パパラッチの謎
とてもお恥ずかしい話なのだが、これで皆さんが“ぐふふ・・”と笑って頂けるなら、
私の恥をさらそうじゃないか。
そう思いながら、今こうして書かせて頂いているのが、本コメディエッセイ”パパラッチの謎“である。
では早速そのお恥ずかしいお話の内容だが、実はここ数ヶ月前まで、“パパラッチ”というのは、パパラッチさんという人がいるのだと、私は本気でそう思っていた。
“パパラッチという名前だから、イタリア人なのかもな。オペラ歌手のババロッティと似てるもんな。”
と勝手に黒髪のひげの生えたおじさんまで想像していたくらいだ。
そんなある日私がカフェで友達とお茶をしていた時、友人のK子がこういった。
“セレブってほんと大変だよねぇー、パパラッチどこまでもくるもんねぇ。何人くらいいるんだろうねぇ??”
“そうだよなぁ、俺もカメラマンだけどあの仕事はちょっと嫌だなぁ。人の嫌がる写真を撮るのはカメラマンとしてちょっと・・・。セレブリティもの数もかなり多いしねぇ。“ そう答えた私にK子はこういった。
“違うよセレブの数じゃなくて、パパラッチの数―!”
“んーーーっ、パパラッチって昔から聞いたことあるから、50歳はいってるだろうし、息子がいたとしても二人じゃないの?やっぱりイタリアに住んでるのかな?いいねぇ、イタリア。やっぱりローマかね?”
“はぁーーーーーーーっ???????あんたそれマジで言ってんの???”
こうして私はパパラッチさんの年齢まで作り上げた上に、勝手に息子までつくり、パパラッチはローマ在住の父と息子のファミリービジネスだと自信満々に答えたのだった。
涼しいシドニーの夏を、瞬間的に凍りつかせた瞬間だった。
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