冠婚葬祭

恋の変換数

♦恋の変換数♦

先日、日本に住んでいる友人K子から、恋の悩み相談を受けた時の事である。

今年で30才になるK子は、外資系の大手コンサル会社で働くバリバリのキャリアOLで、ここ数年日本に在住の外国人とお付き合いしている。

そんなハッピーなはずのK子が、”恋の悩み”をもちかけてきたのは、ほんの数日前だ。

”このまま今の彼と落ち着いて結婚して、将来的には子供を授かって素敵な家庭をつくるか、それとも30歳を機会に思い切って憧れの海外で新しい人生でもスタートするか否か” といったものである。

ちなみに私の母がK子の悩みを聞いたならば、

"何をバカな事言ってんのかね、この子は! そんなの結婚に決まってるじゃないの! 女は若いうちが花なのー、女というものはねぇ、歳をとれば、ひどい扱いをされる生き物なんだよ!ありがたいと思って、もらえるうちに貰ってもらいなさい!ふんっ!” とキッパリ答えるだろう。 (関西育ちの昭和の母・・。)

我母は別として、女性の皆さんなら一度は経験するかと思われる ”人生の分かれ道的な葛藤” だが、そんなK子が、突然私にこう尋ねた。

”ねぇ、あんた恋してる??”

まるで、80年代に流行った恋愛ドラマのようなセリフに、私はこう答えた。

”へっ?? 恋ーーっ? そーんなの、長ーい事してなーい、だって何歳だと思ってんの??” 

私はそう答えようと、メッセンジャーチャットで、ひらがなのこいを漢字の”恋”に変換しようとスペースキーを叩くのだが、出てくる漢字が、”来い”→"故意”→”鯉”→”濃い”→”コイ”で、肝心な "恋” が、なかなか出てこないのだ。 

これでもかとスペースキーを叩くと、しまいには "乞い” などと漢字まで出てきてしまったので、これにはさすがの私も驚いた。

私が一体どんな時に、"乞い”という漢字を使ったのは定かではないが、どうやら"恋”よりも、使用頻度が多かった事を静かに確認した私は、今の出来事をそのままK子に伝えると、K子はこう言った。

「あんた、”来い”とか”故意”はわかるけど、”乞い”ま出てきたのに、”恋”が出ないって、よっぽど言葉さえも、使ってないのね・・・・・。」

こうしてK子の恋の悩み相談は、私への同情漫談へと変わり、”恋よ来ーい!わはははー!”と、”昭和なダジャレ”でK子を愕然させたのである。。

シドニー・クリエイティブフォトグラフィーでは、ウェディング撮影を始め、DVD撮影、各種ウェディングアルバム、ご家族での記念写真、イベント撮影、ウェブサイト用撮影等、幅広く請け賜っております。 シドニー以外のデスティネーション撮影も始めました。 詳細は以下よりお問い合わせ下さい。 シドニー、メルボルン、ブログ、カメラマン、結婚、挙式、撮影、フォトグラファー

シドニー・クリエイティブフォトグラフィー

Sydney Creative Photography

w: www.sydneyphoto.com.au

w: www.sydneyweddingphotographybykatsu.com.au

e: contact@sydneyphoto.com.au

M: 0407 064 044 

お子様及び家族写真の撮影は以下までご連絡下さい。

Sydney Treasures Photography

この記事をシェアする

この投稿者の記事一覧

概要・お問い合わせ

その他の記事はこちら