ジャパンセンターオーストラリア

オーストラリアならではの雄大な自然のもと、実践的な語学力が身につくうえ、お金も稼げる一石三鳥のプログラムです。世界各国から観光客が訪れるオーストラリアのホテル業界で経験を積むことで、今後のご自身とキャリアの飛躍に役立つ時間を送っていただけます。

有給ホテルインターンシップは英語環境で仕事ができ、なおかつしっかり稼ぐことのできるプログラムです。特にホスピタリティー関連の仕事に就職を考えている方には、確実に今後のキャリアアップに繋がります。業務内容は英語力や経験によっても異なりますが、レセプションでの仕事、カスタマーリレーション、ウェイトパーソン、ベッドメーキング、キッチンハンドなど多種にわたっています。

派遣先はオーストラリア国内のリゾートホテルが多く、勤務時間は平均的に週30時間程度、もしくはそれ以上になります。身体を使った仕事も多いですが、基本的にオーストラリア人と同じ待遇で給料が支給されるので、ガッツリ働いてしっかり稼ぎたい人には特におすすめです。

また、空き時間は滞在先やホテル内の施設などで自由に過ごして頂くことが可能です。
直属の上司はオーストラリア人となり、各部署のマネージャーの下、オーストラリア人の同僚や、海外から来た他のインターンシップ生たちと一緒に仕事をして頂きますので、基礎的な英語力は必要不可欠です。ポジションによっては、より高い英語力が必須になることもありますので、書類選考やホテル担当のインタビューの後に配属先を決定していきます。

最初の1ヵ月は何もかもはじめてのことばかりで、驚きの連続でした。
例えば、エアーズロックリゾートは小さな共同体になっていて、ゲストが滞在するホテルや、労働者の宿泊施設、スーパー、警察署もなにもかもが徒歩圏内にあります。唯一のスーパーのIGAの値段設定は比較的高く、アルコールを買うにしても労働者向けのバーでないと取り扱いがないなど、まさに僻地で驚きました。

仕事は主にハウスキーピングをしており、朝に清掃する部屋のリストを貰い、それを時間以内に終わらせるという業務内容でした。ホテルの宿泊者には日本人が多いため、日本語を使った丁寧な接客をできることが武器になることもあります。

業務に慣れてくれば、毎日与えられる部屋数を時間内にどう終わらすことができるのか計算ができるようになり、要領よく働けば休憩時間も自分で作ることができます。とはいえ何の前触れやトレーニングもないまま突如ハウスマンを任されたり、他のホテルでハウスキーパーをすることになったこともあり、柔軟な対応が必要になりました。

通常の部屋の清掃にはゲストが出発した「departure」とゲストがその日も滞在する「occupied」があり、清掃時間の目安は、departureは30分、occupiedは15分となっており、１日合計で15部屋程度の清掃を行います。ある日、同僚が休んだ際に21部屋（all departure）の清掃を担当することになり慌てて清掃をしていると、早く終えた人たちがすぐに手伝いにかけつけてくれ、15分延長しただけで終えることができました。その日は自分でも驚くぐらい効率良く働くことができ、仕事後はとても達成感がありました。この部屋数はその後も、スーパーバイザーの記憶に残り、怠けていたりすると、「21departure追加するぞ」などとジョークを言っては、みんなで大笑いするような印象的な出来事となりました。