来年が最後?!英語を教える資格TESOLショートコース
TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)は、英語を母語としない人へ英語を教える資格です。12歳以上の英語学…
パースは、オーストラリアの西オーストラリア州の州都です。
シドニー、メルボルン、ブリスベンに次ぐオーストラリア第4の都市であり、世界一住みやすく美しい街としても知られています。
今回はオーストラリアでのワーキングホリデーを検討している方向けに、パースがおすすめの理由について紹介します。
パースの特徴や滞在中の注意点、仕事の探し方についても取り上げるので、ぜひ最後までご覧ください。
ここでは、パースのワーホリの渡航先として魅力的なポイントについて紹介します。
パースは労働者の数が減少しているため、多くの会社が雇用に対して前向きです。
オーストラリアは日本も加盟しているOECD(経済協力開発機構)の中でカナダに次いで2番目に深刻な労働者不足に悩まされています。
オーストラリアは以前より留学生やワーホリ労働者の労働力に依存しており、コロナの影響で外国人労働者が軒並み帰国したことで、労働者人口が大きく減少しました。
現在はコロナによるパンデミックも落ち着き、再び留学生やワーホリ労働者が戻ってきたため、多くの企業が留学生や外国人労働者の雇用に前向きな姿勢をみせています。
元々パースは海外出身の労働者が多い街のため、どの職場も外国人労働者に対して優しく、就労支援も充実しているのも嬉しいポイントです。
参考:Newsweek日本版
パースは美しいビーチに恵まれた街です。
そのため、渡航先でアウトドアを楽しみたい方にとって最高の場所といえるでしょう。
パースのCBD(Central Business District/ビジネス中心区域)からアクセスできるビーチは、以下の通りです。
ビーチ名 | 移動時間 |
シティビーチ | CBDから車で15分 |
スカボロービーチ | CBDから車で20分 |
コテスロービーチ | CBDから車で20分 |
バザーズビーチ | CBDから車で35分 |
パースのビーチは雪のように白い砂浜と透き通った水が揃っており、水中と水上でさまざまなアクティビティーを楽しめます。
住む場所によっては電車で気軽に遊びに行けるビーチもあるため、自分だけのお気に入りのビーチを開拓するのもよいでしょう。
パースはオーストラリアの中でも、日本人やワーホリワーカーの数が少ない街です。
少ないといっても、オーストラリアの都市の中では4番目に日本人が多い街ですが、3位のメルボルンと比較すると日本人の数はほぼ半分になります。
以下、オーストラリアの都市における日本人の数(2021年)です。
州名 | 主要な都市 | 日本人の数 |
ニューサウスウェールズ州 | シドニー | 25,304人 |
クイーンズランド州 | ・ゴールドコースト ・ブリスベン ・サンシャインコースト ・ケアンズ |
22,662人 |
ビクトリア州 | メルボルン | 15,949人 |
西オーストラリア州 | パース | 7,579人 |
パースは日本人以外の外国人が多く、国際的なコミュニティを作りやすいです。
英語を話せる環境や、海外ならではの交友関係を築きたい方にぴったりの街といえます。
参考:Australian Bureau of Statistics
パースはシドニーやメルボルンなどの大都市と比べると、比較的家賃が安い傾向にあります。
以下、オーストラリアの主要な都市の家賃相場になります。
都市名 | 家賃相場(週) |
パース | ・都市部:150〜300豪ドル(約14,300〜28,500円) ・郊外:120〜250豪ドル(約11,400〜23,800円) |
シドニー | ・都市部:200〜400豪ドル(約19,000〜38,000円) ・郊外:150〜300豪ドル(約14,300〜28,500円) |
メルボルン | ・都市部:180〜350豪ドル(約17,100〜33,250円) ・郊外:140〜300豪ドル(約13,300〜28,500円) |
ブリスベン | ・都市部:150〜300豪ドル(約14,300〜28,500円) ・郊外:120〜250豪ドル(約11,400〜23,800円) |
アデレード | ・都市部:130〜250豪ドル(約12,400〜23,800円) ・郊外:100〜200豪ドル(約9,500〜19,000円) |
オーストラリアは日本よりも物価が高く、家賃も高い傾向にあります。
しかし、パースエリアの家賃はオーストラリアの中でもそこまで高くありません。
パースは家賃を抑えて留学したい方におすすめのエリアです。
パースは自然環境が豊かな街です。
そのため、美しい自然や野生動物を見られる公園や動物園が多数あります。
パースにある公園や動物園で、特に人気が高い場所は以下の通りです。
いずれも観光地として有名なところばかりで、キングス・パークなど都市部からアクセスしやすい場所にある施設も多数あります。
学校や仕事の合間に訪れたり、休日に足を運んでゆっくり過ごしたりなど、自分だけの楽しみ方を見つけてみましょう。
パースにはCATバスと呼ばれる巡回バスがあり、無料で利用できます。
パース市内や港町であるフリーマントル、大型ショッピングセンターがあるジュンダラップを巡回しており、地元住民はもちろん、観光客も利用可能です。
路線によって色分けがされており、現在は青・赤・黄・緑・紫の5種類の路線があります。
CATバスは各駅停車で、乗車の際はチケットを購入する必要もありません。
ちなみに、パースのバス停には地名の記載がなく、代わりにBus stop numberと呼ばれる5桁の番号が記載されているため、バスを利用する前に必ずチェックしておきましょう。
パースはオーストラリアの中でも気候がよい街です。
南半球にあるオーストラリアの季節を北半球にある日本の季節は真逆になっており、パースの夏も12月から2月は30度を超える暑い日が続きます。
しかし、日本の夏とは異なり35度以上になるのは稀です。
午後になるとフリーマントル・ドクターと呼ばれる潮風が吹き、暑さを和らげてくれます。
また、パースは晴れの日が多いのも特徴です。
オーストラリアの州都の中では年間の晴天日数が最も多く、年間を通じて快適に過ごせるでしょう。
パース文化特有の仕事はないため、パースで働く方はオーソドックスな仕事に就くことが多いです。
パースで多くの日本人が従事している職業は、以下の通りです。
職業 | 時給目安 |
ジャパニーズレストランのスタッフ | 23豪ドル(約2,185円)〜 |
ツアーガイド | 25豪ドル(約2,375円)〜 |
ウーバー | 20豪ドル(約1,900円)〜 |
配送ドライバー | 30豪ドル(約2,850円)〜 |
ファームジョブ(近郊に多い) | 25豪ドル(約2,375円)〜 |
ジャパニーズレストランは求められる英語のレベルが低く日本人労働者の志望者も多いため、競争率が高くなりやすいです。
ツアーガイドは中級以上の日常会話に支障がない英語力を身につけている方におすすめで、英語と一緒に現地の歴史や観光地も学べます。
ウーバーは注文がピークになる時間帯を狙えば時給40豪ドル(約3,800円)も狙えますが、あらかじめ自転車を用意するなど準備が必要です。
配送ドライバーは時給が高めですが、現地でトラックを運転するための運転免許証を有しているのが条件になります。
ファームジョブは88日以上仕事を継続するとワーホリビザの延長も認められるため、長期間オーストラリアに滞在したい方におすすめです。
※1豪ドル = 95円で換算
充実したワーキングホリデーを過ごすためにも、仕事は早い段階で見つけましょう。
パースで仕事を探す、具体的な方法について紹介します。
留学エージェントは、ビザの手続きなどの準備をサポートしてくれる心強い存在ですが、仕事探しのサポートをしてくれる場合があります。
ただし、仕事探しのサポートの有無は相談する留学エージェントによって異なるため、事前のチェックが必須です。
オーストラリア専門の留学エージェント・タビケン留学では、ビザの取得や語学学校の手配をはじめ、留学準備の各種サポートを行っています。
オーストラリア留学やワーキングホリデーに興味のある方は、無料相談へぜひ一度お越しください。
※タビケン留学では仕事の紹介・斡旋は実施しておりません
求人サイトを見て、パースエリアの仕事を自分で探すのも定番の方法です。
オーストラリアでワーキングホリデーをしている方におすすめの求人サイトは、以下の通りです。
JAMS.TVと日豪プレスは日本語で求人情報が記載されており、英語があまり得意ではない方も利用しやすい求人サイトです。
一方、SEEK、Indeed、CareerOneは日本人以外の労働者も対象とした求人サイトのため、すべて英語で表記サマリいます。
それぞれのサイトにしか記載していない好条件の仕事もある可能性を考慮して、できるだけ日英両方の表記のサイトを頻繁にチェックしましょう。
パースでは、直接お店や職場に飛び込みで採用を依頼する方法も一般的です。
求人サイトに募集広告が載っていなかったとしても、お店に直接営業をしてやる気をアピールしてみたところ、オーナーに気に入ってもらい採用されたケースもあります。
飛び込みで採用を依頼する際は、詳細なレジュメを持参するなど準備を入念に行う必要があります。
語学学校に通う方は、アクティビティーで履歴書の書き方を学べる場合があるため、積極的に利用するとよいでしょう。
パースに知り合いがいる場合は、仕事を紹介してもらえないか聞いてみましょう。
また、ホームステイ先次第ですが、ホストファミリーが仕事を紹介してくれる場合があります。
仕事を紹介してくれた方が職場の信頼を得ている場合、高い確率で採用してもらえるでしょう。
ただし、仕事を紹介してくれた方の立場を悪くしないために、仕事を途中で辞めにくくなるデメリットがあります。
そのため、あらかじめ仕事の内容や条件を聞き、本当に自分が続けられるのかしっかり考えておきましょう。
パースで快適な生活を送るためにも、滞在先選びは重要です。
滞在先の候補は以下の通りです。
最初はバックパッカーズやホステル、ホームステイ先の家、語学学校の学生寮に滞在し、仕事が見つかったタイミングでシェアハウスやアパートに移るのが一般的な流れです。
部屋探しはオンライン上で行われるケースが多くなっており、以下のサイトがよく利用されています。
これらのサイトで条件に合う物件を見つけたら、家主と連絡を取りましょう。
そして、実際に物件を見学してから、借りるかどうか決定します。
注意点として、物件を見学した方が複数人いた場合、申し込みの先着順で誰が住むか決まります。
見学まで済んで気に入った物件があれば、可能な限り早く申し込みをしましょう。
パースでワーキングホリデーをするにあたって、あらかじめ知っておきたい注意点がいくつかあります。
充実したワーキングホリデーを送るためにも、注意点を順番にチェックしていきましょう。
パースは日本人や日本語が通じる人が少ないため、英語ができないと仕事が見つかりにくいです。
ジャパニーズレストランのキッチンなど、英語が苦手でも従事できる仕事はありますが、日本人労働者による競争率が非常に高いです。
ただし、現地の日本人の少なさは英語を学ぶ上ではプラスに働く場合があります。
日本人がいない環境に身を置くと、必然的に英語を使用してコミュニケーションを取らなくてはなりません。
結果、英語を使い機会が増え、英語の上達が早くなります。
また、パースは語学学校の数も少ない傾向にあります。
できるだけ早く仕事を見つけるためにも、語学学校をあてにしすぎず、事前に日本でも英語の勉強をしてください。
パースでのワーホリは、都市部と比べて選べる職種が限らます。
パースも決して小さい都市ではありませんが、シドニーやメルボルンなどの都市に比べると職種は多くありません。
パース特有の仕事もないため、レストランのスタッフやファームジョブなど、オーソドックスな仕事の募集がほとんどです。
そのため、賃金が安い場合が多く、高収入を目指すのは容易ではありません。
美容師や看護師などの専門スキルや知識を持った方でも、パースでは仕事が見つからない、見つかったとしても物足りなさを感じる可能性があるのを考慮しておきましょう。
パースは街の位置が孤立しており、郊外への移動に交通費と手間がかかってしまいます。
パースは、主要都市では唯一西側にある街です。
そのため、シドニーへ向かう場合は最短でも4時間、メルボルンへ向かう場合は3時間30分のフライトが必要になります。
街中の移動についても、隅々まではバスや電車が行き届いていません。
そのため、滞在場所によっては車がないと、買い物をはじめとした外出で苦労する可能性が高いです。
また、Amazonなどの配送サービスについても、立地の関係上どうしても2~3日余計に時間がかかってしまいます。
不便な環境すら楽しめる余裕がないと、パースでの生活にストレスを感じてしまうでしょう。
パースは冬になるとかなり気温が下がる都市です。
オーストラリアは6月から8月にかけて冬となり、気温が最も下がるのが7月です。
パースもやはり7月が最も寒くなり、最低気温は8度前後まで下がります。
また、パースの冬は雪こそ降りませんが、雨風が強くて雨が多いです。
天気予報で晴れと予報されていたにもかかわらず、突然大雨や雷雨が発生する日も珍しくありません。
そのため、冬場は折り畳み傘を常に持ち歩いてください。
そして、パースの家にはラジエーターや足元暖房などの設備がありません。
パースの冬を乗り越えるために、日本から防寒具やカイロを持ち込むのをおすすめします。
参考:オーストラリア政府気象庁
パースでワーキングホリデーをするにあたって、事前準備が重要です。
その中には準備に時間と費用がかかるものもあるため、意識して早めにワーホリの準備を進めましょう。
以下、費用と準備に時間がかかるものの一覧になります。
ワーキングホリデービザの取得には、年齢制限が設けられています。
そのため、ワーホリでオーストラリアに渡航したい場合は31歳になる前にワーホリビザを取得しましょう。
また、パースで生活する際は車があると便利なので、国際運転免許証の取得もおすすめします。
日用品は現地のスーパーやショッピングモールでも購入できますが、化粧品や薬は日本人の体質に合わないケースもあるため、日本から持ち込んだ方がよいでしょう。
もしオーストラリアの専門学校/TAFEに進学する場合は学生ビザの取得も検討してください。
オーストラリア 専門留学 / TAFE(学生ビザ)に関する詳しい情報を見る
TAFEとは、オーストラリアにある州立の職業訓練専門学校です。
ビジネスや教育、アートなど幅広い専門知識を学べるため、近年はキャリアアップのためにTAFEへ進学する日本人の数が増加しています。
単位や資格を取得すれば現地で就職する際に有利にはたらきますし、上級コースを修了していれば大学への編入も可能です。
将来の選択肢を増やすためにも、TAFEでは多くの授業を受けるのをおすすめします。
その場合は、ワーホリビザではなく学生ビザを取得してTAFEに通うとよいでしょう。
オーストラリアで何を学びたいか、何をしたいか渡航の目的を明確にして、取得するビザを決めてください。
オーストラリアにワーキングホリデーで1年間滞在する際にかかる予算の目安は、以下の通りです。
ワーホリビザ申請料 | 635豪ドル(約60,325円) |
語学学校費用 | 約10万円/月(4ヶ月で約40万円) |
海外旅行保険料(1年間) | 約15〜20万円 |
航空券(片道) | 約5〜15万円 |
宿泊費(シェアハウス想定) | 約70万円 |
その他生活費 | 約70万円 |
合計 | 約176〜191万円 |
上記の値段はあくまで目安のため、レートの変動によって費用も大きく変わる可能性があります。
準備段階ではビザ申請や保険料、航空券などにまとまった費用が必要になるため、あらかじめお金を用意しておきましょう。
※1豪ドル=95円で換算
パースの人口 | 2,022,044人 |
州面積 | 2,529,875 km² |
日本との時差 | -1時間(サマータイム無し) |
主な産業 | パースを含むWA州では鉱物や天然資源にかかわる産業が盛ん。天然資源開発のために商社や電力・ガス会社などの日系企業の拠点も多く進出している。パースの郊外では農業やワイン生産も行われている。 |
かつては日本からパースへの直行便はありませんでしたが、2019年9月より成田空港からパースへの直行便が運行されるようになりました。
自然環境が豊かで、日本からも毎年多くの観光客が訪れています。
ジャパニーズレストランや日本の商品が売られているマーケットも多数あるため、日本食が食べたくなった時も安心です。
パースは海外労働者に対して寛容な雰囲気と文化の街で、物価もオーストラリア国内では比較的安いため、ワーキングホリデーの渡航先として申し分ありません。
しかし、ワーキングホリデーのビザ申請や滞在先の手配など、渡航前に行うべき手続きや準備は非常に多いです。
もし十分な準備ができないままパースへ旅立つと、現地の生活で苦労する可能性が高くなります。
ワーホリの手続きや準備に不安を抱えている場合はタビケン留学にご相談ください。
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メール | info@morrow-world.com |
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