2024年日本人会ゴルフ部9月度例会を開催しました
2024年日本人会ゴルフ部9月度例会リポート 開催日:2024年9月15日(日) 開催場所:Windsor Golf Club 参加人数:12名 …
ラガールによる初心者向けラグビー観戦ガイドも、あっという間に最終回!
第1回ではラグビーの基本、第2回ではラグビーの簡単なルールと見どころをご紹介しましたが、さっそくテレビやスタジアムでラグビー観戦デビューした人もいるとのこと。ラガール冥利に尽きます♡
最終回は、ラグビー界のオリンピックと言っても過言ではない、世界一のラグビーチーム国を決める大会についてご紹介。
オーストラリアでも日本でも毎回テレビ中継されるほど注目を集めるビッグイベントなので、遠くにいてもリアルタイムで応援しちゃいましょう♡ 2019年に日本にお住いの人なら、世界中のイケメン選手や大迫力のラグビー試合をスタジアムで生観戦できるチャンス!
青空の初心者向けラグビー観戦ガイドを読んで、日本初開催のラグビーワールドカップを思いきり楽しんでくださいね♡
最後に恒例のイケメン特集・世界編もあるのでお見逃しなく!
ラグビーワールドカップは、4年に1度開催される「ラグビー世界一」を決める大会。
なんとオリンピック、サッカーワールドカップに次いで3番目の観客動員数を誇り、世界三大スポーツイベントのひとつとも言われているんです!
そんなラグビーワールドカップの第1回大会は、1987年にニュージーランドとオーストラリアで開催されました。その後、南アフリカやイギリスのウェールズ、フランス、イングランド(前大会)などでの開催を経て、来年2019年にはいよいよ日本で開催されることが決定❤︎
ラグビーワールドカップは、世界約100カ国から勝ちあがった20カ国が参加し、予選リーグと、各予選リーグの上位2カ国による決勝トーナメントの全48試合を、約1カ月半にわたって戦うことになります。予選リーグでは5カ国ずつがそれぞれ「プール」と呼ばれる4つのグループに分かれて戦い、各プールの上位3カ国(合計12カ国)に、次のワールドカップへの優先出場権が与えられます。
そのため、2015年のイングランド大会で各予選プールの3位以上だった12カ国(日本、オーストラリア、ニュージーランド、アルゼンチン、イングランド、フランス、ジョージア、イタリア、アイルランド、スコットランド、ウェールズ、南アフリカ)は、すでに2019年の日本大会への出場が決定済み。
その他の国は、アジアやヨーロッパなどの各大陸に分かれて地区予選を戦い、残り8枠の出場国入りを目指すことになります。
2019年のホスト国である日本は、プールAに組み分けられています。
現在世界ランキング1位のニュージーランドや7位の南アフリカが同居するプールB、2位のイングランドや6位のフランス、9位のアルゼンチンが待ち受けるプールCに比べれば、恵まれた組分け!
まずは、こちらのラグビーワールドカップ成績表をご覧ください♡
開催国 | 優勝 | 準優勝 | 本戦参加数 | 予選参加数 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
第1回 | 1987年 | ニュージーランド・オーストラリア | ニュージーランド | フランス | 16 | 16 |
第2回 | 1991年 | イングランド | オーストラリア | イングランド | 16 | 31 |
第3回 | 1995年 | 南アフリカ共和国 | 南アフリカ共和国 | ニュージーランド | 16 | 52 |
第4回 | 1999年 | ウェールズ | オーストラリア | フランス | 20 | 69 |
第5回 | 2003年 | オーストラリア | イングランド | オーストラリア | 20 | 82 |
第6回 | 2007年 | フランス | 南アフリカ共和国 | イングランド | 20 | 94 |
第7回 | 2011年 | ニュージーランド | ニュージーランド | フランス | 20 | 80 |
第8回 | 2015年 | イングランド | ニュージーランド | オーストラリア | 20 | 80 |
第9回 | 2019年 | 日本 | ? | ? | 20 | ? |
今までの成績から、世界制覇を3度達成したニュージーランドを筆頭に、2度優勝のオーストラリアと南アフリカ共和国が、ラグビーの盛んな国と言えるでしょう。
この国を知らずしてラグビーは語れない! ラグビー世界ランキング第1位のニュージーランド代表。
男子15人制の代表チームは「オールブラックス」という愛称で広く知られ、文字通り黒いユニフォームに身を包んでいます。
125年の歴史上、4分の3の試合で勝利を収めていて、その勝率はサッカーのブラジル代表をも上回る、歴史上最も成功したスポーツチーム。さらに110年間においてすべての参加国から1試合以上勝利をもぎとった偉業も達成している、紛れもないラグビー界の王者👑です!
試合の前に踊られる大迫力の「ハカ」は、なんとなーく見たことがある人もいるのでは?
ニュージーランドと言えばラグビー、ラグビーと言えばオールブラックス、オールブラックスと言えばハカ、というくらいハカは有名です。
ハカのダンスはラグビーで有名になりましたが、本来はマオリ族の戦士が戦いの前に踊る儀式で別名「マオリ・ウォークライ(Maori War Cry)」とも言われ、戦闘の雄叫びを表現しています。
ちなみにウォークライがある国は、ニュージーランドだけじゃありません!
元をたどれば同じ部族が住むトンガ、サモア、フィジーにも、ハカのようなウォークライがあります。2019年の日本大会では、現在どの国も別々のプールに振り分けられていますが、決勝トーナメントで大興奮のウォークライ対決が見られるかもしれませんね❤︎
オーストラリアに生息する小型カンガルーのワラビーにちなんで「ワラビーズ」の愛称を持つオーストラリア代表。
ラグビーワールドカップの優勝回数は南アフリカ共和国と肩を並べて第2位です。ニュージーランドとはお隣同士で長年のライバル❤︎ 両国で切磋琢磨しています。
また、日本と縁が深いのもオーストラリア代表の特徴❤︎
2015年の前大会でブレイクした五郎丸選手も「スーパーラグビ−2016シーズン」において、ブリスベンのラグビークラブ「クイーンズランド・レッズ」に所属してましたし、日本で活躍中のオーストラリア出身の選手も多いんです。
「世界最強のフランカー(FW)」と称されるデビッド・ポーコック選手も、2016年シーズンから日本のチームでプレーしています(3年契約)。
南アフリカ共和国代表チームの愛称は「スプリングボクス」。国を代表する敏捷な動物のスプリングボックから名付けられました。
ラグビーワールドカップには第3回から参加していて、これまでに優勝2回、通算25勝4敗、ラグビーの世界大会において世界一の勝率を誇っています。
圧倒的なフィジカルとセットプレーを前面に押し出したラグビーが持ち味の南アフリカ共和国代表。人種隔離政策(アパルトヘイト)への制裁として、第1・2回大会への参加を拒まれていましたが、1995年には当時のネルソン・マンデラ大統領のもと母国で第3回大会のホスト国に。
絶対王者のニュージーランド代表と、決勝にて延長戦100分間の死闘の末、初開催で初優勝を成し遂げました!
先述したような強豪国もひしめくラグビーワールドカップですが、日本人としてやっぱり母国の日本代表チームの強さも気になりますよね?
日本代表は過去8回のラグビーワールドカップのいずれもアジア予選を勝ち抜き、1枠しかないアジア代表の座を獲得して出場しています。つまり、アジアではラグビー最強国というワケです!
それほど実力があるにも関わらず、世界の強豪国と戦うラグビーワールドカップの舞台では、過去7回で24試合を戦い、成績は1勝21敗2分という厳しい結果……。
それでも、前大会の日本代表チームは、大柄でパワフルな世界の強豪国に、日本らしいラグビーで果敢に挑戦。予選プールで南アフリカ共和国を含めた3カ国に勝利し、同じプールの南アフリカ共和国とスコットランドに惜しくもポイント差で敗退したものの、3勝1敗という過去最高の結果を残しています。
日々進化していく日本代表の中でも特に注目の選手をご紹介❤︎
攻めの起点となるスクラムハーフを務める若手。身長165cmと小柄ですが、強弱をつけたテンポのいいパスさばきや正確なキックが持ち味です。現在も「スーパーラグビー」のサンウルブズでキャプテンとして活躍中!
「フィジカルモンスター」の異名を持つほど、高い身体能力をもつトンガ出身選手。相手が大柄だろうと人数が多かろうと、なぎ倒して前に進むアタック能力、そしてダイナミックな走りで自らもトライできるパワフルさがあります。
日本のトライゲッターと言えばこの選手! 身体能力が非常に高く、50mを5秒9で走ります。ランニングや相手を抜くステップの独創性と、それを可能にするボディバランスの両方を兼ね備えたフィジカルエリート。
キレッキレのステップで誰も寄せ付けない! 捕まっても簡単に倒れない力強さから、バックス最後の砦として唯一無二の存在です。
このラグビーの試合シーンを見たことがある人、多いんじゃないでしょうか。その日までほとんど注目されることのなかった日本のラグビーが、一夜にしてブームに火がついた瞬間です。
ラグビーワールドカップで24年ぶりに勝利した相手が、世界第3位の強豪だったこともあり、海外でも「スポーツ史上最大の番狂わせ」などと報じられました。日本のラグビーが注目されるきっかけになった歴史に残るラグビーの試合です。
(「リポビタンDチャレンジカップ2017」開催中、日本代表ユニフォームを着て撮影❤︎)
2019年の9月から10月にかけて日本各地でラグビーワールドカップが開催されます!
日本での開催は、アジアで初のラグビーワールドカップの開催でもあります。大会期間中はアジアの国々からはもちろん、ラグビー強豪国が多いヨーロッパや、ニュージーランド、オーストラリア、アメリカなどから、たくさんの外国人観光客がラグビーワールドカップを観戦に日本を訪れる予定です。
世界の人口の約半分を占めるアジアでの開催は、アジアでのラグビー普及の大きな一歩になると期待されています!
2019年9月20日に東京都・新国立競技場にて開幕し、11月2日の横浜・日産スタジアムでの決勝戦まで約1カ月半にわたって開催されるラグビーワールドカップ。原則として招致都市で開かれるオリンピックなどとは違い、ラグビーワールドカップは全国で試合が観戦できます。
開催都市は自治体の立候補制で、その中から札幌市や埼玉県・熊谷市、大阪府・東大阪市など12会場の開催地が選ばれています。ラグビーの試合数は全部で48試合!
外部リンク
南アフリカのラグビー選手。パス・ラン・キックを瞬時に判断する攻守ともにチームの要であるスタンドオフを務める、正統派イケメン! 177cmと決して体は大きくないものの、判断とキックに優れる万能選手。
男前なポジションのフランカーで、2015年ラグビーワールドカップ時のイングランドのキャプテンを務めました。大きな成長を遂げてきた突破力のある選手です。
ラグビーリーグとラグビーユニオンの両方でプレー経験がある異色のスーパースター。トライにつながるプレーが最も求められるセンターを務め、2012年に日本のパナソニックに所属していたこともあります。
全3回では伝えきれないラグビーの魅力!
これまでのラガール記事を読んでいただいた皆さんが、少しでもラグビーや選手たちに興味を持ち、オーストラリアでも日本でもラグビーの試合を楽しめることを切に願っています♡
グラウンドと観客席の距離が限りなく近いオーストラリアと、親しみやすい選手たちと触れ合える機会が多い日本は、どちらもラグビー観戦の穴場とも言えるかもしれません!
2019年の日本ラグビーワールドカップに向けて、あなたもレッツ・ラガール(ラガーボーイ?)・デビュー♡
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