2024年日本人会ゴルフ部11月度例会を開催しました
2024年日本人会ゴルフ部11月度例会リポート 開催日:2024年11月17日(日) 開催場所:Bayview Golf Club 参加人数:11名…
シドニーFC・アカデミーのゴールキーパーコーチを務める伊藤瑞希氏のスポーツ対談企画!
プロ・アマチュア問わず、オーストラリアを拠点にスポーツ業界で活躍している日本人を毎回ゲストに迎え、ホストの伊藤瑞希氏がオーストラリアのスポーツ事情から生活にまつわることまで、さまざまな内容を聞いていき、ゲストやスポーツの魅力をお届けします。
そして、これをきっかけに「1人でも多くの人にスポーツの楽しさを知ってもらう」「スポーツ観戦をあまりしない人にも興味を持ってもらう」ことを目指しています。
第4回のゲストは、ジョッキーをしながら自身の会計事務所「Ezy Tax Solutions(イージー・タックス・ソリューションズ)」の代表も務める賀谷祥平さん。高校のときから競馬場に通い始め、馬好きが高じて、日本の大学在学中にジョッキーを目指すため渡豪。その後、ジョッキーの活動と同時並行で会計士としてのキャリアも積むことに。
他の人にはない異色の経歴を持つ賀谷さんだからこそ話せる、ジョッキーの下積み時代や、自身の2つのキャリア、今後の展望など、いろいろなことについて熱く語っていただきました!
事前に用意した9つの質問カードの中からゲストに5枚選んでもらい、その質問にそって対談を進めていきます。
各トピックに与えられる時間は最大10分間! 気になる質問は…….。この9つ!
広島県出身。競馬騎手、Ezy Tax Solutions 代表。2001年、上智大学在学中に、騎手を志しオーストラリアNSW州アーミデールの競馬学校に入学。2003年にコフスハーバー競馬場にて騎手デビューし、ここまで2557戦226勝。騎手と並行しながら、ケアンズで公認会計士の事務所も経営するなど、マルチな才能を発揮している。
▼関連記事 「体を使うジョッキーに、頭を使う会計士」賀谷祥平さんが両極端な専門職を両立するに至った経緯とは(競馬騎手/公認会計士)
埼玉県出身。日本大学時代にスポーツ科学を学び、保健体育の教員免許を取得。筑波大学大学院では、サッカー選手の状況判断に関する研究をし、その一方で休学してシンガポールでコーチ経験も積む。
2016年12月より、シドニーFCアカデミー(13-18歳対象)でゴールキーパーコーチとして活躍中。
▼関連記事 シドニーFCアカデミーのゴールキーパーコーチ/伊藤瑞希さん(29歳)
伊藤さん
どこからどこまでを下積みというのかわからないですが、オーストラリアに来てから今までで、上手くいったこと、もしくは苦労した経験があれば教えてください。
賀谷さん
もちろん正式なジョッキーになってからの方が苦労したことは多いですが、見習いジョッキーになるまでは、競馬学校で厳しいトレー
オーストラリアには星の数ほど競馬場はあるんですが、最初は地方の競馬場からレースをスタートします。最初から田舎じゃない人もいますが、僕はシドニーから9時間くらいかかるところでしていましたね。日本食なんてもちろん手に入らないですし、僕が見習いだった2001年頃は、インターネットもまともに使えないし、Facebookもなかったし……。
伊藤さん
いやぁ、もちろんないですよね。
賀谷さん
そして、僕は日本人のいないところに飛ばされたんです。初めてシドニーに来て、そこから1時間くらいプロペラ機に乗せられて(笑)。降りたらプレハブみたいな小さな空港があって、本当に暮らせるのかと心配になるほど、とんでもない田舎でした。
結果的に、その地元の厩舎でトレーニングを受けて見習い騎手になりました。オーストラリア人ならまだいいかもしれないですが、日本人で初めてオーストラリアに来て、そんな環境でトレーニングせざるを得なかったのでメンタルは鍛えられましたね。
伊藤さん
その環境は、確かにきつそうですね!
賀谷さん
精神的にも、体力的にもきつかったです。競馬がそういう業界だからというのもあるんですけど、見習いの頃は休みなくずっと働くのが普通でした。そういう環境でスタートして、5年くらい過ごしましたね。
伊藤さん
え、5年もですか!?
賀谷さん
当時は日本の冊子とかYouTubeなどの娯楽もなかったので、無料で手に入る日本語情報誌をわざわざ郵送費をかけて送ってもらい、それを読むのが唯一の楽しみでした。
見習いは、固定給とレースの賞金が給料としてもらえるのですが、当時はお金がなかったので、シドニーに頻繁に行くこともできませんでした。日本の家に帰るのも1年に1回、1〜2週間帰ることができればいい方でしたね。
レースに出場するときも、オーストラリアでは長距離移動をする必要がありました。売れっ子ジョッキーなら飛行機で移動する場合もありますが、それ以前に飛行機があまりなかったので、車で長時間かけて運転し、日帰りでレースに出ることも多かったです。僕らにとっては移動が日常茶飯事でした。
伊藤さん
オーストラリア全土を行ったり来たりされていたんですか?
賀谷さん
いや、僕は活動していた地域内だけですね。ビックなジョッキーだけでなく、地方で活動しているジョッキーも飛行機や車などで何時間かかかるところに軽く行きます。
僕の場合は、最近では車で1〜2時間かかる隣町のレースに出場するくらいです。
今でこそアジア人もオーストラリアの田舎に行くようになりましたが、昔は本当の田舎町に行くと、そもそも日本を知らない人や、外国人に会ったことがない人がいる小さい町がたくさんありました。
差別らしい差別はなかったですけど、仕事上は大変でしたね。英語がうまく話せないと騎乗の依頼がもらえないですし。日本語でもそうですけど、競馬は仕事をいただくスポーツなので、営業と一緒でトークがうまい人が有利なんです。
伊藤さん
賀谷さんが思う「武器になる日本人らしさ」を教えてください。
賀谷さん
やっぱり、ちゃんと仕事をすることが武器になるでしょうね。言われたことはやる、ビジネスをやっていたら期限は必ず守るとか。
日本人の真面目に仕事をする部分は武器になるけど、僕らはオーストラリアで活動をしている分、戦う相手が日本人だけじゃないので、「らしさ」を武器にすると負ける方が多いというのを経験上感じています。
伊藤さん
賀谷さん自身が、これは武器になるぞと思って持ってきた「強み」の中で、逆にあだになった経験はありますか?
賀谷さん
日本人の謙遜しすぎる性質は、トークに出ると良くないですよね。イメージが悪くなります。
たとえば、馬に乗る時は下手だったなって思っても「ごめんなさい」って言っちゃだめなんですよ。オーストラリアでは自分の非を認めたらいけない。開き直るくらいの勢いが必要なんですけど、どうしてもそれが日本人はうまくできないんですよね。
伊藤さん
僕もちょうどそれを考えていました。ある時、笑いをとるつもりで自虐ネタを言ったことがあって。でも、その後オーストラリア人からのフィードバックで「あれは言っちゃだめだよ。ネガティブなことは相手にうつるから」って言われた経験があります。
ネガティブすぎるのは良くないっていうのはわかるんですけど、自分のキャラクターを変えてまで、「自信があります」って言うのもなんか自分らしくないなと。得るものと同時に失うものもある気がするんですよね。
賀谷さん
そうですね。全部を変える必要はないと思います。僕らは日本人なので、彼らに合わせられればいいくらいで、本質から変える必要はないです。特に、競馬はすぐ仕事を降ろされたりもするので、本当は失敗しても上手いこと言い訳してリカバーしないといけない。僕はそれがうまくできないので、結構抱え込んでしまいますね。
あの武豊さんも言っていたんですけど、競馬って10回のうち1回勝ったら結構良い成績なんですよ。本来であれば負ける方が多いので、いちいち気にしなくていいんですよ。
伊藤さん
頭の中ではわかってるんですけど、なかなかそれが難しいんですよね(笑)。
賀谷さん
子どものときからの性格などが影響するので、難しいところだとは思います。やっぱり日本はなんだかんだスポーツの世界で弱いじゃないですか。もっと強くなってもいいのにと思うんですけど、それでも強くならないのは、日本の「こうじゃないといけない」という思考が影響しているのではないかな。
伊藤さん
サッカーもラグビーもそうですけど、腹くくってやらないといけない。決められたことをやるのは大切だけど、判断力が求められたり予想していないことが起こったりすることって結構あるので、そういうときに日本人は身体が動かないとか、一歩引いちゃうことが多いですよね。
賀谷さん
そう、そうなんですよ! やっぱり答えを求められる社会なので、イレギュラーなことが起きたら判断できない人が多いんですよね。いい大学をでたら、いいところに就職できますが、社会に出ると答えのないことの方が多い。だからいい大学を出ても、社会人になって仕事ができない人って多いじゃないですか。
答えのない世界のほうが世の中多いです。スポーツなんて、全部答えなんかないですしね。競馬では、こうやったら絶対勝てるなんて方法なんてないんです。特に、トップクラスの世界は一瞬で判断をしないといけない。
スポーツに限らず、日本人は自由度が高いことをするのが苦手ですよね。自由が羨ましいという人は多いですが、選択肢が多いのはそれはそれで大変なんじゃないですかね。
伊藤さん
ここからは思う存分語っていただきたいです! 僕の場合は、身近に馬がいなかったのですが、馬に乗る感覚ってどんな感じなんですか?
賀谷さん
特に最初は、心地いいもんじゃないですね(笑)。歩くときはいいんですけど、走るときは馬のリズムに合わないと、お尻が痛くて苦痛でしかないです。競馬はお尻を上げて乗りますが、乗馬はお尻上げないので痛いです。
伊藤さん
確かに競馬ってものすごい辛そうな体勢で乗ってますよね!
賀谷さん
実際はそんなに苦しくないですよ。むしろお尻をつけた状態の方が腰とか痛くなって大変です。
最初は大変だし、決して乗り心地のいい生き物ではないんですけど、乗れる動物が馬くらいしかいないんですよね。馬は背中に負荷を抱えながらもそれなりに速く走れるんです。全速力を出せば、時速60〜70㎞で走れますからね。
伊藤さん
そんなに速いんですね! 乗る以外で、他に馬の魅力はありますか?
賀谷さん
馬のキャラクターですかね。馬は人間と本当に似ていて、
乗る人とか調教師によっては速く走れる馬もいますが、もともと備わっている能力は変えられないので、より速く走るためには優秀な種馬を見つけ出すことが重要なんです。
伊藤さん
種馬になる優秀な馬というのは、遺伝の影響が大きいんですか?
賀谷さん
競馬は血統がとても重要。だから、日本でもいいお母さんといいお父さんを組み合わせて値段が決まるわけです。いい両親から生まれたからといって必ず速く走れるってことはないですが、確率は上がりますよね。
あと、レースで勝つために重要なのが人間と馬の相性。馬は環境や乗る人によって変わります。僕が乗ったら全然だめだけど、別のジョッキーが乗ったら勝つとかはざらにあります。
でも、どのジョッキーが乗っても、レースに出されて成績が悪かったら殺されちゃう。競馬をするために生まれてきている馬たちなので。かわいそうな世界ですよね。かわいくて従順でもすぐにいなくなっちゃう馬もいます。
伊藤さん
ある意味それがプロの世界ですもんね。今聞いたのを踏まえると、僕らが競馬を「華やか」と思うのは華やかな面しか知らなかったからですね。
賀谷さん
「一流」の人は、一つのことに対して真剣に取り組んでいる人と考えると、僕はジョッキーと会計士をやっているので、そういう意味では「二流」だと思います。何をもって「一流」「凡人」というかって結局は自分がどう思うかで、すべて変わると思います。
イチロー選手や本田選手、武選手など、「一流」と言われている人たちって、一つのことを追求して、それでいて楽しんでますよね。みんながみんな仕事を楽しんでできるわけではないので、一つのことを楽しみながら一生懸命取り組んでいる人が一流だと思います。
伊藤さん
一流の定義はまさにその通りだと思います。
賀谷さん
僕が自分のことを二流かもしれないと言ったのは、ジョッキーという道と会計士という道があるからです。僕はたまたまジョッキーができて、他のこともできる縁があったから、その組み合わせによって僕は二流だということ。
他の人と対等に渡り合っていくには、騎士だけでも会計士だけでもだめだと思った。そう思ったから組み合わせで勝負するしかなくて、その組み合わせているという物珍しさのおかげもあって成功できたんだと思います。
伊藤さん
そう気づいたきっかけとか経緯はあるんですか?
賀谷さん
たまたまです。もとはと言えば、僕はジョッキーになりたかったんですが、ビジネスもしたかったので、最初は何年かジョッキーをやって後からサラリーマンをしようと思っていました。でもなかなかやめられず今まできて、その過程で時間もあったので会計士の資格をとってここまできました。
ジョッキーも会計士もそれだけをやっている人は本当にすごいんですが、それは僕には無理なので、2つできるならやってみよう、というか元からどちらも興味はあったので、結果的にはいいようになりました。
伊藤さん
楽しむこと以外に、他に何か一流の定義は何かありますか?
賀谷さん
日本人はみんな、自分は凡人だと思うのが普通ですよね。日本人って自分を過小評価するとこがあるので、何をしている人でも、「自分は一流だ!」と勘違いしているくらいがいい。プロ意識を持っていればどんな職業でも一流だし、逆にやる気もなくダラダラとしていたら一流とは言えないですよね。一流とか二流とかランクをつけること自体おかしなことだと思いますけどね。
伊藤さん
確かに、この世の中数字で表せないことの方が多いですよね。一流と凡人の違いって難しいけど、やっぱり一流に近づいている、もしくはなっている人は、挑戦し続けるし、改善し続けるのかなと思います。
賀谷さん
僕はキャリアについて考えるのが好きで、それこそスポーツ選手とか大学生のキャリアでも興味があります。僕が最近思うのは、始めることよりも辞めることの方が勇気いるということ。
今まで続けてきた何かを辞めることって、何かを始めることより勇気がいると思うんですよ。日本人って強制感のある社会の中で失ったものが多いと思うんですけど、最終的には自分自身で決断してほしいと思いますね。
いい大学を出るとか、大企業に勤めたらかっこいいとかじゃなくて、自分がどうやったら輝けるかを考えて、それをどれくらい続けていつ辞めるのかを決めたらいいんじゃないかなと。自分の場合、いい会社に就職すれば、それはそれでよかったんでしょうけど、僕のような人生もあるんだよってことを伝えたいです。
でも、僕も最近モチベーションが上がらないんですよね。それでもジョッキーを辞められないんですけど……。
伊藤さん
モチベーションが上がらない理由は何でしょうか?
賀谷さん
もうちょっと続けようの積み重ねで、ジョッキー歴が18年も経っちゃったことですかね。あとは、年齢や体力も関係してますね。昔は楽だったものが辛くなるとか。
もちろん今辞めようかなと思うこともあるのですが、250勝してルールをクリアしたらまた日本でもレースに出られるので、日本で最後に馬に乗りたいなと思っています。
伊藤さん
オーストラリアに来る前に持っていたキャリアプランと、オーストラリアに来てから今までのキャリアプラン、今から先のキャリアプランの3つに分けるとしたら、どんなキャリアプランを描いてきましたか?
まずは、オーストラリアに来る前はどうでしたか?
賀谷さん
僕はオーストラリアに来る前は普通の大学生で、東京での就職をやめたことが悔しいと思った時期もありました。
オーストラリアに来て、ジョッキーになれるかもわからなかったし。最初の3〜5年だけジョッキーを経験したら、その後は東京で働きたいなと思っていました。当初の予定ではそうだったんですけど、今もまだオーストラリアにいますね(笑)。
伊藤さん
オーストラリアに来る前はジョッキーを何年かしたら帰国しようと思っていたのに、その考えが変わったのはどうしてですか?
賀谷さん
「まだ辞められない、もうちょっと頑張ろう」の積み重ねで18年経って、それに付随してたまたま現れたのが会計で、それも面白くて自分でビジネスをしたら上手くいった。
会計の仕事は日本でもできるのにオーストラリアにいるのは、馬のためなんです。何歳までに辞めるって考えるのも無駄なので、その時どう思うかで決めたいなと思っています。スポーツの世界でも40歳になったら辞めないといけないなんてルールはないので、年齢のために辞める必要はないし、もうちょっとやろうかなと思える間は今のキャリアを続けようと思っています。
伊藤さん
これからのキャリアプランについて、理想的でも現実的なものでもいいので、賀谷さんのこれからのプランを教えてください。
賀谷さん
会計士の仕事は使命感を持って始めたし、ジョッキーは憧れがあって始めたから、もうこれ以上はないかなというくらい満足しているんですけど、これからは日本に還元していきたいですね。
実は、地元の広島に家業もあるんです。将来は誰かが面倒を見ないといけないので、そこに行って継ぐことになるのかなと。
僕がここまでこれたのは会社があって、地元があったからなので、僕がやりたくないと言ってやめられるようなものではないと思います。だから地元に戻ってそこでまた何かやりたいなと思います。
伊藤さん
あまり事情を知らないうえで言うのも失礼だとは思うのですが、地元でまた新しい道を見せてほしいです!
賀谷さん
実は、今準備を進めています。世界は近いので、できる限り自分の中で制約をなくしてその時にやりたいことをやっていきたいなと思いますね。
伊藤さん
「自分の中で制約をなくす」というのがとても賀谷さんらしい言葉ですね。
賀谷さん
それがあったから、今こうなったというのはありますね(笑)。その時にいいと思ったことを続けていたら結果的にこうなったので、この先も今まで通りその時に感じたものを大切にしてやっていこうと思います。
今回賀谷さんと対談したホストの伊藤瑞希さんからのコメントと、取材に同席した編集スタッフが選ぶ名言を紹介!
賀谷さんは独特の世界観の持ち主。話を進めていくうちに、今までに積み上げて来た自信と、一見臆病にも見える慎重さの両面が混在しているように見えました。
オーストラリアにジョッキーとしての可能性があると聞きつけて渡豪したものの、地方での長い下積みを、日本人を見たこともないオーストラリア人に囲まれて過ごし、そこから226勝という勝ち星を重ねるまでのジョッキーになった道のりは決して平坦ではなかったはず。
そんな賀谷さんの言葉で気になったのは、「辞める勇気」。始める勇気よりも「辞める勇気」の方が、エネルギーが必要だとおっしゃっていました。ジョッキーは、体力の消耗も激しい職業だからこそ、賀谷さんがこの後どのようにキャリアを描くか目が離せません。
「片方をとったら片方を失うというのはもったいない。できる限り両方をキープする努力をして、それでもだめだったら選ぶしかないが、できる限りそれに近づけていきたい」
ジョッキーと会計士という異なる仕事をどちらも全力でされている賀谷さん。どちらかをメインにするというのは難しい中で、普段どんなことを心がけているかを話してくださったときに出た名言です。
どんなに忙しくても妥協せずベストを尽くす、賀谷さんらしい姿勢を強く感じました。
異色の経歴を歩んできた賀谷さんだからこそ言える「人生のヒント」がたくさん詰まった対談となりました! 賀谷さんと伊藤さんの熱い会話に元気をもらった方も多いはず!
次回もオーストラリアを拠点にスポーツ業界で活躍している方をゲストに迎え、楽しく対談の様子をお伝えします!お楽しみに!
取材・文:久持 涼子
写真:西村 望美
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