近年、時給が高いオーストラリアへの出稼ぎに興味を持つ方が増えています。
オーストラリアで働くにはビザが必要で、稼ぐことを最大の目的をするのであればワーキングホリデービザの取得がおすすめです。
この記事では、ワーホリビザがおすすめな理由やワーホリのメリット・デメリットを解説しています。
他にも、大きく稼ぐために必要なことや出稼ぎの注意点なども紹介するので、オーストラリアで稼ぎたい方や海外で働きたい方はぜひ最後までお読みください。
オーストラリアへ出稼ぎ留学するのであれば、時間の制限なく働けるワーホリビザがおすすめです。
ワーホリビザでは働くだけでなく、最大4ヶ月までの就学や旅行などさまざまな経験ができます。
しかも、ワーホリ期間中に所定の条件を満たすと最長で3年間オーストラリアに滞在可能です。
オーストラリアは時給が高いため、ワーホリビザを取得し働くことで大きく稼げる可能性があります。
ただ、ワーホリビザは18歳以上31歳未満の方しか申請できません。
また、申請には5,000豪ドル(約48万円)以上貯金があることを証明する書類などを準備しなければならず、時間やお金がかかります。
ワーホリビザ取得を目指すのであれば、早めに準備を始めましょう。
※2024年1月の豪ドル円レート(1ドル=96円)で計算
オーストラリアに出稼ぎ留学した際にどのくらい稼げるか知りたい方も多いでしょう。
オーストラリアの最低時給である23.23豪ドル(約2,230円)で、正社員が保証されている週38時間働いた場合を想定して週給・月給・年収を算出しました。
最低時給で38時間働いた場合、1週間で稼げる金額は約882.80豪ドル(約85,000円)です。
日本では20代後半の正社員の時給は約1,600円程度といわれており、38時間働いたとしても約6万円しか稼げません。
1ヶ月を4週間とすると月給は約3,530豪ドル(約339,000円)年収は約42,300豪ドル(約407万円)です。
オーストラリアには労働時間の保障や解雇予告義務がない代わりに時給が25%高くなるカジュアルという雇用形態があります。
ワーホリ参加者はカジュアルで働くことが多く、最低時給よりも高額の報酬を稼げるでしょう。
※2024年1月の豪ドル円レート(1ドル=96円)で計算
オーストラリアへの出稼ぎには最低賃金が高い、求人が豊富、働きやすい職種が多いなどのメリットがあります。
ここではオーストラリアへ出稼ぎするメリットについて詳しく解説します。
オーストラリアと日本の平均・最低賃金を表にまとめました。
オーストラリア | 日本(東京) | |
最低賃金 | 23.23豪ドル(約2,230円) | 1,113円 |
平均収入 | 67,600豪ドル(約649万円) | 423万円 |
※2024年1月の豪ドル円レート(1ドル=96円)で計算
オーストラリアの最低賃金は日本と比べると約2倍も高く、世界的に見てもトップクラスの水準です。
さらに、オーストラリアには土日祝日・深夜・早朝に勤務した場合に最大で時給の2倍の金額を支払わなければならないという規定があり平均収入を押し上げています。
雇用は不安定ですが時給より25%割増した金額をもらえるカジュアルという雇用形態もあります。
また、オーストラリアで就活する際はスキルや経験、学歴、英語力が重視されるため、自分の実力次第ではさらに稼げる可能性があるでしょう。
オーストラリアは経済が成長し続けている国であるがゆえに深刻な労働力不足に悩まされています。
そこで、政府は特に需要がある職種をSkilled Occupation List(SOL)に掲載し、このリストにある職業に就いている人へ優先的にビザを与えることで労働力を補おうとしています。
SOLにある職種は求人が豊富にあるため、スキルがあればその職種を狙いましょう。
スキルがなくても学校に通い資格を取得することで、SOLにある職種に就ける可能性を高められます。
SOLに掲載されている職種に就ければ安定して働けるだけでなく、永住権取得も夢ではありません。
オーストラリアの永住権につながる職業リストについて詳しい情報を見る
海外で就職というと難しく思えてしまうかもしれませんが、オーストラリアには以下のようにワーホリ参加者や留学生で働きやすい職種がいくつもあります。
求人が多い上に初心者でも働きやすいため人気なのが、レストランの厨房(クッカリー)やウェイターなどの職業です。
またファームジョブとは、野菜やフルーツの苗植え・収穫・仕分けを行う仕事です。
一定期間ファームジョブに従事するとビザの延長ができるため、ファームジョブを選ぶワーホリ参加者もいます。
さらに日本語話者のメリットを活かすのであれば、ホテルや観光関連業の仕事がおすすめです。
ホテルの受付やツアーガイド、お土産ショップの店員などであれば、日本語を活かすだけでなく英語力も高められるでしょう。
ほかにも一人で黙々と作業をするのが得意であれば、ホテルの清掃員として働くという選択肢もあります。
オーストラリアは鉄鉱石・ウラン・石炭・天然ガスなど豊富なエネルギー資源を持つ資源国で、特にウランを輸出することで大きな利益を得ています。
近年、オーストラリアでは「国が潤い経済も大きく成長して物価や賃金が上昇する」という好循環が生まれ、賃金の上昇が続いています。
今では、世界でもトップクラスに時給が高い国となったオーストラリアで働くことで、大きく稼げるでしょう。
参考:海外情勢報告
オーストラリアの就職先で積極的にコミュニケーションをとることで、英語力をビジネスレベルまで高められる可能性があります。
また、働きながらも勉強し続ければ専門的なスキルを得られるチャンスは山ほどあります。
仕事探しに不安がある場合は、TAFEと呼ばれる職業訓練校や専門学校で職業に直結する専門スキルを身につけてから就職先を探すことも可能です。
オーストラリアで専門スキルやハイレベルな英語力を身につけられれば、日本での就活の際に大いに役立つでしょう。
オーストラリアにはさまざまな職種がありますが、日本人に特に人気なのが以下の5つの職種です。
保育士や看護師は日本と同じくオーストラリアでも人材が不足している職種で、求人数が多く日本より給料も待遇も良いことから人気の職種となっています。
日本で保育士の資格を持っていたとしても、オーストラリアで保育士として働くにはCertificate III以上のコースを修了しなければなりません。
看護師として働く場合もオーストラリアの看護師資格が必要ですが、ワーホリ参加者向け資格取得コースに参加すると最短16週間で資格が取れます(参加条件があります)。
ヨガインストラクター・クッカリー・バリスタは資格がなくても働けますが、現地就職を目指すのであれば専門学校やTAFEが開講しているコースを受講するのがおすすめです。
コース修了後にもらえる修了証があれば、スキルがある人材としてアピールできるため現地での就活を有利に進められるでしょう。
オーストラリアで日本人に人気の職種についての詳しい情報を見る
オーストラリアの出稼ぎ留学で大きく稼ぐには英語力がカギになります。
なぜなら、非ネイティブ向けの仕事よりもネイティブ向けの仕事の方が時給も待遇も良いからです。
ネイティブ向けの仕事を狙うのであれば、最低でも専門学校やTAFE入学レベルのIELTS5.5以上の英語力を身につけましょう。
さらに高収入の仕事を目指すのであれば大学入学レベルのIELTS6.5以上、TOEICならば800点以上を目指すと希望の職種に就ける可能性が高まります。
英語力はすぐに身につくものではありませんし、海外に行ったら勝手に身につくものでもありません。
オーストラリアで働きたいと思ったら、すぐに英語の勉強を始めましょう。
ここでは、オーストラリアへ出稼ぎに行く前に英語力を高める方法を紹介します。
ZOOMなどの登場によりオンラインレッスンが受けやすくなった今、オンライン英会話や英語コーチングを活用することで日本にいながら英語力を身に付けられます。
さまざまな企業がオンライン英会話のサービスを提供しており、1万円を切る価格で英会話レッスンを受け放題というサービスもあります。
ただ、本気で英語力を伸ばしたいのであれば英語コーチングを試してみましょう。
英語コーチングサービスを提供するENGLEADでは採用率0.3%を突破した優秀なコーチが数ある教材の中からあなたに最適な教材を選び、個別カリキュラムを作成してくれます。
さらには、毎日のコーチングや毎週のカウンセリングで学習状況の分析や軌道修正を行い、目標達成まで徹底的にサポートしてくれます。
独学が難しい方や忙しくて勉強の時間が取れない方には、英語コーチングがおすすめです。
英語力を身につけるため、オーストラリアの語学学校に通うのも選択肢の1つです。
現地の語学学校に通えば現地の友達ができたり、現地の情報を早めに入手したりできるメリットがあります。
通学しながら仕事探しをすれば、希望に沿った求人を見つけられる可能性も上がるでしょう。
しかし、オーストラリアは年々物価が上がっているため現地での滞在費や学費がかさむおそれがあります。
格安で留学できるフィリピンに4〜6ヶ月短期留学し、それからオーストラリアへ向かうという選択肢もあります。
フィリピンの語学学校であれば120万円程度で6ヶ月の留学が可能です。
フィリピンの語学学校の学費には食費や宿泊費も含まれているため、費用を抑えて留学できます。
タビケン留学がサポートした方の中には、初心者レベルから英語で接客できるレベルまでになった方やIELTS3.0から6.5まで上がった方など英語力が著しく向上した方がいます。
マンツーマンの授業や1日のコマ数が多いフィリピンで徹底的に英語を学ぶことで、欧米圏でも通用する英語力を身に付けられるでしょう。
オーストラリアに行けば簡単に稼げると考えている方もいますが、オーストラリアで稼ぐにはビザの取得や英語力の向上などの事前準備が大切です。
留学エージェントのタビケン留学では無料カウンセリングを行い、あなたに最適な留学(ワーホリ)プランを提案します。
語学学校の紹介や入学手続きの代行、ビザの代行申請なども無料でサポートします。
オーストラリアへの出稼ぎに行きたい方や海外生活に不安がある方は、ぜひ一度タビケン留学へご相談ください。
ここでは、累計1万人以上の留学相談を行ってきたタビケン留学がおすすめするオーストラリアとフィリピンの語学学校を紹介します。
現地で語学学校に通う場合、おすすめしたいオーストラリアの語学学校は以下の通りです。
ILSCはシドニー・ブリスベン・メルボルンにキャンパスがあり転校も可能なため、留学やワーホリ中に複数の都市に滞在したい方へおすすめな学校です。
サイクリング・美術館鑑賞・BBQ・ボートクルーズなど毎日さまざまなアクティビティが開催されているので、友達も作りやすいでしょう。
Langportsは2011年から5年間連続で「オーストラリア国内最優秀語学学校」に選出されるなど、英語指導に実績がある学校です。
Langports独自の「UFOプログラム」では英語4技能をバランスよく向上させられる上に、毎週学習のフィードバックを受けることで学習の方向性を確認できます。
IHは、留学生だけでなく地元のオーストラリア人やネイティブの学生も英語教師を目指して通う学校です。
テスト対策コースだけでなく、TESOLやCELTAコースなどの英語講師育成コースもあるので帰国後に活かせるスキルを身につけたい方におすすめだといえます。
フィリピンで短期の語学留学(2ヶ国留学)をする場合、おすすめしたいフィリピンの語学学校は以下の通りです。
CIA | CPI | GLC | |
3ヶ月の費用 | 4人部屋:5,100米ドル(約71万円) | 4人部屋:4,770米ドル(約67万円) | 3人部屋:4,200米ドル(約59万円) |
6ヶ月の費用 | 4人部屋:10,200米ドル(約143万円) | 4人部屋9,540米ドル(約134万円) | 3人部屋:8,400米ドル(約118万円) |
ロケーション | マクタン島 | セブ島 | セブ島 |
日本人比率 | 25% | 25%~45% | 50% |
学生定員 | 550人 | 300名 | 400名 |
公式HP | http://www.cebucia.com/jp/ | http://cpiedu.net/jp/ | https://jp.glcenglish.com/ |
※2024年1月の米ドル円レート(1ドル=140円)で計算
CIAは、フィリピンでもトップクラスの設備と勉強環境を整えた学校で、TOEICやIELTSのテスト対策、ワーキングホリデー対策など幅広いコースを提供しています。
CIAには母国語禁止や1日の学習時間は10コマ以上など厳しいルールがあるため、英語の勉強を強制される環境を求めている方におすすめです。
CPIは、ホテルのような施設と15種類以上の食材を揃えたビュッフェスタイルの食事が好評の学校です。
無料で受講できるフリークラスや部活動が毎日開催されているので、自分のペースで学べます。
GLCは日本資本の学校であるため日本人好みの食事が提供され、何かあれば日本語でも相談できる環境が整っています。
日本人比率は高めですが、初めて海外に長期滞在される方や海外での生活に不安がある方におすすめです。
オーストラリアへの出稼ぎには、年齢制限によってワーホリビザが取れない、渡航後すぐに仕事が見つかるわけでない、生活コストが高いなどのデメリットもあります。
ワーホリに参加できるのは18歳以上31歳未満の方のみのため、31歳以上の方がオーストラリアで働くには就労ビザや学生ビザなどが必要です。
就労ビザを取得するには、スポンサーになってくれる企業を探さなければなりません。
職歴や英語力がある方であればスポンサー企業が見つかるかもしれませんが、そう簡単には見つからないのが現実です。
学生ビザは、IELTS5.5以上の英語力や学費や生活費を賄うだけの費用があれば取得できますが、就労には制限があります。
オーストラリアの学生ビザでは就労が認められているため、留学中でも働けます。
しかし、授業がある期間は2週間で48時間という就労制限がある上に学費や生活費がかかるため、実際はさほど稼げません。
ただ、ワーホリに参加できない31歳以上の方にとっては学生ビザは1つの選択肢となるでしょう。
英語力不足・準備不足・スキルの有無により、オーストラリアに渡航してもすぐに仕事が見つからない可能性があります。
オーストラリアでは、即戦力となる人材が求められます。
英語力不足でコミュニケーションが取れなかったり、魅力的な履歴書を準備していなかったりする場合は面接までこぎつけることも難しいでしょう。
物価や家賃が高いオーストラリアで無収入の期間が長くなると、経済的・精神的に大きな負担となる可能性があります。
オーストラリアは人口の約30%が移民という世界でも屈指の移民大国です。
ロックダウン解除後から移民はさらに増えており、オーストラリア国内の求職者数はこれから増えると予想されています。
現時点では失業率は下降傾向にあるものの、今後移民の増加が続けば上昇に転じる可能性もあります。
オーストラリアでは物価が高騰しているため、生活コストが高くなる懸念があります。
オーストラリアの住宅の価格は1年で約8%も上がるほど家賃や物価の値上がりが続いており、高い時給で効率良く稼いでも生活費に消えてしまう可能性があります。
ただ、オーストラリアの中でも物価が安い地域もあります。
ワーホリや留学する場所を選ぶ際は、求人数や学校数、物価、家賃などを含めて総合的に判断しましょう。
オーストラリアへの出稼ぎ留学を成功させるには、ビザ申請・都市の選択・渡航準備・英語力の向上などやらなくてはならないことがたくさんあります。
留学エージェントのタビケン留学では、留学(ワーホリ)プランの作成、ビザ申請や各種手続きの代行などを通しあなたの出稼ぎ留学を無料でサポートします。
現地にもオフィスがあるため、渡航後のトラブルも現地スタッフが対応可能です。
オーストラリアへの出稼ぎに行きたい方や海外生活に不安がある方は、ぜひ一度タビケン留学へご相談ください。
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