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【徹底解説】ゴールドコースト留学ってどうなの? 基本情報とメリット・デメリット

ゴールドコーストは、サンシャインステートとも呼ばれるクイーンズランド州の南東部に位置しており、オーストラリア国内外で大人気のリゾート地として知られています。

年間300日以上が晴天で年間の平均気温が24度というゴールドコーストは、その過ごしやすい気候も人気の理由の1つ。

実はゴールドコーストは、観光地だけでなく語学学校や専門学校などもたくさんあり、さまざまなコースの選択肢があることから留学先としても評価の高い都市です。

ここでは、ゴールドコーストの基本情報からゴールドコースト留学だからこそできること、ゴールドコースト留学のメリット・デメリットまで、ゴールドコーストを留学先として考えている方へ詳細な情報をお伝えします。

ゴールドコーストってどんな街?ゴールドコースト基本情報

子供 オーストラリア国旗<ゴールドコースト基本情報>

正式名称:Gold Coast

人口:635,191人(2020年時点)

面積:約5,000平方キロメートル

日本との時差:+1時間(ゴールドコーストのあるクイーンズランド州ではサマータイム制をとっていないので1年を通して日本との時差が同じ)

ゴールドコーストはクイーンズランド州第2の都市で、州都のブリスベンから電車で1時間ほどの近い距離にあります。主要エリアからすぐにビーチへ行くことができる上に、中心地には学校やショッピングセンターなどが集まっており、勉強とプライベートの両方とも充実させたい留学生にとってメリットたっぷりの魅力的な都市です。

主な公共交通機関はバスと電車があり、Go Cardという電子チケットを利用して乗ることができます。バスが時間通りに来なかったり電車が日本ほど頻繁には来なかったりという点はオーストラリアならではですが、このゆったりとした時間間隔は生活しているうちに慣れてきます。公共交通機関は広いエリアをカバーしているので、車がなくても十分生活ができます。

また、ゴールドコーストには、ドリームワールドやワーナーブラザーズ・ムービーワールドなどの人気のテーマパークもたくさんあるため、留学中にはこうしたエンターテイメントも楽しめるというメリットもあります。

ゴールドコースト留学だからこそできることトップ3

若者たち ビーチ 談話

その1. 活気ある若者の街で充実したソーシャルライフ

ゴールドコーストはビーチリゾート地であるだけに全体的にゆったりとした時間が流れていますが、若者が多く非常にエネルギー溢れる都市です。

ゴールドコーストにはオーストラリアの各地だけでなく、ヨーロッパや中南米、アジア各国など世界のさまざまな国から人が集まっています。留学やワーホリを目的に滞在する人もいれば観光やホリデーとして長期滞在する人もいます。

そのためゴールドコーストでは、観光地やイベント、クラブ、マリンスポーツなどでグローバルな友達作りをすることができます。

毎年7月に行われるゴールドコーストマラソンは、ゴールドコーストの美しい海岸線を眺めながら走ることができ、約30,000人ものランナーが参加するほど大きなイベントです。初心者からベテランランナーまでさまざまなコースが用意されているため、友達や他の参加者と交流しながら楽しく走ることもできます。

その2. 休みの日はさまざまなアクティビティを大満喫

なんといってもゴールドコーストの魅力はビーチや熱帯雨林などの大自然、数々のテーマパークなど、アクティビティの豊富さ。

街の中心地のすぐ近くに本格的なマリンスポーツのスポットがあったり、シー・ワールドやワーナーブラザーズ・ムービーワールド、ドリームワールドなどのテーマパークへも公共交通機関で簡単にアクセスできたりと、わざわざ遠方へ旅行に行かなくても近場で思いっきり休日を満喫することができます。

昼間はオーストラリアの豊かな大自然を満喫して夜は街でパーティーというエキサイティングな週末を過ごすのもいいですし、ゆったりと海の見えるカフェでブランチを食べてからショッピングや地元の人が集うマーケットを楽しむのもいいでしょう。

ゴールドコーストにはたくさんの楽しみ方があり、飽きることがありません。留学やワーホリ中にこのように休みの日を観光気分で満喫できるのはゴールドコーストだからこそできることです。

その3. もちろん勉強面でも質の高い留学生活ができる!

ゴールドコーストはリゾート地としてはよく知られていますが、実は語学学校や専門学校も充実していて、オーストラリアの質の高い教育を受けることができます。

また、世界の大学ランキングでも高い評価を得ているサザンクロス大学はゴールドコーストにキャンパスの一つがあり、観光学や看護学、ビジネス、社会福祉学、ITなどさまざまなコースが提供されています。サザンクロス大学は留学生へのサポートが手厚く、奨学金制度も充実しています。

ゴールドコーストの語学学校は、規模の大きさよりも教育の質にこだわっているところが多く、英語力アップに集中したい人にとっても好ましい環境と言えます。大学やカレッジと提携している語学学校もあるので、オーストラリアの大学やカレッジに行きたいけど英語力が基準を満たしていない人や自信をつけてから進学したい人にもゴールドコースト留学はオススメです。

また、語学学校の中には、放課後のアクティビティとしてマリンスポーツなどのアクティビティを提供しているところもあり、こうした場面でのクラスメートとの交流を通して英語でのコミュニケーション力を鍛えることもできます。

ゴールドコースト留学のメリットとは?

ビーチ サンタクロース 夏留学先としてゴールドコーストを選ぶのにはたくさんのメリットがありますが、ここではそのうちのいくつかをご紹介します。

ゴールドコースト留学のメリット1. 過ごしやすく安定した気候

サンシャインステートと呼ばれるクイーンズランド州にあるゴールドコーストでは、1年のうちなんと300日以上が晴天で、日々気分も明るくなるような空に恵まれています。

とにかく晴れの日が多く、雨の日が少ないので、外でのアクティビティをするのに雨で中止、なんてことはほとんどありません。そのため、限られた留学の時間をめいっぱい活用できるという点は大きなメリットと言えます。

また、それだけ晴れが続けば暑すぎて過ごしにくいのではと思うかもしれませんが、ゴールドコーストの年間の平均気温は約24度と暖かく、比較的に過ごしやすい気候です。

オーストラリアの他の主要都市と比べてゴールドコーストでは、寒暖差がそれほど激しくもなく、季節の変わり目のような時期もあまりないので、急な気温の変化に体調を崩してしまうということは少ないと言われています。

冬と呼ばれる時期も一応ありますが、日中は長袖シャツ1枚でも過ごせるほどで、気温が下がる朝晩外に出るときはジャケットを持って出かけるといいでしょう。

こうした気候では、たくさん秋・冬服を日本から持って行ったり現地で調達したりする必要がないのでラクですし、費用が抑えられるという点でもメリットがあります。

ゴールドコースト留学のメリット2. 治安がいい

オーストラリアは全体的に治安がよいと言われており、ゴールドコーストでは留学生が安心して過ごすことができるというメリットがあります。

もちろん日本のように荷物をテーブルの上に置いたまま離れても大丈夫、というわけではありませんからゴールドコーストでも常に危機管理をしておく必要はあります。

また、バーやクラブでドリンクに睡眠剤を入れられる、スリやひったくりに遭う、などの軽犯罪は発生しているので気を付けましょう。

このように、起きやすいトラブルを理解してそのような場面を避ける、夜道に狭い通りを一人で歩かない、などの対策をしっかりしていれば、基本的にゴールドコーストの人たちはフレンドリーで親切な人が多いので安心・安全に過ごすことができるでしょう。

ゴールドコースト留学のメリット3. 専門知識・スキルが身につけられる

ゴールドコーストでは語学学校の他に、TAFE(テイフ)と呼ばれる職業訓練校や専門学校があり、コースそれぞれの分野に特化した知識や実践的なスキルを身につけることができます。

特に観光学や自然学・環境学を学ぶコースが有名ですが、他にビジネスやホテルマネジメント、ホスピタリティ、調理師、看護・福祉、チャイルドケアなど、ゴールドコースト留学ではさまざまなコースの選択肢があります。

ゴールドコーストには観光客向けの場所がたくさんあるため、インターンや実習を通して人気ホテルや観光施設での実務経験ができる可能性もあります。

オーストラリアの他の都市と比べてゴールドコーストにある学校は基本的に人数が少なめで、落ち着いた雰囲気です。自分のペースで勉強したいという人にとってこのような環境があるのはゴールドコースト留学のメリットです。

ゴールドコースト留学のメリット4. 本格的にアウトドアアクティビティが楽しめる

森 若者 ハイキング住宅地や街の中心地・学校からそう遠くない場所で気軽に本格的なアウトドアアクティビティが楽しめるのもゴールドコースト留学のメリットの一つ。

サーフィンやシュノーケリングなどのマリンスポーツ、大自然あふれる国立公園での森林浴に熱気球やホエールウォッチング…こうしたエキサイティングなアクティビティがすべてゴールドコーストで体験できます。

内陸部にある世界遺産である「スプリングブルック国立公園」では、美しい滝がたくさん見られるほか、日本では見られない貴重な生態系に出会える可能性もあります。また、蛍のように光るハエは「天空の城ラピュタ」の飛行石のモデルになったとも言われています。

わざわざ宿泊をして旅行に行かなくても週末にこのような特別な体験ができるのはゴールドコーストならではで、週5日の学校やインターンで忙しい人にとって近場で旅行気分が味わえるのはとても良いリフレッシュになります。

また、ゴールドコーストにはサーファーズパラダイスなどのサーファーに人気のビーチがたくさんあり、サーファーの聖地とも呼ばれています。せっかくゴールドコーストに来たからトライしてみよう、というきっかけからサーフィンを始め、本格的な趣味になったという人もたくさんいます。

留学中は勉強だけでなくその国や土地でしかできないことも思いっきり楽しみたい!という人にとって、身近に刺激的な機会がたくさんあふれているというのはゴールドコーストのメリットです。

ゴールドコースト留学のメリット5. 日本人が多い&日本のものが入手できる

ゴールドコースト留学の他のメリットとしては、オーストラリアの中でも日本人が多く住んでいる街なので、日本の製品が比較的容易に購入できたり日本語のサービスを受けたりすることができるという点があります。

また、日本人のコミュニティも数多く存在しており、交流だけでなく情報共有などのさまざまな助け合いの場ともなっています。Facebookなどのコミュニティや日本人会のページ(https://jsgc.org.au/)などをチェックしてみるといいでしょう。

海外経験が少ない人にとって留学先でいざという時に日本語対応可能なサービスがあるというのは安心ですし、長期で滞在したい人にとってもホームシックになったときなどに日本人の知り合いが近くにいたり日本のものが食べられたりするというのはゴールドコーストで留学をするメリットの一つでしょう。

ゴールドコーストにある日系・アジア系のスーパーマーケットとしては次のようなものがあります。

日系・アジア系スーパーマーケット
日本の雑貨・日用品店
日本語対応可能な医療施設

ゴールドコースト留学のメリット6. 日本からの直行便がある&他の都市へのアクセスがいい

ゴールドコーストと日本の成田空港間は直行便があるので、留学の行き帰りや一時帰国時に荷物がいっぱいでもトランジットの必要がなく安心です。

また、ゴールドコーストはオーストラリアの他の都市へのアクセスが非常にいい点もメリットの一つです。

クイーンズランド州の州都であるブリスベンへは電車で片道なんと1時間半で行くことができるので、週末に日帰り旅行でブリスベンに行ってクイーンズランド美術館や博物館、数々のオシャレなカフェなどを訪れて観光するのもいいでしょう。

ブリスベンから北へ少し足を延ばせばサンシャインコーストへも行くことができ、落ち着いた小さな村や広大な手つかずの自然を満喫することができます。

サンシャインコーストにあるヌーサという街は、オーストラリア人がリタイアしてから住みたい街第一位にも選ばれたこともある、まさに隠れたリゾート地で、真っ白な砂のビーチやセレブ感漂うリゾートの雰囲気を楽しめます。

こうした周辺都市ではゴールドコーストとはまた違ったオーストラリアの雰囲気を味うことができます。留学中に、ゴールドコーストだけでなくさまざまなオーストラリアの場所を気軽に訪れることができるのは大きなメリットと言えます。

ゴールドコースト留学のデメリットとは?

男 悩むゴールドコースト留学は勉強も遊びも思いっきり楽しむのは最高の場所ですが、いくつか気を付けておかなければいけないことがあります。しかし、きちんと理解をして、できる対策を考えておけばデメリットというほど問題にはならないでしょう。

ゴールドコースト留学のデメリット1. とにかく紫外線が強い

ゴールドコーストのあるクイーンズランド州は全体的にサンシャインステートと呼ばれるあってとにかく紫外線が強いです。

ゴールドコーストの紫外線の量はなんど日本の4倍とも言われており、晴れの日だけでなく外に出るときは常に対策をしなければ、日焼けにとどまらず深刻な健康問題につながることもあります。オーストラリアでは国の大きな健康課題の一つとなっているほど皮膚がんの発症率が非常に高く、国としても個人でしっかり対策をするよう、意識づけに取り組んでいます。

日焼け止めをこまめに塗ることはもちろん、サングラスや帽子など、万全の対策をして過ごしましょう。

ゴールドコースト留学のデメリット2. 求人数があまり多くない

ゴールドコーストでは、シドニーやメルボルンなどの都市と比べて街の規模も小さめということもあり、求人数はそれほど多くはありません。

もちろんカフェやレストラン、お土産屋、アパレルショップなど、接客系のお仕事はたくさんありますが、応募の際の倍率が非常に高いのと、かなりの英語力が求められます。オーストラリアでの就労経験がないとマイナスに捉えられてしまうこともあり、特に最初のころは仕事探しに苦労するかもしれません。

ローカルの仕事に比べると給料が低い傾向にありますが、ジャパニーズレストランでの仕事を見つけて、英語力と経験値をアップさせるのもいいでしょう。

もしくは、今はオンラインでもさまざまな稼ぎ方がある時代ですから、記事の執筆や日本語のオンラインレッスンの講師、その他クリエイター系の仕事などで収入を得るという方法も可能です。

ゴールドコースト留学のデメリット3. なにかと誘惑が多い

ここまで読んでいただいてお気づきかとは思いますが、ゴールドコーストには魅力的な場所やアクティビティが本当にたくさんあり、誘惑に負けてしまうと座学が疎かになってしまう可能性があります。

ソーシャライズを通して英語でのコミュニケーション力を上げることができる…という見方もできますが、自力で取り組むべき課題や勉強を蔑ろにしてしまってはデメリットとなってしまいますので、きちんと自己コントロールすることが必要です。

ゴールドコースト留学のデメリット4. 観光地価格の場所が多い

ゴールドコーストは観光客が多いだけに、カフェやレストランなどでは観光客向けの高めの価格設定となっているお店が多くあります。

オーストラリアは全体的に物価が高いだけに観光地価格となるととても高く感じるでしょう。

地元の人にオススメを聞いたりローカルエリアを探索したりしてリーズナブルなところを見つけるといいでしょう。こうした情報収集のときにも、先ほど紹介した日本人コミュニティが頼りになるかもしれません。

ゴールドコースト留学のメリット・デメリットまとめ

喜び 若者ゴールドコーストの基本情報やゴールドコースト留学のメリット・デメリットをご紹介しましたが、いかがでしたか。

ゴールドコーストといえばホリデーを楽しむリゾート地というイメージしかなかった人もいるかもしれませんが、実はゴールドコーストは留学先としてもとても魅力のある場所です。

留学中、オーストラリアの質の高い教育環境の中でしっかりと勉強に取り組みつつもオーストラリアの大自然やアクティビティも満喫したい!という人には特にメリットがたくさんあるのがゴールドコーストです。

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