生理がある方は、生理前になると下腹部が痛くなったり、手足がむくんだりする体調不良や他にも、イライラしやすくなったり、気分が沈んだりと、さまざまなメンタル不調が起こり、長年悩んでいる方も多いかと思います。その原因は、月経前症候群(PMS)かもしれません。
生理前の3日〜10日くらいに始まり、人によっては生活や仕事・学業に支障をきたすほど重い症状が出る月経前症候群(PMS)は、体内の女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の分泌量や、精神安定に関与するセロトニンの分泌量が変動することから引き起こされると言われています。セロトニンは人間の気分に大きく関係する脳の神経伝達物質で、別名「しあわせホルモン」とも呼ばれています。このセロトニンの分泌量が足りないと不安感情が起こりやすくなります。
常時の女性ホルモンの分泌量は体内で上下していますが、生理前・排卵日・生理中は女性ホルモンの値が下がりやすい周期。その女性ホルモンの低下と脳内のセロトニンの状態は密接に連動していることから、女性ホルモンの変動によって脳がセロトニンをうまく扱えなくなると、わけもわからずイライラしたり、泣きたいような気持ちになったり、普段は言わないようなことを誰かに八つ当たりしてしまったり、自分のメンタルを制御することも難しくなってしまいます。
こうした症状は、ストレスを強く感じているときほど強く出やすいと考えられているため、症状を緩和するためには心身ともにリラックスして過ごすことが大事。そして、適切に対処すれば心の症状は楽になることもあり、その対処方法の一つが心理カウンセリングです。
シドニーの心理カウンセリングルームを20年以上運営し、オーストラリア在住の日本人のための心理カウンセリングの最前線を常に走ってきた「こころクリニック」では、日豪臨床経験30年以上のサイコロジストが一人一人の人生の物語に寄り添い、生理前に起こるメンタルの不調も、ストレスな状況下での現実調整の方法などをリラックスしながらじっくりと話し合います。マインドフルネスや認知療法、行動療法など、一人一人に合った方法で、自分の考え方との距離のとり方を学んでいき、生理周期の不安定なメンタル、月経前症候群(PMS)による気分変動なども改善していきます。
「こころクリニック」は現在シドニーの中心地、ワールドスクエアにあるビジネスセンターの45階で運営中。新型コロナウイルスのパンデミック状況下、オーストラリア全土の94%の心理カウンセリングがテレヘルスを導入していますが、2021年の年末までテレヘルス心理カウンセリングを含めた遠隔医療サービスにもメディケアや学生保険による保険カバーが適用されることが決定。クリニックまで行けない方やシドニー以外にお住まいの方も、遠隔の心理カウンセリングを受けることができます。
生理前の辛い心の症状にお悩みの方は、より快適なオーストラリア生活のためにも一度、心理カウンセリングに相談してみませんか?
生理前のメンタル不調はもちろん、誰に相談しても結局は自分でどうにかするしかない局面において、メンタルケアできるのが心理カウンセリング。
オーストラリアでは、ストレスがあった時に心理カウンセリングを利用するのは、インフルエンザでかかりつけ医に行くような普通のこと。日本のように「深刻な悩みを抱えている人が行くところ」といった抵抗を感じるイメージは一切ありません。心理カウンセリングはオーストラリア人にとって身近な存在で、むしろ自分の悩みが深刻になる前に早めに相談するという、インフルエンザの予防接種のような位置付けでしょう。
心理カウンセリングの中でも自己共感力を高めるメンタルフルネスは、単なる自分への慰めや同情ではなく、勇気をもって今後を生きていくための助けになるもの。「共感」「承認」「受容」…こうした気持ちを、しばしば人は、他人から得ようとしがちですが、本来「共感」も「承認」も「受容」も、他人ではなく自分が自身に対して共感してあげる、ありのままを認めてあげる、どんなことも受け入れてあげる気持ち。「今このネガティブな感情の行き場」を自分が作り、現実を受け入れ、現実へと踏み出す手助けになります。
また、よく耳にするマインドフルネスは注意力のトレーニングのことで、自分の心の中で起こる現象との距離の取り方について、自分のための取扱方法を見出していくメンタルケアになります。不安や恐怖、他人からの評価、どうにもならない過去のことなど現実の状況からいったん離れて、「心は平穏であるけれど感覚は鋭く精神的に安定した自分」のマインドフルネスな状態を身につけることで、今自分の身の回りで起こっていることや、自分自身の感情もありのままに受け止めることができるように。
マインドフルネスな状態を知ることができると、ストレスを軽減する他にも、集中力や睡眠の質が向上し、自律神経や免疫機能の回復が見込まれます。中でも「ストレス軽減」「集中力アップ」「自律神経回復」といった効果は、最新の脳科学研究で実証済み。マインドフルネスによって頭の中が整理され、結果的にさまざまな能力が発揮されるだけでなく体の緊張も解れ、健康面も改善されるなら、より良い人生のためにも身につけて損はありません。
自己受容を高めるセルフコンパッションもまた、身につけることで精神の回復力がアップします。セルフコンパッションとは、自分自身の強みや長所、弱みや短所を認めることで、どんな状況下でも「あるがままの自分」を肯定的に受け入れられる心理状態のこと。日常的に辛いことを当たり前と思わず、自分に対して無条件の優しさと安らぎを与えることで、恐怖や否定的な考え、孤立などを回避することができ、幸福や楽観性などのポジティブな心の状態への準備をしていくメンタルケアです。
他者だけでなく自分自身に共感や優しさを向けて、自己受容はグンと高まります。セルフコンパッションを身につけることで、楽観的な考え方を持ち、人生に対する満足感や感謝の気持ちを多く感じられたなら、あなたの人生はずっと楽になるでしょう。
こうした自己共感力、マインドフルネス、セルフコンパッション(自己受容)を、サイコロジストと二人三脚で無理なく身につけていけるのが、心理カウンセリングです。
心理カウンセリングのサイコロジストは、悩みを抱える人々が良い意思決定という形で行動できるようになることを援助してくれます。心理カウンセリングを受ける人は自分の状況や気持ちを話し、サイコロジストはそれを理解するために耳を傾けます。そのプロセスの中で、「わかってもらえた」「すっきりした」などの感覚と経験を得られること、そしてサイコロジストとの信頼関係の中で自分を客観視できるようになり、直面している問題に取り組めるようになることが心理カウンセリングの良いところ。
また、サイコロジストからの的確なサポートから自分の考え方や行動パターンを変えていったり、今後のストレスにどのように対処していくか、自分をどのようにマネジメントしていくか、といったことも習得していくことができます。このようなプロセスをサイコロジストと一緒に歩むことは、現状の問題の改善だけでなく、社会の中でその人があるがまま、美味しいものを食べた時のように楽しく明るい気持ちで、より良く生きることにもつながるでしょう。
このような心理カウンセリングの効果を生むためには、サイコロジストとの関係の質、用いる技法はとても重要なポイント。
「こころクリニック」には、日本とオーストラリアの両国の臨床心理士の資格と経験がある、経験の長い日本人開業サイコロジストやのしおりさんが在籍。Australian Psychological Societyの正会員歴20年以上、臨床経験は30年以上、シドニーの心理カウンセリングルームも20年以上運営しています。
オーストラリアのクリニックで心理カウンセリングや心理療法が可能な職種には、サイコロジスト、サイコセラピスト、カウンセラー、ソーシャルワーカーがありますが、その中でもソーシャルワーカーと並ぶ「医療資格」であり、心理カウンセリングと心理療法を専門とする職種が、サイコロジスト。
医療資格がなく学会員メンバーシップのみで働くカウンセラーやサイコセラピストよりも、サイコロジストの修業年数はさらに長く、その信頼性と専門性は医療保険カバーの範囲にも現れ、サイコロジストはGPの紹介があれば、ほとんどの保険で費用がカバー可能に。
心理カウンセリングの効果は実証研究でも確認されています。例えば、うつの症状に関しては、約50の厳密な研究を通して認知行動療法での明確な効果が示され、うつ症状の改善に寄与し、再発の予防にも寄与しています。
このように心理カウンセリングには的確な技法も求められますが、心理カウンセリングが効果を生むためには、サイコロジストがどのように関われるかといった信頼関係も重要になります。そのため、実績があり相性の良いサイコロジストとの出会いは心理カウンセリングの効果に欠かせないものとなります。
「こころクリニック」の心理療法は、共感的カウンセリングを基本としています。何より大切にしている治療の根本は常に「共感」であり、このサイコロジストの共感力が相談者の自己治癒力を高めることにも一役買います。何でも話せて、気持ちに共感してもらえる関係の中で、サイコロジストとプランニングした現実的なゴールに向かい、一人一人に合ったプロセスを進めていきます。
一回や数回のカウンセリングで終結するケースもあれば、さらに回数を重ねるケースもありますが、カウンセリングを必要としなくなった時が、ゴール達成の時です。サイコロジストとのセッションは終結しても、「こころクリニック」のカウンセリングで得られたことを胸に、現実世界の中で存分に羽ばたきましょう。
上記以外にも相談者に合わせた心理カウンセリングに対応しています。
予約時に「JAMS.TV見ました」と申し出ることで、初回無料のトライアル心理カウンセリング(約45分/テレヘルス含む)も受付中。
無料トライアルでも、自分のココロの状態や先生との相性、どのようにカウンセリングが受けられそうかなど、さまざまなことがチェックできます。海外生活で不安や悩みがある方は気軽に問い合わせてみましょう。
また、日本とオーストラリアの心理カウンセリングの最大の違いは、医療保険カバー。
オーストラリアにおけるサイコロジストは医療資格であるため、先に一般医GPの紹介があれば、ワーホリや留学生の海外旅行保険やOSHC(学生保険)、メディケアなどほとんどの保険で心理カウンセリング費用がカバーされます。メンタルケアの重要性を政府や社会が理解していることから、医療資格を持つサイコロジスト(臨床心理士)による心理カウンセリングにも医療保険が効き、永住者であればメディケア保険で診療費がカバーされます。
さらに、オーストラリアの国家資格を持つ「こころクリニック」なら、メディケアをお持ちの方は対面も遠隔もバルクビル(自己負担なし)で診察中。
新型コロナウイルスのパンデミック状況下、オーストラリア全土の94%の心理カウンセリングがテレヘルスを導入していますが、2021年の年末までテレヘルス心理カウンセリングを含めた遠隔医療サービスにもメディケアや学生保険による保険カバーが適用されることが決定。クリニックまで行けない方やシドニー以外にお住まいの方も、遠隔の心理カウンセリングを受けることができます。
カウンセリングルームは、シドニーシティの中心部のワールドスクエアにある、Regusというビジネスセンターの中。45階の受付にて「サイコロジストのやのしおりに会いに来た」旨を告げると、カフェのように快適なラウンジに通してもらえます。このラウンジからのシドニーシティの展望も良く、それだけでも心が開放的になります。
臨床心理士・やのしおり
電話:0416-006-835(受付時間8:00-22:00 シドニー現地時間)
Email:sydney@cocoroclinic.com「こころクリニック」新カウンセリングルーム
所在地:Suite 4543, Level 45, Regus, World Square, 680 George Street Sydney 2000フェイスブックで心理情報も発信中!
所在地:Suite 4543, Level 45, Regus, World Square, 680 George Street Sydney 2000
電話:0416 006 835(受付時間 8:00 – 22:00)
メール:sydney@cocoroclinic.com
営業時間:月~土 8:30 – 20:00(日祝要相談)※予約制
ウェブ:http://cocoroclinic.com
英語ウェブ:http://en.cocoroclinic.com
Facebook:www.facebook.com/SydneyCocoroClinic
ワールドスクエアのビジネスセンターRegusの45階!
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