2024年日本人会ゴルフ部11月度例会を開催しました
2024年日本人会ゴルフ部11月度例会リポート 開催日:2024年11月17日(日) 開催場所:Bayview Golf Club 参加人数:11名…
2月15日(金)~3月3日(日)の期間で、LGBTIQ+の祭典「マルディ・グラ(Mardi Gras)」がシドニーで開催。
昨年は同性婚が合法化以降初、そして記念すべき40周年と、大盛況であったマルディ・グラ。今年もシドニーのいたるところでパワーあふれるイベントが楽しめる。言語的・文化的な多様性だけではなく、LGBTIQ+に対する多様性も広く受け入れる柔軟な都市シドニーの寛容性を、マルティグラに参加して感じてみよう!
特に注目を集めるパレードやLGBTIQ+社会を理解するための啓蒙活動や映画、公演など盛りだくさん! その中でも無料で参加できるイベント10個をピックアップして紹介!
※LGBTIQ+は、L:レズビアン(Lesbian)、G:ゲイ(Gay)、B:バイセクシュアル(Bisexual)、T:トランスジェンダー(Transgender)、I:インターセックス(Intersex) 、Q:クィア(Queer)またはクエスチョニング(Questioning)、+:プラスの頭文字を取った総称。
▼マルディ・グラのイベントまとめ
約2週間にわたるマルディ・グラのイベントの中でも世界中から数十万人の見物客が集まる大注目のイベントが、3月2日(土)の「シドニー・ゲイ・アンド・レズビアン・マルディ・グラ・パレード(Sydney Gay and Lesbian Mardi Gras Parade)」!
1978年、色濃く残っていた同性愛への偏見に対し、人々が抗議のデモ行進をしたことがきっかけ。現在はパレードとして開催されている。
ドラッグ・クイーンやバイク集団など、200以上もの団体が思い思いの衣装を身にまとい、約1.7kmの道を約4時間かけて歩きながらパフォーマンスを交え、愛の自由・平等と尊重を表現する。
行進は、ダーリングハースト(Darlinghurst)のオックスフォード・ストリート(Oxford Street)からフリンダーズ・ストリート(Flinders Street)までの道を進み、ムーア・パーク(Moore Park)が終点となる。毎年世界各国から多くの人々が集まるため、今年も混雑が予想される。じっくりとパレードを観たい人は午後から場所取りをするのがおすすめ。
パレードに参加する人が持つ、LGBTQIの権利・差別などについて言及したエモーショナルなメッセージにも注目!
2月17日(日)に、無料フェスティバル「フェア・デー(Fair Day)」がビクトリア・パーク(Victoria Park)で開催される。毎年8万人以上が来場し、多くのフード・トラックやLGBTQIをモチーフにしたグッズなどユニークな雑貨を取り扱うグッズショップが勢ぞろい。
今回のフェア・デーでは、芸術や文化の景観を大きく変え、新境地を開拓したLGBTQIのアーティストたちがANZメインステージに集結。オーストラリア出身のシンガーソングライター「モジョ・ジュジュ(Mojo Juju)」 や、音楽グループ「エレクトリック・フィールズ(Electric Fields)」などが登場する。
スポーツビレッジではゲームも楽しめる他、「ドギーウッド(Doggywood)」と呼ばれる、「ベスト・イン・ショー(Best In Show)」(犬のコンテストの入賞者の中から最優秀賞の犬を選ぶコンテストのこと)も開かれる。愛犬も一緒に参加してフェスティバルを楽しもう。
2月16日(土)~3月1日(金)の期間中、セイモア・センター(Seymour Centre)のロビーでは、「マルディ・グラ・フェスティバル・クラブ(Mardi Gras Festival Club)」が開かれる。
初日の夜のDJはシドニーを拠点として活動する「ステレオガモス(STEREOGAMOUS)」。バルセロナ、ロンドン、メルボルンのバーやディスコでDJをした経験があり、マルディグラ以外にサンフランシスコやメルボルンでのゲイ・プライドのイベントにも参加している実力派。
この他にも経験豊かなDJやパフォーマーが登場する。ダンスフロアで、新たな友人と出会い、フェスティバルの思い出を作ろう。
映画を通してLGBTIQ+に対する関心を深めるのも良い。マルティグラに合わせて、2月13日(水)~2月28日(木)の期間、イベント・シネマズ(EVENT Cinemas)はLGBTIQ+に関連した映画を集めた映画祭「クィア・スクリーン・26・マルディ・グラ・フィルム・フェスティバル(Queer Screen’s 26th Mardi Gras Film Festival)」を開催する。
オープニングを飾るのはカナダ映画「Giant Little Ones」。17歳の誕生日パーティーで、父がゲイであるという事実が発覚し、葛藤しながら成長していく主人公を中心に、友情や自己発見、レッテルにとらわれない愛の大きさについて問う青春ストーリー。
この他にもこの映画祭がワールドプレミアやオーストラリアプレミアとなる映画も上映される。映画を通して、LGBTIQ+社会に対して自分なりに考えてみよう。
ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館は、2月27日(水)に、今年で3回目となる「クィア・アート・アフター・アワーズ(Queer Art After Hours)」を開催。
簡易的なバーやユニークなギャラリー・ツアー、体験型ワークショップ、ライブ・ミュージックとクィアをテーマに表現したアートの歴史などを聞くことができる。
そしてこの日がロシア・サンクトペテルブルクにある国立エルミタージュ美術館からの作品を展示している『マスターズ・オブ・モダンアート・フロム・エルミタージュ(Masters of modern art from the Hermitage)』を観るラストチャンス。セザンヌやアンリ、ピカソなどの有名な近代美術の作品の数々もお見逃しなく。
シドニーの社会ドキュメンタリー写真家「メイレイ・ハント(Maylei Hunt)」の写真展覧会『Let’s eat cake(「Let eat them wedding cake(同性婚を認め、カップルたちにウエディングケーキを食べさせて)」』が2月16日(土)~3月2日(土)にトルトゥーガ・スタジオ(Tortuga Studios)で開催される。
彼女は2009年からシドニーとメルボルンでの同性婚のデモ行進に参加したすべての人々を称え、2017年12月に同性婚が合法化されるまでを記録しており、人々の奮闘を、写真を通して辿ってみよう。
また、それら100枚以上の写真とメルボルンを拠点とする人権活動家「アリ・ホッグ(Ali Hogg)」とシドニーを拠点にする「レイチェル・エバンズ(Rachel Evans)」によるエッセイとともにフルカラー160ページのフォトブックも発売される。
マルディ・グラの初日である2月15日(金)に開かれるのは、シドニー市長クローバー・ムーア(Clover Moore)によってタウンホールにLGBTQIの権利を象徴するレインボー・フラッグ(Rainbow flag)を掲げる「レインボー・フラッグ・レイジング・セレモニー(Rainbow Flag Raising Ceremony)」。
LGBTQI+を象徴するレインボー・フラッグは、芸術家の故「ギルバート・ベイカー(Gilbert Baker)」がデザインし、1978年のサンフランシスコで開催されたパレードで初めて使用された。
それぞれの色に意味が込められており、赤は生命、オレンジは癒し、黄色は太陽、緑は自然、青は共調、紫は精神を象徴する。
セレモニー以降のフェスティバル期間中、レインボー・フラッグはシドニー・タウンホール(Sydney Town Hall)に掲げられ続ける。1年に一度、貴重な瞬間を見届けよう。
2月23日(土)、ダーリングハースト(Darlinghurst)のオックスフォード・ストリート(Oxford Street)で開かれる「オクストラバガンザ(Oxtravaganza)」では、ローカル・クラブ、バーやホテルなどのいたるところでさまざまなショーやパフォーマンスを観ることができる。
シドニーのオックスフォード・ストリートは昔からクィアたちやアーティストたちのたまり場となっており、型にはまらない個性豊かな人たちが多く集まるエリア。
そんな人々の刺激的なライブ・ミュージックやバーレスク・ダンス(セクシーで妖艶な雰囲気をかもしながら、主に胸や腰など女性のカラダのラインを強調するようなダンス)などを食事や飲み物と一緒に街中で楽しんでみよう。
また、ニューサウスウェールズ州の若い世代のLGBTQI+を支援する団体「Twenty10」への寄付も募っている。ストリートを楽しめたら、若いLGBTQI+たちの明るい未来のために少し、協力してみよう。
3月3日(日)には、マリックビル・ボウリング・クラブ(Marrickville Bowling Club)で昼間から「サンディ・ボトム・ディスコ・オン・ザ・グリーン(Sandy Bottoms Disco On The Green)」を楽しもう。
「サンディ・ボトム(Sandy Bottom)」によって立ち上げられたこの無料イベントは、LGBTIコミュニティと、それを取り巻く友人たちのためのファンドレイジングとして2012年に始まった。
ドラッグ・クイーンが登場しDJが音楽をかけるディスコの他にも、ボウリングの大会や、ボウリングの前身と言われるローンボウル、おいしいフードも用意されている。どの年齢でも楽しめること間違いなし。
2月16日(土)~3月1日(金)の期間中、セイモア・センター(Seymour Centre)にあるセイモア・コートヤード(Seymour Courtyard)は、屋外のバー、フード・トラック、大きな木と装飾された電球で彩られる。
マルディグラの中心地でショーを観る前に友達と会って飲んだり食べたりするのに完璧なスポット。2月16日(土)~3月1日(金)の期間には、LGBTQIのミュージシャンたちによる野外コンサートも登場。詳細は後日発表とのことなので、気になった人は公式ウェブサイトをこまめにチェックしよう。
今回紹介した無料イベント10個以外にもさまざまなイベントが開催される。この機会にLGBTIQ+について理解を深めてみよう!
また、マルディグラのイベント以外にも、オーストラリアにはさまざまなイベントが盛りだくさん♪ 2019年の主要なイベントをチェックして、予定を立てよう!
2019年のオーストラリアのイベントをさらに詳しく知りたい方はこちら ↓
≫【2019年版】オーストラリアのイベントまとめ
2019年のスポーツイベントをさらに詳しく知りたい方はこちら ↓
≫【2019年度版】オーストラリアのスポーツイベントまとめ
オーストラリア生活を満喫するなら、オーストラリアの祝日や連休もおさえておきたいところ。
2019年の祝日や連休を知りたい方はこちら ↓
≫【2019年版】オーストラリアの祝日・連休&満喫する過ごし方
文:坂本 奈々子
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