATTIの資格を持つ翻訳家による翻訳証明もしくは各州の総領事館発行の翻訳証明書が必要です。以下の各州総領事館ウェブサイトより詳しい内容を確認してください。
各州の総領事館
オーストラリアで免許申請の際には、2種類の身分証明書(内ひとつは署名のあるもの)を提示します。パスポートの他に、クレジットカードや預金通帳、電気、ガス、賃貸料金の支払い通知書、学生証などのどれかひとつが必要です。ちなみに、国際運転免許は身分証明として使える場面がほとんどありません。
オーストラリア滞在中に運転免許を取得し、その後3カ月以上オーストラリアに滞在していたことが証明できれば、適性試験だけで日本の運転免許も取得できます。ただし、運転免許取得から1年未満の場合、日本の運転免許は初心者扱いとなります。
運転免許の取得先は、運転免許記載の住所地を管轄する日本の公安委員会、または自動車運転免許試験場です。
手続きに必要なもの
オーストラリアの運転免許の更新も、日本と同様、誕生日の1カ月前後の期間に申請することができます。
有効期限が1年間・3年間・5年間の運転免許を所持している優良ドライバーは、オンラインで更新申請ができます。
オンライン申請の条件
オンラインでの運転免許の更新に必要なもの
オンライン更新申請は、以下のサイトから可能です(要アカウント登録)。
https://www.service.nsw.gov.au/renew-driver-licence-login
オンラインでの申請完了後、運転免許レシート(Driver Licence Receipt)をプリントアウトして署名し、車を運転する際には常に古い運転免許と一緒に携帯しておきます。新しく更新された運転免許は、登録住所に10日間ほどで郵送されます。
有効期限が10年間の運転免許を所持している、もしくは申請条件に満たないドライバーは、Service NSWを訪問して更新申請を行う必要があります。
Service NSW窓口での運転免許の更新に必要なもの
Service NSWを訪問する場合、事前に運転免許更新申請書(Licence Renewal Application)をダウンロードして必要事項を記入しておきます。その後、上記の必要なものを持参して手続きを行います。
更新手数料:
・1年間 $56
・3年間 $134
・5年間 $180
・10年間 $334
オーストラリア滞在中に日本の運転免許が失効した場合は、失効6カ月以内ならやむを得ない失効による手続きが可能です。また、失効6カ月以上3年以内なら試験の一部を免除されて再取得できます。
失効した運転免許の手続き・再取得先は、運転免許記載の住所地を管轄する日本の公安委員会、または自動車運転免許試験場です。
適性試験(視力・聴力検査)だけで失効前と同じ運転免許を再取得できます。新しい運転免許は、手続きした日から3年後の誕生日まで有効。
手続きに必要なもの
日本帰国後の住所が確定してから1カ月以内に手続きすれば、学科試験および技能試験が免除されるので、やむを得ない失効による手続きと同様、適性試験(視力・聴力検査)だけで失効前と同じ運転免許を再取得できます。
失効3年以内でも、日本の住所確定から1カ月以上が経過した場合、学科・技能・適性試験のすべての試験を受けなければなりません。失効した運転免許の手続き・再取得先は、運転免許記載の住所地を管轄する日本の公安委員会、または自動車運転免許試験場です。
手続きに必要なもの
オーストラリア滞在中に日本の運転免許を紛失した場合、日本帰国後に再交付申請を行う必要があります。代理申請はできません。再交付申請先は、運転免許記載の住所地を管轄する日本の公安委員会、または自動車運転免許試験場です。
手続きに必要なもの
海外滞在中に日本の運転免許の有効期限が過ぎると、事前にわかっている場合は、運転免許の更新期間(誕生日を挟んだ2カ月間)に入っていなくても、特例更新手続きによって運転免許の更新ができます。
運転免許の更新先は、運転免許記載の住所地を管轄する日本の公安委員会、または自動車運転免許試験場です。
特例更新手続きに必要なもの
A. NSW州発行の運転免許証を取得する場合、翻訳証明書はシドニーのMulticultual NSWが発行したものでなければなりません。
A. 警察によりオーストラリア一時的滞在者の証明を求められる場合があるので、自分のオーストラリアでのビザを証明できるものを携帯しておく必要があります。また、オーストラリアで国際運転免許証を携帯して運転をする場合、パスポートにある入国日から3カ月以上オーストラリアに滞在しているかどうかを確認されます。
A. 日本の運転免許でオーストラリアでも運転する場合、日本の運転免許の有効期限分、運転が可能です。定期的な更新が必要なく、フルライセンスと同じ扱いを受けられます。しかし、身分を証明するために、パスポートなどを運転時に常に携帯しなければいけません。
A. オーストラリアの日本の領事館や大使館では、日本の運転免許の紛失といった問題への対応はしていません。国際運転免許または日本の運転免許証を発行した各機関まで問い合わせる必要があります。
日本の運転免許の取得制度と違い、さまざまな制限や長期間の運転時間が必要になるオーストラリア。日本の運転免許を持たずにオーストラリアに来るのは、永住予定がある人を除き、あまり現実的ではないかもしれません。短期滞在なら国際運転免許、長期滞在なら日本の運転免許から現地の運転免許に書き換えておくのが望ましいでしょう。
投稿 オーストラリアで車の免許と運転のために知っておくべきこと は JAMS.TV に最初に表示されました。
]]>投稿 充実したワーホリ生活を! オーストラリアのレンタカーの借り方 は JAMS.TV に最初に表示されました。
]]>広大なオーストラリアにはさまざまな美しいスポットがたくさんあります。自然豊かなオーストラリアならではの観光スポットに行くには、公共交通機関だけでは辿り着くことが難しいことも。
車を購入するのも良いですが、一時滞在の場合は維持に費用がかかることもあり、特に都市部に住んでいる場合は駐車場付きの家探しが必要など手間もかかります。
このような場合に便利なのがレンタカー。日本と同じく右ハンドル、左側通行ということもあり、ワーホリ期間中でも比較的運転がしやすい環境です。
記事内では、オーストラリアのワーホリ生活をより良いものにできるレンタカーの借り方についてご紹介。レンタカーを借りる手順や注意点、必要なものなどをお伝えします。
レンタカーを借りる手順は日本とあまり変わりません。レンタカー会社で直接予約、または「地名」と「レンタカー」で検索すると日本語でレンタカーの料金比較ができるサイトなどもあり、英語が不安な方はこちらを利用するのもおすすめです。
予約後、予約当日に店舗に行き、手続きや説明をうけたあと鍵を受け取ります。日本でレンタカーを借りる際は、店頭スタッフといっしょに乗車前に車両のチェック(傷の有無など)しますが、オーストラリアでは省略する場合が多くあります。その場合、返却時にトラブルにならないよう、自分で傷や汚れなどがないか車両をしっかりチェックしておくと安心。店頭スタッフが傷報告書を提供するので、傷を見つけた場合、傷報告書に書いてあるかどうかも確認しましょう。
返却は日本と同じくガソリンを満タンにしてからとなります。店頭スタッフが車両のチェックをしたら終了です。
【レンタカーを借りる手順】
①事前にレンタカーを予約する
②当日に店頭でレンタカーの鍵を受け取る
③ガソリンを満タンにして車両と鍵を店舗に返却
④Eメールで領収書が送付される(レンタカー会社により異なる場合あり)
※クレジットカードで支払うことが多いため、クレジットカードは忘れずに準備してください。
オーストラリアにはレンタカー会社がたくさんあります。そのなかでも特に人気があるレンタカー会社をご紹介!
価格比較をしたい方、英語が苦手な方はこちらを利用するとスムーズに手続きができます。またレンタカーを借りる方は年齢制限に注意。
レンタカー会社の共通の年齢制限として、25歳以上の方が利用可能、17歳以下はレンタカーの利用が不可となっています。そのほか、レンタカー会社によっては21歳~24歳は割増料金で利用可能など会社によって違いもあるので確認が必要です。
オーストラリアで運転するには運転免許証が必要です。もちろんレンタカーを借りる際も運転免許証の提示が必要になります。
【使用できる運転免許証】
①オーストラリアの運転免許証を使用
②日本の運転免許証を使用
③国際免許証を使用
日本の運転免許を持っているオーストラリアの一時滞在者の場合、現地の運転免許を取得せずに州内を運転することは許されていますが、ですが、オーストラリアで運転免許証は英語で書かれている必要があり、日本語の免許証に公式の翻訳証明書(英訳記載事項証明書)を付けなければいけません。運転する場合は常に日本の運転免許証+公式な翻訳証明書の携帯が必須になります。
※NSW州の場合:最寄りのService NSWに日本の運転免許とパスポートを持参するか、オンラインから予約して、定められた政府機関「Multicultural NSW」に翻訳を申請できます。
運転免許の有効期限まで残り1年間以上であれば、国際免許は1年間の有効期間で発行されます。入国前に取得しておくのがおすすめですが、すでに入国済の場合は、代理人が本人の代わりに国際免許証を申し込むことが可能。その場合は免許申請者本人が代理人に委任状を送らなければいけません。国際免許を使う場合、日本語の運転免許証+国際免許証の携帯が必須になります。
上記について、詳細は過去記事をご参考ください。
オーストラリアで車の免許と運転のために知っておくべきこと
オーストラリアでは常にレンタカー料金に最低限の保険(人、車に損害を与えた場合のみ適用)が含まれています。しかし、任意保険を利用せず、万がいち自動車事故に巻き込まれた場合、4000ドル以上の支払い請求がくることも。高額な賠償金を支払うことがないよう、任意保険についてはきちんと考えたほうがベター。
また、返却後に修理代を請求されることがあるため、乗車前に車両の傷や汚れは細かくチェックし、あれば店頭スタッフに事前に伝えておくようにすると、トラブル防止になります。任意保険をつけないで修理代を請求された場合、免責額(実費負担)が2000ドル~4000ドル近くになることもあります。
任意保険は、レンタカー会社や車両、保険会社によって異なり、事前にネット予約をすると費用が安く済むことがあります。その際は適用範囲などもしっかり確認しましょう。
レンタカーの返却時に必ず必要なことが、ガソリンの補充。満タンで返却されない場合、割り増し請求されることもあるため忘れずに。また、オーストラリアと日本ではガソリンの種類が異なり、種類が違うガソリンを入れると車両の故障に繋がりかねないので要注意です。ガソリンスタンド(Petrol Station)で困ることがないよう、しっかり覚えておきましょう。
【オーストラリアのガソリンの種類】
各ガソリンスタンドによって呼び方が異なる場合があるため、表記の参考にしてください。
①レギュラー
Regular Unleded (ULP) または Regular 91、Unleaded 91(unleaded89-94)
②ハイオク
Premium Unleded (PULP) または Premium 95、Ultra Premium Unleded (UPLP) または Premium 98
③軽油(ディーゼル)
Diesel
④LPGガス
LPG または Liquefied Petroleum Gas
※オーストラリアでは自動車のガソリン代が高いため、LPGガス仕様に変更している自動車も多くあります。
オーストラリアではほとんどがセルフスタンドになっており、日本と同じくガソリンタンク側に合わせて停車します。ガソリンの種類を選んで給油したあと、レジで使用したポンプ番号を伝え、クレジットカードまたは現金で料金を支払います。
スタンド内ではたばこなどの火器厳禁に加え、オーストラリアでは携帯電話の使用が禁止(静電気での発火防止)とルールがあるので気を付けましょう。
オーストラリアは都市部以外の高速道路は無料ですが、シドニーやブリスベン、メルボルンなどの大都市エリアには有料道路が多くあります。日本のような料金所や閉会する通行バーはなく、ETCのような無人の装置が設置されています。ほとんどのレンタカーにETC機能(無線通信で車両認証や決済をするシステム)が付いていますが、念のため有無を確認しておくと良いでしょう。
この装置が付いていなくても通行はできますが、申告しないとペナルティが課せられるので注意。装置なしで料金所を通過した場合、必ず道路交通局の専用ダイアルやWEBサイトから申告しましょう。期限もタイトのため延滞金もつくため確認、申告はお早めに。
また有料道路には道路標識に「TOLL」と料金が書いてあり、レンタカー会社の規則によって料金が違うため事前に確認をとっておくことをおすすめします。例を挙げると、Avisでは有料道路の標準料金に、料金標識1つにつき3.30ドルの追加料金がかかります。Hertzでは1日に約15ドルで有料道路を無制限で使用可能(※2020年7月現在)。料金の支払いはクレジットカード、もしくはデビットカードのからできます。
オーストラリアに数ある観光地や自然豊かなスポットに行くには公共交通機関を使ったり、ツアーを組んだりとさまざまな方法がありますが、公共交通機関では行くことができない場合はレンタカーの利用が便利。人数が多い場合は費用の節約になることもあります。
日本の交通ルールと似たところもあり、運転しやすい環境ではありますが、オーストラリア独自の交通ルールももちろんあるため、事前にきちんと確認しておくことが重要です。運転時は安全運転を心掛け、事故がないよう細心の注意を払ってドライブを楽しみましょう。
オーストラリア生活がもっと楽しめる手段の一つとして、レンタカーを利用してみてはいかがでしょうか?
車の運転に関してはこちらの過去記事もチェック!
オーストラリアで車の免許と運転のために知っておくべきこと
そのほか、ワーホリ生活マニュアルについての過去記事はこちら
投稿 充実したワーホリ生活を! オーストラリアのレンタカーの借り方 は JAMS.TV に最初に表示されました。
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①スクーター・パーキング
シドニーは坂道が多く、ヘルメットが必要で車道を走らないといけない自転車よりも、折りたためてブレーキも付いているスクーター(キック・ボード)の方が手軽らしく、スケート・ボードと並んで、若者がよく乗り回しているのを見かけます。
②サーフボード・パーキング
パーキングというか、本当に単なるサーフボード置き場ですが……。ビーチの海岸線を歩く遊歩道のコースタル・ウォークの途中や、サーフ・ライフ・セービング・クラブでも設置しているところがあって、とってもオーストラリアらしいパーキングだなと思います。
③パピー・パーキング
マーケットに用意されていることが多いです。オーストラリアは6割以上の家庭が犬を飼っているらしく、街中でもビーチでも、あちこちで犬を連れた人に出会います。たいてい「かわいいワンちゃんですね」と話しかけると、快く触らせてくれたり、世間話が始まったりします。愛犬家の多いお国柄、よくスーパーの出入り口でもつながれた犬がご主人を待っていますが、こういうパーキングがあると犬同士で遊べたり、飲み水があったり、日向ぼっこができたりしていいですね。
④プラム・パーキング
シドニー・ロイヤル・イースター・ショーに行った時、プラム(ベビーカー)を押しながら移動する家族が山ほどいたので、パビリオンの出入り口にあるパーキングはカラフルなプラムで満車になるほど大盛況でした。オーストラリアでは、バスや電車を始め、かなりテクニカルな腕でプラムを軽々と操って歩く親御さんたちをよく見かけます。何にしろ、ファミリー・フレンドリーな配慮ですね。
どんな乗り物(?)でも、パーキングが用意されていると安全で便利なもの。遊び心もあっていいなと思います。
文:武田彩愛(編集部)
投稿 見たことある?ちょっと変わったパーキング は JAMS.TV に最初に表示されました。
]]>車や自転車のパーキングは珍しくも何ともありませんが、皆さん、こんなパーキングは見かけたことありますか?
シドニーは坂道が多く、ヘルメットが必要で車道を走らないといけない自転車よりも、折りたためてブレーキも付いているスクーター(キック・ボード)の方が手軽らしく、スケート・ボードと並んで、若者がよく乗り回しているのを見かけます。
パーキングというか、本当に単なるサーフボード置き場ですが……。ビーチの海岸線を歩く遊歩道のコースタル・ウォークの途中や、サーフ・ライフ・セービング・クラブでも設置しているところがあって、とってもオーストラリアらしいパーキングだなと思います。
マーケットに用意されていることが多いです。オーストラリアは6割以上の家庭が犬を飼っているらしく、街中でもビーチでも、あちこちで犬を連れた人に出会います。たいてい「かわいいワンちゃんですね」と話しかけると、快く触らせてくれたり、世間話が始まったりします。愛犬家の多いお国柄、よくスーパーの出入り口でもつながれた犬がご主人を待っていますが、こういうパーキングがあると犬同士で遊べたり、飲み水があったり、日向ぼっこができたりしていいですね。
シドニー・ロイヤル・イースター・ショーに行った時、プラム(ベビーカー)を押しながら移動する家族が山ほどいたので、パビリオンの出入り口にあるパーキングはカラフルなプラムで満車になるほど大盛況でした。オーストラリアでは、バスや電車を始め、かなりテクニカルな腕でプラムを軽々と操って歩く親御さんたちをよく見かけます。何にしろ、ファミリー・フレンドリーな配慮ですね。
どんな乗り物(?)でも、パーキングが用意されていると安全で便利なもの。遊び心もあっていいなと思います。
文:武田彩愛(編集部)
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]]>投稿 【日本語サービス】スコッツならHONDA車以外の修理もOK! は JAMS.TV に最初に表示されました。
]]>日本の20倍もの広大面積を持つオーストラリアは車社会。 一家に一台どころか一人に一台車を持っていて当たり前の国オーストラリアで車は必需品と言ってもいいでしょう。
しかし車は大きな買い物。短期滞在者である駐在員や学生にとっては、車を購入するのも、修理や整備をして維持していくのも、全てのやりとりを英語でしなければいけません。
「専門用語が難しくてなにかと不安」「命に関わることだから信頼できるディーラーにお願いしたい」、そんな悩みを持つ人におすすめしたいのが、アーターモンに店舗をかまえる『スコッツホンダ』です!
スコッツには日本人スタッフが常駐しているので、予約から当日のカウンセリングや購入・修理・点検まで一貫して日本語で説明を受けることができるのもスコッツの強みです。
スコッツ以外の店舗で購入されたホンダ車でも、購入から30日以内、もしくは走行距離が1,000キロであれば、無料で点検をすることができます(新車に限る)。
ホンダ車の正規ディーラーであるスコッツですが、修理・点検・整備に関しては、ホンダ車以外でも受け付けています。数ブロック先に、スコッツグループが経営するタイヤ専門店もオープンしたばかりなので、パンク修理などにもスピーディーに対応。
※ホンダ車以外をお預かりする場合にはお時間をいただく可能性があります。また、車種によってはお断りする場合もあります。
エクスプレスサービスなら1時間で点検が完了。店舗のカフェエリアにはWiFiが設置されているほか、無料のドリンクとビスケットも。リラックスして修理が完了するまでの時間を待つことができます。
点検内容によっては半日ほど必要になるケースもありますが、それでも朝に車を預けると、午後には受け取りができます。
所在地: 291 Pacific Highway, Artarmon NSW 2064
電話: (02)9431-2333(代表番号)
Email:japandesk@scottsgroup.com.au(日本語)
営業時間:ショールーム 平日8:30-17:30、土曜9:00-17:00、日曜10:00-16:30/修理・点検 平日7:00-17:30、土日祝休
https://www.scottshonda.com.au
所在地: 160 Pacific Highway, Hornsby NSW 2077
電話:ショールーム (02) 9472-2100/修理・点検 (02) 9472-2166
Email:japandesk@scottsgroup.com.au(日本語)
営業時間:ショールーム 平日8:30-17:30、土曜9:00-17:00、日曜10:00-16:30/修理・点検 平日7:00-17:30、土日祝休
https://www.hornsbyhonda.com.au
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]]>投稿 車で快適オージーライフを!豪州No.1ディーラーの大セール は JAMS.TV に最初に表示されました。
]]>「サットンズ・ホームブッシュ(Suttons Homebush)」というオーストラリアいちのディーラーを知っていますか?
現在までオーストラリア人から圧倒的な支持を得ているディーラーで、シドニー西部に3ブランド正規ディラーとして展開、過去10年間連続で全豪No.1ディーラーを獲得(年間販売台数)。名実ともにオーストラリア最大のディーラー、それが「サットンズ・ホームブッシュ」です!
車好きなら誰もが知る企業でありながら、サットンズ・ホームブッシュ社のスタッフは利用者と同じ目線で、車の売買相談から売買後のアフターケアまで親身にしてくれます。
そんなサットンズ・ホームブッシュに待望の日本人スタッフがメンバー入りしたというニュースが!
サットンズ・ホームブッシュのマスコットキャラとも言えるエミリーちゃんとそのお父さんが、車に関する相談から売買まで、日本語で丁寧に説明してくれます。
サットンズ社はシドニーにて1948年に家族経営で創業しました。新車・中古車・トラック販売サービスを始め、今やシドニー市内に20店舗以上を構える、名実ともにオーストラリア最大のディーラーにまで成長!取り扱い車ブランドは20を越え、月間2,000台以上の車を販売。約1,300名もの従業員が車の売買、整備修理、ファイナンス、ITなど車に関わるさまざまな分野で働いています。
エミリーちゃんやそのお父さんのような日本人スタッフもメンバー入りし、さらなるサービス向上を目指すサットンズ社。車に関する一から百まで、日本人スタッフを交えて日本語で対応してもらえるようになりました。
つまり、オーストラリア人から圧倒的な支持を得ている最大手ディーラーの恩恵を、在豪日本人も言語のビハインドなく受けられるということ!
●店舗別に毎日キャンペーンを実施!おトク情報をゲットしておこう
●お近くのサットンズディーラーを探す
取り扱い車種もよりどりみどり!
投稿 車で快適オージーライフを!豪州No.1ディーラーの大セール は JAMS.TV に最初に表示されました。
]]>投稿 海外旅行者の運転免許について現在検討されていること は JAMS.TV に最初に表示されました。
]]>
海外旅行者はオーストラリアでレンタカーを借りる前に、特別に設定された運転試験にパスしなければならない、という規制を作ろうという案が出ているようですが、果たしてこれでオーストラリアの交通事故死傷者数を減らすことができるのでしょうか?
昨年オーストラリアでは、1,000人以上の命が交通事故で失われました。特に夏休み(クリスマスホリデー期間)中は自動車事故が多発しますが、NSW州ではこの期間に1,400件以上の深刻な自動車事故が発生し、28人死亡、450人以上が負傷するという残念で悲しい結果でした。
こうした交通事故死者数の増加を受け、早急な法律の見直し・改正を求める声が上がっています。オーストラリアのマルコム・ターンブル首相もそうした声に同調しています。
検討中の案その1は、オーストラリアで運転する海外旅行者にテストを実施し、それにパスすれば “Tプレート” を発行する、というものです。つまり海外旅行者は、レンタカーを借りる前にテストに臨み、自分の運転技能を証明しなければなりません。
論題的には上記その1と同じですが、別の案(その2)もあります。それは、オーストラリアでレンタカーを借りようとするすべての海外旅行者に、安全講習ビデオの閲覧を義務付け、レンタカー会社にはより厳しい貸出基準の設定を強いる、というものです。
メルボルン郊外のグレートオーシャンロードは、オーストラリアを訪れる海外旅行者に人気のスポットです。ビクトリア州道路交通規制機関の統計によると、グレートオーシャンロードで起きた自動車事故(2012年7月~2017年6月)の21%が、外国人ドライバーの運転だったそうです。
しかし道路交通安全業界では、海外旅行者の運転に対する規制を厳しくしたところで、大きな効果はないのではないかとの声も上がっています。なぜなら、地元の(オーストラリア人)ドライバーも、無免許、疲労、飲酒・ドラッグ運転や携帯電話使用等で多々、事故の原因を作っているからです。そうしたことから、まずは道路交通・自動車運転に関する国内教育や規制向上の余地があるのではないか、との意見があります。
ところで、現行の規制は?
海外旅行者は、英語で記された国際免許証(英語でない場合は、翻訳書類が必須)を携帯すればオーストラリアで車の運転が可能です。現行の規制では、国際免許証の保持以外、テスト(運転試験)はありません。
また、ニュージーランドからの旅行者については、オーストラリア国内のドライバーと同等に扱われます。
では、他諸国ではどのようなシステムになっているのでしょうか?
海外旅行者の運転に関するニュージーランドの規制は、オーストラリアと同じです。ニュージーランドの異なる点は、ニュージーランドで車を運転しようとする海外旅行者に対し、“ビジタードライバー・トレーニングプログラム”という教育プログラムの提供が準備されていることです。ただしこれは、希望者のみが対象なので、必須ではありません。いくつかのレンタカー会社では、このプログラムを受講し、修了証を取得した海外旅行者向けにディスカウントが用意されているようです。
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]]>投稿 交通事故 vs テロリズム は JAMS.TV に最初に表示されました。
]]>テロが起きると、当然のことながらニュースで大きく取りあげられます。しかしテロで犠牲になるよりももっとたくさんの人たちが、毎年、車の事故で死傷しているのを知っていますか?
2015年の世界の交通事故死者数はおよそ120万人。これに対して、同年のテロによる死者は約3万人でした。
エコノミスト・インテリジェント・ユニットがこのほど発表した「世界の都市安全性指数ランキング2017」によると、東京が世界で最も安全な都市として1位、そして3位には大阪が入りました。東京や大阪は、サイバーセキュリティ分野(東京がトップ)や医療・健康環境の安全性分野(大阪がトップ)、個人の安全性分野において上位につけました。
オーストラリアを見てみますと、総合ランキングでメルボルンが5位、シドニーが7位という良い結果でした。ちなみに2位はシンガポール、4位はトロントです。
大都市ニューヨークは、その崩壊しつつあるインフラを理由に、総合21位という残念な結果でした。
こうした年次評価は、都市の交通手段とインフラの関連性や自動車事故の危険度に関する調査にまで及んでいます。健康保険や社会保険制度に与える影響の大きさから、交通事故防止のための対策も重要視されるようになってきています。適切な都市デザインによって、事故発生のリスクが低下すると考えられるからです。
また、この調査報告は、ワシントンD.C.の自動車事故率が著しく高いことを明らかにしています。ワシントンD.C.では、住民100万人あたり1年間に35,000件以上の事故が発生しているのだそう。他の主な都市、例えばトロントは住民100万人あたり1年間に5,000件以下の事故数ということなので、どれほど多いかがわかりますよね。
テロリズムは、都市のリスクとして多くの注目が集まりますが、最初にも述べた通り、自動車事故の死者数(2015年に120万人)の方がテロの犠牲者数(同年3万人)よりもかなり多いということを肝に銘じて、普段の車生活にも気をつけましょう。
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]]>投稿 オーストラリアで “ギグワーカー” が労災に遭ってしまったら? は JAMS.TV に最初に表示されました。
]]>ギグワーカー: オンライン上で仕事を受注するフリーランサーなど
欧米諸国では Uber、Deliveroo、Fedora など、オンラインサービス(アプリ)の人気が高まっていますが、オーストラリアも例外ではありません。そして、それに伴った雇用状況の変化も起きています。今、人気沸騰中のオンラインサービスを見る限り、オーストラリア人は “ギグエコノミー” を歓迎しているようですが、こうしたオンラインサービスは消費者そして働き手に恩恵をもたらす一方で、新たなチャレンジも作り出しています。
アーンスト・アンド・ヤング会計事務所が最近行った調査によると、“ギグワーカー”の数はこの10年で66%も増えたそうです。また、2020年までには労働者の5人に1人程度が、UberやDeliverooのドライバーのような非正規雇用に関わることも予測されています。これらは、正規社員として働くよりも、単発の仕事を請け負って生計を立てている人の増加を表しています。昨年のデータで見ると、オーストラリアでは約1/3の労働者がフリーランスで働いていました。
ギグワークには目に見えないコストがある?
オーストラリアのギグワーカーは、他の(ギグワーカーでない正規雇用)労働者と変わらない雇用条件下で働けるのでしょうか?
実際、ギグワーカーは標準に満たない労働条件で働いていることが懸念されています。例えば、オーストラリアの他の労働者は、最低賃金を設定した法律で守られていますが、ギグワーカーにはこれがありません。もちろん、ギグワーカーとして働くことは自由度や柔軟性の点で優れており、良い面もあります。
自由 vs 操られる
短時間で仕事を終えることに価値を見出しているのが、ギグワーカーの典型だと思います。また、ギグワークを副業にすれば、お小遣い稼ぎにもなります。
しかしオーストラリアのギグワーカーには、病気休暇、有給休暇、解雇に関する事前通告などがなく、大事なスーパーアニュエーションもありません。なぜならギグワーカーは、独立したコントラクターとして仕事を請け負うからです。マイカー相乗り運転手、便利屋、犬の散歩代行者やホームヘルパーなどのギグワーカーには、オーストラリアの労働法が適用されません。つまり、最低時給が設定されていないのです。オーストラリアの他の労働者は、最低限の雇用環境、例えば最低基本時給、休暇手当や永年勤続手当等の付与を定めた法律で守られています。また、ギグワーカーは仕事に使用する機材・道具を自分で用意する必要があり、そのメンテナンス費用も個人負担です。
結果、オンラインサービス“アプリ”のオーナー(会社)は、スーパーアニュエーション、労災補償、休暇手当、特定の税金等の支払いをしなくても良い場合が多いです。働き手は、何かの問題、例えば労災に遭って初めてこうした状況について考える、ということが少なくありません。オーストラリアの他の労働者は、国の労災補償制度によってカバーされているため、万が一仕事で負傷しても、治療費や休業中の所得損失分の補償があります。また、ギグワーカーの雇用契約は、オーナーのおもいつきで終了になってしまうこともあるでしょう。こうした状況は、オーストラリア社会に大きな疑問を投げかけています。スーパーアニュエーションに頼ることができないギガワーカーがリタイアしたら、誰がその面倒を見るのでしょうか?
その他の懸念は ?
より大きな社会的関心は、ヘルスケアです。オーストラリアの標準的労働者が職場で怪我をした場合、労災補償を受ける権利があります。具体的には、手術費や理学療法治療費、再就職のためのトレーニング費用などが、雇用主が加入している労災保険制度でカバーされます。
一方、ギグワーカーが仕事中に怪我をしても、労災補償を受けることができません。その人個人が民間の健康保険に加入していなければ、公的健康保険制度の下で治療を受ける、もしくは、その費用を個人で負担することになります。国民の税金を財源としているオーストラリアの公的健康保険制度は、すでに疑問の余地があります。
ワーキングホリデーで来豪中に、ギグワーカーとして働いていたとしましょう。職場の上司の指示に従って仕事中、不運にも負傷し働けなくなってしまったら、所得はなくなりますし、治療のための出費もあるでしょう。こうした状況を公平と感じますか?では、もしあなたが税金を納めている正規雇用社員、あるいはビジネスオーナーだったとします。あなたが納めた税金の一部が、仕事中に怪我をしたギグワーカーの治療費に充てられることを公平と感じますか?
MBA法律事務所パートナー弁護士のミッチェル・クラークは25年以上に渡って、不運にも労災の被害に遭われた方をサポートしています。労働者を取り巻く労災制度や健康保険制度の問題には引き続き注目し、定期的にこちらで共有させていただきます。
投稿 オーストラリアで “ギグワーカー” が労災に遭ってしまったら? は JAMS.TV に最初に表示されました。
]]>投稿 オーストラリアの道路標識(初級編) は JAMS.TV に最初に表示されました。
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オーストラリアには下記3種の道路標識(サイン)があります。
(例)
(例)
隣接店舗オーナーが利用するための荷積み区域(loading zone)、バス・ゾーン(bus zone)、タクシー・ゾーン(taxi zone)などの車両乗り入れ規制区域は、・・・ ZONE で示されます。
Clearways(駐車禁止道路)は、ラッシュ時に交通の流れを促すために設けられています。
これらは、ドライバーが必ず従わなければならないルールに関する標識です。規制標識に従わなかったドライバーには罰金が科せられたり、運転免許の停止や取り消しが言い渡されるかもしれません。
(例)
前方にランダバウトがあること、先にランダバウトに入っている車が優先であることを知らせるサイン
交通の流れと安全を考えて、Uターン・右左折を禁止したり、認めたりするサイン。
投稿 オーストラリアの道路標識(初級編) は JAMS.TV に最初に表示されました。
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