食の都シドニー
フィッシュ&チップスをはじめ、イタリアン、フレンチ、中華、韓国料理、タイ料理etc…
シドニーでは世界各国の料理が楽しめます。そして、その料理で使われる魚、オイスター、エビなどのシーフードはほとんど世界有数の魚市場「シドニーフィッシュマーケット」から来てるんです!!
そこで、今回はシドニーフィッシュマーケットの端から端まで調べた筆者が
大きく分けてこの5項目+便利でお得な情報をご紹介します!
この記事を読まずに、フィッシュマーケットに行くのは勿体ない!この記事を読んでから行けば余すことなくフィッシュマーケットを堪能できます!
南半球1、そして世界2位の水揚げ高を誇るシドニーフィッシュマーケット!
(ちなみに、1位は日本の築地市場です。)
シドニー内で食べれる魚介類はすべてこのフィッシュマーケットから市場に回ります。それ故に、フィッシュマーケットにある魚介類が一番新鮮!
シドニー内にある普通のスーパーではなかなか見つけられない魚もたくさんあります。
住所 Bank St & Pyrmont Bridge Road, Sydney NSW 2009
営業時間 7時~16時半(各店により前後あり)
フィッシュマーケット内の地図
今回はすべてセントラルから出発する仮定でご紹介します。
分かりやすいので、1番おすすめの交通手段です。
セントラル駅から出ているL1 Dulwich Hill Lineのライトレールに乗ります。
まずセントラル駅に着いたらGround ConCourseに向かいます。
すると、
赤いⓁのマークはライトレールの記号なのでここから外に出ます。
ここを出るとすぐライトレールの駅です。
乗ったらFish Market駅まで約15分ほどでつきます。
駅に着いたら、反対側のホームまで行きます。
反対側のホームに行くと階段があるので、上っていきます。
階段を上がりきると左手側に横断歩道があります。ここを渡って、左に進むとフィッシュマーケットに到着です。
この写真の奥の水色の建物にお店が集中してます。
セントラル駅のGround ConCourseのFlight Centerがある方の出口から外に出ます。
道に出たら右に曲がって進むと、右手側にBelmore Parkという公園があり、左手側にバス停(Pitt St opp Barlow St)が見えてくるのでそこから501系のバスに乗ります。
そこからフィッシュマーケット近くのバス停(Miller St opp Jones St)で降りましょう。
そこから道なりに沿って歩きくと、上記の横断歩道が出てきます。
※バスで行かれる方は降りるバス停が分かりづらいので、google mapなどを使って自分の現在地を見ながら移動しましょう
セントラル駅からだとだいたい30分程度で、ずっと大通りに進んでいくだけなので散歩がてら行くのが好きな人にはお勧めです。
Uberでセントラル駅からフィッシュマーケットまで8ドル~11ドルほどです。
最も混むのはやはり、日曜日のお昼の時間帯。理由は
・Opal Cardが日曜日はどんなに使っても2.5ドル
・中国人観光客の増加
この2つの要因で日曜日のお昼は激混みです。この時間帯はテイクアウトしたものを食べる場所取り、車で行く場合は駐車スペース確保にかなり手こずります。
もし、駐車場にいくつか大型のツアーバスが停まっていたら、それは確実に中国ツアー団体客のバスです。よって、メインの建物内は激混みです。頑張ってください。
平日は週末に比べて混んでないので、人込みが苦手な方は平日に行くことをお勧めします。
フィッシュマーケットに来たら絶対食べるべき牡蠣!オイスター!
みんな観光客の人たちは買って食べています。
おそらく、ふら~っと歩けばすぐ見つかります。
どこのお店もOYSTER BARとセクションを作っているので上のほうにある看板を目印に探してみてください。
ぜひ、ROCK OYSTER(岩牡蠣)と表記されているものを買いましょう。
おそらくこの味はシドニーでしか食べられないと思うぐらいに、日本人の知っている牡蠣と味が違います。
PACIFIC OYSTER(真牡蠣)と表記されているものが世界的に食されている牡蠣で、日本人の知っている味の牡蠣です。
なので、両方買って食べ比べてみるのもいいですね♪
残念ながら、オイスターは1個単位では買えません。
半ダース(6個)か1ダース(12個)単位でのみ、購入可能です。
表記されてる値段は1ダース分なので、半ダースで買う場合は表記価格の半額です。
なので、上記の写真のオイスターは12個で30ドル、6個で15ドルです。
フィッシュマーケットでは基本的に刺身用に切られてパックされたものは置いてません。
大きい魚の塊のセクションがあるのでそこに行きましょう。
欲しい量を言って、刺身用に切ってとお願いするとスライスしてくれます。
*これ意外と知らない人が多い
ただ、結構切り方が雑ですごく薄く切られたりもするらしいです。
刺身やオイスターの他に、調理されているシーフードもたくさんあります。シドニー名物フィッシュ&チップスも売っているので食べることができます。
ソースは置いてあるのですが、フリー品ではなく別売りなのでレジのところで購入してください。
フィッシュマーケットでは、シドニー特有の新鮮なシーフードがあります。
さらに、スーパーなどで買うよりも値段もお手頃なのです!!
フィッシュマーケット内のものがどれぐらい安いのか、シドニー内の大手スーパーで売っている商品と比較してみました。
商品目 | Coles | フィッシュ・マーケット |
ジャンボ・ブラックタイガー(エビ) | 約38ドル | 約30ドル |
ASCサーモン | 約33ドル | 約25ドル |
*値段は1キロ当たりの値段です。
フィッシュマーケット内でも店舗によって値段のばらつきが結構ありますが、2割程安いかと思います。そして何よりスーパーより新鮮なので行かなきゃ損!
それは、ここDE COSTI SEAFOODにあります。
ライトレールのFisk Market駅側からフィッシュマーケットに入った際に、メインの建物より先にこのお店が現れます。
そして、お店の奥まで進むと・・・
このマグロとサーモンの切り落としです。
お値段は1キロ17ドル!
私は以前300グラム買いましたが、値段はたったの5ドル10セント!
ちなみに、300グラムは友達と2人で食べきれないほどです。スーパーでサーモンの切り身1枚買ってだいたい同じぐらいの値段なので安っっいです!!
フィッシュマーケット内外にテーブルがあるのでそちらで食べます。
けれど、シドニーをよく知る人たちはみんなフィッシュマーケットの中で食べることをお勧めします。なぜかと言うと人間の食べ物を狙うカモメがフィッシュマーケットの周辺にはそこら中にいるからです!
「自分の目の前においてたのにカモメにとられた・・・」
「箸でつかんでいたものをカモメにとられた・・」
などなど・・・。
カモメに気を使わずにゆっくり食べるのを楽しみたい場合はぜひ、フィッシュマーケット内で食べましょう。
けれど、フィッシュマーケットの外にある港はとても素敵なので写真を撮るにはいいと思います。
こんな感じに漁船がたくさん停まっています。
フィッシュマーケットの敷地内には、シーフード以外を取り扱っているお店があります。そこから8店舗ご紹介します。
駐車場を挟んで、メインの水色の建物の真逆に位置しています。
フィッシュマーケットなのになぜか肉屋があります。それも、スーパーで見かけたことない肉の塊を売っています。
このほかにも、ソーセージやビーフジャーキーなんかも売っています。
ここはメインの建物内と違い、日曜日でも割と空いていてゆっくり商品を吟味できます。
メインの建物の一番奥に位置している八百屋。バラエティ豊かなフルーツや野菜を取り扱ってます。特に値段が安いというわけでもありません。強いて言うなら、チャイナタウンのマーケットでも見つけられなかったマンゴスチンが売ってます。
ここではシドニー内の飲食店のオーナーたちが、レストラン用にシーフードを買ったついでにそれに合う野菜やフルーツを買っていくそうです。
上記の果物屋の正面にジュースバーと、フルーツの入ったヨーグルトやチョコレートがけのフルーツが売っているお店があります。
フィッシュマーケット以外にも同じお店を見つけることができます。商品によっては他店舗より1.5倍ぐらい値段が高かったりするのでご注意ください。
メインの建物の中をまっすぐ進むと左手側にあります。
なんと、フィッシュマーケットでお酒が買えてしまいます!ここでワインやビールを買って、シーフードを食べながらお酒を飲むのもいいですね♪
※日本人は若く見られがちなので、ここでお酒を買う際には運転免許証やパスポートなど身分証を持って行きましょう!身分証がない場合お酒を買えないケースがあります。
先ほどのボトルショップのお隣にあります。珍しいパンがある訳ではなく、普通のパン屋です。
なぜフィッシュマーケットにパン屋が・・・。
実は、先ほどの八百屋と同様にレストランで使うシーフードを買ったついでに、ここでまとめてパンを買っていく方たちがいるらしいです。
さらにその隣にはチーズの専門店があります。シーフードもチーズもお酒もフィッシュマーケットで楽しめちゃうんです!
オーストラリア人はチーズ大好き!スーパーでも日本では考えられないほど数の種類のチーズが売られています。
私のオージーの友人曰く、
「オーストラリアでチーズを食べるならチェダーチーズを選ぶべき!」
だそうです。
シーフードのついでにオーストラリアのチェダーチーズを試してみては?
外の飲食スペースにあります。カップやコーンに入れるタイプのアイス、市販のアイス、コーヒーを売っています。ちなみに、先ほどのBlackwattle dellでも大きめのアイスを売ってます。
子供連れの家族がよくここでアイスを買っていってます。
夏場のシドニーは本当に暑いので、デザートにアイスもいいですね。
メインの建物に入るとすぐ見えるところに位置しています。
写真のようなロブスターモチーフのものや、The オーストラリアのお土産品、素人にはどうやって使うのかよく分からない魚や貝に使う調理器具や食器類が売ってます。ちょっと覗いてみると色々あって楽しいです。
フィッシュマーケット内は基本キャッシュでの購入なので、必要な分キャッシュを用意しましょう。しかし、フィッシュマーケット内にも2つATMはあるのでご安心ください。
先ほど紹介したお土産屋の隣にあります。日曜日のピーク時間には、みんな引き落とししたいようで列ができいてます。
コモンウェルスのATMより先に進むと、ホットフードを売っているBBQ GRILLの近くに青いATMがあります。こっちのATMは人で埋もれて見つけづらいらしく、並ばずに引き落としできます。
トイレはメインの水色の建物の中と、駐車場近くの外の2か所にあります。
メインの建物の中に入ってまっすぐ進むと、
このおじさんが右手側に出てきます。同じ像が全部で2つあるので、2個目のこのおじさんに注目してください。
その正面にトイレがあります。
ライトレールのFish Market駅側に、オレンジ色の建物DEEP SEAFOOD CAFE & OYSTER BARがあります。写真で、その右隣にトイレがあります。
すべて、予約必須でインターネットからの申し込み可能です。日本人用に行われているものではないので、すべて英語で行われます。
専門のガイドが、普段観光客が行けないフィッシュマーケットの部分を案内してくれます。
Web予約したい方はこちらから→シドニーフィッシュマーケット舞台裏ツアー予約サイト
実は、シドニーフィッシュマーケット内にSydney Seafood Schoolと言う学校があるんです。そこで2~4時間程度で開かれる料理教室の概要をご紹介します。
クラスの時間によって料金が異なります。また、何を作るかも月によって違うので詳しくはウェブサイトを参照してください。(開いたページの右側に「Upcoming Class」の文字があるので、そこから詳細が見れます。)
2時間クラス | 90ドル |
3時間クラス | 130ドル |
4時間クラス | 165ドル |
※この料金に含まれるもの
ちなみに、1番人気のクラスはシーフードBBQだそうです。
Web予約したい方はこちらから→シドニーシーフードスクール 料理教室予約サイト
車で来る際は駐車料金が掛かります
駐車時間 | 料金 |
15分まで | 無料 |
15分~1時間 | $4 |
1時間~1時間30分 | $10 |
1時間30分~2時間 | $16 |
2時間~2時間30分 | $22 |
2時間30分~3時間 | $28 |
3時間~3時間半 | $34 |
3時間半~4時間 | $40 |
4時間~4時間30分 | $46 |
4時間30分~5時間 | $52 |
5時間~5時間30分 | $58 |
5時間30分~6時間 | $64 |
一日の最大請求額 | $64 |
シドニーフィッシュマーケットはそれほど大きくないので、1時間ちょっとあれば十分に楽しめます。
お昼をフィッシュマーケット内で食べないのであれば、1時間以内でも大丈夫です。
向かって左側にあります。
さきほどの、駐車場側のトイレ横にあります。
フィッシュマーケットまでのアクセスは公共交通機関をお勧めしますが、帰りは荷物が多くなってしまってタクシーを使いたい人もいるかもしれません。
タクシーを使いたい方はメインの建物近くのFREE TAXI PHONEを使いましょう。
壁にかかっている電話をとると、タクシーが指定の場所に来る仕組みになっています。
電話をとったら、
近くにあるこの看板があるところまで行きましょう。タクシーが拾ってくれます。
シドニーフィッシュマーケットはとても素敵なところです!安い、新鮮、バラエティ豊かなシーフードがたくさんあります!
まだ、行ったことない人たちは絶対に行くべき場所です。
1度行ったことある人たちには、この記事内でおすすめした安くて新鮮なシーフードやお肉などを買いましょう。家で友達と料理して一緒に刺身にして食べたりしてワイワイ楽しめます。
また、意外とこっちにいる日本人が知らないフィッシュマーケットのツアーや料理教室に参加してみれば、他の人たちが体験していないシドニーライフを楽しめるはずです♪
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