2024年日本人会ゴルフ部9月度例会を開催しました
2024年日本人会ゴルフ部9月度例会リポート 開催日:2024年9月15日(日) 開催場所:Windsor Golf Club 参加人数:12名 …
「ラグビー🏈」と聞いて、ルール複雑・暑苦しい・汗臭い…、そんな先入観から「なんとなく興味が湧かないんだよねー」なんて人がいたら、心の底からもったいない!
ラグビーはポイントさえ押さえておけば、めちゃくちゃおもしろくて、さらにキュンキュンできちゃう魅惑のスポーツなんだって、自称「日本一のラグビーファン」の私、犬飼青空(はる)は主張します!
せっかくオーストラリアにいるんだから、オージーに国民的人気を誇るラグビーも楽しんでみたいと思いませんか?
テレビで普通に観られるゲームの解説や選手のインタビューでは、生のオージー訛りも聞けて英語の勉強にもピッタリ。
そこで、ラグビーファン=ラガールの私に、初心者でも思いきり楽しめるラグビー、そして紳士なラガーマンのすばらしさを、全3回に分けてナビゲートさせてください♡
第1回は、いまさら聞けないラグビーの歴史やリーグの種類、そしてラグビーに関連する名言集をまとめました。後半には、私が独断と偏見で選んだイケメンラガーマンの紹介もあり。最後まで必見ですよ♪
ひとくちにラグビーと言ってもさまざまな種類があり、プレイヤーの人数も違えば、ルールもかなり異なります。まずは、それぞれのラグビーの特徴を(本当はとっても奥深いところを)ザックリと、わかりやすく解説していきます。
まずは、ラグビーの観戦初心者が「これさえ覚えておけば試合が観られる!」最低限2つの共通ルールがこちら♪
要するに、得点をゲットするには、ボールを持って運ぶか、蹴るか、後ろか横にしか投げることができない中で、相手の陣地まで持っていくことになります。ラグビーの攻防は、ここから生まれるわけですね!
(左から、オーストラリアンフットボールとサッカーとラグビーリーグとラグビーユニオンの大まかな違い)
©︎theguardian.com
日本で一般的に「ラグビー」として知られているのがラグビーユニオン。
イングランドで開催されたラグビーワールドカップ(2015)で、格上と言われていた南アフリカ代表を日本がドラマチックな展開で破り、一躍ブームとなったのも記憶に新しいですね。
現在日本を含む5カ国間の国際リーグ「スーパーリーグ」の採用ルールもラグビーユニオンです。
ラグビーユニオンには15人制と7人制の2種類がありますが、基本ルールに大きな違いありません。15人制は大きなフィールドで大勢の選手が攻防を繰り広げるので、とにかくダイナミックで迫力があります。一方、7人制はよりスピーディーに試合が展開されるので、息つく暇さえありません♪
加えて、ポジションによって求められる役割が違うので、お相撲さん顔負けのパワフルでデッカい体格の選手から、骨折れちゃうんじゃない?と心配になるほど細身で俊敏さが持ち味の選手まで、よりどりみどり。
「ラグビーリーグ」の大きな特徴は、13人制で攻守交代のルールがあること。ラグビーユニオンに慣れている日本人にとっては、何コレ?となることでしょう。
「選手たちのケガを防いで長いキャリアで活動できるように」と、ラグビーユニオンのルールからハードな接触や密集戦を極力排除した結果、ボールがどんどん移動していくランニングプレーが主体になっています。
ラグビーリーグにもスクラム*は残っていますが、形式的なので廃止が検討されているとか、されていないとか。
*ラグビーユニオンでは、両チームのフォワードの選手たちがボールを間にして肩を組み押し合うセットプレー。ラグビーリーグでは、押し合わずにボールの所在だけチェックする。
ラグビーユニオンに慣れていた私は、オーストラリアでラグビーリーグ初観戦時にルールがよくわからず戸惑いました。でもラグビー観戦の初心者なら、攻守が明確でボールの所在がわかりやすいラグビーリーグの方が見やすいかも。
それに、オージーには断然ラグビーリーグ派が多いんです! 体をぶつけ合うシーンは少ないものの、当たり負けしない力強さと俊敏さとを兼ね備えた選手が多いので、常にアクセル全開で、スピーディーなゲーム展開にもう夢中❤︎
©︎lifehacker.com.au / ©︎bbc.co.uk
「フッティー」や「オージールールズ」などとも呼ばれる、オーストラリア式のフットボールです。クリケット選手のオフシーズンのトレーニングとして、ラグビーを基にルールが作られたそう♪
サッカーのように走り、ラグビーのようにタックルし、バスケットボールのようにドリブルし、バレーボールのようにジャンプする、球技のチャンポンもとい、さまざまな球技の要素が必要とされます。
楕円形の広ーいグラウンドも特徴!
オーストラリアでは(特にヴィクトリア州では)、ユニオンやリーグ以上にオーストラリアンフットボールが不動の人気スポーツとして知られているのです。
ユニオンやリーグと何が違うの? 細かいルールは? 皆さんの疑問の声が聞こえてきますが……、私もよくわかりません(笑)! ラグビーじゃなくてフットボールだし……。(汗)
上記の他にも、「テンズ」と呼ばれる10人制ラグビーや、リーグを基に作られた初心者向けの「タグラグビー」などいろいろあります。
本記事では日本人にもなじみがあり、ラグビーワールドカップにも採用されているユニオンについてより詳しく紹介していきます。
ラグビーの発祥地はイギリスで、もともと人気だった「フットボール」と呼ばれるスポーツが、今日あるさまざまなラグビーの原型となったと言われています。当時は競技としての統一ルールはなく、両チームのキャプテンが試合前に話し合って、2人でなんとなーく決めたんだとか。レフェリーさえいなかったそうです。
だからこそ、ラグビーはルールを守れる紳士のスポーツなんです。「ルールとはゲームを進める上で共有し、自らを守る大切な約束事」といった根底的な考えがあり、さまざまな種類に枝分かれして形を変えた現代までしっかりと受け継がれています。
体と体を激しくぶつけ合うラグビーだけに、「反則多くて試合が止まるとおもしろくないよね!」という意見を持つ選手も多く、彼らの精神はとても紳士的❤︎
日本では他のスポーツに埋もれてしまいがちなラグビーですが、じつはチームスポーツとしての人気は野球、サッカーに次ぎ第3位! 日本のラグビー競技人口も12.5万人と、世界で4番目に多い人気スポーツです。
そんな日本ラグビー史のバイブスを、チャートでわかりやすくご紹介します!
TVドラマ『スクールウォーズ』の名台詞で、ラグビーというスポーツの精神を表す言葉として日本で定着しています。「みんなは一人のために、一人はみんなのために」と訳されがちですが、本来は「見返りを求めず、誰かのために無心でがんばる」というステキな意味があるそう。
全員が異なる役割を担うラグビーというスポーツだからこそ、誰一人欠けても勝つことはできません。それぞれの個性を活かし、みんなで勝利を掴みにいくラグビーというスポーツを体現する言葉ではないでしょうか。
「試合が終われば勝者も敗者もない」という意味ですが、こちらは日本でのみ普及している言葉。イギリスでラグビーの試合後に、敵味方なくビールで乾杯しながら談笑をする「アフターマッチファンクション」という文化があり、それを見た日本のラグビー関係者が日本で使いはじめたそうなんです。
試合が終われば、敵味方・ポジション・国籍なんて関係なく、互いの健闘を讃え合う。なんて紳士のスポーツ!
「痛み(努力)なくして成果なし」!
自分の体より前にボールをパスすることができないラグビーは、ボールを持ったまま相手側に突撃したり、自己犠牲でボールを生かしたりするプレーが求められます。
時には、相手チームの選手から強烈なタックルを受けて倒されることもありますが、何度でもぶつかって少しずつ前進していくことで、得点を積むことができ、徐々に勝利を引き寄せることができます。
「俺がラグビー界の先頭に出たるねん。大畑大介の存在で世間の人をラグビーに振り向かせるんや!」
日本ラグビー界の広告塔になると常々公言し、ラグビー選手としてのキャリアを引退後も、「スポーツ王No.1決定戦」などのバラエティ番組に数多く出演し、ラガーマンの身体能力の高さとタレント性をお茶の間に広め続けています。
今でも各種メディアに引っ張りだこな大介選手は、2016年にワールドラグビーから「ワールドラグビー殿堂」として表彰もされています。
あらゆる場面でチームのために体を張る仕事人ポジションのフラッカーと、2017年からはラグビーオーストラリア代表のキャプテンも務める花形選手。
15人制の中でも最後尾にいる最後の砦ポジションのフルバックを務める選手。「イジー」の愛称で大人気!
ボールを展開させてゲームを作っていくのが司令塔ポジションのスタンドオフを務める選手。じつは2016年まで日本のリコーでもプレーしていたことがあります。
次回は、「ラグビーユニオンのルール🏈」をもう少し詳しく解説するのでお楽しみに!
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