留学に必要な英語力はどれくらい?海外で通用する英語資格のレベ...
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難易度:★★★☆☆ | 所要時間:30分間
こんにちは!YURIです。
大人気シリーズの「現地就職への道」第3弾、今回は後編です!!
このシリーズは、オーストラリアの現地企業で活躍されている日本人に「どうやってその仕事に就いたのか」という就職への道を、留学生・ワーキングホリデーの皆さんに代わって直接インタビューさせていただき、その真相を探っていく、まさに特攻型の企画です。
前回に引き続き、『広告代理店でグラフィックデザイナー』として働く傍ら、『アーティスト』としても活躍するけんたろうさんにお話を伺いました。
前回のお話はこちらから。
それでは、後編行ってみましょう!引き続き「現地就職の先輩」はこの方です。
プロフィール
名前:Kentaro Yoshida
役職:イラストレーター/グラフィックデザイナー
会社:M&C SAATCHI
つよし:大学時代からサーフボードに絵を描いていたり、壁にペインテイングしたりしていたとおっしゃっていましたが、そのようなアーティスト活動は大学からの流れでそのまま続けていたんですか?
けんたろう:就職してからは、たまに(絵を)描いていたんですけど、ある時自分の生活が崩れた時期があり、その時にまた真剣に絵を描いてみようと思うようになりました。ちょうど同時期に引越しをする機会があり、ずっと夢だった、仕事をする部屋(仕事場)を家に持つようになりました。
つよし:そうなんですね。
けんたろう:はい。そして、たまに絵を載せていたInstagramを、もう一度仕事として発信して行ってみようと思いました。
つよし:Instagramで自分の作るものを発信して行ったのですね。
けんたろう:そうですね。またローカルのグループショーなどにも積極的に参加するようになり、ライブペイントをサーフィンの大会などでするようになってから他の人とも繋がるようになりました。
つよし:そこからいろんなアーティストの方と繋がっていったんですか?
けんたろう:はい。そのようなイベントで知り合ったアーティストやこれまでInstagram上でしか知らなかったアーティストの方に直接会いに行くようになりました。
つよし:へーそうなんですね。
けんたろう:その後、個展を開いたり、クリエイターをコンサルしている会社からインタビューを受けるようになったりしました。
つよし:少しずつ段階を踏んで仕事が増えてきたんですね。
けんたろう:そうですね。最初はサーフボードに絵を描くことから始まりましたが、今ではPCやiPad上で描いて、それでお金がもらえるようになりました。そうしていくうちに、Billabong(*)やConverse、UNIVERSAL SONYなど、大きな会社とコラボレーションできるようになりました。
(*Billabong:オーストラリアのサーフブランド)
つよし:そういった(大手の)仕事はどうやって増えてきたんですか?
けんたろう:Instagramが成長してきて、いろんなアーティストの方や様々なブランド企業にフォローをしてもらうようになり、仕事のオファーも受けるようになりました。
つよし:個展もされたとお伺いしましたが。
けんたろう:はい。13年間、自分1人で海外生活をしてきた時間をテーマにして「ソロ(SOLO)」という個展を開きました。実際、いろんなブランドとコラボレーションをしている方が自分の発信を見てくれる方々から反応があるかと思っていたんですけど、そうじゃなくて、自分自身を表現していた方が良い反応をもっといただけるということがわかりました。
つよし:へー!反響はどうでしたか?
けんたろう:シドニーの若手の登竜門的なギャラリースペースで一晩だけ行ったんですけど、満員御礼で…、絵もTシャツなどのグッズも全て完売しました。びっくりしましたね(笑)
つよし:根こそぎ持って行かれたんですね(笑)
けんたろう:はい 。そして、個展後も新しいクライアントからオファーをいただくこともでき、仕事の幅が増えました。
つよし:作品を通してけんたろうさん自身の人間味のある部分を見ることが新鮮だったんですかね。
けんたろう:そう言ってもらえたら嬉しいですね。ブランディングやマーケティングの部分でもそうですけど、自分自身の見せ方を考えて、客観視することがすごく大事だと感じています。また、ジョージア・ヒル(Georgia Hill)というシドニーの売れっ子アーティストの女の子が「常に何をしていて何を考えているかを表現して発信することが大事」って言っていて、僕もそうだと思うんです。
つよし:そうですね〜。
けんたろう:自分のオーディエンスを意識しながら、自分を客観視して仕事をしていると反応は成長していくと思います。
Photo by Rumi Matsuzawa
つよし:フルタイムの仕事があるからこそアーティストとしての活動もしっかりできたのかもしれないですね。
けんたろう:そう思いますね。フルタイムの仕事で安定した収入があるからこそ、それ以外の時間にやりたい仕事ができ、(仕事を)選べるというのもありますね。24時間フルタイムのアーティストってかっこいいと思うし、最終的には僕もそうなりたいと思うんですが、その場合お金のためにやりたくない仕事もやらないといけなくなることもありうると思うんです。また、働いている広告代理店を通してアーティストとしての仕事を得ることもありました。
つよし:相乗効果がすごいですね。「二兎追うものは一兎も得ず」ではなく、二兎追えばいろんなものがついてきましたね(笑)
けんたろう:そうですね(笑)デザイナーをしているからこそ自分の魅せ方を統一することを心がけれて、広告代理店で働いているからこそいろんな企業との繋がりができるという感じですね。
つよし:けんたろうさんはやりたいことを仕事にされていますが、「楽しむこと」のキーポイントはなんだと思いますか。
けんたろう:やっぱり英語ですね。英語ができると住みたいか住みたくないかの前に、海外に住むことが楽しいか楽しくないかが変わると思います。
つよし:自分の周りの環境をまず楽しくすることが大事ですよね。楽しいことは「した方が良い」ではなくて、楽しいことをする「べき」だと思います。
けんたろう:そうですね、特に海外でローカルの中で楽しいことをするためには英語はとても重要です。合理的に海外で生活するには。生活も楽になると思います。
広告代理店で働く傍ら、アーティストとしても大活躍中のけんたろうさん。隙間時間に絵を描き続け、楽しみながら両立されているようです。
楽しいこと、やりたいことを仕事にするためには英語を使うことで海外生活に馴染むことも大切ですが、その上で楽しいと思うことを見つけることがポイントですね☆
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Instagram: https://www.instagram.com/kentaro_yoshida/
Instagram User Name: @kentaro_yoshida
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