1985年に博多で創業した「一風堂」は、2008年のニューヨーク進出を皮切りに、日本国外12ヵ国にて、61店舗を展開しています(2016年11月現在)。多くの日本人にとって、一風堂は「豚骨ラーメンがおいしいラーメン屋」ですが、国が変われば、利用の仕方も変わるもの。オーストラリアでは「飲んで、つまんで、麺で締める」という一連のストーリーを1つの店舗で楽しむ「ラーメンダイニング」を提案しています。旗艦店のウエストフィールド店は、ファインラーメンダイニングをコンセプトに豊富なラインナップの一品料理を揃えています。マッコーリー店、セントラルパーク店、チャッツウッド店はカジュアルラーメンダイニングをコンセプトに、ラーメンといっしょに楽しめるサイドメニューを揃えています。
Pork Bun(ポークバン)
Bakuretsu Tofu(爆裂豆腐)
※ウエストフィールド店限定メニュー
2016年12月の4周年を前に、新しくシェフが加わりました。ニューヨーク1号店をはじめ、日本各地、東アジア各国の一風堂を渡り歩きながら、ラーメンと一品料理を作り、またメニューの考案などにも携わってきました。「ラーメン職人」ではなく、ヘッドシェフとして、ラーメンから一品料理まで、みなさんに新しい提案をしていきます。
2016年10月に、日本からやってきた小林大輔シェフ
一風堂はその国の食文化を考慮しながら、全世界でほぼおなじ「一風堂の味」を伝え続けています。一方、一品料理は、その国にあったメニューをラインナップし、作り手のこだわりが反映されています。日本と海外の一風堂を熟知したシェフが考案する新しいメニューも2017年1月から登場。訪れる楽しみがまた増えました。
Ebi Guacamore(海老ワカモレ)
※ウエストフィールド店限定メニュー
Yuzu Smoked Salmon Salad(柚子香るスモークサーモンサラダ)
※ウエストフィールド店限定メニュー
Kamo Negi Yaki(鴨ねぎ焼き)
※ウエストフィールド店限定メニュー
Matcha Brulee(抹茶ブリュレ)
※ウエストフィールド店限定メニュー
一風堂のように、30~40ドルほどで満足感のあるダイニング体験ができるところは、オーストラリアではなかなかないのではないでしょうか(平均金額は品数やメニューにより変わります)。洗練された空間やサービスで、おいしい料理を味わいながら過ごす充実した1時間。日常のなかで、すこし贅沢な時間を過ごすのにもピッタリです。
料理の味だけではなく、見た目や空間、いっしょに食べる人との時間を楽しむ「ラーメンダイニング」は、オーストラリアに広く受け入れられています。「ラーメンを食べて帰る」という日本でおなじみの利用の仕方はもちろん、オーストラリアだからこそ楽しめる一風堂のダイニング体験もぜひお試しください。