歯列矯正といえば、基本的にイコール、ブレイス矯正。歯科学会では現在でも85%以上は、ブレイスを用いた矯正だと言われています。その理由は、矯正効果がもっとも高く、矯正が必要なほど歯並びがガタガタになってしまった症例には、ブレイス矯正でないと高い効果が得られない場合が多いから。
約15〜10%以下の症例に可能な透明マウスピース矯正や、インビザライン。この方法で矯正可能な症例には、当院でも積極的に取り入れています。どの矯正方法がもっとも適しているのかを見分けて率直におすすめするのが、歯科医の手腕であり倫理でもあると当院ではとらえています。
ではその矯正症例数のほとんどを占めるブレイス矯正の不全感を緩和するための6つのヒントをお伝えいたします!
締めつけられているように感じる場合は、その場所に冷たいパックを当てるか、アイスクリームや他の冷たい食べ物を食べてみてください。アイスパックや冷たい食べ物は、痛み、腫れ、炎症を軽減し、痛みを和らげるのに役立ちます。
場合によっては、頬や歯茎がブレースに順応するときに不全感が生じます。温かい塩水でわずか60秒間振ると、刺激が減り、痛みがなくなります。
歯茎と歯は、装具を締めると敏感になります。そのため、生野菜やチップスなどの歯ごたえのある食べ物や硬い食べ物は避けたほうが良いでしょう。代わりに、より柔らかい食べ物と飲み物を選択してください。
足や体の他の部分をマッサージすると筋肉痛が緩和されるように、指で歯茎をマッサージすると痛みが緩和されます。歯茎が腫れている場合は、マッサージよって組織を弛緩させ、新しく締めたブレースをもう少し快適にします。
歯列矯正のために頬、歯茎、または唇に刺激を感じ始めた場合、矯正用ワックスが役立つ場合があります。
上記の方法でもなかなか緩和されない場合は、鎮痛剤を試すことを検討する必要があります。適切な診断については、歯科医または医師に確認してください。
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