JAMS.TVからのお知らせ

【講演会中止のお知らせ】全盲セーラー岩本光弘氏の講演会


写真提供:株式会社舵社

【講演会中止のお知らせ】※2020年3月16日(月)更新

新型コロナウイルス感染症のこれ以上の感染者数の増加を防ぐべく、3月15日、スコット・モリソン首相により海外からのすべての航空便による入国者に対し、14日間の自己隔離を命じられました。

JAMS.TVとしては、参加者の皆さまの健康を第一に考え、このような状況下での講演会は実施すべきではないと判断し、本講演会の中止を決定しました。誠に残念ですが、どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。

※すでにお申し込みいただいた皆さまには、お申し込みの際にご利用のクレジットカード口座に参加費用を全額ご返金させていただきます。

本講演会の時期をずらしての実施、オンラインでの開催など現時点では未定です。今後の予定がはっきりした時点で、JAMS.TVサイト内で告知させていただきます。

2020年3月16日
JAMS.TV 取締役社長 鷲足 博

ヨットで太平洋の無寄港横断に成功した全盲のセーラー、岩本光弘氏の講演会が、3月27日(金)に日本貿易振興機構シドニー事務所にて開催されます。

思春期で全盲となり、数々の苦悩を乗り越えてきた岩本氏。夢であったヨットでの太平洋横断に試みますが、クジラに衝突して遭難。無事に救助されたものの、帰ってきた彼を待っていたのは「目の見えない奴は家にいてろ…」という心無い言葉でした。それでも、ヨットで太平洋横断という夢に向かって挑戦を続け、最初の挑戦から6年後、見事史上初のブラインドセイリングによる無寄港太平洋横断を果たします。

現在は、生きることの意味や、何事にもチャレンジする勇気と実行力の価値を伝えるため、日米各地で講演会を開催。「挑戦しなければ失敗もしないし、笑われることもない。でもトライすること、夢をもつことを恥ずかしがってはいけない。誰に何を言われても、夢を持つことを恐れないでほしい。」という岩本氏の実体験から語られるメッセージを、多くの方々に伝えてきました。

海外生活では日本と異なる環境下で、言葉や文化の壁、習慣の違いなどからさまざまな困難にぶち当たります。「日本だったらこんなに苦労しないのに…」と自分が置かれた状況にどのように向き合うべきか、戸惑うことも多いのではないでしょうか。

なかなか挑戦出来ずにいる人や、困難を乗り越えたい人にとって、「自分の夢や生き方」へのモチベーションやヒントに繋がる言葉が聞ける絶好の機会。是非この機会に参加してみてはいかがでしょうか。なお、参加者の方には紀伊国屋書店から書籍が20%オフになるクーポンが贈られます。そちらもお楽しみに♪

岩本光弘氏のプロフィール

先天性弱視のため、16歳の時に全盲に

生きる意味などない…と自ら命を絶とうとしますが、どうしても実行に移せなかった岩本氏。であればこのハンディキャップを乗り越えるためにも、前向きに生きようと決意。22歳の時に奨学金を得てアメリカへ留学。帰国後に日本で出会ったアメリカ人女性とのちに結婚し、夫婦でヨットを始める。

25歳から筑波大学付属盲学校で教員として務め、35歳で「障害者と健常者がともに楽しむマリンライフ」が理念であるヨットライフ千葉の存在を知る。その後、40歳の時に日本視覚障害者セーリング協会主催の世界選手権に日本代表として出場。

1度目の太平洋横断で遭難

7年後、夢のヨット太平洋横断にキャスターの辛坊次郎氏と挑戦するが、マッコウクジラに衝突し遭難。海上自衛隊に救出され、一命は取り留めたものの海に出るのがトラウマに。

そのトラウマと向き合うため、同じ年にトライアスロンを始める。海で泳ぐ恐怖をパートナーと共に克服し、50歳でトライアスロン大会として有名なアリゾナ州「IRONMAN」に参加し、完走。

再び太平洋横断に挑戦することを決断


写真提供:株式会社舵社

その後も「絶対にあきらめない」と自分に言い聞かせ、太平洋横断再チャレンジに向けてパートナーを探していたところ、ダグラス・スミス氏に出会う。「自分にはヨットの技術はないが視力がある、きみには視力はないがヨットの経験がある。2人なら必ずできる」という言葉をスミス氏から掛けてもらい、再び太平洋横断に挑戦することを決断。

2019年2月にアメリカ・サンディエゴをスタートし、無寄港のセーリングで、2カ月後に福島県いわき市の小名浜港に到着。13,000㎞、55日間の航海を見事に成功させ、全盲のヨットマンとして史上初めて太平洋横断を達成。

岩本氏は、これまでの出来事を振り返って「やらない理由、やれない理由を探して生きるのも人生。でも、自分がやりたいことを大事にし、どうしたら実現できるかを考えて行動に移していけば、夢は必ず達成できる……そう信じて生きる人生を私は送りたい。」と語る。

講演内容【講演は中止になりました】※2020年3月16日(月)更新


写真提供:株式会社舵社

幾度もの困難を乗り越えてきた、岩本光弘氏がこの度シドニーに来豪。

ハンディキャップを持ちながらも、決して自分の夢を諦めなかった岩本氏の人生に対する考え方や、心の持ちよう、挑戦し続けられる理由、困難を乗り越えた先に見えることについてなど、岩本氏の実体験を通してお話していただきます。

【テーマ: 二度にわたる太平洋横断の挑戦で得たこと…】
・やらない・やれない理由を探して生きるより、やる理由を探して生きる。
・環境があなたを幸せにするのではない、 環境をどのように見るかというあなたのこころだ。
・閉ざされたドアの前で泣いて時間を過ごすより、新たに開いたドアを探して行動する。
・ドリームサポーターとの出会いが人生を決定する。
・自分を信じて訓練に打ち込めば大抵のことはできる。
・明るい朝が来ない夜などない。
・試練や困難を乗り越えた人にだけ得られる感動がある。
・全ての出来事には意味がある。
・将来に対して、恐怖を抱いても怯えて生きるより今に感謝をして生きる。
・失敗は将来の成功を100倍にも1000倍にもしてくれる。

講演詳細

参加費用一般 = 55ドル/学生・ワーキングホリデー = 33ドル
日時:3月27日(金)
時間:15:00〜17:00
場所日本貿易振興機構(ジェトロ)シドニー事務所会議室
主催:JAMS.TV PTY LTD

※次回開催等、今後の予定については未定です。

講演スケジュール

14:30:受付開始
15:00:開会挨拶+講演
16:00:質疑応答
16:30:閉会挨拶+交流会
17:00:交流会終了

講演会のお問い合わせ・お申し込みはこちらから

3月20日(金)までに下記のURLからチケットの購入をお願いします。

ご質問等ございましたら、下記のメールアドレスに、お名前、所属、電話番号、メールアドレスを明記の上、お問い合わせください。

予約フォームhttps://www.eventbrite.com.au/e/93451167959
お問い合わせwashiashi@jams.tv(JAMS.TV 鷲足まで)

この記事をシェアする

JAMS.TVからのお知らせ

Pick Up

PickUp-bottom-01

メンバー一同こころよりお問い合わせ・ご相談をお待ちしております。

JAMS.TVへのご相談はこちらから

この投稿者の記事一覧

その他の記事はこちら