ミミズさんの仕返し　パート２

前回の私のエッセイブログ、“ミミズさんの仕返し”を投稿させて頂いたが、このブログを読んだ私の実姉が、

“ミミズさんの仕返しは今に始まった事じゃないでー、あんたあの日の事忘れたの？”とお叱りのメールを頂いたので、

無理やりだがパート２を書かせて頂こうじゃないか。

ミミズさんの仕返し（オリジナル）をまだ読んで無い方はまずこちらからオリジナルをどうぞ

→http://web.jams.tv/photo/blog/view/id-71802

私が幼少時代に池と畑の往復運動を繰り返していたある日、私と姉はいつもの畑で、でっかい巨大ミミズさんに遭遇した。

ちなみにどれくらい巨大かと言うと、長さは３０センチ位で、太さは大人の小指くらいはある、ジャイアント馬場似の巨大ミミズさんだった。　この巨大ミミズさんは、あまりにも巨大すぎて、ミミズさんと言うよりは“ミミズ王”と言う名前がぴったりだった。

そんなミミズ王の巨大さにおののいた私と姉は、母の言葉を思い出した。

“あんた、ミミズさんにおしっこかけたらおチンチン腫れるから、おしっこしたらあかんでー！” 

やっちゃいけないと言われてやりたくなるのが子供の心理である。 

“よーし、ミミズ王におしっこしたろー！そんなん腫れるわけないもーーん！迷信やーそんなんー！”　

そう言って私はミミズ王に狙いを定めた。 

“ひぃーーーっ！あ、あんた知らんでぇ、おチンチン腫れてもーっ・・・・！”　と一応忠告しながらも、姉も興味深そうに見ていた。

そんな忠告に耳を貸す事も無く、ミミズ王に充分潤いを与えてやった私は、“わっはっはーーっ！まいったかぁ、ミミズ王めぇーーっ！”と言ったかは覚えてないが、子供なりの達成感を感じで姉と帰宅した。

帰宅する間もなく、私のあそこはチクチクし始め、あっという間に真っ赤になり、パンパンに腫れ上がり、

“おかぁーーさーーん！ミミズ王の逆襲やぁー！”と泣き叫ぶ事になった。 

“あんたっ！今朝言ったばっかりやのに！何でミミズさんにおしっこなんかかけるのぉーーーっ！！” 

“ぎゃぁーーーーーっ！！おちんちんいたーーーーいっーー！”　こうして私は母に連れられ、近所のお医者さんに連れられた。

“もしかしたらおチンチン切らないといかんかもね、いひひひっ・・・”と言う母の冗談を真摯にとらえ、

“おチンチン無くなったら、おしっこ出来なくなるのかなー・・・”と、子供なりに恐怖と不安の念に陥ったのを覚えている。

そんな私をよそにお医者さんは、”僕アホやな、そんな事してぇー！ミミズさんにそんな事したらあかんでー！

ほっといたら治るから大丈夫やー“とお叱りを受け、自宅に戻った頃には腫れもひいていた。

“ミミズに小便をかけるとあそこが腫れる”という言葉を迷信だと思っている読者の皆さん、

そしてお子様を持つ親御さん、ミミズ様の仕返しはどうやら本当のようなので、

もしその様な機会が訪れたとしたら（無いとは思うけれど）是非気をつけて頂きたいと思う。 

“ミミズさんは神様の虫やでーっ！”とおっしゃったお医者さんの言葉が本当かは未だに謎だが、

ミミズさんの仕返しが、ジャイアント馬場の空手チョップよりも打撃が強かった事だけは

間違い無かった事だけをお知らせして本エッセイブログを終わりにしたいと思う。

（最後にお食事中だった皆様、不快な言葉で憤慨された方々がいらっしゃいましたら、ゴメンナサイ。　

面白エッセイブログ/子供体験記版だと思って、笑い飛ばして頂ければ幸いです。）

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