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ワーキングホリデーにおすすめな国を一挙紹介!人気国の中から留学先を選ぶポイントも解説

観光・就学・就労ができる自由度の高いワーキングホリデーは、留学の方法の1つとして検討する方も多いでしょう。

しかし、日本からワーホリで渡航できる国は2023年8月時点で29カ国あり、選択肢が多くてどこの国がいいか迷ってしまうかもしれません。

そこで今回は、ワーホリでおすすめの国と、留学先を選ぶポイントを詳しく解説します。

ワーホリに必要な費用や準備、失敗しないための対策などにも触れているので、ぜひ最後までお読みください。

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ワーキングホリデー参加者に人気のおすすめ10ヶ国を紹介

ワーホリで人気のおすすめ10カ国を一挙に紹介します。

各国の特徴や留学生に人気のポイントを説明するので、留学先で何をしたいか、どんな生活を送りたいか想像しながらチェックしてみてください。

オーストラリア

人種のサラダボウルと呼ばれる多国籍国家オーストラリアには、世界各国から多様な人々が集まります。

親日家が多く、日本人にとっては現地に馴染みやすい環境といえるでしょう。

広大な国土は地域によって気候が異なるため、四季のある地域や年間を通して温暖なビーチエリアなど、自分のライフスタイルに合わせて住む場所を選択できます。

また、メルボルンやシドニーは都市と自然のバランスがよく、「世界で最も住みやすい街ランキング」で常に上位にある都市です。治安もいいことから、日本人に特に人気の留学先でもあります。

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カナダ

カナダナイアガラの滝に代表される大自然と、トロントやバンクーバーなどの都市文化が融合する留学生に人気の国です。

アメリカに隣接しているため、バンクーバーからシアトルは車で2時間半、トロントからニューヨークは飛行機で2時間と、気軽に旅行できる距離なのも魅力です。

冬は寒さが非常に厳しく、マイナス30度に達する都市もありますが、ウインタースポーツが盛んで、週末のスキー・スノーボードを目的に世界中から留学生が集まります。

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ニュージーランド

ニュージーランドは人より羊の数の方が多いと言われるほど、のどかで自然豊かな島国です。

ヨーロッパ系移民が7割を占めていますが、先住民のマオリ系、ポリネシアやアジアからの移民など、多種多様な人々が暮らす他民族国家で、留学生の受入れにも積極的です。

最大都市オークランドには人口の3分の1が集まっていますが、少し足を伸ばせば大自然が広がる環境で都会的な娯楽が少なく、勉強に集中できる環境といえます。

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韓国

グルメや美容、K-POPなど世界から注目を集める韓国は留学生にも大変人気の高い国です。

韓国は家具・家電の設備が整った個室の宿舎が充実しているほか、大学付属の語学学校で奨学金制度があるところが多いのも特徴です。

勉強に集中できる環境が整っていて、奨学金のチャンスがあることで世界中から多くの留学生が集まります。

日本からは片道数万円以内で渡航できる近さながら、世界中の留学生と出会えるのも魅力の1つです。

アイルランド

アイルランドはイギリスの西に位置する島国で、北海道と同じくらいの国土に豊かな自然が広がり、ケルト文化や妖精の伝説が息づく魅力溢れる国です。

他の英語圏に比べ日本人が少ないことから、近年日本からの留学先として人気を集めています。

音楽、パブ文化、スポーツなど生活の楽しみも多彩で、豊かな自然と文化を満喫できるのもアイルランド留学の魅力です。

ヨーロッパの中では比較的治安がよくフレンドリーな国民性でもあり、留学生が安心して過ごせる環境が整っています

ハンガリー

中欧に位置するハンガリーは、古典から現代に至るまでヨーロッパの芸術と文化が行き交う中心地として繁栄してきました。

首都ブダペストは人口170万の大都市で、欧州で最も美しい都市の1つに数えられ街全体が世界遺産に登録されています。

内陸性の気候で四季があり、年間を通して降水量は少なめです。夏と冬の激しい寒暖差があるもののジメジメはしていません。

公用語はハンガリー語ですが、若い世代では英語も広く使われていてドイツ語を話す方も多いです。

台湾

日本と経済的・文化的につながりが強く、日本人の旅行先としては定番の台湾ですが、ワーホリでの滞在も人気があります。

首都の台北はもちろん、南部の古都・台南や豊かな自然と先住民の文化が残る台東など、各地に特色があるのも魅力です。

日系企業が数多く進出していることや治安が良いことから、海外なのに日本で暮らしているかのような安心感があるのも日本人に人気の理由です。

公用語は中国語ですが、繁体字を使用するなど中国本土とは異なる部分があるため、区別して「台湾華語」とも呼ばれます。

イギリス

深い歴史と豊かな文化遺産、壮大な自然景観とが融合するイギリスは、いわずと知れた人気の留学先です。

オックスフォードやケンブリッジといった世界に名だたる大学が高い教育水準を象徴していて、ワーホリや語学留学だけでなく、大学進学先として世界中の留学生が目指しています。

イギリスのワーホリビザは2年間有効で、2024年から発給枠数が1,500から6,000と大幅に増えています。応募の抽選も撤廃され先着順になったため、チャンスが広がりました。

フランス

フランスは伝統と現代文化が共存し、芸術と文化の聖地として常に世界から注目される存在です。

経済・文化の中心地である華やかなバリ、美食の都として名高いリヨンなど、各都市が独自の魅力を放っています。

フランス語は国連やオリンピックで英語に次ぐ公用語として使用されている世界的な言語で、多くの留学生が学んでいます。

政府が高等教育にかかる費用の大部分を負担しているため学費が安く、日常生活のさまざまな場面で学生割引があるのも留学先として人気の理由です。

ドイツ

ドイツは革新的な技術と豊かな歴史が融合する国で、世界中の留学生を魅了しています。

大学などの高等教育の授業料は留学生でも基本的に無料で、かかっても格安なことに驚く方も多いでしょう。

また数多くの世界遺産が物語るように、クラシック音楽、美術、演劇、建築、文学などの歴史的文化や芸術を誇る国でもあります。

世界トップレベルの教育を格安で受けられ、日常生活に根付く芸術や文化を楽しめる、留学先として大変魅力的な国といえます。

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もっと多い!ワーキングホリデー協定国(ワーホリ可能な国)一覧

ワーホリは二国間・地域の協定に基づき、相手国の青少年に対して一定期間の休暇と滞在費を補うための就労や語学学校などでの就学を認める制度です。

各国・地域との協定によって多少違いはありますが、申請時の年齢が18~30歳の方が対象で、多くの国・地域で1年間の滞在が認められています

2023年8月時点で日本は29カ国・地域と協定を結んでいます。

アイスランド カナダ チリ フランス
アイルランド 韓国 デンマーク ポーランド
アルゼンチン スウェーデン ドイツ ポルトガル
イギリス スペイン ニュージーランド 香港
エストニア スロバキア ノルウェー ラトビア
オーストラリア 台湾 ハンガリー  リトアニア
オーストリア チェコ フィンランド

参考:外務省HP

ワーキングホリデー目的で渡航する国を選ぶ時に比較したいポイント

各国によってワーホリで滞在する魅力はさまざまで、どの国へ渡航しようか迷う方も多いでしょう。

そこで、ワーホリする国を選ぶ際のポイントを4つ紹介します。

ワーホリビザの申請条件・取得難易度

ワーホリビザの申請にかかる条件や、ワーホリビザでの活動制限には国よって多少の違いがあります

就学・就労の期間に上限を設けている国もあるため、気になる国の要件を確認しましょう。

申請にかかる条件|年齢・発給上限・申請費用など

ワーホリにおすすめの5ヶ国に関するビザ申請要件は以下のとおりです。

国名 年齢制限 発給上限 申請費用 申請場所 詳細
オーストラリア 申請時18~30歳 制限なし 635豪ドル(約62,200円) オーストラリア移民局
(オンライン)
オーストラリア移民局HP
カナダ 申請受理時18~30歳 6,500 357加ドル(約39,300円) カナダ移民局(オンライン) カナダ移民局HP
ニュージーランド 申請時18~30歳 制限無し 観光税35新ドル(約3,150円) ニュージーランド移民局(オンライン) ニュージーランド移民局HP
韓国 申請時18~30歳 10,000 無料 韓国大使館・領事館(直接提出) 韓国大使館HP
アイルランド 申請時18~30歳 800 16,200円 合同会社 VFS サービシズ・ジ
ャパン(郵送)
アイルランド大使館HP

※1豪ドル=98円、1加ドル=110円、1新ドル=90円計算

発給上限がないオーストラリアやニュージーランドは比較的スムーズにビザが取得できますが、発給上限がある国は注意が必要です。

特に、ワーホリ先として人気のカナダや、発給数が少ないアイルランドでは、申請受付期間が設けられているので必ずチェックしましょう。募集より多くの申請が集まった場合は抽選となります。

ちなみに、カナダのワーホリビザは厳密にいうと「就労許可証」です。

カナダ政府のInternational Experience Canada(IEC)というプログラムの一環で、若者にカナダで働く機会を与えることを目的としています。

取得後に関わる条件|有効期限・就労期間・就学制限など

以下は取得後の活動に関わる条件の一覧です。

国名 有効期限 最大滞在期間 就労時間 就労期間 就学制限
オーストラリア 1年 条件により3年まで延長可 制限なし 同一雇用主のもとで6ヶ月以内 4ヶ月まで
カナダ 1年 1年 制限なし ビザ有効期間内で制限なし 6ヶ月まで
ニュ-ジーランド 1年 条件により1年3ヶ月まで延長可 制限なし ビザ有効期間内で制限なし 6ヶ月まで
韓国 1年 1年 週25時間まで ビザ有効期間内で制限なし ビザ有効期間内で制限なし
アイルランド 1年 1年 週39時間まで ビザ有効期間内で制限なし ビザ有効期間内で制限なし

有効期限は原則1年ですが、オーストラリアやニュージーランドは件に合致する場合に期間の延長が認められます

就労期間は制限なしの国が多いですが、オーストラリアは同一雇用主のもと6ヶ月以内と厳しいため注意しましょう。

また、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドなど英語圏の国で就学制限が設けられています。

これらの国で語学学校に通うつもりの場合、就学制限を意識して計画を立てる必要があります。

現地でできる仕事・就きやすい職種

アルバイト先の候補も、国の特色が表れます。

ワーホリで留学生が就ける仕事にはどのようなものがあるのか国別に確認しましょう。

語学力や専門スキルがあるかによっても就労先の選択肢が変わるので、比較的就きやすい仕事と語学力・専門スキルが必要な仕事に分けて紹介します。

比較的就きやすい仕事

こちらは、語学力に関わらず比較的見つけやすい仕事の一例です。

国名 仕事・職種
オーストラリア ・日本食レストランの店員
・お土産ショップの店員
・フルーツピッキング/農作業
カナダ ・日本食レストランの店員
・お土産ショップの店員
・ベビーシッター
・住み込みのお手伝い、家政婦
・美容師(経験者)
・ヘルパー
ニュージーランド ・日本食レストランの店員
・お土産ショップの店員
・フルーツピッキング/農作業
韓国 ・日本食レストランの店員
・お土産ショップの店員
・デパート・免税店の店員
アイルランド ・日本食レストランの店員
・ホテル・レストランの清掃員

日本食レストランの店員やお土産ショップの店員は、語学力がまだ高くなくても採用の可能性があります。

また、オーストラリアやニュージーランドなどの農業が盛んな国では、農園に住み込みでフルーツピッキングの仕事に就ける場合もあるでしょう。

オーストラリアは同一雇用主のもとで6ヶ月以内という就労要件がありますが、その他の国なら、途中で仕事を変えることもできます。

始めはハードルが低い仕事をしながら語学学校に通い、後半は語学力が必要な仕事にチャレンジするのも選択肢の1つです。

語学力・専門スキルが必要な仕事

こちらはより高い語学力や専門スキルが必要な仕事の一例です。

国名 仕事・職種
オーストラリア ・ツアーガイド
・オフィスワーカー
・現地のレストランやショップ店員
・ベビーシッター
・日本語教師アシスタント
カナダ ・現地のレストランやショップ店員
・オフィスワーカー
・日本語教師アシスタント
・ツアーガイド
・ホテルスタッフ
ニュージーランド ・ツアーガイド
・現地企業のオフィスワーカー
韓国 ・日系企業でのオフィスワーカー
・マッサージ師/美容師(経験者)
・翻訳/通訳スタッフ
・ホテルスタッフ
アイルランド ・ツアーガイド
・オフィスワーカー
・日本語教師アシスタント

十分な語学力があれば、現地企業・日系企業でのオフィスワークや、観光地でのツアーガイドなど、語学力を生かして高度なコミュニケーションが必要な仕事にもチャレンジできます。

また、オーストラリアやカナダ、アイルランドでは日本語教師アシスタントも人気です。

ただし、韓国の日本語教師はワーホリビザでの就労が禁止されているので注意しましょう。

物価・時給・収入の状況

各国のお金事情もワーホリ先を選ぶ重要な指標です。

下表に各国の最低賃金を一覧にまとめました。

国名(都市名) 最低賃金/時間
日本(東京) 1,113円
オーストラリア 23.23豪ドル(約2,280円)
カナダ(トロント) 16.55加ドル(約1,820円)
ニュージーランド 23.15新ドル(約2,080円)
韓国 9,620ウォン(約1,060円)
アイルランド 12.70ユーロ(約2,032円)※20歳以上

※1豪ドル=98円、1加ドル=110円、1新ドル=90円、1ウォン=0.11円、1ユーロ=160円計算

上表で比較すると、オーストラリアやニュージーランド、アイルランドは日本や韓国のほぼ2倍あり、カナダも1.6倍と高いことが分かります。

ただし、最低賃金が高い国は、それだけ物価や消費税も高い傾向があります。

特に北米やヨーロッパは物価が高く、外食すると日本の2倍以上の予算が必要です。

オーストラリアやニュージーランドはヨーロッパほど物価は高くないですが、日本の1.5~2倍程度といわれているため、収入の見込額と合わせて検討するといいでしょう。

街の雰囲気・治安・時差

街の雰囲気や治安も渡航先を決める大きなポイントです。

日本人に人気のオーストラリアやカナダは移民を積極的に受入れていて、外国人に寛容な雰囲気があり、治安も安定しています。

どちらの国も広い国土に大都市と豊かな自然を誇り、都会的な生活と自然に囲まれた生活のどちらも贅沢に味わえます。

ニュージーランドも比較的治安が良い国として知られ、豊かな自然と共存するスローライフを堪能できるでしょう。

韓国は軽犯罪率が日本より高いといわれますが、貴重品を体から離さないなどの基本的な防犯意識を持っていれば問題ありません。

アイルランドはヨーロッパの中では比較的安全に過ごせる上、都会ながらもゆったりとした雰囲気が魅力です。

参考に、各国と日本の時差は以下のとおりです。

国名(都市名) 日本との時差
オーストラリア(シドニー) +1時間(サマータイム:+2時間)
カナダ(トロント) -14時間(サマータイム:-13時間)
ニュージーランド +3時間(サマータイム:+4時間)
韓国 なし
アイルランド -9時間(サマータイム:-8時間)

特に日本との時差が大きいのは北米です。カナダは国内でも最大4時間の時差があり、バンクーバーはトロントよりさらに3時間遅くなります。

ワーホリでおすすめ・人気の職業を紹介

日本で専門知識や技能を持っている方は、ワーホリでもスキルを生かして働くチャンスがあります。

特にワーホリで生かせるスキル、人気の職業をチェックしましょう。

看護師・アシスタントナース

日本で取得した看護資格や経験を生かして、オーストラリアやニュージーランドの病院で働く看護留学が人気を集めています。

例えばオーストラリアの場合、アシスタントナースと呼ばれる看護助手として働くのも1つの選択肢です。

アシスタントナースになるにはTAFEや専門学校でCertificate Ⅲ in Health Services Assistanceなどの資格取得が必要ですが、多くの場合は半年間で取得できます。

オーストラリアの看護師は基本的に残業がない上に給与面の待遇が良く、アシスタントナースでも時給25~30豪ドル(約2,450~2,940円)の高い収入が期待できます。

※1豪ドル=98円計算

オーストラリアのバイトの時給相場を詳しく見る

保育士・チャイルドケア

看護留学と並んでワーホリで人気の高い職業が保育士・チャイルドケアです。

オーストラリアの場合は、「カジュアル」と呼ばれる保育補助であればCertificate Ⅲ in Early childhood Education and Careの資格を取得すると、保育園で働けます。

Certificate ⅢはTAFEや専門学校で半年間で取得できることが多く、在学中からインターンで働ける場合もあります

また、カジュアルは有給休暇がなく仕事が不定期ですがその分給与が高く、Certificate Ⅲ保有なら時給32.73豪ドル~(約3,200円~)と給与が高めなのが魅力です。

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ITエンジニア

日本でIT関連企業で働いている方なら、ワーホリでもITエンジニアとしての採用が期待できます

ITエンジニアの需要は世界中で高まっていて、給与水準も高いのが特徴です。

例えば、オーストラリアのITエンジニアの平均時給はシドニーで47.42豪ドル(約4,670円)、キャンベラでは56.48豪ドル(約5,540円)と、最低賃金の2倍以上あります。

現地の企業で働くには相応の英語力が必要ですが、語学学校に通うなどしっかり対策をすれば、ITエンジニアとして高い収入を得ることも夢ではありません。

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調理師

調理師もワーホリで人気の職種の1つです。

英語力と一定の経験があれば、調理師資格を保持していなくてもキッチンスタッフとして働けます

さらに、専門学校などで資格を取得すると、給与アップや将来的な永住権取得も期待できる魅力的な職業です。

例えば、オーストラリアでは中長期的戦略技能リストに載っている職業に就くと永住権獲得につながりやすいとされていますが、CookやChefもこのリストに載っています。

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自由に活動できるワーホリだからこそ、さまざまな選択肢があって滞在先に迷ってしまうものです。

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語学学校の手配やビザ申請手続きなど、トータルでサポートするので、安心しておまかせください。

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ワーキングホリデーに参加する際にかかる費用をシミュレーション

ワーホリは現地で働いて稼ぎながら過ごせるため、語学学校や大学に通うだけの留学とは想定すべき費用も異なります。

一例として、1年間オーストラリアにワーホリで滞在した場合にかかる費用は以下のとおりです。

渡航前の支出 約28~34万円
渡航後の支出 19,130~21,554豪ドル(約187~211万円)
収入
(最低賃金23.23豪ドルで週38時間、9ヶ月働いた場合)
34,426豪ドル(約337万円)
合計収支 +約92~122万円

渡航前の支出は主に、ビザ申請費用やLCCの航空券代、留学保険料にかかる費用です。

渡航後は、シドニーの語学学校に3ヶ月通った後に3ヶ月働き、その後半年をケアンズで過ごした場合で、滞在先はシェアハウスを想定しています。

渡航前後でかかる費用は約215~245万円ですが、現地で9ヶ月働くことを想定した場合、最低賃金でも約337万円の収入になるため、合計収支はプラスになります。

予定外の出費に備えてある程度の自己資金は必要ですが、1年間のワーホリの場合、赤字になる可能性は低いです。

ただし、ビザ申請時に5,000豪ドル(約49万円)+帰りの航空券(約50~60万円)の残高証明が必要なため、最低限100~110万円は用意するようにしましょう。

※1豪ドル=98円計算

実際にワーホリへいく際の流れ

計画段階から実際の渡航までの流れを事前に確認しておきましょう。

こちらはオーストラリアでワーホリをする場合の流れです。

計画~ビザ申請 ・ワーホリする目的を明確にする
・現状の英語力を把握して学習を始める
パスポートを取得する
・ワーホリビザ(Subclass417)を申請する
ビザ申請後~渡航直前 ・滞在する都市・時期・期間を決める
・滞在先への交通手段(航空券)・宿泊先を予約する
・語学学校・大学を選んで入学の手続きを行う
・海外旅行傷害保険に加入する
・滞在中に必要な生活用品を準備する
・車を運転したい場合は国際運転免許証を発行する
渡航後 タックスファイルナンバー(TFN)を発行する
・現地の銀行口座を開設する

まず大切なのは、ワーホリの目的を考えることです。目的が定まっていない方は、具体的に何に興味があるのか、何を学びたいのかを掘り下げて考えてみましょう。

目的が定まると、現地でどのような仕事をしてみたいか、それにはどのくらいの語学力が必要か、などが明確になっていきます。

大まかな計画を立てたらビザを申請し、具体的な学校や滞在先も決めていきましょう。

渡航直前には、保険に加入したり現地で使う生活用品を準備したりする必要もあります。

また、タックスファイルナンバー(TFN)の取得や現地の銀行口座開設は、渡航後に行う手続きです。事前に手続き方法を調べておき、到着後すぐに対応できるよう備えておくといいでしょう。

ワーホリでよくある失敗談から学ぶ今からやっておくべき対策

男 悩む

現地で学んだり働いたり、自由に計画できるワーホリだからこそ、失敗談もよく聞かれます。

よくある失敗談を3つ紹介するので、今からしっかり対策しましょう。

日本と現地のそれぞれで行う申請・手続きを把握し準備を進める

よくある失敗談の1つが準備不足です。

ビザ申請や語学学校の入学手続きなど、出発前にはさまざまな手続きがあります。

時間に余裕を持って取り組まないと、やむを得ず出発を遅らせたり、現地でも手続きに追われてすぐに働けない事態になりかねません。

出発前と到着後に行うべき手続きを事前に把握し、必要書類などの準備を着実に進めましょう。

日本と現地のそれぞれで行う手続きについて、オーストラリアを例に取り上げます。

日本での手続き 現地での手続き
・パスポートの取得
・ワーホリビザ(Subclass417)の申請
・留学資金の準備
・語学学校の入学手続き
・滞在先の手配
※有給プログラムへの申し込み
・往復の航空券の予約、滞在先までのアクセス確認
・国際運転免許証の取得
・海外旅行傷害保険の加入
タックスファイルナンバー(TFN)の発行
・現地の銀行口座の開設
・格安SIMの購入
・アルバイト探し

基本的にはほとんどの手続きを日本で行います。

職探しに関しては、アルバイトを現地で探す方も多いですが、看護留学などの有給プログラムに申し込む場合は日本で仕事を決めてから渡航できるので安心です。

スムーズにワーホリが始められるよう、しっかり準備して臨みましょう。

ワーホリでうまく稼げない場合に備えて余裕を持った金額の貯蓄をしておく

現地で順調に働ければ給与で留学費用をまかなえますが、思うように仕事が決まらなかったり、時間数が少なかったりして稼げない場合もあります。

しっかり資金を準備しておかないと、貯金が尽きて早々に帰国を余儀なくされる場合もあります。

現地で働く場所がすぐに決まるか、決まっても十分に稼げるか分からないことを考慮し、最低限の資金はしっかり準備しておきましょう。

ビザ申請時には少なくとも5,000豪ドル(約49万円)+帰りの航空券(約50~60万円)の残高証明が必要です。

最低限この金額は用意するようにし、できれば数カ月分の生活費を貯金しておきたいところです。

採用率アップや時給高い職種に就くために英語を勉強する

現地の仕事探しに大きく影響するのが英語力です。

英語力がある程度ないと仕事が決まらない、仕事があっても賃金が低く予定より稼げない事態になってしまいます。

英語力が高ければ企業でのオフィスワークやツアーガイドなど、高度なコミュニケーションが必要な職種にもチャレンジでき、その分給与も期待できます。

語学学校に通う予定があっても、日本でどれだけスキルアップしておくかで語学学校卒業時のレベルに違いがでます。

目安としては、中級レベルのIELTS5.5以上を目指して勉強を進めるといいでしょう。

ワーホリを充実させるためにも、日本にいるうちからしっかり勉強しておくことが大切です。

フィリピンへの語学留学をはさんでワーホリ参加の前に十分な英語力を身に付けるのも手

ワーホリの前半に語学学校へ通う方が多いですが、フィリピンの語学学校に通って2カ国留学するのもおすすめです。

フィリピン留学は、欧米圏と比較して3分の1程度の費用で留学できる上、語学学校は全寮制が多く、海外に慣れていない方の最初の渡航先としても最適です。

フィリピンの語学学校でしっかり英語力を高めてからワーホリ先の国へ渡航することで、より時給の高い仕事や、希望の職種で働ける可能性が広がります。

また、英語力があれば、ワーホリ先で友達を作るのに困らなかったり、銀行などの手続きが円滑にできたりするなど、ワーホリ生活をよりスムーズにスタートできるでしょう。

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ワーホリ前の準備から現地でのサポートまでタビケン留学にお任せください

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