永住ビザに有利な地方大学!サンシャインコースト大学について
サンシャインコースト大学(University of the Sunshine Coast)は、オーストラリアのクイーンズランド州サンシャインコースト…
オーストラリアは英語圏の国ですが、アメリカやイギリスで話されている英語とは異なる特徴を持っていることから「オーストラリア英語」または「オージーイングリッシュ」と言われていることをご存じですか?
日本の英語教育で主に教えられているアメリカ英語には見られない発音や表現があるのでオーストラリアでの生活を不安に感じる方もいるかもしれませんが、オーストラリア英語は学べば学ぶほど面白くなってくるはずです。今回はオーストラリア英語の特徴と、オーストラリア英語学習のおすすめの動画・アプリを紹介していきます!
オーストラリアには公用語が定められていないのですが、英語が事実上の公用語で、人口の8割ほどが家庭で英語を話しています。他の言語圏から移住してきた人も多くおり、英語の次に話されているのは中国語(マンダリン)です。話者は減少しているものの、数多くのアボリジナル原住民の言語も存在しています。街を歩けば様々な言語に出会えるのは多民族国家のオーストラリアならではの楽しみです!
オーストラリアはもともとイギリスの植民地であったため、言語を含めた多くの文化はイギリスの影響を強く受けていますが、独立後にはオーストラリア人のマイペースで穏やかな国民性も助けて現在のオーストラリア英語に変化していったと言われています。
アメリカ英語では「A」は「エイ」と発音されますが、オーストラリア英語では「アイ」と発音します。代表的な例としては「Today」が挙げられます。アメリカ英語では「トゥデイ」ですが、オーストラリア英語では「トゥダイ」に近い発音になります。
「I」は鼻にかかった「オイ」という発音になります。「Nine」「Sign」「Wine」はそれぞれ「ノァイン」「スァイン」「オヮイン」といった感じです。
アメリカ英語では舌を丸めた状態で伸ばして発音される「ER」の音はオーストラリア英語では伸ばさず「A」の音で止める感じで発音されます。「Mother」「Father」は「マザ」「ファザ」、「Singer」「Player」は「シンガ」「プレイヤ」になります。
語尾の「O」「OW」は鼻にかかったような長い発音になります。「No」「Tomato」「Tomorrow」などの語尾は「オゥ」といったように少し伸ばして発音されます。
アメリカ英語では「R」は舌を丸めた発音になりますが、オーストラリア英語ではアメリカ英語ほど「R」が強調されず、舌を伸ばしたままで発音されるケースがあります。「Where」「There」「Compare」は「ウェー」「ゼ―」「コンペー」に近い発音になることからオーストラリア英語は「R-less」であると言われています。
「R-less」のよって発音されない「R」に加え、「T」と「G」も語尾に来る場合は発音されない傾向があります。「Rat」は「ラッ」、「Going」「Trying」などの現在進行形も「ゴーイン」「トライン」になります。
短縮系が多いのはアメリカ・イギリス英語とは大きく異なる特徴です。語尾が「ie」で終わる形で短縮されるものが多いです。下に代表的な例を挙げておきます。
日本語 | アメリカ英語 | オーストラリア英語 |
オーストラリアの | Australian | Aussie |
午前 | Afternoon | Arvo |
マクドナルド | McDonald’s | Macca’s |
大学 | University | Uni |
サングラス | Sunglasses | Sunnies |
朝食 | Breakfast | Brekkie |
蚊 | Mosquito | Mossie |
チョコレート | Cholocate | Chockie |
バーベキュー | Barbecue | Barbie |
こちらはイギリス英語とも共通する特徴です。アメリカ英語では「Center」「Theater」のところがオーストラリア英語では「Centre」「Theatre」、「Color」は「Colour」と表記されます。シドニーなど港のある街では「Harbour」(アメリカ英語では「Harbor」)もよく見かけます。
「G’day, mate!」はオーストラリアで特に男性が良く使う挨拶で、「グッダイマイ」という発音になります。「G’day」は「Hello」、「Mate」は「Friend」と同じ意味で、昼夜問わず友達に会ったときにはこの表現を使うことができます。留学先でこの表現が使いこなせれば友達が増えること間違いなし!?
「I’ll shout today!」と言われたら「えっ叫ぶの・・・?」となってしまいそうですが、オーストラリア英語で「Shout」は「おごる」を意味します。オーストラリアやニュージーランドで使われる独特な表現なので、アメリカ人やイギリス人でも「Sorry?」と聞き返してしまいそうですね。
オーストラリアには無料で利用できる公共のバーベキューコンロが設置された公園もあるほどバーベキュー(Barbie)の文化が深く根付いており、オージーは何かあるたびにバーベキューをしたがるようです。「I’ll slip an extra shrimp on the barbie for you」は1984年にアメリカ人に向けたオーストラリア観光のテレビCMで使用された表現で、「バーベキューに追加のエビを用意してあなたを待っているよ」という意味になります。日常的にこのフレーズを聞くことはないかもしれませんが、オーストラリアのバーベキュー文化をよく表したフレーズです。
こちらのフレーズ「Aussie Aussie Ausie! Oi Oi Oi!」は日本で言うところの「ニッポン、チャチャチャ!」と同じような表現で、スポーツの試合の掛け声として聞かれます。また、夜に街で酔っ払った人たちが「Aussie Aussie Aussie!」と声をかけてくることもありますが、その時は「Oi Oi Oi!」と返すことができればあなたはもう完璧なオージーの仲間入りです!(笑)
「オーストラリア英語は独特の表現や訛りが多いけど、ちゃんと聞きとれるかな?」と心配な方もいるのではないでしょうか。日本の多くの学校ではアメリカ英語が教えられているので、慣れないうちは難しく感じてしまうかもしれませんが、渡航前に少しでもオーストラリア英語のことを学んでおけば現地でより楽しめること間違いなしです。ここからはオーストラリア英語を学びたい人におすすめのYouTube動画やアプリを紹介します!
バイリンガール英会話のちかさんはご存じの方も多いのではないでしょうか?こちらの動画ではチャンネル登録者数100万人越えの大人気オージーYouTuberの「SketchShe」をゲストに迎え、アメリカ英語とオーストラリア英語の比較を行っています!
こちらの動画ではオーストラリア出身の大女優ミランダ・カーからオーストラリア英語を学ぶことができます!
こちらの動画ではオーストラリアの帰国子女のゆうあくんがオーストラリア英語の特徴を紹介してくれます。彼のチャンネルでは他にもオーストラリアの文化や生活に関する動画がアップされているので、是非見てみてください!
こちらはイギリスのオックスフォード大学が刊行している英英辞書アプリです。こちらのアプリは米・英両方の発音機能が付いています。イギリス英語とオーストラリア英語は異なりますが似ている部分は多いので、十分参考になります。こちらのアプリでは課金しないと発音機能を付けることができないのですが、ウェブ上のOxford Learner’s Dictionariesでは無料で発音を聞くことができるのでこちらもおすすめです!
オーストラリア英語について新たな発見はありましたか?慣れない発音について心配に感じる方もいると思いますが、大切なのは「失敗を恐れずにコミュニケーションを取ること」「分からないことがあれば恥ずかしがらずに聞き返すこと」です。皆さんが現地のオージーからオーストラリア英語を楽しく学べることを祈っています!
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